広報担当者必見!ブランディング戦略の立て方と事例

更新日:2021年10月14日 発注カテゴリ: マーケティング・営業戦略
広報担当者必見!ブランディング戦略の立て方と事例

ブランディング戦略は、テレビや新聞などに莫大な広告費を投じることのできる大企業だけのものではありません。いまやSNSの普及により、どんな企業でも幅広い層に自社をPRできる環境が整ったと言えるでしょう。 ただ、そもそもブランディング戦略とは何かをはっきり理解していないと、その効果も期待できません。では、ブランディング戦略とは何なのか、そのメリットや戦略の立て方を確認しておきましょう。

ブランディング戦略とは

ブランディング戦略とは、自社のブランドに対するイメージをどのようにするかを決め、それを確立するために戦略を練ることを指します。

ブランドが新しく誕生したばかりの時は、そのブランドに対するイメージは確立していません。その名前やロゴ、商品の世界観、さらに、CMに起用するタレントなどさまざまな要素によってブランドイメージが形成されていきます。そのイメージを意図的に形成しようと企業が考える戦略が、いわゆる「ブランディング戦略」です。

ブランディング戦略のメリット

なぜブランディング戦略を行うかというと、それには大きなメリットがあるからです。企業は技術力だけで大きな差別化が難しくなっています。ブランドイメージも消費者の意識決定に大きな影響を与えていると言えるでしょう。

ブランドイメージによる他社との差別化

技術面では大きな差別化ができなくても、ブランドイメージによって他社との違いを大きく打ち出すことは可能です。同じ種類の商品で、その価格やスペックも同程度であれば、良いイメージを抱いているブランドの方の商品を選ぶのは人の心理として当然でしょう。

消費者のロイヤリティを醸成

ロイヤリティとは忠誠心のことであり、この場合、消費者が企業に感じる結びつきの強さと言ってもよいでしょう。つまり、ロイヤリティが高いほど、ライバル社の新製品が登場しても、また、多少値上がりしたとしても、変わらずその企業のものを買い続けようと思ってもらえます。

ロイヤリティとはこれまでのその企業に対する信頼や安心感から醸成されてくるものですから、それらの要素に大きな影響を与えるブランドイメージをいかに作るかが非常に重要なのです。

消費者の認知度の向上

ブランディング戦略に成功した企業は、多くの人にその名や製品を認知してもらっています。何かを買おうと思った時に、知っている企業と知らない企業の商品があれば、前者を選びたくなるのは当然ではないでしょうか。そのため、ブランディング戦略によって自社のポジティブなイメージを多くの人に植え付け、迷った時に自社の製品を選んでもらえるように多くの企業が努力しています。

つまり、ブランディング戦略には、成功した時に多くの人に知ってもらえるというメリットがあるのです。

ブランディング戦略の進め方/流れ/方法

ブランディング戦略のメリットを理解したうえで、どのように戦略を立て、進めていけばよいのかを押さえておきましょう。

現状の分析

まず、自社の現状を分析します。現在の自社のブランドがどの程度消費者に認知されているのか、どんなイメージを抱かれているのか、競合他社と何が違うのかなどを分析して明確にすることが大切です。

また、過去の施策を振り返り、それがどのように現在のイメージにつながっているのかも分析します。

コンセプトの設計

現状を分析できたら、次は新たに打ち立てるブランドイメージのコンセプトを設計します。消費者にどうイメージされたいのかを考え、ブランドの品質やアイデンティティーを明確にしていきましょう。

なお、それが現状と大きな開きがあるほど、達成するための道のりは困難になります。チープなイメージが強いブランドをラグジュアリーブランドへと変革するのが難しいように、ギャップの大きさが難易度を決めることは理解しておきましょう。

コンセプトの具体化

ブランドコンセプトが明確に設計できたら、今度はそれをどのように具体化していくかを考えます。ブランドの名前、デザインやロゴといった基本的な部分から、ブランドイメージを守るためのレギュレーションの設定などまで、詳しく決めていきます。

ブランディング戦略の成功事例

ブランディング戦略に成功した企業といえば、iPhoneで有名なAppleが挙げられます。iPhoneという製品の独自性だけでなく、アップルストアで実際に体験できる場を提供したり、次代の見込み客のために先行投資を行ったりなど、さまざまな要素が絡み合ってこの企業独自のブランドイメージが確立されています。

また、無印良品もブランディング戦略に成功した企業の代表です。自然、シンプル、無名というブランドコンセプトを軸に、そこからぶれないラインナップで30年以上業界を牽引しています。今では国内だけでなく海外諸国にも多くのファンを獲得していますが、それも独自のイメージを築くことのできたブランディング戦略のおかげです。

ブランディング戦略を成功させるために

実際にブランディング戦略に成功した企業のように、自社でも成功させるにはどうすればよいのでしょうか。

自社の強みを把握する

ブランドイメージを決める前に、自社の強みをしっかり把握することが大切です。他社と比べて自社の何が消費者を惹きつけるのか、それをしっかり分析・把握してから打ち立てるべきブランドイメージを考えます。

とはいっても、それほどはっきりと自社の強みがわかっている企業ばかりではないでしょう。自社で思っていることと、実際の消費者が抱くイメージにはギャップがあることも少なくありません。

そういう場合、今ならSNSを通じて簡単に生の声を集めることができます。自社では認識していなかった意外な強みが見つかることもあるでしょう。こうやって自社の強みが把握できたら、その強みで訴求したいターゲットを決めます。

自社のポジショニングを決定する

ターゲットが定まったら、具体的にどんなイメージを自社のブランドに抱いてもらいたいかをもとに、ブランドのコンセプトを固めていきます。

この時、競合他社には提供できないような自社ならではの強みを生かしたコンセプトにすることが大切です。このポジショニングこそが市場で価値を創出できる鍵になります。

ターゲットへの訴求方法を考える

次に、どのような手段でターゲットに訴求するかを考えます。

今は多くのメディアがあるので、ターゲットに適した媒体を選べるかどうかが大切です。若い世代をターゲットに据えているのなら、新聞広告でアピールしても大きな効果は望めないでしょう。若い人に向けた商品なら、その世代が多く利用するSNSを通じてアピールするのが得策です。

また、訴求方法が決まったら、いつどのように行うかなど具体的な部分まで考えます。

まとめ

ブランディング戦略の効果が表れるには時間が必要です。今から取り組んですぐに成果が出るというものではありません。現在のブランドイメージや自社ならではの強みをしっかり分析し、ターゲットとなる消費者に適切にアプローチすることで、徐々に効果が表れてくるものでしょう。

ブランディング戦略には時間はかかりますが、実際に成功している企業もあるわけです。そういう事例を参考にしつつチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

監修者の一言

ブランディングは大企業や高級品ブランドが採用するもので、中小企業に関係ないと考えている経営者の方が多いと思います。ブランディングという言葉はマーケティング用語として浸透していますが、「市場での自社のポジション」と言い換えたらどうでしょう。

買ってもらうには自社を選んでもらう必要があります。選んでもらうには自社の特徴を評価してもらう必要があります。企業哲学、商品イメージが消費者の意識決定に影響を与えます。最近は地方のニッチな商品が、独自性を打ち出して少量生産でリピーターを獲得しています。SNSによる口コミは最大の宣伝ですが、もう少し積極的に自分から出ていってよいでしょう。

消費者にどこを見て欲しいのか。見て欲しい部分が思い浮かばない場合は、商品・サービス自体を見直す必要があります。ブランディングとは事業への根本的な問いであると思います。

オーガニック・グロース合同会社
代表 増岡景子
監修者

アメリカ企業でのマーケティング経験から、デジタル・マーケティングの将来性を感じて同市場へ参入。動画制作より始め、オンライン配信、HPとSNSの連携、TVerのCMなどをカバー。デジタル・マーケティング・ファシリテーターの立場で、クライアントにあったソリューションを提供。CG、VR、データと動画の融合など、最新技術を取り込めるパートナーとコラボレーションの実績もある。

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