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スポットコンサルをご存知ですか?費用相場・メリット・デメリットを解説!

公開日:2018年05月11日 最終更新日:2022年06月21日
スポットコンサルをご存知ですか?費用相場・メリット・デメリットを解説!
この記事で解決できるお悩み
  • スポットコンサルとは?どんなことを依頼できる?
  • スポットコンサルの費用はどのくらい?
  • スポットコンサルを利用するメリット・デメリットは?

近年になって耳にすることの多くなったスポットコンサルとは、文字通りスポットで利用できるコンサルティングサービスのこと。どんなものなのか?なにが依頼できるのか?気になっている企業・店舗の方は多いのではないでしょうか?なぜなら、中小規模の企業・店舗は、費用面を含めたコンサルタントの活用自体にハードルの高さを感じているはずだからです。

そこで本記事では、費用相場や利用実態、どんなことを依頼できるのかを含め、知っておきたいスポットコンサルの基本を徹底解説!企業・店舗の方がスポットコンサルを活用する具体的なメリット、デメリットも紹介していきます。

コンサルタント・コンサルティングとは?

コンサルタントとは、ある特定の分野に秀でた知識・ノウハウ・スキルを持ち、クライアントの求めに応じてコンサルティング(相談業務)サービスを提供するスペシャリストです。

経営コンサルタントなら「企業経営」の、店舗コンサルタントなら「店舗開業・運営」のスペシャリストとして、さまざまな課題を解決するためのアドバイスを与えてくれる存在だといえるでしょう。

特定分野でのコンサルティング業務のため、専門領域の細分化された多種多様なコンサルタントが存在します。たとえば、起業サポートに特化した開業コンサルタント、拡販・集客に特化したマーケティングコンサルタント、飲食店に特化した飲食店コンサルタントなどなど。経営アドバイス、助成金サポートなどを提供する税理士・社労士も少なくありません。

長期プロジェクトが多く費用が高額?

企業や店舗がコンサルティングサービスを利用するパターンとしては以下の2つの場合などが考えられます。

  • 新規事業の開発時など自社にない知見・リソースを外部に求める
  • 自社だけでは難しい課題の解決をサポートしてもらう

つまり、コンサルタントを起用したいプロジェクトは比較的長期の場合が多く、それだけコンサルフィー=トータルでの費用が高額になる傾向があるのです。

また、コンサルタントを利用しても成功が保障されるわけではありません。潤沢な予算をプロジェクトにつぎ込めない中小規模の企業・店舗が、コンサルタント活用に高いハードルを感じてしまう理由はここにあります。

スポットコンサルとは?

それでは、スポットコンサルとはなんでしょう?「特定の地点」の意味を持つスポット(Spot)には、そこから派生した「特定の期間・地域」「1回限り」という意味があります。つまり、特定の期間のみ、あるいは1回限り、月に1回などで利用できるコンサルティングサービスが「スポットコンサル」です。

スポットでコンサルティングサービスを依頼できるため当然コンサルフィー=費用を抑えることが可能で、なかには1時間単位で相談を受け付けているスポットコンサルサービスもあります。スポットコンサルとは、文字通りスポットで気軽にコンサルティングを利用できるサービスなのです。

どんな業界・業種がスポットコンサルを活用している?

気軽に利用できるスポットコンサルは、さまざまな業界・業種の企業・店舗からの注目を集めつつあります。それは、スポットコンサルを利用する企業・店舗の業種が幅広いことからも明白。たとえば、Business Insiderの取材によれば、意外とも思える業界・業種の企業がスポットコンサルを利用していることがわかります。

順位 業界・業種・分野
1位 自動車・自動運転・モビリティ
2位 医療・ヘルスケア
3位 マーケティング
4位 営業
5位 新規事業・イノベーション
6位 教育・保育
7位 小売業

参考元:Business Insider

中小企業・店舗だけでなく、大手企業のスポットコンサル活用が増えているのも近年の傾向。日立・リコー・帝人などが積極的に活用しているようです。

スポットコンサルの活用シーンとは?

それでは、どのようなビジネスシーンでスポットコンサルが活用されているのか?企業・店舗のニーズに応じて実にさまざまな活用法が考えられますが、代表的だと思われるスポットコンサルの活用シーンを、できる限り具体的に6つ紹介してみましょう。

  • 業務改善のアドバイス
  • 新規事業のアイデア
  • 市場・業界の動向を知る
  • 業務ノウハウを得る
  • 研修・ワークショップ
  • 短期プロジェクトのPMOを任せる

業務改善のアドバイス

競合他社に対する競争力・生産性を高めていくためには、既存業務の見直しと改善が必須。しかし、どんなところから手をつけていいか分からない、具体的な業務改善のヒントが欲しい、などの悩みがある場合はスポットコンサルの活用が有効。各業界・業種の豊富な経験を持つコンサルタントから有益なアドバイスが得られるでしょう。

たとえば:業務改善のアドバイス

業務改善に向けてITツールを導入したい、でもそれが有効かどうかわからないといったときでも、ITツールの導入・活用に詳しいITコンサルタントの意見を参考にできます。複数ツールの選定に迷ったときなど、客観的な視点からアドバイスが得られます。

新規事業のアイデア

既存事業と異なり、これまで経験のない分野で新規事業を立ち上げるのは容易ではありません。なにから手をつけたらいいのか?時間ばかりが過ぎてしまうことも多いかもしれません。そんなときも、スポットコンサルの活用が有益です。

たとえば:新規事業のアイデア

ビジネスモデルの考え方、事業コンセプトの作り方、適切な開発チームの作り方、新規事業のアイデア出し、キャッシュフローの作り方など

上記のような事業立ち上げのステップごとに、効率的に業務を遂行するための有効なアドバイスが得られると期待できます。一人で悩んでいるだけでは得られない、新規事業を軌道に乗せるためのヒントが得られます。

市場・業界の動向を知る

新商品・サービス開発を含む新規事業では、充分な利益の期待できる市場があるのか?自社商品・サービスが受け入れられる可能性があるのか?など、市場調査・マーケットリサーチが欠かせません。こうした場合もスポットコンサルを活用すれば、業界ごとの市場概要・情報を素早く入手できます。

たとえば:市場・業界の動向を知る

現在の動向、将来的な展望を含む市況を正確な数字で把握できるのはもちろん、より詳細な市場調査をコンサルタントに依頼することも可能。ターゲットを想定したユーザーインタビューを代行してくれるスポットコンサルサービスもあります。

業務ノウハウを得る

Web広告を活用したマーケティングを展開したい、優秀な人材を確保するため採用を強化したい、海外進出の方法を知りたいなど、新しいことにチャレンジする際のノウハウを得るためにもスポットコンサルを利用できます。業務経験の豊富な各業界のスペシャリストが、体験をもとにしたノウハウを伝授してくれます。

たとえば:業務ノウハウを得る

会社設立や飲食店開業など初めての経験をする場合、手順や失敗しないコツを含むノウハウを、開業コンサルタント、店舗コンサルタントから得ることも可能です。助成金や補助金申請をスポットでサポートしてくれる士業も少なくありません。

研修・ワークショップ

ノウハウやアドバイスを、担当者だけでなくチームや部署で共有したい、そんなときはスポットコンサルを活用して研修・ワークショップを開催することも可能です。

たとえば:研修・ワークショップ

業務改善、新規事業アイデア出しの方法、業務ノウハウなど、ここまでに紹介した企業の課題に関する研修・ワークショップなどのほか、マインドセットなどの人材育成関連、経理・財務関連など

上記のように依頼できる領域が幅広いのもスポットコンサルの特徴。専門分野に特化するコンサルタントならではの知見が得られます。

短期プロジェクトのPMOを任せる

参考元:PMOとは?PMとの違いや役割、メリット・デメリットをわかりやすく解説

大規模企業によるスポットコンサル活用が進んでいる要因のひとつに、専門分野に詳しい人材が不足していることが挙げられます。たとえば、ビッグプロジェクトを遂行するにあたって、PM(プロジェクトマネージャー)は自社で用意できても、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)が足りないなど。

つまり、ビッグプロジェクトを構成する短期プロジェクトのPMOにスポットコンサルを活用する動きが広まっています。

このケースでは「気軽な相談」というわけにはいきませんが、特定の期間・業務だけをコンサルタントに依頼できることから、コンサルフィーの最適化を実現可能。特定の期間に限定したスポット依頼という、コンサルティングの活用方法として定着しつつあります。

スポットコンサルの費用相場は?

ここまでの解説でもおわかりのように、気軽に利用できるスポットコンサルは「リーズナブル」であることが最大の魅力。それでは、費用相場はどの程度なのでしょうか?

いわゆるスポットコンサルの場合、1時間単位でのコンサルフィーになるのが一般的。相談方法としては対面、Zoomなどを活用したWeb面談の場合がほとんどです。

コンサル会社によって料金体系が異なりますが、下記の表のように対面とWeb面談で費用が変わることも。ただ、近年はスケジュールをあわせやすいWeb面談がデフォルトとなりつつあるため、対面とリモートで料金が変わらないケースもあります。

コンサルティング方法 費用相場
対面スポットコンサル 30,000〜50,000円程度(1時間)
Webスポットコンサル 15,000〜30,000円程度(1時間)
Webスポットコンサル(簡単な相談) 5,000〜10,000円程度(1時間)

企業・店舗がスポットコンサルを活用するメリット

スポットコンサルが幅広い業界・業種の企業・店舗から利用されるようになってきているのは上述した通り。注目が高まっている理由として、企業・店舗がスポットコンサルを活用することに大きなメリットを感じているからにほかなりません。では具体的にどのようなメリットがあるのか?簡単に4つ紹介していきます。

  • 低コストでコンサルタントに相談できる
  • 即戦力人材を必要なときだけ活用できる
  • トライアルとして活用できる
  • セカンドオピニオンとしての利用も可能

低コストでコンサルタントに相談できる

中小規模の企業・店舗が、コンサルタントの活用に高いハードルがあると感じてしまう最大の理由はコンサルフィー=費用です。たとえば、プロジェクトの難易度やファームの規模にもよりますが、プロジェクト契約でコンサルティングを依頼すると3か月で約数百万円、アドバイザリー契約であっても3か月で数十万円から100万円規模のコストが必要。

一方のスポットコンサルなら、1時間数千円から数万円で専門家のアドバイスが得られます。低コストで外部専門家であるコンサルタントに相談できるのは、スポットコンサルを活用する最大のメリットだといえるでしょう。たとえば、新規事業の検討段階など、予算をかけられない時期であっても、スポットコンサルなら低コストで有益なアドバイスが得られます。

即戦力人材を必要なときだけ活用できる

短期プロジェクトのPMOという活用例があるように、大企業にとってのスポットコンサルは「必要なときだけ活用できる、貴重な即戦力人材」です。

すでに進行中のプロジェクトに、どうしても必要な人材をスポットコンサルで補充するなど、状況に応じて柔軟に利用できることもポイント。今後も不足すると思われる人的リソースを補う存在になり得るのがスポットコンサルだといえるでしょう。

トライアルとして活用できる

高額商品やサービスを購入する際は、それが本当に値段通りの価値があるのか?試したくなるのが当然。コンサルタントでもそれは同じです。つまり、長期プロジェクトにコンサルタントの起用を検討してはいるものの、経験がなくて躊躇してしまう企業が、トライアル代わりに気軽に利用できるのがスポットコンサルです。

仮に依頼したコンサルタントとの相性が良くないと感じられても、スポットコンサルならすぐにほかのコンサルタントに乗換え可能。相性が重要な要素となる、コンサルタントの見極めにも役立ちます。

セカンドオピニオンとしての利用も可能

中小規模の企業・店舗の方であれば、税理士や社会保険労務士と顧問契約を結び、日常的に経営面に関する相談を持ちかけているかもしれません。しかし、税理士であれば財政面から見た経営アドバイス、社会保険労務士であれば人事面から見た経営アドバイスに終始しがち。新規事業のアイデアなどに有益な提案が得られるとは限りません。

そんなときに、セカンドオピニオンとして専門家のアドバイスを得られるのがスポットコンサルです。分野・業務に応じた専門性の高いコンサルタントを活用すれば、企業・店舗が直面する課題に応じて、都度最適な専門家の意見を聞けるメリットがあります。

スポットコンサルの活用にデメリットはある?

スポットコンサルの活用は、企業・店舗に多くのメリットがあることがわかりましたが、デメリットとして考えられることはないのでしょうか?考えられるデメリットは2つあります。

  • スポットコンサルだけでは充分ではない難しいケースも
  • コンサルタントとのマッチングが難しいケースも

スポットコンサルだけでは充分ではない難しいケースも

まず、大前提として時間のかかる複雑な相談は、スポットコンサルだけでは充分ではない場合があること。

重要なポイントで専門家の意見を参考にしたい、課題解決に向けたヒントが欲しいといった場合にスポットコンサルは有効ですが、プロジェクトに深く携わって欲しいなら、アドバイザリー契約の方が有益な場合もあります。

コンサルタントとのマッチングが難しいケースも

また、その場限りでの関係性になりがちなスポットコンサルでは、自社もしくは担当者とのマッチングが難しいケースも考えられます。コンサルタントとひとことにいっても、専門性の高さやバックグラウンドは多種多様。高い専門性を持つコンサルタントでも、相性によってはうまくコミュニケートできない場合もあります。

トライアルとして活用し、相性のいい人材を見極めるといった方法にスポットコンサルは有効ですが、毎回、必ず有益な情報の得られるコンサルタントにあたるとは限らないことは留意しておくべきでしょう。

まとめ

費用相場や利用実態から、どんなことを依頼できるのか、活用のメリット・デメリットまで、本記事では知っているようで知らない、スポットコンサルの基本を網羅的に解説してきました。数多くのメリットのあるスポットコンサルは、企業・店舗にとって外部専門家の力を気軽に利用できる心強い存在です。

しかし、短時間で有益な情報を得るためには、優秀かつなんでも相談できる相性のよさを感じさせるコンサルタント選びが重要。とはいえ、スポットコンサルを利用した経験がなければ、どこのファームを選べばいいのか?迷ってしまうこともあるでしょう。

「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、スポットコンサルを提供する優良なコンサルティングファームをスピーディーに探せます。複数の会社に無料で相談できるのもポイント。コンサルティングファームの選定に迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

監修者の一言

スポットでのコンサルティングサービスは非常に有効な手段ですが活用される際には気を付けなければならないことがあります。【1】ノウハウバンクとして利用するのか? あるいは【2】リソースとして利用するのかです。

ノウハウバンクとして利用する。つまりコンサル側の専門知識を情報やアドバイスとして得ることが目的である場合は、その先の実践行動を行うのは自ら(自社)と言う事になります。自社にその余裕や能力があることを事前にしっかり把握確認することがとても大切です。さもなければ何も結果として得るものはありません。

リソースとして利用すると言うのはそれにかかわる実践・アクション・作業をお願いすることを目的とすると言うことです。その課題に対する目的や期待する成果物について自社で具体像を持ちそれをコンサル側に具体的に伝えることが重要です。期待と違うものが成果物として出てくると言う事は避けたいものです。

いずれにしてもスポットコンサルとは言え依頼する前に、何を期待するのか?得たい成果物は何なのか?をしっかりと吟味し把握した上でコンサル側に伝え、それへの対応の可否と料金を確認した上で依頼することが大切です。

Long Lasting Line (ロングラスティングライン)
代表者 福住 和久
監修者

実践戦略経営コンサルティング ロング ラスティング ライン 代表 福住和久(ふくずみかずひさ)。同志社大学商学部出身。大手米国系企業“P&Gジャパン”および“リーバイスジャパン”にて営業・マーケティング・戦略構築・組織構築の実務担当・責任者を経てフランスのフレグランスブランド “ディプティック ジャパン”にて日本法人社長。その後日本の企業アルファネット(株)にてCEO。それらの実践経験を基にビジネスコンサルティングファーム “ロング ラスティング ライン” を東京にて起業。経営・マーケティング・営業・評価制度・組織構築などの企業成長の要パートを専門に主に日本全国の中小企業・個人企業を支援。B to B およびB to B to Cモデルの企業を中心に支援。

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