コンサル費用ってどのくらい?料金体系の種類と相場をまとめてみた

更新日:2018年11月14日 発注カテゴリ: 経営コンサルタント
コンサル費用ってどのくらい?料金体系の種類と相場をまとめてみた

コンサルティングは具体的な費用感が把握しづらく、成果に対する対価がコンサルティングの内容やコンサルタント会社によって様々で、独自に調査してもなかなか現実的な費用を把握するのは至難の業だと思います。今回はコンサル費用について詳細に調査し、具体的な金額を算出してまとめてみました。今後、コンサルティングを依頼したい方には、ぜひ参考にしていただきたいです。

関連する記事

中小系・個人・零細コンサルティング会社の費用相場

コンサルティングファームという言葉を近年よく聞くようになりました。コンサルティングファームとはコンサルタント会社のことで、専門のコンサルタントにいろいろな相談ができ、専門家の見地からアドバイスが受けられます。

大手コンサルティング会社に比べて中小コンサルティング会社のサービス内容が劣るかと言えば、全くそんなことはありません。むしろ、中小ならではのフットワークの軽さや丁寧なサポートが期待でき、相性次第ではよりスピーディーに結果を出すこともできます。

ただし、中小企業に依頼すれば大幅にコストを安くできるわけではなく、極端に費用が安い会社があれば在籍しているコンサルタントの経験が浅い、実績数が少ないなどのリスクが有る可能性も考えておかなければなりません。中小企業のコンサルティング会社に依頼した場合の費用相場は、契約形態ごとに以下の通りです。

年間契約・顧問契約

10名前後:10名前後の小さな企業などは、月額制か顧問契約の2パターンなど契約形態があまり細分化されていない場合がありますが、その分手厚いサポートを低コストで提供してくれるので、費用対効果はとても良いと言えます。

月額契約を結んだ場合の費用相場は月に10万円〜20万円前後、顧問契約では月に5万円程度でいつでもコンサルティングをしてもらうことが可能です。

コンサルティングの種類によって費用相場に若干の差は生まれますが、財務コンサルでは高くても10万円〜15万円程度、経営顧問や事業計画書策定でも15万円〜20万円前後、一番工数と期間が必要な人事制度構築でも30万円前後が費用相場と考えておきましょう。

10名〜100名程度:中小企業と年間契約を結んだ場合も、基本的には時間単価×作業時間で料金が決まりますが、月額は30万円〜80万円程度が費用相場です。経営面が軌道に乗るまでは定期的に訪問して欲しいと思っている経営者は、年間の定額制を選択した方がお得かもしれません。

100名以上:コンサルタント費用は、中堅企業〜大企業になると数百万円〜数千万円単位と膨大な費用がかかることがあるため、小規模でも着実に成果を生む個人や零細企業に低価格で依頼したいという場合は、一度複数の企業から無料で見積もりや提案をもらってみるのも良いでしょう。

スポットコンサル

スポットコンサルとは、単発(1時間から可能)で会社訪問や電話などで現状の課題に対する相談や提携先、営業先を相談してもらうことが出来るシステムのことを言います。基本的な相談のための面談のみの場合、先方の会社に来社するか電話などであれば1時間あたりの単価は3万円〜5万円程度です。

出張訪問して貰う場合には、移動にかかる交通費分くらいが上乗せされるイメージでしょう。相談にプラスして営業先や提供先を紹介してもらう場合は、10万円〜15万円程度が費用相場です。スポットコンサルのメリット・デメリットに関しては以下の記事も参考にしてください。

プロジェクト型

スポットコンサルとは異なり、プロジェクトごとにコンサルティングを依頼するシステムです。料金は、時間単価×作業時間で決まることが多く、定例のミーティングを月1〜2回ペースで実施したり、人材育成を行ったりします。

時間単価が1万円で作業時間が150時間だった場合は、1人のコンサルタントだったとしても150万円かかります。案件規模にはよりますが、一つのプロジェクトに関わるコンサルタント人数は2人以上であることが多いので、プロジェクトが3ヶ月程度続くと500万円〜800万円程度の費用がかかる場合が多いです。

第3セクターの費用相場

少しでも安いコンサルティングファームを探しているのであれば、第3セクターを利用してみるのも一つの方法です。「財団法人中小企業○○」や「株式会社○○産業振興センター」といった名称のコンサルティングファームを見たことはありませんか?

このようなところは、地域の中小企業が支援業務を行っている第3セクターの可能性が高いです。こちらでは、登録コンサルタントという制度があります。コンサルタントの紹介や派遣をしています。公的機関のサービスを利用する形になって、費用を安く抑えられます。

例えばコンサルタントは会社の方に訪問指導する形をとります。この場合の料金は、1回当たり2〜3時間程度で大手だと10〜20万円程度・中小でも2万5000円が相場です。しかし第3セクターにお願いした場合、同じような条件で訪問指導を半額や1/3程度の価格でお願いできるかもしれません。

この場合、50〜60代の方が多く、定年退職して半ばボランティアのような形で担当していることが多いです。しかし逆に言えばベテランで経験豊富なスタッフが多いですから、質の高いアドバイスを受けられる可能性も高いといえます。

大手外資系コンサルティングファームの費用相場

費用が高くても、名の知れた大手のコンサルティング会社に依頼して大きな成果を出したいと考えるケースもあります。大手のコンサルティング会社に依頼するメリットは、費用が高い分、実績が豊富でそれぞれの課題に特化したコンサルタントが多数在籍している点でしょう。

ここでも中小企業のコンサルティング会社同様に、契約形態別で費用相場をご紹介します。

年間契約・顧問契約

年間契約の定額制でコンサルティングを依頼する際は、中小企業同様に時間単価×作業時間をベースに料金を考えます。ただし、大手コンサルティングファームとなると、関わる人員の質や提供できるサポート内容が豊富なため、料金は高くなります。

おおよそ月額で100万円〜200万円程度、年契約だと1000万円は超えてくると考えておきましょう。コンサルティングを投入する目的は、「企業の抱える重要課題を解決するため」のはず。重要課題をクリアできれば、作業効率は向上し、売り上げもアップし、利益も効果的に上げられる可能性が出てきます。

今後生み出されるかもしれない利益を考えると、数十億円出してもすぐにペイできるかもしれません。このような得られるメリットとコストを比較して、どうすべきかを慎重に判断しましょう。

スポットコンサル

大手コンサルティング会社にスポットコンサルを依頼すると、月1回のミーティングと新規事業の提案や営業先の紹介などだけで月額10万円〜30万円程度がかかります。大手コンサルティング会社は、担当コンサルタントの時間単価が高い場合がほとんどです。

工数のかかる業務が発生したり、難易度の高い課題解決策を提案する必要があると、それだけ時間単価以外にかかる費用もかさむため、スポットでも安いとは言えない料金がかかってきます。

プロジェクト型

大手外資系コンサルティングファームを利用した場合でも、中小コンサルティング会社同様に基本的には時間単価×作業時間で料金が算出されます。コンサルタント3〜4人が専任で担当し、3か月間のコンサルティングをお願いした場合、たいたい1000万円〜3000万円といったところが相場になるでしょう。

この規模でもプロジェクトの中では小規模で、テーマがあらかじめ絞り込まれていて、何から手をつければいいかある程度見えているケースです。もし「システムを新規構築して、革新的な計画を作る」と大がかりなプロジェクトになった場合、もっと人員が必要ですし、期間も長期になるでしょう。

おそらく数十人単位でコンサルタントが専任で派遣され、プロジェクトについても数年単位で進められる形になります。そうなってくると、コンサルティング料は5000万円以上に膨らむ可能性があります。このように言われると「さすがに高額すぎないか?」と思う人もいるかもしれません。しかし発想を転換すれば、決して高い買い物ではないと思えるようになるはずです。

コンサルティング料金の決め方

一般的な商品やサービスのように、一律いくらと決められないのがコンサルティング料金の難しいところです。依頼する内容もクライアントの会社の現状も、どれ一つとして全く同じものがないからです。そこで委託する前には、コンサルティング会社にお願いして見積もりを作成してもらう必要があります。

見積もりは複数の要素を含めた上で決定されるため、ケースバイケースで一概にこうだとは言いにくいところがあります。しかし、一般的には、プロジェクトに参加するコンサルタントの単価をベースにして、何時間プロジェクトにかかわる作業をしたかで決められるほか、以下の要素によって変動します。

コンサルティングファームの業務領域

一口に「コンサルティング」と言っても、どの業界、業務に特化しているコンサルタントかによって難易度やサービス内容が異なります。コンサルティング業界における会社を特徴別に分類すると、戦略系、IT系、組織人事系などがあります。

戦略系は、会社全体の経営面やM&Aの戦略をCEOなど上層部に向けてコンサルティングしていきます。IT系では、IT業界のERP導入支援や業務改善などを幅広くコンサルティングし、組織人事系は、人事評価制度の構成など人事領域のコンサルティングを行っていきます。

コンサルティングは総じて料金が高めですが、業界や業務ごとにコンサル内容の難易度が上がれば上がるほど費用も高くなっていくということを頭に入れておきましょう。

契約期間・形態

コンサルティングには様々な契約形態や期間があります。例えば、研修・セミナーやスポット(単発)コンサル、プロジェクト型、年間の顧問契約などがあり、1回きりなのか、月に2回以上ミーティングをするのか、出張セミナーを開催してもらうのかなど柔軟な契約形態があります。

それによってコンサルタントの動員数や可動日数、どれくらいのお付き合いになるかも変わり、料金も変動します。大事なのは成果が出ることなので、安いからスポットコンサルを選ぶなど安直な選択をすることはおすすめしませんが、自社の受け入れ体制と予算感、成果が出るかどうかを加味して最適な契約形態を選ぶようにしましょう。

関わるコンサルタントの人数

提供するコンサルティング内容や期間によってコンサルタントの人数も変わり、それによっても料金が変動します。コンサルタントの単価ですが、基本的に役職やスキル、経験をベースにして決められます。トップコンサルタントになると的確なアドバイスは受けられるかもしれませんが、値段は高くなります。

コンサルティング費用の料金体系

先に中小企業、大企業それぞれのコンサルティング費用について説明しましたが、改めてコンサルティング費用の料金体系についてもおさらいしておきましょう。コンサルティング費用は、大きく顧問契約(定額報酬)、時間制、成果報酬型の3つの料金体系に分類できます。

顧問契約(定額報酬)

顧問契約の場合、毎月報酬を支払う形になります。どれだけ相談しても、基本的には定額です。コンサルティングファームによって若干その内容に違いがありますが、一般的には毎月1回来社してもらって、会社の現状をヒアリングしてそのうえでアドバイスを行います。

そのほかに必要な相談・確認があれば、電話やメールでやり取りをするスタイルをとります。

時間制

もう一つの料金体系は、時間制です。コンサルタントの作業時間に応じて、請求金額が決まるシステムでスポットコンサルを行う際によく用いられます。時給制で何時間作業したかで報酬が決まるため、アルバイトや派遣社員の給料に似たシステムといえます。

この料金体系の場合、コンサルタントの時給がいくらになるかが重要なポイントになります。時給は成果をあげればあげるほど、高くなりますが、「成果」の定義を明確にしておかないとあと後もめる可能性があるほか、成果はコンサルタントでも変わってきます。

売り上げや利益という可能性もありますし、どの程度作業効率化が進んだのかも要素になるでしょう。契約成立の案件数の可能性もあります。どのような作業をコンサルタントに依頼するかによって、その基準も変わってきます。

成果報酬型

成果報酬型は、コンサルティングが終了したあとで成果の達成度に応じた報酬を支払うシステムです。依頼者にとっては成果が出た分だけ料金を支払えばいいので、万が一効果がなかった時のリスクを追うことなくコンサルティングの依頼ができます。

しかし、一見するとメリットの多い成果報酬型も、コンサルタント側がより多くの報酬を貰おうとするためにその場しのぎの施策を行ったり、後々不利益が出るような判断をしたりしてしまう可能性があるため、リスクがないとは言い切れません。

契約期間中だけ成果を上げるということは無理をすれば可能になってしまうので、あえて成果報酬型の料金体系を提示せず、費用がかかっても質の良いコンサルティングを提供する方針のコンサルタント会社も多く存在しています。

コンサルタント費用を値下げする方法

コンサルタントというのはサービス業に近い性質がありますので、度を過ぎた値下げは先方のモチベーションを大きく下げてしまいます。そのため面と向かって値下げを依頼するのではなく、何らかの業務を自社で負担して価格の調整をしてもらう、というやり方が良い交渉方法となります。

必要最低限のサービスにしてもらう

月額でコンサルタントを雇う場合、毎月の訪問やレポート資料の作成をやってもらうことが多いと思います。ただ対面での打合せがそこまで必要ない場合や、先方の事務所まで足を運べる場合、レポート資料が必要ない場合は、それらのサービスを削減してもらうことにより、見積もり費用を値下げしてもらえる可能性が高くなります。

料金プランを成功報酬にしてもらう

契約内容によっては成功報酬式で受けてくれるコンサルタントもいます。イニシャルコストやランニングコストに不満があるのであれば、何かしらの成果が発生した時点で費用を支払う成功報酬式に切り替えてもらえないか、相談してみても良いでしょう。

一括見積もりする

比較ビズでは、中小企業に特化したコンサルタントに無料で一括見積もりを取ることができます。複数のコンサルタントから見積もりをもらうことにより、情報の非対称性をなくし、費用や実績などを比較することができます。

直接的に値下げする方法ではありませんが、こんなコンサルタントもいたのか!と発注者様よりお言葉を頂くこともあり、価格だけでなく提案内容にも満足される方が多くいます。

お客様の情報は対応できるコンサルタント以外、一切公開されませんので、まずはお気軽に「コンサルタントに一括見積もり」より、お問い合わせを頂ければと思います。

まとめ

コンサルティング料金はこのようにオーダーメイド方式で、案件ごとに個別に作成する必要があります。このため、どうも見えにくい・わかりにくいところがあるのは確かです。

そこで依頼する際には、見積書をきちんと作成してもらうように心がけましょう。そしてその内容を確認して、わからないことがあれば、きちんと説明を求めることです。しっかし内訳を理解して、納得できたところで初めて契約を交わせば、後悔することもなくなります。

手っ取り早く複数のコンサルタント会社から見積もりや提案をもらい費用を比較したいという場合は、比較ビズのお問い合わせをご利用いただく方法もあります。手間をかけずに無料でコンサルタント費用を比較することが出来ますので、お気軽にお問い合わせください。

比較ビズへ掲載しませんか?

カテゴリ一覧

人気記事

経営コンサルタントの最新記事

一括見積もりで発注業務がラクラク!

  • 無料一括見積もりで募集開始
  • 複数の業者・専門家から提案が入る
  • ピッタリの一社を見つけよう

不透明な見積もりを可視化できる「比較ビズ」

比較ビズは「お仕事を依頼したい人と受けたい人を繋ぐ」ビジネスマッチングサービスです。
日本最大級の掲載企業・発注会員数を誇り、今年で運営13年目となります。
比較ビズでは失敗できない発注業務を全力で支援します。

日々の営業活動で
こんなお悩みはありませんか?

営業活動でよくある悩み

そのお悩み比較ビズが解決します!

詳しくはこちら
お電話での見積もりはこちら