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ココナラの開発に必要な機能と開発費用相場

更新日:2020年05月27日 発注カテゴリ: Webシステム開発
ココナラの開発に必要な機能と開発費用相場

国内で利用されているクラウドソーシングサービスは複数あり、スタイルも様々です。総合的に幅広い形の仕事に対応しているクラウドワークスやLancersのようなサービスもあれば、一部のユーザに特化したサービスもあります。ココナラは「知識・スキル・経験を売り買いできるフリマ」という立ち位置でクラウドソーシングサービスを行っています。もともとは500円で仕事を頼めたり、相談したりできる気軽さを重要視したスタイルです。では、このココナラようなサービスを開発しようと思ったら、どんな機能が必要で費用はどれくらいかかるのでしょうか?この記事ではその問題に答えるべく、様々な角度から解説をしております。

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ココナラとクラウドソーシング

ココナラはクラウドソーシングサービスの一種です。国内でも数あるクラウドソーシングサービスの中でも、「知識・スキル・経歴」を出品し、購入するというシンプルでフリーマーケットのような形式に特化しています。特にサービス開始当初は500円での出品、購入と手軽さを売りの一つにしていました。気軽なクラウドソーシングとして独自性を打ち出し、ユーザを増やしています。

取り扱う出品対象のカテゴリは幅広いです。中でも「占い」「悩み相談・カウンセリング」「恋愛・結婚」といった柔らかめのカテゴリを備えていることが特徴的です。

カテゴリ一覧

デザイン、イラスト・似顔絵・漫画、Webサイト制作・Webデザイン、音楽・ナレーション、動画・写真・画像、ライティング・ネーミング、IT・プログラミング、ビジネスサポート・代行、ビジネス相談・アドバイス、集客・Webマーケティング、翻訳・語学、占い、悩み相談・カウンセリング、恋愛・結婚、美容・ファッション・健康、キャリア・就職・資格・学習、ライフスタイル、趣味・エンターテイメント、士業(行政書士・税理士etc.)、マネー・副業・アフィリエイト、法律相談(弁護士)、その他

必須機能とあると嬉しい機能

まずは機能を洗い出します。大きくは利用するユーザの種別で分けて、機能のグループ分けを行い、機能が必須かどうかを判定しています。

※ココナラにはココナラマガジン、出品者インタビューのようなクラウドソーシングサービスの周辺のサービスも存在しますが、今回はメインとなるクラウドソーシングを行うための機能にフォーカスを当てて見積もりをしております。

NO 利用ユーザ 機能グループ 機能 種別 必須
1-1 出品者向け ユーザ管理 ログイン 画面
1-2 ユーザ情報登録 画面

メール

1-3 ユーザ情報管理 画面
1-4 付加情報登録・更新 画面
1-5 ランク付け 画面

バッチ

1-6 PRO認定 画面
1-7 出品 スキル・経歴出品 画面
1-8 案件検索 仕事・相談検索 画面
1-9 コミュニケーション トークルーム 画面
1-10 ビデオチャット 画面
1-11 評価・コメント 画面
1-12 データ管理 案件管理 画面
1-13 支払管理 画面
2-1 購入者向け ユーザ管理 ログイン 画面
2-2 ユーザ情報登録 画面
2-3 ユーザ情報管理 画面
2-4 サービス購入 サービス検索 画面
2-5 出品者検索 画面
2-6 公開依頼 画面
2-7 サービス購入 画面
2-8 有料オプション購入・おひねり 画面
2-9 検収 画面
2-10 データ管理 案件管理 画面
2-11 支払管理 画面
3-1 運営側向け ユーザ管理 出品者管理 画面
3-2 購入者管理 画面
3-3 サービス管理 サービス管理 画面
3-4 入出金管理 入出金手続き バッチ
3-5 ユーザ告知 お知らせ登録 画面
3-6 QA 画面(静的)
4-1 バックグラウンド サーバー
4-2 DB
4-3 WEBサーバー

出品者向け

自分のスキル、経験、知識を出品して仕事を探したい出品者側の利用する機能です。

ユーザ管理

ユーザの登録、管理、ログイン認証などの機能が必要となります。また出品者の能力や魅力を発信するための個人プロフィールを設定する機能も含まれます。

  • No.1-1ログイン

ユーザを認証し、ログイン/ログオフを行う機能です。最近ではGoogleIDやFacebookIDと連携して、ログインIDに利用できるサービスも増えてきています。利用者の利便性を考慮して、どのようなレベルまで実装するか検討します。

  • No.1-2ユーザ情報登録

出品者の基本的な情報を登録する機能です。名称やメールアドレス、個人か法人か等のサービス利用に必要となる情報を登録します。購入者からの入金は、エスクローという仕組みで一度ココナラが預り、その後振り込みとなります。出品者は金融機関の口座番号を登録する必要があります。

  • No.1-3ユーザ情報管理

個人のプロフィールなどの情報が設定・更新可能です。仕事の実績や新たに取得したスキルなどの情報をアップデートすることが可能です。経歴や受賞歴、得意分野、実績のある業界、ジャンルなどで他の出品者との差別化を図ることができます。

  • No.1-4付加情報登録・更新

基本的な情報に加え、本人確認の有無やココナラとのNDA(機密保持契約)締結の有無も管理されます。

  • No.1-5ランク付け

販売実績、購入者の満足度をココナラ独自の基準で評価し、「レギュラー」「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の5ランクを認定しています。購入者は出品者のランクを確認することで安心してサービスの購入を行えます。

  • No.1-6PRO認定

出品者がココナラ内外を問わず特定分野の「プロフェッショナル」として活躍されている場合、「PRO」として認定する機能です。購入者はPROに依頼することで、ハイクオリティと信頼性を得ることができます。また出品者側のメリットとしては優先的にココナラのサポートを受けることができます。

出品

  • No.1-7スキル・経歴出品

出品者がサービスやアウトプットなどの「得意」を商品として出品することができる機能です。例えばデザインの出品であれば、「プロデザイナーが『SNS用スタンプイラスト』を製作します」のように具体的に出品を定義することで購入者との取引をスムーズに行います。販売実績や現在対応中の案件数、修正回数や目安納期、納品形式などを指定して出品が可能です。

案件検索

出品者(受注者)が公開されている案件(仕事)を探すための機能です。

  • No.1-8仕事・相談検索

公開されている仕事の依頼や相談を探すための機能です。カテゴリ、予算などを条件として検索できます。

コミュニケーション

仕事を進行させていく上で必須となるコミュニケーションを行うための機能です。

  • No.1-9トークルーム

出品者と購入者は取引の開始(サービスの購入)以降のやり取りをトークルームという第三者には非公開のページで行います。依頼内容の詳細を詰めたり、納品時期の確認をしたりといった取引の開始から、取引の完了までのコミュニケーションの場となります。出品者からの「正式な回答」によりトークルームはクローズされ、取引の成立の条件ともなっています。

  • No.1-10ビデオチャット

出品者と購入者の間で、相談や占いといったサービス提供を行う場合にはビデオチャットも利用することができます。

  • No.1-11評価・コメント

取引の完了後、出品者、購入者は相互に評価を付けます。お互いにとって外部からの客観的な評価を受けることができ、以降の受発注への指標となります。また、ココナラのランク付けの指標としても使用されます。

データ管理

取引が成立した案件に対する各種のデータを管理する機能です。

  • No.1-12案件管理

サービスの購入(取引の開始)後、案件のデータを作りステータスを管理する機能です。業務完了の確認や支払い状況の確認をしたり、評価の確認をするのに利用します。

  • No.1-13支払管理

取引が完了し、評価入力後、出品者は振り込みの申請を行い、ココナラは指定の口座に振り込みを行います。この入出金時に手数料が発生しており、ココナラの収益が発生します。

購入者向け

何かを作って欲しい、サービスを受けたい、相談に乗って欲しいといった各種サービスの購入者向けの機能です。

ユーザ管理

  • No.2-1ログイン
  • No.2-2ユーザ情報登録
  • No.2-3ユーザ情報管理

基本的に出品者と共通です。支払いの情報は購入時に選択します。

サービス購入

出品された各種サービスの購入を行うための機能です。

  • No.2-4サービス検索

出品されているサービスを検索する機能です。自分の求めるサービスを検索して購入したり、カテゴリを選択して出品一覧から欲しいものに近いサービスを選ぶ使い方も可能です。

  • No.2-5出品者検索

自分が依頼したいサービスを実施可能な出品者を検索する機能です。カテゴリやランクを利用して出品者を探し、メッセージを送ったり、相談や見積り依頼をすることができます。

  • No.2-6公開依頼

求めるサービスを依頼内容としてまとめ、出品者を募る機能です。オンラインで完結する内容を対象とし、具体的な内容や納期、予算などを設定することができます。

  • No.2-7サービス購入

探し出したサービスを出品者から購入する手続きの機能です。購入処理が行われると出品者と購入者の間にトークルームが作成され、取引が始まります。クレジットカードでの支払いが可能なほか、サービスの内容により複数の支払い方法が選択できます。キャリア決済やコンビニ決済など便利な決済方法も利用可能です。

  • No.2-8有料オプション購入・おひねり

メインで出品されているサービスに加え、追加のオプションを購入する、追加の作業を依頼する場合に、出品者に対して支払いをする機能です。作業範囲が変更された場合や予定以上に作業量が増えてしまった場合などの調整に利用します。

  • No.2-9検収

購入者が法人ユーザの場合、請求書でのまとめての取引が可能です。その際、納品物の品質を確保するため検収時に修正を依頼できる機能があります。

データ管理

購入者と出品者との仕事に関する取引に対して発生する各種データを管理する機能です。マイルームという個人向けのページにて参照できます。

  • No.2-10案件管理
  • No.2-11支払管理

「見積り」「取引中」「完了・キャンセル」の各ステータスの案件を一覧で参照することができます。また、サイト上のみで利用できるコインやポイントおよび法人の場合の請求書もこの機能にて確認します。

運営側向け

ココナラのようなクラウドソーシングサービスを運営する側に必要となる機能です。ココナラは購入者と出品者の取引に対し手数料を徴収し、収益を得るモデルとなっているため、できるだけ多くの案件がスムーズに取引できるよう運営は業務を行っています。

ユーザ管理

ココナラを利用する出品者、購入者を管理する機能です。

  • No.3-1出品者管理
  • No.3-2購入者管理

登録された出品者、購入者の情報を参照し、規約違反など問題のある利用をしている場合はユーザを利用停止にする等の管理機能です。ユーザ管理機能は出品者、購入者の区別なく共通して管理が可能と思われます。

サービス管理

出品者と購入者の間で発生した取引とその支払いを管理する機能です。

  • No.3-3サービス管理

出品者と購入者の間で行われている取引を管理する機能です。ステータスやユーザ情報などからデータが絞り込め、取引内容を確認できるようにしておく必要があります。

入出金管理

  • No.3-4入出金手続き

ココナラはエスクローの仕組みを入出金のために備えています。取引が完了した際に、出品者のココナラ上の口座にお金を移し、出品者が振り込み依頼を行うと、金融機関の口座に振り込むことができます。

ユーザ告知

  • No.3-5お知らせ登録

システムへの機能追加、障害情報や案件についての提案募集締め切り、ステータス変更などのお知らせを出品者、購入者に通知する機能です。ココナラ内の告知メッセージにより通知が行われます。

  • No.3-6QA

ココナラというシステムでの取引は、他の総合的クラウドソーシングと少し違っており、スキルのフリーマーケット的なやり取りから始まっています。現在は拡張されて他のやり取りも可能となっていますが、特徴的なシステムの場合はQA、ガイドラインなどを充実させユーザが利用しやすいようにしておくことも必要です。

バックグラウンド

ココナラの規模のシステムを動かすことを考えると容量、処理性能、処理の分散化などの性能を満たす実行環境が必要となります。サービスが小さい場合はレンタルサーバなどでも実現可能です。スモールスタートでの起業では、最初はあまりハイスペックな環境は必要ないのでサービス規模にあわせた環境を用意しましょう。規模が大きくなるにつれ自社でサーバー構築をしたり、大規模なクラウドサービスの利用などでハイスペックな環境を作る必要が発生します。

また機能の実現を考えた場合、WebサーバーやDBなどのミドルウェアも必要となります。こちらも規模が小さいうちはフリーウェアなどで構築できますが、大規模化した場合レスポンス確保、サポートの有無などの観点から商用のライセンス取得が必要となるケースもあります。

※本記事の見積もりではバックグラウンドのハードウェアやミドルウェアは費用から除外しています。

ココナラのようなサービスを作る場合の概算費用

前提として初期構築のみを想定しています。実際には運用しながら改善が発生するため、ランニングコスト+改修費用を掛けてのブラッシュアップが必要となります。またサービス構築後の運営や広告に関する費用、利用するサーバーやミドルウェアの購入費用などは入れていません。

最低限の場合(310万円)

先にあげた機能一覧より必須の機能を最低限の実装でサービス構築した場合の費用見積もりです。特にココナラの場合、スキルのフリーマーケットというサービス開始時のシンプルで親しみやすい形式を実現するための機能構成で、人月80万円で見積もっています。

サービスの出品と購入のみのシンプルな取引パターンを扱えるクラウドソーシングサービスを想定しています。

  • 出品者側はユーザの登録、ログイン、サービスの出品、受注と納品までが可能
  • 購入者側はユーザの登録、ログイン、サービスの検索、購入、取引完了までが可能
  • 運用側からは登録ユーザの管理とお知らせ、ココナラ上の口座の入出金処理が可能
開発規模 14機能
想定工数 約3.9人月
想定価格 310万円

クラウドワークスやLancersのような総合型のクラウドソーシングサービスを最初から構築するよりは、機能を絞り、特色を出したサービスを構築することで、初期投資を抑え、素早いスタートアップに繋がります。

支払い方法なども最初は一つあれば良いです。将来的に機能を増やす予定のある場合は拡張余力を持った設計ができるているとスムーズです。

最低限の機能でスタートし、徐々に機能を拡張させていくプランには、ココナラのようなシンプルで特徴的かつユーザの心理的ハードルの低い機能からスタートすると良いでしょう。

ココナラのクオリティを目指す場合(1360万円)

先にあげた機能一覧のすべての機能を、ココナラ並みのクオリティを目指した実装でサービス構築した場合で、人月80万円で算出した費用見積もりです。主にクラウドソーシングサービスとしての業務をスムーズに成立させるための機能を対象としています。その後、実際にはサービスの拡充、独自性の追求をしていくためコストを掛けてブラッシュアップが必要です。

開発規模 30機能
想定工数 17.0人月
想定価格 1360万円

ただし、これは洗い出した機能を実現するために必要な費用であり、ユーザインタフェースなどのデザイン性を高めユーザの利用しやすさを考慮する場合は追加でコストを掛けなければなりません。特にココナラのように利用者のハードルを低くするならば、使いやすく見易いデザインが必要です。また、QAやガイドラインなどでサービスを使いやすく補助することも重要となります。

特化型のクラウドソーシングサービスから始めて、いずれは総合的なクラウドソーシングサービスを目指していくプランの場合は、将来的な拡張余力を初期構築時に作っておけると改修時のコスト削減に繋がります。

一般的な料金相場

一回500円で自分の「得意」を売るサービスとしてスタートしたココナラ。ココナラのような特徴的なコンセプトを持ち、それを生かせる仕組みを上手に作れれば、必要となる機能は総合的なクラウドソーシングサービスより絞ることが出来ます。機能が絞れたら工数の削減ができ、イニシャルコストも抑えることが出来ます。

ただし、そういった仕組み作りのアイデアは自分で考える必要があります。システムベンダーに仕組みを考えるところから依頼すると、割高になるでしょう。

Webアプリケーションそのものは、見た目、使いやすさとの兼ね合いにはなりますが、FWやパッケージなどを利用してコスト削減できる方法を選ぶこともできるかもしれません。(FWやパッケージを適用した場合は、将来的な拡張性は下がることがあり得ます。システムベンダーに依頼する際には、そちらも検討条件に入れて相談しましょう。)

システムベンダーにこれらの設計〜構築を依頼した場合、必須の機能+αでスタートすることを考えると、14機能+αで500万円程度は必要になってくるでしょう。

ココナラの収益モデル

ココナラの収益モデルのメインはクラウドソーシングサービス上での取引から手数料を取る形です。取引額規模やサービス内容により手数料の率が変わります。このモデルではサービス上で取引が行われれば行われるほど売上、利益が上がっていくため、利用ユーザおよび取引の活発化を目指す必要があります。

クラウドソーシングサービス市場に参入することを考えた場合、最初にココナラのように特色のあるシンプルなサービスで利用者を集め、利益を確保してから総合的なクラウドソーシングに拡充していくプランは比較的小資本でも取り組みやすい形です。

発注費用を抑えるポイント

要件定義をしっかりする

実際にサービスを作るにあたり、最低限でサービスができる機能構成を明確にし、不要なこと、後回しにすることをきちんと決めておくと、発注先でも不要な機能は省くことができます。最初からなんでもできるシステムはユーザーも使いこなせず、費用も際限ありません。見積りを依頼する前にきちんと要件を確認しておくことが重要です。

特化するコンセプトを決めてサービス構築の全体的な指針とする

どんなターゲット向けに、どんな特色を持ったクラウドソーシングサービスを作るのかある程度絞っておいた方がサービス構築しやすいです。指針がブレると作っている途中で行きつ戻りつ工数や開発期間が膨らんでしまいます。挙げ句、サービスそのものがどこにでもあるようなものになってしまうと 競合サービスとの競争は厳しいものとなります。

デザインを妥協する

エンドユーザが利用するユーザインタフェースはとても大事な要素の一つです。しかし、デザインは定まった正解はなく、こだわり続けるといくら時間と費用があっても足りません。まずは機能の実現に重点をおき、デザインはほどほどで納得しておくのが良いでしょう。一度サービスを公開してからでも、後からデザインだけ修正することも可能です。

最低限の機能からスタートする

サービスの構築にあたり実現したいことは何か、そのために必要な機能が何かを絞り込むことで、無駄なコストを掛けずにスタートすることができます。webサービスはいわゆるスモールスタートではじめることができるのも利点の一つです。また、最初から多くの機能があるよりも必須の機能だけしかなければ、ユーザはその機能に注目するという利点もあります。

クラウドソーシングサービスは未だ発展途上の分野であり、システムの形に正解はありません。ユーザーの利便性を考えた場合にはいくら機能があれば良いのかも不明確です。業務ができるように機能を実現することと、ユーザが利便性を感じより多くシステムを利用してくれること、この2点の間でコストを考えてバランスを取る必要があります。

メジャーなプログラミング言語、フレームワークを導入する

サービスを作り上げるにあたり、そのサービスがどのようなプログラミング言語、フレームワークで作られているかは知っておくべきです。何を使っているかで出来ることも異なり、機能に対してかかる費用も変わってきます。

一般的にはメジャーなプログラミング言語、フレームワークを導入するほうがメリットが多いです。技術者が多いためコストメリットがあります。ネットなどの情報量も多く、トラブル発生時のサポート情報も得やすいです。

ココナラのようなサービスを作る際に気を付けたいポイント

働き方改革の時流に乗り、拡充を続けるクラウドソーシングサービス。今後ココナラのようなサービスを作ろうと考えたときに気を付けておきたいポイントをあげます。

収益化構造の確立

現在、ココナラの主な収益方法は取引額に対し一定の手数料を取るというものです。特色あるサービスを組み上げても運用資金が確保できなければ、サービス運営は続けられません。利用者数とコストを照らし合わせ、利用者が負担に感じ過ぎない収益モデルを作りましょう。

競合のクラウドソーシングサービスとの差別化

現在、日本国内でもクラウドワークス、ココナラ、Job-Hub、Bizseek、etcと多数のクラウドソーシングサービスが存在しています。それぞれのクラウドソーシングサービスがサービスの品質を高め、特色を出そうと努力している状況です。

その中でもココナラは気軽に利用できる500円でのサービスからスタートし、ユーザーを掴んできています。クラウドワークスやLancersなどの大手総合型クラウドソーシングサービスより後発ですが、ニーズを見つけて特化することでクラウドソーシング市場に食い込めることを示す良い事例なのではないでしょうか。

下記のポイントにおいても、しっかり要点を抑え、差別化を図っています。

  • 仕事の価格
  • 仕事の方向性(種別)
  • 仕事の専門性
  • 取引の保障
  • サポートの拡充
  • 対象とする受注者、発注者ターゲット層の限定

独自性の高いサービス構成を目指すのか、それとも各種機能の拡充を図り多くのユーザ、購入者をつかんでいくのか。クラウドソーシングサービスを運営していくうえで、他のサービスとの差別化は大切な要素です。

総括

クラウドソーシングサービス上には様々な内容、規模、取り組み方の仕事(案件)が日々創出されています。新たにクラウドソーシングサービスに参入することを考えると、知名度のある大手サービスと同様な形でサービスを展開するよりも、独自性を持ってユーザーを獲得することが必要でしょう。

ココナラと同じ発想では競合してしまいますが、別のアイデアでココナラのように特化したサービスから始めていけば、まだユーザ獲得のチャンスはあります。クラウドソーシングサービスはまだ固まりきっておらず、別の形の正解があるのかもしれないのです。

サービスの核となる部分では商取引が発生するためきっちりシステムを作り上げ、必要最低限の機能でスタートして柔軟に拡張していく。これからクラウドサービス市場への参入を行うにはココナラは良い参考事例となるのではないでしょうか。

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