ECサイトの構築方法・費用相場|手法ごとの特徴・開発手順も解説!【2021年度版】

ECサイトを構築したいが開発・構築方法がわからない、開発・構築にかかる費用相場はどのくらい?そんな悩みを持つ企業・店舗の方は非常に多いかもしれません。eコマース市場が年々順調に拡大を続けるなか、ECサイトは物販業界に欠かせないツールとなりましたが、2020年以降、あらゆる企業・店舗にとってECサイトが「もはや必須の存在」になりつつあるからです。そこで本記事では、ECサイトの構築方法・手法別の費用相場・特徴・メリット・デメリットから、構築・開発の手順までを網羅的に解説!ECサイトを構築・開発するのにどの方法を選べばいいのか?プラットフォーム選定のポイントも紹介します。
ECサイトの構築方法・費用相場【早見表】
ECサイトを開設するには、Yahoo!、楽天などのショッピングモールを利用する方法もありますが、本記事をご覧になっている方なら「ECサイトを構築・開発」して独自のネットショップを開設したいはず。そのためのECサイト構築方法は「ASPサービス」「オープンソース」「パッケージ」「クラウドEC」「フルスクラッチ」に分類できます。まずはそれぞれの費用相場を早見表で確認してみましょう。
構築方法 | 初期費用(開発費込み) | 月額料金 | カスタマイズ性 | 年商目安 |
---|---|---|---|---|
ASPサービス | 〜20万円 | 〜10万円 | 低い | 〜5,000万円 |
オープンソース | 0〜300万円以上 | 10万円〜 | 高い | 1億〜5億円 |
パッケージ | 300万円〜 | 10万円〜 | 高い | 1億〜20億円 |
クラウドEC | 100万円〜 | 10万円〜 | 高い | 1億〜20億円 |
フルスクラッチ | 数千万円〜 | 数十万円〜 | 非常に高い | 20億円〜 |
ECサイト構築・開発にかかる初期費用
独自のネットショップを開設するためには、公開するECサイトを「構築・開発するための初期費用」が必要。早見表で紹介した初期費用は「オリジナルデザインのECサイト構築を開発会社に依頼した場合」の一般的な目安ですが、ECサイトの構築方法によって初期費用は大きく変動することがわかります。
同じ構築方法であっても、費用相場が幅広いこともECサイトの特徴。これは個別の企業・店舗によって理想とするECサイトの形が異なるからです。独自のデザイン・機能を盛り込めば、それだけECサイトの構築・開発費用は高くなります。
ECサイト運営にかかる月額料金
ただし、公開しただけのECサイトは「だれもいない街に店舗を出店する」のと同じ。広告・宣伝を含むマーケティング活動を展開しなければ、顧客に来店してもらえません。顧客に買いたいと思わせる商品を揃える必要があるのはもちろん、店舗を維持していくための固定費も必要。ネットショップを運営していくため必要になる、これらの費用がECサイトの月額料金です。
具体的には、店舗であるECサイトを維持する「ドメイン・サーバ費用」、トラブル発生時の対応である「メンテナンス・保守費用」、販売に必須の「決済手数料」が最低限必要。Web広告・キャンペーンなどの「マーケティング費用」、場合によっては、ECサイト更新・コンテンツ更新などの「運営代行費」も考慮しておく必要があるでしょう。
年商に応じた最適なECサイトプラットフォームとは?
構築方法に応じたECサイトの年商目安も紹介していますが、これはあくまでも「この年商レベルであればこの構築方法がおすすめ」という目安に過ぎません。ただし、年商とECサイトの構築方法が密接に関連していることも事実。たとえば、年商が大きくなると顧客・商品管理を自社システムと連携したい、決済を独自の入力フォームに変更したい、などのニーズが出てきます。しかし、こうしたニーズには、カスタマイズ性・自由度の低いASPサービスでは対応できません。
どのようなECサイトが必要なのか?今後どのように成長させていくのか?年商や目的に応じた適切なECサイトを構築・開発するため、最適なプラットフォーム(土台)を選ぶことが重要です。
構築方別ECサイトの特徴・メリット・デメリット:ASPサービス
ECサイトを構築するための最適なプラットフォームを選択するには、構築方法に応じたそれぞれのプラットフォームの特徴・メリット・デメリットを把握しておくことが大前提。まずは、ASPサービスから解説していきます。
ASPサービスとは、クラウド環境にすでに構築されたアプリケーションをレンタルする形で、自社ECサイトを開設できるサービスのこと。数千円〜数万円の初期費用・月額料金でECサイトをはじめられる気軽さ、リーズナブルさが最大の特徴。個人事業主やこれからEC市場に参入する企業・店舗などに最適です。
ある程度のITリテラシーがあれば、テンプレートを活用してECサイトのデザインを自分で行うのも可能。オリジナルデザインを開発会社に依頼する企業・店舗も少なくありません。ただし、簡単に扱える分、カスタマイズできるのはデザインのみと考えておいた方がいいでしょう。「MakeShop」「カラーミーショップ」「ショップサーブ」「FutureShop2」などが代表的なASPサービスです。
ASPサービスのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
リーズナブルにECサイトを開設できる | カスタマイズは事実上できない |
個人でも簡単にECサイトを運営可能 | 自社の独自性をアピールするのは困難 |
ECサイトの保守・メンテナンスの必要がない | 販売手数料がかかる |
決済を含む基本機能が最初から準備されている | 登録商品数などに制限がある |
無料でECサイトを開設できる「BASE(ベイス)」など、気軽に利用できるのがASPサービス最大のメリット。反面、ショップの独自性をアピールできない、カスタマイズできないのがデメリット。ASPサービスで様子を見ながら、事業規模拡大に応じてステップアップというパターンが多いようです。
構築方別ECサイトの特徴・メリット・デメリット:オープンソース
オープンソースとは、ソースコードが公開されているECプラットフォームを活用して、自社ECサイトを構築する方法のこと。サーバ・ドメインは別途用意する必要がありますが、システム自体は無料で利用可能。プログラミングの知識・スキルさえあれば、リーズナブルかつ自由度の高いECサイトを構築できます。
デザインを変更できるテンプレート、簡単に機能を追加できるプラグインなどを活用できるのもオープンソースのポイント。一方、ショップの独自性を追求するためには、プログラミングの高度な専門知識が必要不可欠。「EC-CUBE」「Magento」「WordPress」などが代表的なオープンソースです。
オープンソースのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
ECプラットフォームを無料で利用できる | メーカー・ベンダーのサポートがない |
自由度の高いカスタマイズが可能 | カスタマイズにはプログラミングの知識が必須 |
テンプレート・プラグインが活用可能 | 構築・開発の外注費用は比較的高額 |
開発リソースさえあれば、リーズナブルに自由度の高いECサイトを構築できるのが、オープンソース最大のメリット。ただし、無料で使えるオープンソースは保証が得られないデメリットが。トラブル対応できる体制を整えられるかが、オープンソースを選定するカギだといえるでしょう。
外部開発会社に構築を依頼すると、開発費用がパッケージとそれほど変わらない場合も。オープンソースのアップデートにあわせて、カスタマイズ部分の不具合が発生する可能性があるなど、思わぬ追加料金がかかるケースもあります。
構築方別ECサイトの特徴・メリット・デメリット:ECパッケージ
ECパッケージとは、ECサイトに必要な機能がパッケージングされたシステムを活用し、自社ECサイトを構築する方法のこと。ドメインを取得してサーバにインストールするという点ではオープンソースと同じですが、製品として販売されるECパッケージはサポートを得られるのが大きな違い。ECに特化した充実の基本機能を持つほか、柔軟なカスタマイズ、拡張性の高さを持つのが特徴です。
独自のECサイトを構築するにはもっとも適した方法ですが、カスタマイズが前提のECパッケージは構築・開発費用が高額になりがち。保守・管理を自社で賄う必要があるのはもちろん、アップデートが事実上困難なため、どこかのタイミングでリニューアルが必要に。「ecbeing」「Orange-EC」などが代表的なECパッケージです。
ECパッケージのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
外部システム連携などの拡張性に優れる | カスタマイズ費用は高額 |
カスタマイズにほぼ制限がない | 保守・メンテナンスコストがかかる |
カスタマイズなしの基本機能だけでも利用可 | アップデートの対応が困難 |
ショップの独自性をアピールしやすい | 構築・開発は基本ベンダーのみの対応 |
デザインも含め、ほぼ無制限のカスタマイズ、拡張性の高さで独自のECサイトを構築できるのがECパッケージ最大のメリット。独自のビジネスモデルを持つ中〜大規模企業・店舗などに最適です。EC機能がパッケージングされているため、ゼロから開発するフルスクラッチよりも構築費用を抑えられます。
一方、アップデートが困難で、あまり長く使い続けられないのもECパッケージの特徴。リニューアルのタイミングで高額な構築費用が発生してしまうデメリットがあります。こうしたECパッケージの弱点を補う構築方法として、近年注目を集めているのがクラウドECです。
構築方別ECサイトの特徴・メリット・デメリット:クラウドEC
クラウドECとは、クラウド環境に用意されたECプラットフォームやインフラを利用して、自社ECサイトを構築する方法のこと。これだけでは、ASPサービスとなんら変わらないように思えますが、ユーザーのニーズに応じて、柔軟なカスタマイズに対応できるのが、クラウドEC最大の特徴。ASPサービスからのステップアップを検討する企業・店舗に最適のECサイト構築方法です。
「Shopify」「ebisumart」「Commerce Cloud」などがクラウドECの代表例ですが、特にカナダ発のShopifyは、今一番注目されるクラウドEC。オープンソースのように多数のテンプレート・プラグインが用意され、自在なカスタマイズに対応。全世界で使われる標準ECプラットフォームになりつつあります。
クラウドECのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
ASPサービスのように気軽な利用が可能 | カスタマイズ費用は比較的高額 |
常に最新のプラットフォームを利用できる | オンプレミス環境には対応できない |
柔軟なカスタマイズに対応 | ソースコードは公開されていない |
ショップの独自性をアピールしやすい | 対応できる開発・構築会社が限られる |
ASPの気軽さ・手間のかからなさに、オープンソースの自由度をプラスした性格を持つのがクラウドEC最大のメリット。ただし、オープンソースのようにソースコードが公開されていないため、開発・構築に対応できる会社は限られてしまいます。カスタマイズ費用が高額になりがちなのはその影響もあるでしょう。
構築方別ECサイトの特徴・メリット・デメリット:フルスクラッチ
フルスクラッチとは、プラットフォーム・インフラを含め、ゼロから自社ECサイトを構築する方法のこと。ゼロから開発・構築するため、Webでできることならデザイン・機能を含めた一切の制限なしに、独自ECサイトを構築できるのが特徴です。
その分、構築・開発費用はもっとも高額。Amazon、メルカリ、ZOZOTOWNなど、有数のECサイトで採用される構築方法ですが、企業・店舗が単独で採用するには、あまりにも費用対効果のよくない構築方法だといえます。
フルスクラッチのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
事実上どんなECサイトでも構築可能 | 構築・開発費用はもっとも高額 |
外部連携・機能拡張も自在 | 構築・開発期間が長期になりがち |
フルスクラッチのECサイトを採用している企業を見てもわかるように、社内に開発部門、マーケティング部門、EC部門があり、連携しながら自社開発する場合に最適な構築方法。高速なPDCAを回しながら改善・開発を継続し、ECサイトをより大きく成長させていくためには、フルスクラッチ開発が向いているといえるでしょう。
ECサイトのプラットフォーム選定ポイント
ここまでで、大きく5種類に分類できるECサイトの構築方法を解説してきました。構築方法それぞれの特徴・メリット・デメリット面を、おおまかながらも把握できたのではないでしょうか?これらを踏まえたうえで、自社ECサイトを構築・開発するためには、どのプラットフォームが最適なのか?選定する際のポイントを簡単に紹介していきます。
コスト・カスタマイズ性・年商のバランス
ECサイト構築にかかる初期費用・月額費用とカスタマイズ性は、相関関係を持つ場合がほとんど。つまり、自由度の高いネットショップを構築できるECプラットフォームほど、構築費用・ランニングコストは高額になる傾向があります。
ただし、コストをかけてECサイトを構築しても、それに見合った売上・利益が得られないのでは本末転倒。ECサイトに求めるカスタマイズ性と、コスト・年商のバランスを考えながらプラットフォームを選定するべきでしょう。
バックエンド機能の充実度
ECサイトを構築する場合、インターフェースをはじめとした「ユーザーからの見た目」に着目しがちですが、運営していくうえで重要なのは「バックエンド機能」です。商品登録機能、在庫管理を含む受発注管理機能、顧客管理機能、システムの総合管理機能などのバックエンド機能が、自社ニーズを満たせるかどうか?見極めていくことも重要です。
たとえば、1日の販売数が10個程度であれば、実店舗と在庫を共有するECサイトでも管理は簡単かもしれません。しかし、これが100個になるとそうはいきません。確実に在庫管理するには、実店舗と連動した在庫管理が必要になりますが、こうしたオペレーションはASPサービスでは困難。自社のビジネスモデルを洗い出し、必要な機能を明確にしておくことが肝心です。
セキュリティ
インターネットで広く公開されるECサイトは、不正アクセスやサイバー攻撃のリスクがゼロだとはいい切れません。特に決済の絡むECサイトでは、万一の場合に被害が拡大しやすいのも特徴。プラットフォームを問わず、システム選定の際は、セキュリティ面で充分な対策がとられているのかを確認しておくことが重要です。
システムのアップデートが簡単ではないオープンソースは特に注意が必要。オープンソースのセキュリティ対策はカスタマイズ部分の対応に追加費用がかかる場合もあるからパッチを当てるのがベターです。
ECサイト構築・開発手順
ECサイトを構築するため、どのプラットフォームを選ぶにしても、ネットショップの独自性を打ち出すにはシステム開発会社の協力が欠かせません。以下からは、ECサイト構築を開発会社に依頼する場合の流れ・手順を簡単に解説していきます。
ECサイト構築会社の選定
まずはECサイト構築会社の選定です。ポイントとなるのは3〜4社程度の候補を絞り込んだうえで、各社から見積もり・提案をしてもらうこと。そのためには、ECサイトの目的、求める機能・要件とともに、ある程度の予算感を計画しておく必要があるでしょう。
各社の提案内容を見たうえで、「なぜそのプラットフォームを選んだのか」質問してみるのも重要。メリットだけでなく、デメリットをどのように補うのか?しっかり答えられるシステム開発会社であれば、その後のサポートも期待できるでしょう。
要件定義・設計
ASPサービスを選定した場合は、ほぼデザイン面のみを依頼することになりますが、オープンソース以上でECサイトを構築する場合は「要件定義」「基本・詳細設計」「プログラミング・構築」「テスト」「納品」といった手順を踏むことになります。
お互いの認識にズレがないかを確認しながら、要件定義をしっかりと固めていくことが重要。修正は遅くとも設計段階までにしておくのもポイントです。プログラミングの段階で修正することになれば手戻りが発生し、結果的に余分なコストがかかる可能性もあります。
商品登録
一般的なホームページと異なり、ローンチ時に「販売できる準備が整っている」必要があるのがECサイトの特徴。開発・構築を外注したからといって、完成までただ待っているだけでは、ECサイトの公開が遅れてしまうでしょう。ECサイトの設計作業を進めるのと同時進行で、開発が終わったらすぐに写真撮影・紹介文作成を含む、商品登録が登録できるように準備しておくめておくことが肝心です。
マーケティング・ECサイト運営
すでに解説したように、ECサイトを開設しただけでは売上・利益を確保できるほどの集客は望めません。ECサイトのローンチ後には、Web広告をはじめとしたECサイトのマーケティング活動を展開しなければならないでしょう。
ただし、やみくもにWeb広告を打っても充分な効果が得られない可能性があります。Web広告によるマーケティング効果を高めていくには、状況分析・効果測定をもとにしたPDCAを回していく知識・スキルが必要。ECサイト構築会社を選定する際には、マーケティング・運用面でもサポートできるか?考慮に入れておくことも重要です。
まとめ
ECサイトの構築方法・手法別の費用相場・特徴・メリット・デメリットから、構築・開発の手順まで、できる限りわかりやすく、かつ網羅的に解説してきました。ECサイトを構築するのに、どこから手を付けていいか分からない、そう感じていた方でも、おおまかなイメージを持っていただけたのではないでしょうか?
ECサイトの構築・運営にはさまざまな知識・スキルが必要。しかし、自社のみのリソースですべてを賄えるケースは決して多くありません。重要なことは、複数の候補先に見積もり・提案を依頼したうえで、ベストな開発会社に絞り込むことです。
とはいえ、システム開発会社が多数存在する現代では、候補先を選ぶことすら迷ってしまうこともあるでしょう。「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、優良なECサイト構築会社をスピーディーに探せます。複数の会社に無料で相談できるのもポイント。ECサイト構築会社の選定に迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

徳島県出身。名古屋大学情報文化学部卒業。同大学院人間情報学研究科修士課程修了。2006年有限会社ラテラルリンクを設立。名古屋市で、Webシステム開発を中心に、Web構築全般、Web活用支援に従事。クライアントは、中小・零細企業から東証一部上場企業、国立大学まで幅広いニーズに対応。経済産業省認定「スマートSMEサポーター」。

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独自のネットショップでは、ECサイトを開設しただけでは集客は望めませんので、何らかのマーケティング施策が必要です。これをどのように実施するかは、構築時から、考えておいた方がよいでしょう。
開設当初からおこなわなくても、どこかのタイミングで行いたい施策、例えば、メールマガジンの配信、Web接客(ポップアップ)、MA(マーケティングオートメーション)ツールとの連携、多店舗化、といった想定が既にある場合は、その機能が備わっているのか、備わっていなくてもスムーズに始めることができるのか、始める場合にどの程度の費用か必要になるか、といった点も考慮して最適なプラットフォームを決めていきます。
ECサイトは制作会社との付き合いが長くなる場合も多いです。必ずしも、運用面も制作を依頼した会社だけに頼る必要はありませんが、将来的に導入したいことや、マーケティング施策がどの程度サポート可能なのかは確認をしておき、それも発注先選定の基準にするとよいでしょう。