システム開発の流れ・各工程を徹底解説

更新日:2019年01月18日 発注カテゴリ: Webシステム開発
システム開発の流れ・各工程を徹底解説

会社の商品を効果的に販売したり、サービスの質の向上を図ったりする上でシステム開発は非常に重要です。効果的なシステムの構築が行うことができれば、自社の業績を大きく伸ばすこともできます。しかし社員の中にシステム開発が行える人がいない場合、外部にシステム開発を委託することになります。といっても他の会社に開発を丸投げしたのでは効果的なシステム開発は行えません。システム開発の工程について詳しく知ることで自社に合ったシステムを手に入れることにしましょう。

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ウォーターフォールモデルの工程

まずシステム開発のもっとも一般的な方法、ウォーターフォールモデルの工程について説明していきます。ウォーターフォールモデルとは、その名の通り水が高いところから低いところに流れるように一つひとつの工程を経ながらシステムを開発する方法のことです。

工程は複数あり、一つひとつ十分に確認しながら行っていく必要があります。それでは早速、ウォーターフォールモデルの工程について詳しく見ていきましょう。

開発範囲の決定と提案依頼書の作成

まず最初の工程は、開発範囲の決定と提案依頼書の作成です。開発範囲をしっかり決めておくことはとても重要です。

例えば自社サイトに訪問してくるユーザーを増やしたいだけなのか、そこで商品を購入してくれるユーザーを増やしたいのか、リピーターになってくれるユーザーを増やしたいのかによって請け負っている会社のシステム開発の手法は変わるからです。

提案依頼書にはどんな目的で、どのようなシステムが欲しいのかを明確に記載しておく必要があります。さらにいつまでに納品してほしいのかという点も確実に伝えられるようにしておきましょう。提案依頼書はそれほど長いものではなく、A4用紙1枚程度で十分です。

説明会の開催

2番目に行うのは委託先の候補となる会社に対する説明会です。提案依頼書の内容をしっかり委託先に説明することが重要です。重要なのは個別にではなく、委託先の候補となる会社を集めての説明会だということです。

個別に説明してしまうと理解度に差が出てしまうことがあるからです。

見積もり確認

3番目に委託先の候補となる会社から見積もりを取ります。見積もりというと金額に目が行きがちですが、安ければ良いというわけではありません。

提案依頼書に書かれていた内容をしっかり踏まえたうえで提案がなされているかを見極め、費用対効果が最も高いものを選ばなければならないのです。

基本契約書の締結

4番目に行うのは基本契約書の締結です。システム開発のおおよその価格などを決めておくためのものです。

要求定義の作成

5番目に行うのは要求定義作成です。要求定義作成と聞くととても難しそうですが、簡単に言えば提案依頼書の内容をもっと具体的に説明することです。自社の状況、抱えている問題、開発されるシステムに求めるもの、どんな解決策を望んでいるのか、どんな結果を得たいと思っているのかなどをまとめます。

システム開発が実際に始まる前に要望を伝えられるのはここなので、どんなシステムにしたいかというビジョンを明確に持っておくことが必要です。要求定義作成の後には要件定義作成があります。要件定義と固める作業と要件定義書作成の工程は、依頼を受ける側の会社がどんな機能をシステムに装備させるかを説明するものです。

当然依頼する側の要望が入っているものになるはずです。ここまで来てやっと実際の開発に着手することができます。

外部設計

6番目の工程は外部設計です。外部設計とはシステムの見た目を設計することです。ホームページのレイアウト、画面遷移の方法やどんなコンテンツを配置するかなどを決めます。

ここはユーザーを増やせるかどうかのポイントなので、委託している会社と綿密に打ち合わせをして自社の理想通りの設計をしてもらうようにすべきです。

内部設計

外部設計が終わると、今度は内部設計に入ります。

機能仕様書やデータフロー図などを作成して、データ処理の方法やシステム内部の動作を設計します。これでプログラミングを行うための準備をするのです。この部分は非常に専門的な分野になるとともに、ほとんど目に触れない部分なので打ち合わせをすることはおそらくないでしょう。

個別契約書の作成

8番目の工程として個別契約書の作成があります。、基本契約書は作っていますが、今度は役割分担や具体的な金額を決定した契約書が必要になります。

プログラミング

いよいよプログラミングが入ります。プログラム設計をし、その設計に基づいてプログラミングを行います。

単体テストと結合テスト

構築したプログラム単体でのテストが行われます。この時点でトラブルがあれば、そのトラブルを解決することでスムーズに次の工程に移行できるようにします。それが終わると結合テストに入ります。単体テストに合格したプログラム同士を結び付けて、問題ないかを確認します。

プログラム単体では問題なくても、結合させると連携がうまくいかないこともあるからです。

システムテストと運用テスト経てリリース・本稼働

単体テストと結合テストが終わると、システムテストに入ります。これはユーザーとまったく同じ環境でシステムを試すことにより、問題なく動作するかどうかを確認するものです。

システム開発を請け負った会社が行う最後のテストが、システムテストということになります。その後納品され、運用テストという工程に進みます。運用テストはシステム開発を行った会社ではなく、委託した会社が行います。

要件定義を満たしているか、使い心地はどうかなどを確かめるためのテストです。このテストがうまくいけば、ついにリリースされ本稼働に入ります。本稼働すると安心してしまうかもしれませんが、システムにはトラブルがつきものです。

さらに定期的にアップデートしたり、メンテナンスを行わなければなりません。これにもある程度の費用がかかりますが、しっかりシステムを運用するためにはシステムの保守も行うようにしましょう。外部委託する場合にはシステム開発費用の15%程度がかかると考えておけば間違いありません。

アジャイルモデルの工程

ウォーターフォールモデルに対して、別のシステム開発の方法がアジャイルモデルです。アジャイルという言葉は「素早い」という意味で、システム開発をスピード優先で進めていくモデルとなります。アジャイルモデルは開発の途中で設計や仕様に変更があるものという前提で開発を進めます。

まず最初の工程はリリース計画を決めることです。その後イテレーションという反復を繰り返します。計画し、設計し、実装し、テストするというサイクルです。1週間から2週間ごとのサイクルでこのイテレーションを繰り返し、修正しながら徐々にシステムを構築していきます。

アジャイルモデルではどこかで大きなトラブルがあっても戻る必要のある工程が少ないので、臨機応変に修正が聞くというメリットがあります。途中変更の多いプロジェクトやシステムに向いている方法と言えるでしょう。

一方ですでに構築されているシステムを新しくするといった場合には、途中変更が少ないのでウォーターフォールモデルの方が向いています。

まとめ

システム開発にはウォーターフォールモデルとアジャイルモデルの二つの方法があることがわかりました。どんなシステムを求めているかによって方法を選ぶことができます。重要なのは、委託先の会社とのコミュニケーションを密に取るということです。

自社の求めている機能や使いやすさを実現するためには、何度も何度も打ち合わせをしなければならないでしょう。しかしコミュニケーションをしっかり取ることで、費用対効果の高いシステム構築が行えるのです。

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