Eラーニングとは?導入費用や料金の相場をまとめてみた

更新日:2020年03月31日 発注カテゴリ: Webシステム開発
Eラーニングとは?導入費用や料金の相場をまとめてみた

Eラーニングは企業の研修方法として長く使われてきた歴史があり、大手から中小まで様々なIT関連企業が導入のための手法を提供しています。今回は導入にあたっての費用・料金相場をまとめてみました。

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Eラーニングとは

Eラーニングとは、インターネットを使った学習形態全般を指します。予備校のサテライト授業や企業の研修など幅広く利用されています。「Webラーニング」や「オンライン学習」などという呼び名もありますが、同じものです。学習テキストと動画やリッチ・テキスト・フォーマットを同時に活用できて、社内研修や資格取得などに利用できます。

ユーザーからすると、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使って場所を選ばずに学習できるので便利ですし、研修を提供する側としても進捗の把握やペーパーレス化などの利点があります。従来の研修や学習システムでは、たとえば先生やインストラクターと受講生が決められた時間に同じ場所にいなければなりませんでしたし、学習の進捗をチェックするにもすべて人間が行う必要がありました。

そういった手間を省くために導入されたものにCD-ROMによる学習があり、コンピューター利用研修でも多く導入されていて今でも利用されていますが、CD-ROMは製造コストがかかりますし、いったん作ってしまうと内容の修正が困難です。個人ごとの進捗をチェックするのも困難で、ペーパーを使ったやり取りが結局は発生してしまいます。Eラーニングは受講する人へインターネットを使って動画を提供し、さらに進捗情報を一括して管理できるようになっています。

CD-ROMなどのメディアを製造して配布するコストも抑えられますし、学習内容もサーバーで集中的に管理できるため、何か不具合が起こったり内容の変更が必要になったりしたときに、ファイルを変更するだけで最新の内容に更新可能です。

導入前に知るべきeラーニングのメリット

好きな時間に任意の場所で学習可能

eラーニングを受講するメリットの1つが、自分の好きな時間に任意の場所で学習ができる点です。eラーニングは、インターネットを活用した学習方法なので、時間と場所を選ばずに学習ができます。既存の講義や現場研修と違い、1つの場所に拘束されることがありません。

デバイスを自由に選べる

eラーニングはデバイスを自由に選んで学習ができます。ネット環境さえあれば受講ができるため、自分が普段使っているデバイスで学習ができます。通勤の際に、電車内でスマホを見ながらの学習も可能です。

情報管理が楽

eラーニングでは、受講者の受講履歴や進捗状況などをデータ化して、一元管理して活用することができます。受講者ひとりひとりの学習情報をすぐに確認できて、情報を更新するのも簡単。進捗が悪く、モチベーションが低下している受講者には、促進メールを自動で送信してくれます。

講座の内容を一斉に変えることができる

eラーニングでは、講座の内容を一斉に変えることができます。従来の研修では、講義の内容を変更する際、講師に伝達して、カリキュラムを変更しなければいけません。講師が複数人いる場合、伝達漏れが起きる可能性や、変更に対応する時間がかかってしまいます。

一方、eラーニングの場合、動画を差し替えるだけで、簡単に内容を変更できるのがメリットです。講師を複数人用意しなくて良いので、授業の質が変わることもありません

導入前に知るべきeラーニングのデメリット

モチベーションが維持しにくい

eラーニングの1番のデメリットは、受講者がモチベーションを持続しづらい点です。直接講座を受ける場合、他の受講者が周りにいる環境なので、メリハリをつけて学習ができます。

しかし、eラーニングでは、自分で学習を管理しなければいけず、つい学習をサボってしまうことも。そのため、定期的に受講者の進捗管理が必要になります。SNSや、動画を活用して、受講者のモチベーションを維持をするeラーニングがオススメです。

実技系の科目には向かない

eラーニングは、実技系の科目には向きません。オンライン学習では講師と、面と向かってやりとりができないため、その場のフィードバックが受けられないからです。

また、自動車学校のように教習車を用意しないと受けられない研修はeラーニングでは対応できません。しかし、近年ではVRの登場によって、現実と遜色ない仮想空間で車の運転や医療現場を再現できるようになりました。近い将来、VRを利用したeラーニングが登場するかもしれません。

ネットワーク環境がないと受講ができない

eラーニングはネット環境があることが前提なので、ネット環境を用意できない場合、講義を受講することができません。その場合、DVDやCDを配達してもらう方法がありますが、配達のコストがかかってしまいます。

Eラーニングの種類は3つ

eラーニングにはASP、パッケージ、構築型の3種類があります。それぞれ特徴が違いますので、以降で解説していきます。

ASP型の特徴

ASPとは、業者が提供するシステムをプラットフォームとしてeラーニングを実施するサービスです。自社の会社内にサーバーを持つ必要がありませんし、複雑な管理は不要です。eラーニングを始めるために必要なシステムを準備する必要がなく、回線やサービスやソフトなどの準備もいりません。

パッケージ型の特徴

eラーニング環境の構築や運用を全てアウトソーシングするASPに対して、パッケージ型は、自社サーバーなどにシステムをインストールして利用するタイプのものです。利用する側が、eラーニングのシステムを稼働させるために、ネットワーク環境やサーバー環境といったインフラを整える必要があります。

パッケージ型のメリットは、教材や講座内容を自分の会社で制作することができ、システムと一緒にパッケージ化された教材を使うこともできます。自社の環境に応じてカスタマイズしたいときに有効なシステムです。受講者の数が多いときや、長期にわたって活用したとき、大規模企業で導入されています。

構築型の特徴

自社内にeラーニングのシステムを構築して、教材の作成や受講映像の作成、成績管理に至るまでトータルに行うシステム構築管理型というスタイルもあります。

基本的には社内のイントラネットにシステムを構築し、社員が空いた時間などに講座を受講するものです。システム規模に応じて様々な製品が用意されており、長期にわたる運用に向いており、研修の種類が多いときなどに即応できるメリットがあります。

eラーニング導入の料金相場

上記で解説した3種類のeラーニングの料金相場について解説していきます。

ASP型の費用相場

eラーニングのシステムをまるごと業者に一任して行うASPは、最も手軽に導入できるもので、ハードウェアの用品も必要ありません。料金は多くの場合でユーザー数によって変動します。サーバーレンタル代も費用に含めると、初期費用としておおよそ20万から30万円が相場です。

月額費用は、ユーザー数によって変動する料金体系になっていることが多く、たとえばユーザー数が50人までなら月額3万円から5万円程度、150人で5万円から7万円程度が相場となっています。

パッケージ型の費用相場

パッケージ型のeラーニングを導入するには、まず自社のインフラ環境を準備する必要があります。自社でサーバーを用意して管理する体制ができていることが条件です。

教材作成昨日や管理者機能をどの程度揃えるのかによっても大きく料金を変動しますし、大規模化すれば、その分の費用もかかってきます。初期費用の段階で相場は安くて10万円程度ですが、オプションを充実させれば100万円程度を見積もるケースもあります。中には500万円程度をかけて導入したという事例もあります。

構築型の費用相場

自社内のイントラネットにシステムを構築するタイプのeラーニングシステムではInternet NavigwareやEasyLearnigといったソフトを購入のうえで、専門の業者に依頼してシステムを構築する必要があります。

導入の規模によってまったく料金は変わってきますが、少なくとも100万円程度は見積もっておいた方が良いでしょう。

ASP・パッケージ・構築、どれを選ぶべきか

3種類のeラーニングシステムを解説してきましたが、その中でどれを選ぶべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか。迷ったら、ASP型のシステムがオススメです。

ASP型のサービスは近年増えており、選べるオプションが豊富なサービスも登場しています。必要な機能をオプション追加することで、パッケージ型のように自社で使いやすいシステムにカスタマイズできるでしょう。初期費用も安く抑えられるので、ASP型のサービスがオススメです。

eラーニング選びで見るべき3つの比較ポイント

eラーニングには様々な種類があります。そのため、どのサービスを導入するべきか悩んでしまうケースもあるでしょう。ここでは、ASP・パッケージ・構築の3種類に関係なく、eラーニングを選ぶ際に参考にしたい見るべきポイントを解説いたします。

比較ポイント(1)従業員が求める環境を提供できるか

従業員が受講しやすいかでシステムを比較しましょう。帰宅後に時間をとってしっかり講座を受講したい従業員もいれば、空いた隙間時間に学習をしたい従業員もいます。全ての従業員のニーズを満たす機能を備えたシステムが理想です。

比較ポイント(2)企業が求める機能を提供できるか

受講する従業員だけでなく、管理する企業側のニーズを満たす機能を提供できるサービスを選びましょう。

たとえば、人事の評価システムと講座の受講履歴を紐付ければ、昇進の条件に、指定講座の受講を設けることができます。

Eeラーニングに求める機能を踏まえて、必要な機能を持っているシステムを選ぶようにしましょう。

比較ポイント(3)費用対効果を見込めるか

サービスを比較する際に、費用対効果が十分見込めるシステムかを見極めることも大切です。

システムを導入することで、従業員のモチベーション向上やスキルアップ以外に、新しい業務をスムーズに導入できる効果が期待できます。その他、社内研修を効率化し、他の業務に回せる時間を確保することも。

上記で挙げたように、システムを導入することで、効果が見込めることを具体的に想定しておき、導入費用などを踏まえて選ぶと失敗が少ないです。

なお、費用対効果を見極めたい場合は、少人数から導入し、効果を測定して、導入人数を増やしていくのがオススメです

中小企業にオススメのeラーニング3選

ここでは中小企業にオススメしたいeラーニングを3つご紹介します。それぞれ特徴をピックアップしているため、導入を検討している企業は参考にしてみてください。

GOKUU

GOKUU

参照元:GOKUU

  • 経営幹部に特化した動画研修サービス
  • 350本以上の動画コンテンツがいつでも見放題
  • 著名経営者のインタビュー動画が好評

GOKUUは経営幹部に特化した動画研修サービスです。経済誌「日経トップリーダー」の編集部がオリジナル動画コンテンツを提供。日経トップリーダーは1984年創刊の長い歴史を持つ経営誌で、幹部教育に必要な数多くのトピックを取り扱ってきました。蓄積されたノウハウを元に作成された動画コンテンツ350本以上をいつでも見放題。動画で学習スタイルなので本が苦手な人や忙しい人でも隙間時間を利用して学習することがメリットでしょう。

企業情報

住所:東京都 港区虎ノ門4丁目3番12号

学びばこ

学びばこ

参照元:学びばこ

  • 大企業から中小企業まで、規模を問わず、多数の導入実績
  • 「学習状況管理」「お知らせ配信」など充実の機能
  • 社内研修や学校・塾など様々な場面に合わせてカリキュラムをカスタマイズできる

学びばこは初めての方でも簡単に使うことができるEラーニングシステムです。最大の特徴はわかりすくポップなデザインで直感的に操作ができるユーザーインタフェース。他社のEラーニングをすでに導入していて、使いにくいと感じる方にもオススメできます。 PCで簡単に教材を作成できるので社内研修や学校・塾など場面に合わせて活用可能です。また「学習状況管理」「お知らせ配信」など様々な機能を備えているので運用管理も簡単に行えるでしょう。

企業情報

住所:東京都 豊島区東池袋1-33-8 NBF池袋タワー 11F

ネットラーニングプラザ

ネットラーニングプラザ

参照元:ネットラーニングプラザ

  • 登録ユーザー5千万人以上、業界最大規模の実績
  • 社内研修から自己啓発など正社員対象の豊富なラインナップ
  • 登録管理や促進メールなど、充実のサポート体制で管理の負担を軽減

ネットラーニングプラザは登録ユーザー5千万人以上を誇る、業界最大規模のEラーニングサービスです。社員数300名以下の中小企業にターゲットを絞った定額制サービス。社内研修から自己啓発まで多種多様なコースを用意しており、各社員のニーズに応えます。研修の内容は大手企業でも利用されたコンテンツで、アニメーションや動画を使ったわかりやすい内容になっています。ネットラーニングプラザでは学習者の登録や促進メール、受講後のアンケートまでサポートしてくれるので管理者は安心して運用を見守ることができるでしょう。

企業情報

住所:東京都 新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル3F

まとめ

Eラーニングは企業の研修方法として長く使われてきた歴史があり、大手から中小まで様々なIT関連企業が導入のための手法を提供しています。受講者の時間や場所に縛られない自由なスタイルで受講させることが可能ですし、成績の管理なども一括してできるという大きなメリットがあります。

自社ではどのようなシステムが必要かを見極めたうえで導入しましょう。自社のシステムを使うかどうかによって、どういった手法を導入するかおおよそ決定します。ASPであれば手軽に導入できて費用も安く済み、規模が大きくなるとともに自社システムでの運用のほうが結果的にコストは安くなります。

トータルでどのくらいの費用が必要か確認しましょう。利用人数によって料金が変動するものもあれば、運用面でのサポートが弱いという会社もあります。初期費用だけでなく、自社の事情や規模に併せて、ランニングコストや保守費用などを総合的に考えた上で判断していきましょう

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