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スマートニュースのようなサービス開発に必要となる機能/概算費用を解説

更新日:2021年11月19日 発注カテゴリ: Webシステム開発
スマートニュースのようなサービス開発に必要となる機能/概算費用を解説

社会情勢、天気、エンタメ、そしてお得なクーポン情報まで、スマホを持っていれば多くの情報を得ることができます。しかし、インターネット上には情報があふれかえっており、自分の必要な情報だけを得るためには、情報の選別に多くの手間がかかります。そんな問題を解決してくれるのがスマートニュースのようなニュースアプリです。過去のニュースの参照履歴や現在地情報などから、自動的に興味のある最新のニュースや記事、クーポン、天気情報などをまとめて抽出してくれ、簡単に情報を得ることができます。本記事では、スマートニュースのようなアプリを構築する場合に必要な機能を洗い出し、見積とその内容を解説をしています。

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インターネット上のニュースとコンテンツ

日本国内でのインターネットの普及は1995年ごろから始まりました。そして、インターネットの即時に情報を拡散できる特徴を活用し、ニュースの配信に利用されるようになりました。

その後、情報を取りまとめたポータルサイトが現れます。ポータルサイトは一つのWebページに、インターネット上に散らばる情報へのリンクをまとめたものです。

必要な情報を簡単に見つけることができ、利便性の高さから人気がでました。現在もポータルサイトは多数運営されており、YahooやGoogle、Bingなどは使ったことがある人も多いでしょう。

やがて、スマートフォンの普及により中心となるプラットフォームに変容が起こり始めています。それに合わせるようにニュースアプリが登場してきました。

スマートフォン上のアプリで、統合ポータルサイトの様に多くの情報をまとめ、さらには個人の趣向に合わせてコンテンツを選ぶ様に進化を見せています。

さらにスマートフォンの特性を活かして、動画が閲覧できるようになっていたり、持ち運びできるクーポン機能など、それぞれのニュースアプリが独自機能を実装して、競争力を高めています。

スマートニュース

スマートニュースはそんなニュースアプリの一つです。ニュースアプリとして重要なのは、良質なコンテンツをリアルタイムに届けることです。ニュース、コンテンツのヘッドラインの表示と詳細なコンテンツの表示ができる機能、快適に閲覧できることが求められます。

一般にニュースアプリはニュースやテキスト情報、動画などのコンテンツを、様々なメディアを情報源(ソース)として、掲載を行っています(※)。※新聞社等の提供するニュースアプリでは、情報源が自社独自の情報の場合もあります。

さらに、ユーザの好みにあわせるために、コンテンツの類似性、利用者の特性、地域、過去の履歴等を参照しておすすめのコンテンツを表示する機能が搭載されているものが現在の主流です。

また仕組みとしてはスマートフォン上で情報を閲覧するアプリと、アプリの通信先のサーバー処理で構成されます。サーバー処理は、コンテンツの管理、おすすめ情報の算出などの実現が主な役割です。スマホアプリ側は基本的にはサーバーが渡してくる情報を表示することがメインの役割となります。

スマートニュースの特徴的な機能として、スマートフォンが電波が届かない場所でもニュースが読めることがあげられます。この機能は、スマートフォンが待機中にコンテンツ情報をサーバーからダウンロードしてスマートフォン上に保存することで実現しています。

また、各種企業のクーポンを集めて提供していることも独自のサービスです。今すぐ使えるお得なサービスが多くのユーザを引き付けています。

スマートニュースのビジネスモデル

スマートニュースはニュースやテキストなどのコンテンツを提供するサービスです。サービスそのものを販売しているわけではなく、利用者は基本的に無料でそのサービスを利用できます。

コンテンツは各種のWebメディアなどから提供を受けます。提供者は自分のWebメディア等に向けて作成したコンテンツをニュースアプリにも無償で提供します。

その代わり、コンテンツ提供者の情報や名前などがユーザに知れ、ニュースアプリからのアクセスも期待できます。コンテンツ提供側もニュースアプリをユーザにコンテンツを届けるためのツールとして利用しているわけです。

ニュースアプリとコンテンツ提供者はお互いにメリットを得ることができる関係性となっています。ただし、無条件にニュースアプリにどんな内容のコンテンツでも掲載するわけではありません。スマートニュースではコンテンツ内容の審査を行う方式をとっています。

ニュースアプリの場合、収益を得る方法は複数ありますが、スマートニュースは広告出稿を収益源としています。

アプリの広告欄やコンテンツに混じる形で広告を入れており、広告出稿者のサイトなどへ誘導する仕組みです。また、スマートニュースの独自機能であるクーポンの掲載についても、広告の一種として扱われているため、収益源の一つです。

ニュースアプリは、従来ポータルサイトが担っていたWebの入り口としての役割を代替する仕組みです。Webを利用する人は膨大であり、その入り口では人が集まるため、広告には高い効果が生まれます。

それに加えて、アプリとしてスマートフォンにインストールされる形態であることも有効に利用しています。ユーザの居住地域やアクセスを行った場所のGPS情報を収集し、エリアと関係のあるより精度の高い情報提供と広告提供が図られているのです。

想定する機能

スマートニュースのサービスから、機能を洗い出し、解説します。表向きに公開されている機能とサービス提供者のみが利用する機能に分けることができ、サービス提供者側の機能に関しては想定で記載しています。

システム構成

ユーザ向け機能はスマホアプリでの提供を想定しています。また、スマホアプリのバックグラウンドにWebシステムの構築を想定します。運用向けの機能は、画面はすべてWebシステムでの構築を想定しています。

補足

※スマホのマルチプラットフォーム対応は、ユーザ向けの機能が二重に開発が必要となるイメージです。

必須機能と追加機能

最低限の機能として、コンテンツと広告をアプリ上で提供するための機能を必須としています。

「必須」の欄に〇の付いた機能は必須となる機能です。★の付いた機能は必須ではありませんがビジネスを盛り上げるのに必要となる機能と位置づけています。

NO 利用ユーザ 機能グループ 機能 種別 必須
1-1 ユーザ向け ユーザ管理 ユーザ登録 アプリ/Web
1-2 プロフィールメンテナンス アプリ/Web  
1-3 ログイン アプリ/Web
1-4 コンテンツ参照 コンテンツフィード アプリ/Web
1-5 コンテンツ検索 アプリ/Web
1-6 グループ化 アプリ/Web  
1-7 インフィード広告 アプリ/Web
1-8 動画広告 アプリ/Web
1-9 参照情報カスタマイズ アプリ/Web  
1-10 地域情報連携 アプリ/Web  
1-11 ローカル保存 アプリ/Web  
1-12 クーポン利用 クーポンフィード アプリ/Web  
1-13 クーポン検索 アプリ/Web  
1-14 地域情報連携 アプリ/Web  
1-15 天気予報 天気予報表示 アプリ/Web  
1-16 地域情報連携 アプリ/Web  
1-17 プッシュ通知 プッシュ通知 アプリ  
2-1 運営側向け ユーザ管理 ユーザ一覧検索 Web
2-2 ユーザ情報分析 Web
2-3 コンテンツ管理 情報ソース設定 Web
2-4 コンテンツ収集 バッチ
2-5 コンテンツ検索 Web
2-6 コンテンツ編集 Web
2-7 広告管理 SmartNews Ads連携 Web/バッチ  
2-8 広告設定 Web
2-9 クーポン管理 クーポン配信連携 Web  
2-10 クーポンメンテナンス Web  
2-11 天気予報管理 天気予報API接続 Web  
2-12 天気予報取得 バッチ  
2-13 プッシュ通知管理 プッシュ通知起動 バッチ  
2-14 分析 地域情報分析 Web
2-15 コンテンツ参照状況分析 Web
2-16 情報告知 お知らせ登録 Web
2-17 利用ガイドライン、QA Web  
3-1 バックグラウンド サーバー    
3-2 DB    
3-3 WEBサーバー    

ユーザ向け

ニュースアプリを利用するユーザ向けの機能です。

ユーザ管理

  • 1-1 ユーザ登録
  • 1-2 プロフィールメンテナンス
  • 1-3 ログイン

サービス利用のためのユーザを登録、管理する機能です。ユーザ情報は過去のコンテンツ参照履歴や利用地域を関連付けて格納され、コンテンツのフィードに利用されます。

コンテンツ参照

  • 1-4 コンテンツフィード

ユーザのこれまでの利用履歴から、世代や趣味趣向を割り出し、ユーザが興味を持つコンテンツを表示する機能です。最新の情報とユーザの興味から、最適な記事を選定する高度なロジックが必要となる、ニュースサイトの根幹を成す機能です。

スマートニュースでも、このコンテンツのフィードを行うために独自のアルゴリズムを実装しており、非常に重要視されています。

  • 1-5 コンテンツ検索

コンテンツはアプリからフィードできると同時に、ユーザが検索して探すこともできるようにしておきます。ユーザが今知りたい情報を得るために必要な機能です。また、運営側としてもユーザの興味があるキーワードを知る機会を得ることができます。

  • 1-6 グループ化

コンテンツをジャンルや特集などで集約することで、ユーザに利便性を提供する機能です。スマートニュースでは、イベントに沿ったジャンルでのまとめ等、柔軟にコンテンツのグループ化を行っています。

  • 1-7 インフィード広告

ニュースなどのコンテンツの並びに広告を挟む機能です。ユーザの興味のあるコンテンツと並べることで、広告へのアクセス(CV、コンバージョン)を促すことができます。

  • 1-8 動画広告

アプリ内の広告表示欄や全画面表示などで広告を表示する機能です。スマートニュースでは広告は基本的に動画としており、AUTO PLAY、全画面、バナー、広告主サイトの4種類が用意されています。

  • 1-9 参照情報カスタマイズ

各ユーザがお気に入りのジャンルや興味のある分野を登録しておくことで、フィードされる情報をコントロールできる機能です。ニュースアプリのおすすめだけでなく、ユーザによるカスタマイズの余地を作ることで、利便性を提供します。

  • 1-10 地域情報連携

ニュースなどのコンテンツはユーザの居住地域、現在の所在地域と強く関連を持っています。ユーザの設定地域や現在の地域をサーバー側に連携することで、フィード内容に地域と関連する情報を連動させます。

  • 1-11 ローカル保存

スマートニュースの独自の機能として提供されているのが、電波が届かないところでも記事を参照できる機能です。

この実現には、ユーザがアプリを使用していないタイミングでも、ニュースをダウンロードし、スマホ上に保存しておく機能が必要となります。必須ではありませんが、ユーザの利便性を追求した機能です。

クーポン利用

  • 1-12 クーポンフィード

ユーザにとって有益なクーポンを表示する機能です。過去の利用履歴、記事の参照情報などを参考におすすめのクーポンを表示します。

  • 1-13 クーポン検索

サービスに登録されているクーポンを検索するための機能です。

  • 1-14 地域情報連携

クーポンには店舗の所在、利用可能な地域といった属性があるため、ユーザの登録地域、所在地を連携させることにより有用な選択をすることが可能となります。

天気予報

  • 1-15 天気予報表示

ユーザにとって有益な情報の一つである天気予報を表示する機能です。リアルタイムな時間ごとの表示や、大きなエリアに向けた長期予報などを、天気の情報を提供するサイトから取得して表示します。

  • 1-16 地域情報連携

天気予報については、地域指定が重要な情報となります。普段の利用地域および現在地、ユーザの希望する地域の天気を表示できるような対応が必要となります。

プッシュ通知

  • 1-17 プッシュ通知

ユーザに新着情報を通知するための機能です。ユーザが興味を持つ分野の情報が追加されたタイミングや定周期で情報を通知することにより、アプリの利用を促す機能です。

サービス運営側向け

スマートニュースのようなサービスの運営側が利用するための管理機能です。

ユーザ管理

  • 2-1 ユーザ一覧検索
  • 2-2 ユーザ情報分析

ユーザの管理に利用する機能です。ユーザサポート、不正なユーザの利用停止、履歴の追跡、利用状況の確認などが主な用途となります。

また、ユーザがどのようなコンテンツに興味を持っているか、その傾向とグルーピング等を分析できる機能を追加することで、よりよいサービス提供に活かすことができます。

コンテンツ管理

  • 2-3 情報ソース設定

アプリに表示するコンテンツの取得元を設定する機能です。あらかじめコンテンツの作成者から申請を受け、特定のフォーマットを持った記事を掲載するWebサイトを情報のソース(入手元)として登録します。

  • 2-4 コンテンツ収集

情報ソースのWebサイトからコンテンツを収集する機能です。定周期で自動的にWeb上の情報を集める仕組みを構築することが必要となります。

  • 2-5 コンテンツ検索
  • 2-6 コンテンツ編集

アプリに表示されるコンテンツを管理するための機能です。ソースサイトから取り込まれた記事に問題がないか確認したり、記事のグルーピングのための情報付加などを行うための機能です。

広告管理

  • 2-7 SmartNews Ads連携
  • 2-8 広告設定

スマートニュースではSmartNews Adsという広告掲載用のアプリが別途用意されており、広告掲載はこちらから行います。この広告掲載用のアプリとの連携機能が必要となります。

また、サービス運用側で広告設定の編集を行うことも想定されるため、広告設定機能を別途用意する想定としています。

クーポン管理

  • 2-9 クーポン配信連携
  • 2-10 クーポンメンテナンス

クーポンの配信情報を登録する機能です。クーポンは各種の店舗との連動が必要となるため、サービス運営者が手動で登録する形を想定しています。

天気予報管理

  • 2-11 天気予報API接続
  • 2-12 天気予報取得

天気予報を配信しているサービスから情報の取得を設定する機能です。基本的には一度天気予報の取得元を設定すれば頻繁に変更することはありません。しかし、より良いサービスが登場した際には、情報の取得元を変更、追加できるように用意しておきます。

プッシュ通知管理

  • 2-13 プッシュ通知起動

ユーザへのプッシュ通知を起動するための機能です。プッシュ通知で通知する情報の設定、起動のタイミングを任意に設定できるように用意しておきます。

分析

  • 2-14 地域情報分析
  • 2-15 コンテンツ参照状況分析

利用地域やコンテンツを軸に、アプリケーションの利用状況、利用者の傾向、関連するコンテンツなどを分析、抽出するための機能です。

ニュースアプリとしての最低限の運用の実現には必須ではありませんが、ビジネスの核となるアプリ利用状況や広告との連動に繋がるため、重要性の高い機能です。

情報告知

  • 2-16 お知らせ登録

サービスにおける、機能追加、障害情報、メンテナンスなどのアナウンスを行うための機能です。登録したお知らせ情報は画面上への表示やメールでの配信でユーザに知らせます。

  • 2-17 利用ガイドライン、QA

サービスの使い方やよくある質問とその回答をコンテンツとしてまとめておきます。利用のためのマニュアルを充実させることで利用者の満足度をあげ、運営側の問い合わせに回答するためのコストを低減する機能です。

バックグラウンド

スマートニュースのようなサービスを提供する場合、ユーザ側のアプリとは別にユーザ情報やコンテンツデータの格納場所や、フィードなどの処理を行うためのプログラムの稼働環境(サーバー)を用意する必要があります。

サービスの開始時にはユーザ数も多くないため、稼働環境、格納領域は小規模(スモールスタート)でかまいません。サービス利用者が増加した際には環境を拡張する必要が出てきます。利用者の増加に伴い通信量も増えることが予想されます。

このような場合にはクラウド環境をプラットフォームとして検討するとよいでしょう。初期の小規模な状態ではコストを押さえて利用することができ、大規模な環境が必要となった際も柔軟に対処できます。

機能の実現を考えた場合、WebサーバーやDBなどのミドルウェアも必要となります。こちらも規模が小さいうちはフリーウェアなどで構築できますが、大規模化した場合レスポンス確保、サポートの有無などの観点から商用のライセンス取得が必要となるケースもあります。

クラウドサービスを利用する前提でも、オンプレミスでも、環境構築のコストとランニングコストが一定量必要となることは見積もっておきましょう。

注意点

※本記事の見積もりではバックグラウンドのハードウェアやミドルウェアおよびクラウドサービスの利用にかかる費用は、全体の見積額から除外しています。

必須ではないがビジネスを盛り上げるために必要となる機能

スマートニュースのようなサービスを構築する際に、必須ではないもののサービスの独自性と成長を支える機能として、アプリの利用状況を分析する機能があります。

分析機能はユーザの属性や参照履歴、操作履歴、地域といったデータから、コンテンツの人気度合いやユーザ動向を調べるための機能です。サービスとしてどのような戦略をとるか、マーケティングに便利な機能といえます。

また、スマートニュースのようなアプリでは、この分析のための情報の蓄積とその解析から導き出されるフィード(おすすめ)がユーザから重視される点です。サービスの特徴ともなり、利用者増加のためのポイントともなるでしょう。

ただし、いずれの機能も高機能な実装を仕様とする場合、多くのコストがかかります。分析機能ではデータサイエンス、フィード機能の拡充にはビッグデータ、AIなどの先端技術を利用するため、コストは高くなりがちです。サービスの収益状況と相談しながら、後から充実を図ってもよい部分です。

スマートニュースのようなサービスを作る場合の概算費用

前提として初期構築のみを想定しています。コンテンツと広告の表示によるビジネスモデルを想定し、そのために必要な機能を必須機能として扱っています。また、本見積はフルスクラッチでの作成を想定しています。

実際には運用しながら改善が発生するため、ランニングコスト+改修費用を掛けてのブラッシュアップが必要です。

注意点

※本見積には、サービス構築後の運営や広告に関する費用、利用するサーバーやミドルウェアの購入費用、クラウドサービスの利用費用などは含んでいません。

最低限の場合

先にあげた機能一覧より必須の機能を最低限の実装でサービス構築した場合の費用見積です。

内容 ニュースアプリとコンテンツ収集サービス
開発規模  13機能
想定工数  約4.125人月
想定価格  330万円(人月80万円で算出)

ある程度一般的な機能で構成されているため、必須機能で極端にコストがかかる機能はありません。最低限、スマホアプリとバックグラウンドのWebシステム、コンテンツ収集のためのWebクローリング機能が必要となります。

最初はコンテンツのフィードのためのルールもシンプルに作成する想定です。広告の種類を減らすことで、さらなるコスト圧縮も見込めそうですが、収益面とのトレードオフとなります。

高いクオリティを目指す場合

先の機能一覧のすべての機能を、一般的な商業アプリケーションとして問題のないクオリティを目指した実装でサービス構築した場合の費用見積もりです。

開発規模 34機能
想定工数 16.75人月
想定価格 1340万円(人月80万円で算出)

ただし、フィードのためのアルゴリズム構築、各種の分析機能は簡易な対応とする想定です。これらの機能は作りこめば無制限にコストがかかる機能となります。

一般的な料金相場

スマートニュースのようなニュースアプリと運営サービスを構築する場合、フルスクラッチで開発すると300万円前後がスタートラインとなります。既存のプログラムの改造などが可能であれば、コストの圧縮も可能となります。

収益モデルについて

現在、スマートニュースはユーザ向けのコンテンツの参照、クーポンや天気予報などの利用は無償で提供しています。ユーザの数が必要となるサービスのため、ユーザ数が拡大しやすい形式をとっているとも言えます。収益はアプリ内に表示する広告出稿により得ており、入札形式です。

別の収益方法として考えられるのは、ユーザに課金要素を設けて、特別な機能を提供する方法です。各種サービスにおけるプレミアムプランにあたる機能です。ニュースアプリに新たな価値を加えることができれば、ユーザもお金を払ってでも利用してくれます。

また、コンテンツを自社で持っている場合はその配信のための有料サービスとすることも可能です。新聞社のアプリなどがそのモデルとなります。

発注費用を抑えるポイント

スマートニュースのようなサービスを外部に発注する際、費用を抑えるには下記のポイントに注意しましょう。

ノウハウ、事例を持った業者を探す

スマートニュースのようなサービスを構築する場合には、スマホアプリ、Webシステム、Webクローリングにノウハウを持った業者を探しましょう。いずれも普及している技術ですので、比較的探しやすい部類です。

ノウハウを持った業者を利用することには、過去の事例を参照、利用して工数の削減を行えること、サービス構築と運営のノウハウも引き出せる可能性があることがメリットとなります。

スマホアプリ開発、Webシステム開発、Webクローリング開発で、それぞれに適したプログラミング言語が異なるため、全てのノウハウを持ったところが見つからない場合には発注先の分割も選択肢となります。

デザインを妥協する

エンドユーザが利用するユーザインタフェースはアプリケーションのとても大事な要素です。しかし、デザインには定まった正解はなく、こだわり続けるといくら時間と費用があっても足りません。

まずは限られた予算で、サービスを実現する最低限の機能を作り上げることに重点をおき、デザインはほどほどで納得しておくのが良いでしょう。一度サービスを公開してからでも、後からデザインだけ修正することは可能です。

スモールスタート

スマートニュースのようなサービスを作ることを考える場合、最初から多くのユーザを想定して環境を用意すると無駄なコストがかかることが想定されます。

小さくスタートして、ユーザ数にあわせて規模の拡大を行う計画を立てる必要があります。機能の追加、改善を行いながらユーザ拡大へ対応するため難しいところはありますが、拡張余力を持った開発を行いたいところです。

また、開発、設計にてアプリケーションの内部構造などの情報を資料として残しておきましょう。資料が残っていないと、後にどのような構造か不明になることがあり、これをブラックボックス化といいます。設計情報をきちんと残し、後で改造する場合に備えておきたいところです。

スマートニュースのようなサービスを作る際に気を付けたいポイント

スマートニュースのようなニュースアプリとサービス基盤を構築する際に重要となるポイントを紹介します。

ユーザとコンテンツ提供者を繋げる役割

ニュースアプリはユーザありきのサービスです。利用してくれる人がいなければサービスは成立しません。

そのユーザが興味を持つコンテンツを用意することが重要です。ニュースアプリではコンテンツを作るのではなく、コンテンツ提供者から入手します。だからこそ、品質の高いコンテンツ提供者を見つける必要があります。

需要のある情報を間にして、ユーザとコンテンツを繋ぐサービスとも言い換えられます。

コンテンツ提供者へのメリットを作る

ニュースアプリにとって、ユーザとともに重要視する必要があるのがコンテンツ提供者です。ニュースアプリにとってのコンテンツ提供者はニュースの配信者、Webコンテンツの配信者などです。各種のメディアのWeb媒体も含まれます。

ニュースアプリがコンテンツ提供者に対して提供できることは、露出を増やすこととユーザの誘導を行うことです。コンテンツ提供者との協力関係を作るべく、コンテンツ提供者にも嬉しいサービスを考える必要があります。

競合サービスとの違いを意図する

ニュースアプリと基盤サービスを運営しようとする場合には、既に多くの競合サービスが存在しています。まったく同じアイデア、モデルで既にユーザを獲得しているサービスと競争することは得策ではありません。

他のサービスとは違ったアピールポイントを持ち、ユーザがサービスを利用するメリットを生み出す必要があるでしょう。提供する情報においても、中心となるカテゴリーやユーザ層を特定して、特化型のサービスとすることも一つの切り口です。

スマートニュースのようにクーポンを取り入れるなど、新たなアイデアを足すことでユーザを引き付けるのも有効な手段です。

総括

スマートニュースのようなサービスを構築する場合、まずはビジネスモデルの検討が重要です。どんな層をターゲットにするのか。どんなカテゴリのニュースを扱うのか。何を収益源とするか。これらをきちんと整理することで、ビジネスとして運用するポイントとシステムに必要な機能が見えてきます。

また、サービスを拡大して利益をあげるには、継続した運営を行いユーザ数を増やし続ける必要があります。運営の継続にはランニングコストがかかりますが、自信のあるサービスが構築できている場合には、普及するまで続けることも重要です。

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