事業計画書はどのように書く?コンサルタントに聞いた書き方とポイント

更新日:2018年05月08日 発注カテゴリ: 経営戦略・事業計画書策定
事業計画書はどのように書く?コンサルタントに聞いた書き方とポイント

これから起業する人や新規事業を始めようとする人たちは、ほとんどの場合、事業計画書を作成することになると思います。しかし多くの起業家たちが何を書くべきなのかを理解していないと思われます。そこで、事業計画書に精通したコンサルタントから聞いた、事業計画書で押さえておくべきポイントをまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

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これから起業しようとする人、新しく事業を始めようという人にとって、事業計画書の作成は避けては通れないものです。事業に必要な資金を集める際、事業計画書がなければ融資や出資を受けることができません。

銀行は事業計画書を見て、融資が可能かどうか審査をします。融資をしても、きちんと返済してくれる会社かどうかを事業計画書に書かれていることから判断するのです。

投資家やベンチャーキャピタルなども、事業計画書を見て魅力的な事業かを判断し、出資するべきか否かを決めています。

それほど大切な事業計画書ですが、あまりに多くの人が、書くべきポイントが分かっていません。その事業の魅力を訴えることができないままに書いていることが多いのです。

そこで、ここでは事業計画書に精通したコンサルタントから聞いた、事業計画書で押さえておくべきポイントをまとめておきましょう。

熱意が伝わる企業理念&会社プロフィール

多くの人が、銀行や投資家は財務や商品に関する項目を重視していて、企業理念などは顧客や消費者に向けたものだ、という勘違いをしているように思われます。実は、銀行や投資家こそ、企業理念に最も重きをおいて事業計画書を読んでいるのです。

その事業の使命は何か?社会における自社の役割、他とは違う強みは何か?その事業に対して創業者はどれだけ熱意を持っているのか?それらを言葉で訴える企業理念が必要です。そうした熱い想いにどれだけ共感できるのかを、融資担当者も投資家も吟味するべく事業計画書を見ているからです。

そして、その後に会社プロフィールを掲載します。起業前なら予定のもので大丈夫ですが、代表者経歴、商号、所在地や電話番号、HPアドレスやメールアドレス、そして役員名や株主構成などを間違いが無いように簡潔に書いておきます。

新しい商品やサービスが顧客に与えるメリットと、それをどう販売するのか

企業にとって大切なのは、何によって収益を上げていくかということです。つまり、主武器である商品やサービスについて説明します。

製品の場合はその詳しいスペックや、しっかりと魅力を伝える写真などを添付しましょう。サービスの場合は、フローチャートなどを用いて具体的にわかりやすく紹介しましょう。バリエーションや品揃えがあるならば、それら全てに言及する必要があります。

サラリーマンが多い土地で、女性ばかりに受ける料理ばかりを出しても上手くいきませんし、主婦層や家族連れに訴求するためにはリーズナブルな料理も必要となってきます。

それらの商品やサービスがどれだけの価値を持ち、顧客や消費者にとってどれほど魅力的か。価格や代金はそれに見合ったもので、顧客にとってどれほどのメリットがあるのかも説明します。市場において競合商品がある場合は、それらの市場規模などのデータを引用しながら、それよりも優れている点、顧客がこちらを選ぶ理由などを具体的に説明します。

そして最も重要になってくるのが、その商品をどのような方法で売っていくかという販売戦略です。どのような販売経路でもって商品を出荷するのか。

世間に商品やサービスを知ってもらうためにはどのようなプロモーションを展開していくのか。いかに優れた商品であっても、世間の人の耳目に入らず、手元に届かなければ収益をあげることはできません。それらをクリアするための戦略・戦術を具体的に書いておくことが重要です。

さらに、自社が市場でどのような位置にあるかを示しておくことも重要です。自社が参戦するマーケットの規模を、業界団体やシンクタンクからの情報によって示し、社会情勢や経済環境、技術革新の状況などを盛り込みながら、成長性が高い市場であることを明らかにします。

その中で、競合他社を3社以上あげて、それらの商品や強みを分析していきます。それらの市場や競合他社に対して、自社はどの位置にいるのかを分析し、その上で、それらの市場における競合他社には無い自社の強みを訴え、市場の中でどのように成長していくかを明確にするのです。

5年後のビジョンと、そこに至る手段は何か

自社がどのような目標を持っているのかをしっかりと掲げておくことも、事業計画書に必須の項目です。

5年後に自社や事業がどのような位置にいるのかを具体的なビジョンを持って描いていきます。ビジョンといっても、空想の域を出ないものを描いても仕方がありません。具体的な売上目標や、その時点での顧客数などを、競合他社の過去のデータや経験則を元に、実現可能と思われる数値を示してください。

そして、その目標をどの様に実現していくか、さらにその後も継続的に儲けていくためにはどうしたらよいか、具体的なビジネスモデルを書いておくことも重要です。

そのためには、フローチャートを使って以下のことをわかりやすく図解するのがよいでしょう。事業の関係先を揃え、商品やサービスがどのように生み出され、どのように顧客に届けられるのか。代金をどのように回収し、どのように利益を生み出していくのか。

そして、そのビジネスモデルを実現するための社内体制にも言及しておきます。仕事をどう分担して、どのような組織で運営していくか、第三者にも分かるような組織図を盛り込みましょう。

目標を達成するための「財務計画」

さらに、目標を達成するためにはどのように財務計画を考えているか、具体的に示すことも重要です。財務計画には、いくつか押さえておくべき項目があります。

資金計画

「資金計画」では、まずは自己の資金、融資や投資が決まっている資金がどのくらいあるのかを示します。

売上原価計画

「売上原価計画」は、その売上をあげるために、どのような費用がかかっているか、商品の原価や販売費、管理費などを、各商品やサービスごとに書きます。

人員計画

「人員計画」とは、給料や研修費、社会保険料などの人件費を計画します。必要な人材をどの様に募集し、採用するか、その費用も計上します。

設備計画

「設備計画」は、設備にかかる費用や、何年で回収できるかの計画を書きます。

利益計画

「利益計画」は、最も重要視される項目です。上記までの売上から、原価や人件費、設備費、そして借入利息や税金等を予測して、どのような利益が出るかを示します。これらを、合理的に現実性をもって計上します。

さらに、これらの資金計画と合わせて、販売先や取引先などを書いておきましょう。できるだけ数多くの相手先を書いておくことが重要になります。取引先の数が少ないと、市場変化などの対応できないように思われてしまうからです。

事業計画書をコンサルタントに依頼するメリット

この様に、たくさんの押さえなければいけない項目があるのが事業計画書です。大抵の人は書くのも初めてでしょうから、戸惑うのも当然です。

金融機関によってはテンプレートを用意して、埋めるべき項目を用意している場合もありますが、その様な項目を機械的に埋めるだけでは、人に訴えかける計画書にはなりません。

創業者の熱意を伝え、投資家の疑問に答え、見る相手をワクワクさせるようなストーリーがあることが良い事業計画書だと言えます。

そういったものを完璧に書く自信がある人はそういないでしょう。コンサルタントならば経験豊富で様々なノウハウを持っています。完璧な事業計画書を求めるならば、コンサルタントに依頼することも必要なのではないでしょうか。

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