フィリピンでのオフショア開発で評判のシステム開発会社19選

Webシステム開発会社の選び方

会社を選ぶ際は、以下の観点で選ぶと失敗しません。要望に応じた最適な提案ができるかどうかも重要です。複数の会社から見積もりを取得し、予算やニーズに合った会社を選びましょう。

以下の記事で失敗しない会社の選び方を解説。外注先を探している方はご確認ください。

システム開発は外注すべき？メリット・デメリットや3つの注意点を詳しく解説

Webシステム開発会社の費用相場

費用相場はプロジェクトの規模や要件、技術の複雑さによって大きく異なります。規模ごとの費用相場は以下のとおり。同じ規模で要件が複雑な場合は費用が高くなります。

以下の記事で詳しい費用相場を解説。発注前に予算感を知りたい方はご確認ください。

Webシステム開発の費用は？料金相場や見積書の見方をわかりやすく解説

海外オフショア開発の最新動向とフィリピン拠点のメリット

オフショアとは英語表記では「off shore」で、「岸（Shore）を離れて（off）」の意味となり、海であれば「沖合」を意味する言葉となります。ビジネス用語としての「オフショア」は「海外で」という意味があり、コスト削減を目的として、人件費の安い新興国等の海外子会社や企業に委託・移管することをいいます。

別名「オフショアリング」とも呼ばれます。「オフショア」に似た用語に「ニアショア」がありますが、これは国内の地方の企業や子会社への事業委託・移管を意味します。

オフショア開発先として最も人気が高いのは中国です。ITの就業人口が圧倒的に多くIT教育も盛んなため、優秀な人材も多いことが大きなメリットとなっています。地理的に日本に近く、時差も1時間しかないので、コミュニケーション上のメリットもあります。

二番目に人気の高いベトナムは、中国同様IT教育に力を入れていることから優秀な人材が多く、中国より低い人件費も魅力とされます。ただし、英語習得者が少なく、コミュニケーションに難があることがデメリットとなっています。

第3位のインドはオフショア開発発祥国であり、現地企業の多くが欧米との取引実績を持ちます。またIT技術の発達も良く知られるところです。イギリス植民地であったことから英語話者が多いこともポイントです。ただ、日本からは距離が遠く、文化的な面でコミュニケーションが難しいことも確かです。

そして、この記事のメインである第4位のフィリピンは、信頼できるブリッジエンジニアを介し現地との綿密なコミュニケーションを必要とするものの、英語話者の数とコスト面で非常に魅力のある国です。

中国やインドなど人気の国に比べて優秀なIT技術者の人件費が非常に安いので、より低コストで高いパフォーマンスを期待するなら絶対おすすめの拠点と言えるでしょう。また、距離が近く時差も少ないためやり取りがスムーズであること、親日国であることもメリットの一つです。

オフショア開発の歴史は他諸国に比べてまだまだ浅いですが、IT技術者の数は日に日に増えており、今後の成長が期待できる国です。それでは早速、フィリピンでのオフショア開発で評価の高いシステム開発会社を厳選して紹介していきます。

【豊富な実績】フィリピンでのオフショア開発で評判のシステム開発会社5選

参照元：株式会社 Sprobe （スプローブ）

• フィリピン、セブ島での ITオフショア開発
• フィリピンの英語力を活かしいた開発
• 豊富な制作実績

株式会社Sprobeは東京都中央区のシステム開発会社です。フィリピン、セブ島での ITオフショア開発をしています。 フィリピンの拠点との強いきずなが、開発の意図を正確に共有し、真に役にたつシステムを作り上げます。特に、フィリピンは英語力が優れた国です。日本のウィークポイントを見事に補う形で開発を進めることができます。何例もの制作実績を積み重ねて、ますます、すぐれたオフショア体制を整えています。

参照元：株式会社 SO-AI Japan

• フィリピンオフショア開発の実績多数　　
• 新規事業立ち上げに特化型のAI開発チームあり
• アジャイル型AI愛発実績多数

株式会社 SO-AI Japanは東京都港区のシステム開発会社です。デジタルコンサルティング事業とマーケティング系システム、AIの開発をしています。得意分野はオフショア開発です。相手国はフィリピンです。新規事業立ち上げに特化した、アジャイル型AI（機械学習）オフショア開発チームを提供します。新規立ち上げ経験7年のベテランが開発支援をしてくれます。
　

参照元：株式会社クライド

• エンジニアとの密なコミュニケーション
• 日本人がブリッジ役を務める
• 大規模案件開発にも対応可能

優秀なエンジニアを多数抱え、経験豊かなシニアエンジニアによる開発を行っている会社です。エンジニアと毎日コミュニケーションを取ることを心がけ、小さな点であっても情報共有を行い、クライアントの要望にしっかりと応えます。オフショア開発ですが、ブリッジ役を日本人が務めることにより、顧客との連絡を確実かつ行き違いのない形で実施できるのが特徴です。大規模案件にも対応しており、膨大なリクエスト対応が求められるシステム作りの経験もあります。

参照元：株式会社LIG

• 専門スキルを持つプロ集団
• 機能性の高いシステム開発
• 保守運用も一任できる会社

東南アジアの優れたITエンジニアを集めており、各分野におけるプロフェッショナルでシステム開発を進めている会社です。一般的な業務用システムやアプリの開発、CMSやCRM等のパッケージ導入など、それぞれのニーズに合わせた柔軟なサービスを提供。デザイン性の高い見た目にもこだわったアプリや、高度な技術を用いた機能性の高いシステムに定評があります。システムの保守運用も手がけているため、導入後のケアも安心して任せられるのもメリットでしょう。

参照元：株式会社ビズウインド

• フィリピン・マニラの中心地マカティ市に開発センターを置く
• 日本国内のチームと現地による合同プロジェクト
• ラボ型オフショア開発にも対応

顧客のニーズに対して、高度な技術力で使いやすいシステム開発を提供します。フィリピンの首都マニラの中心街マカティ市に高い英語力とIT技術力を有する開発センターを置いています。N-Pax Cebu Corporation・Imperium Technology, Inc.と提携しています。基本的なオフショア開発スタイルは、国内のITチームと現地開発陣の合同プロジェクトのかたちで推進します。独自のハイブリッド開発を始め、多様な開発に対応します。ラボ型オフショア開発でも高品質を提供します。

【格安】フィリピンでのオフショア開発で評判のシステム開発会社3選

参照元：リンクマインド株式会社

• 豊富なオフショア開発実績
• 原則的には英語ベースの開発
• 日本人スタッフを加えることで日本語受託開発も可能

リンクマインド株式会社は埼玉県川口市のシステム開発会社です。国内開発はもとより、中国、ベトナム、フィリピン（アンヘレス市）でのオフショア開発にも豊富な実績があります。オフショア開発の魅力の一つがコストの削減です。プロジェクトによっては50％も削減できます。原則的には英語ベースの開発ですが、日本人スタッフを加えることで日本語受託開発も可能です。この場合若干の費用が掛かりますが、それでも国内よりも大幅に経費削減可能若年層が豊富なフィリピンの特性を生かした開発ができます。

参照元：株式会社サイバーテック

• ラボ型オフショア開発対応
• フィリピンセブ島のオフショア拠点と沖縄のニアショア拠点連動によるBPOサービス
• 日本人によるディレクションとプロジェクトマネジメントによる日本品質と低価格の実現

ドキュメントソリューション事業・ウェブソリューション事業・ITアウトソーシング事業を行う会社です。フィリピン・セブ島に高いレベルの英語力と技術力を持つオフショア拠点があります。現地でチームを組んで開発を行うラボ型オフショア開発に対応する他、沖縄県北部にあるニアショア拠点と連動して、データチェック・マイグレーション・データ移行など、さまざまなBPOサービスが提供可能です。日本人によるディレクションとプロジェクトマネジメントの体制を敷くことで日本品質の安心と低価格を実現します。

参照元：グリーンシステム株式会社

• 受託型、ラボ型の両方に対応
• フィリピン人スタッフは、すべて自社育成
• 英語力を生かした海外向けシステム開発も可能

グリーンシステム株式会社は大阪府大阪市のシステム開発会社です。30年以上のシステム開発経験を活かしてフィリピンマニラでオフショア開発をしています。受託型、ラボ型の両方に対応。ブリッジSEは日本人、オフショア開発ならではのローコスト、高品質開発を実現しました。フィリピン人スタッフは、すべて自社で日本式エンジニア教育を施して育成しています。英語力を生かした海外向けシステム開発や翻訳サービス、ITデータ入力業務、バックオフィス業務、ヘルプデスク業務も可能です。

【充実したサポート】フィリピンでのオフショア開発で評判のシステム開発会社5選

参照元：株式会社フルスピード

• 2017年にフィリピン・セブ島に完全子会社の開発拠点設立
• アドテクノロジーの安定性と生産性の向上を目的とする
• 中長期的展望としてオフショア開発や新規事業展開も視野に入れる

インターネットマーケティング事業、アドテクノロジー事業を主な業務として行っている会社です。2017年1月より、フィリピン・セブ島に完全子会社の『FULLSPEED TECHNOLOGIES INC.』を設立、開発拠点として事業活動を開始しました。アドテクノロジーに関する安定して生産性の高い開発体制を増強することを目的としています。当面はアドテクノロジーの開発業務等に重点を置いて事業展開、中長期的にオフショア開発事業や東南アジアでの新規事業参入を視野に、展開する予定です。

参照元：株式会社スプラシア

• フィリピン・セブ島でオフショア開発
• 日本人エンジニアが上流工程から参画し、コミュニケーション精度を向上
• 日本品質とコストメリットを実現する潤沢な開発リソース

動画を中心としたITサービスとシステム開発、動画マーケットプレイス『CM STUDIO』の運営を業務とする会社です。フィリピンのセブ島に拠点を置き、自社サービスの開発で経験を積んだオフショアチームが開発を担当します。国内顧客との窓口となる日本人エンジニアが、開発の上流工程から参画。コミュニケーション精度を高めて、独自の基盤の上で開発を行い、ハイクオリティかつ適正な価格での開発を実現しています。日本品質とコストメリットを実現する潤沢な開発リソースがあります。

参照元：株式会社ガリバー

• フィリピン法人にはIT系4年制大卒者が多く在籍
• ブリッジSEは日本サイド
• フィリピン24時間体制のセキュリティ対応

株式会社ガリバーは埼玉県三郷市の物流物販会社です。ECショップ運営、貿易、システム開発など幅広い事業を展開しています。フィリピン法人にはIT系4年制大卒者のエンジニアが多く在籍、ハイスキルが期待できます。また、低コストで多人数を投入できるので厳しい納期にも対応可能です。日本サイドのブリッジSEが上流工程を担当、フィリピンサイドが開発、テスト、日本で納品します。運用面でもフィリピンサイドが24時間365日体制のセキュリティ対応をしています。

参照元：株式会社デジタルスタジオ

• マニラにオフショア開発の拠点を持つ
• 2007年より自社パッケージ開発を行い日本のビジネス習慣と日本人に合わせた対応が可能
• ウェブ系サービス・BPOサービスに対応

ECサイト構築ソリューション、海外向けアフィリエイト広告の開発運営、海外向けECモールの開発運営、日本商品の紹介SNSサイトの運営を行う会社です。フィリピン・マニラのマカティでオフショア開発を行っています。開発チームは2007年より行っている自社パッケージソフトウェア開発でスキルとノウハウを蓄積しており、日本のビジネス習慣に精通し、日本人に合わせたきめ細かい対応が可能です。ウェブ系サービスとBPOサービスに対応しています。

参照元：iworks株式会社

• 「Japan Gate Aide Corporation」との連携で得た優秀なエンジニアを多数確保
• 国内で案件単位の設計し現地で開発する「受託型オフショア開発」
• 現地で顧客専任チームを組み、月額固定で開発する「ラボ型オフショア開発」

オフショア開発・システム開発・ウェブサイト制作を主な事業とする会社です。「Japan Gate Aide Corporation」との連携から、多数のプロジェクト経験で成果を出してきたプロジェクトリーダー・システムエンジニア・プログラマを多数確保しています。日本国内で案件定義と設計を行い現地のシステムエンジニアが開発作業を行う「受託型オフショア開発」と。現地（もしくは国内）のブリッジエンジニアや現地システムエンジニアによる専門開発チームを組み、月額費用固定で開発を行う「ラボ型オフショア開発」を選択できます。

【丁寧なコミュニケーション】フィリピンでのオフショア開発で評判のシステム開発会社3選

参照元：シティコンピューター株式会社

• フィリピンオフショアに10年以上の実績
• 現地には日本人ディレクターが滞在
• 日本と同等の育成プログラムも導入

シティコンピューター株式会社は和歌山県と東京都に本社を持つシステム開発会社です。フィリピンに開発拠点を設けてから10年以上の実績があります。現地には日本人ディレクターが滞在、要望や要件を日本語で伝わります。機械翻訳を導入し、リアルタイムでのコミュニケーションで高品質と低価格を実現しています。WEBやアプリ、システム開発に対応現地の優秀な人材を確保するために採用基準を高く設定、日本と同等の育成プログラムも導入して品質確保、工程の効率化に成功しました。

参照元：バルテス株式会社

• 世界水準のテストを低コストで実現
• ブリッジエンジニアはバルテスの社員
• フィリピンエンジニアもISTQBの資格を取得

バルテス株式会社は大阪と東京に本社を置くシステム開発会社です。フィリピンのIT技術者の英語レベルの高さを生かしたオフショア開発とテストをしています。ブリッジエンジニアはバルテスの社員でフィリピンのエンジニアと日々円滑なコミニュケーションをとっています。徹底したコミュニケーションでテストの品質を確保します。フィリピンのエンジニアもバルテスと同等の教育を行いISTQBの資格を取得しています。世界水準の高品質テストを低コストで実現しました。

参照元：スパイスファクトリー株式会社

• 低コストハイクオリティオフショア開発を実現
• フィリピンの高スキルのエンジニアばかりを雇用
• 窓口には日本語レベルの高いエンジニアを起用

スパイスファクトリー株式会社は東京都台東区のシステム開発会社です。アジャイル開発で培った、品質管理制度に加えて、確実なコミュニケーション力があるので「ハイクオリティオフショア開発」を実現。低コストであるだけではなく、高品質な開発を行います。フィリピンの高スキルのエンジニアばかりを雇用、技術スキルだけではなく日本のマネジメントスタイルを理解したメンバーが揃っています。窓口には日本語レベルの高いエンジニアを起用。また、エンジニアは厳しい社内評価を受けています。

【スピーディな対応】フィリピンでのオフショア開発で評判のシステム開発会社3選

参照元：PHLIGHT Inc.(株式会社フライト)

• フィリピンオフショアサービス『PHiT』を提供
• 顧客窓口は日本人
• フィリピンへの事業拡大支援にも対応

PHLIGHT Inc.は東京都渋谷区のシステム開発会社です。フィリピンオフショアサービス『PHiT』を提供しています。顧客窓口は日本人で、フィリピンIT事情を熟知。安心して仕事を任せることができます。スキルの高いエンジニアをいち早く確保、プロジェクトの規模や質で請負型でもラボ型開発でも対応可能です。英語力が高いフィリピンなら、英語圏向けのシステム開発も安心。システム開発だけではなく、フィリピンへの事業拡大支援にも対応。低コスト、短納期、高品質が自慢です。

参照元：システム・アナライズ株式会社

• システムマイグレーションを得意とする関連企業System Renovation,Inc.をマニラに設立
• 複数のパートナー企業とタイアップ
• ブリッジSEが常駐して開発環境とプロジェクトを管理

ソフトウェアの設計・開発・保守、ITコンサルティング、インフラ構築を業務として行っている会社です。フィリピン・マニラの中心地であるマカティ市に関連企業System Renovation,Inc.を設立し、オフショア開発を行っています。システムマイグレーションを得意としています。複数のパートナー会社とタイアップ。ブリッジSEが常駐して開発環境やプロジェクトを管理しているので、短納期・安価・安定したシステムの提供を行うことが可能な体制が整っています。

参照元：月電ソフトウェア株式会社

• 低価格でリーズナブルなサービスを提供
• 案件ごとの柔軟な開発チーム作り
• 30年以上の実績を持つ開発会社

月電ソフトウェア株式会社は、効率的なシステム開発体制を整え、業務アプリケーションの迅速で高品質な開発を行っています。フィリピンに拠点を持つグループ会社との連携により、低価格でリーズナブルな価格での開発ができるのが強みです。国内のプロジェクトマネージャーやSEとのハイブリッド開発や、完全オフショア開発など、それぞれのプロジェクトに合わせて柔軟にチーム作りをしていきます。30年以上の実績を持ち、高い信頼を勝ち得ている開発会社です。

まとめ

フィリピンでのオフショア開発で評判のシステム開発会社をご紹介しました。フィリピンに自社拠点を置く会社や、フィリピンに協力会社を持つ会社があります。業務を進める言語が、英語主体の会社や日本語だけで済む会社もあります。いずれにしても、フィリピン側との深いコミュニケーションが必須条件。 オフショア開発をするなら、システム開発会社の得意分野の確認が大切です。公式サイトなどで確認して、条件が合う会社数社に見積もりをもらいましょう。見積もりの内容確認もとても重要です。

取締役COO　福田 恵人

監修者

株式会社パパゲーノ

上智大学 経営学科卒。新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社し営業を経験後、株式会社iCAREでWEBマーケターとしてWEB制作、広告運用、カンファレンス企画などBtoBマーケティングを幅広く手掛ける。現職は株式会社パパゲーノ取締役COO。

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