アプリケーションサーバとは?Webサーバとの違いを解説

更新日:2021年03月09日 発注カテゴリ: Webシステム開発
アプリケーションサーバとは?Webサーバとの違いを解説

IT業界に携わっていると、よく耳にする言葉があります。それが「サーバ」です。そして、一言でサーバと言っても、さまざまなサーバが存在します。そもそもサーバという言葉、多くの意味を持っているため、凄く広い範囲として捉えられて使われている言葉になります。さて、上記を踏まえて…本記事の主役となるのは「アプリケーションサーバ」になります。このアプリケーションサーバも非常に広い意味を持っており、明確な定義がないのが正直なところです。したがって、この言葉を使って会話をしている場合も、ニュアンスで喋っていることが実は多いのです。さて、そんなアプリケーションサーバとは何か?について説明をしていきます。

アプリケーションサーバ(APサーバ)の役割4つとは?

アプリケーションサーバとは、アプリケーションを実行するサーバのことで、言葉のままです。APサーバと略され表記されることも多々あります。イメージとしては「アプリケーションが実行される場所」とイメージしてもらったらいいかと思います。

ただ、それであれば、自宅にあるPCだったり、所有しているスマホだったり、何かしらのアプリケーションが動いている端末であればアプリケーションサーバなの?という疑問がでてきた人もいますよね。答えは、場合によりけりです。気づかずにアプリケーションサーバになっている場合もあれば、そうでない場合もあります。

以下にアプリケーションサーバの基本的な機能をまとめるので、これに該当をするようなアプリケーションがインストールされていれば、立派なアプリケーションサーバだと理解してもらえればいいです。

アプリケーションサーバの基本的な機能とは?

アプリケーションサーバには、基本的な機能として大きく4つ存在します。

  • 動作できる環境構築
  • データーベースへの接続機能
  • トランザクション
  • ビジネスロジック

詳細を各々紹介をしますが、これのどれかに該当していればアプリケーションサーバだと判断してもいいと思います。

ただし、以下に紹介する4つ以外にもサーバ上でアプリケーションを実行して「何かをしている」という状況であれば、この場合もアプリケーションサーバと言ってもよいでしょう。

アプリケーションを実行できる環境が構築されている

アプリ開発業者が作ったアプリケーションというものは、どこでも動作するわけではありません。必ず、動作できる環境が必要になります。つまり、特別な専用の舞台が必要というわけです。

たとえば、アプリケーションを起動するための専用のソフトが入っていないといけなかったり、専用のデータベースがないといけないなどです。つまり、この整えた舞台が「サーバ」であり、そのサーバで動作しているのがアプリケーション…その結果、このサーバはアプリケーションサーバと言えるのです。

データベースへの接続機能を提供している

サーバにデータベースが入っている状態で、アプリケーションを使って接続しているのであれば、この時点でアプリケーションサーバといえます。

多くのシステムでデータベースはサーバ上に置いてあるため、それにアクセスするためのアプリケーションがどうしても必要になってくるわけです。それを置いて置く場所ということで、アプリケーションサーバになるのです。

トランザクション管理がされている

トランザクションとは、複数の処理を1つの処理として扱うことを言います

たとえば、味噌汁を飲もうとしている状態をイメージしてください。処理の1つは「味噌汁を口へ運ぶ」もう1つの処理は「口に含んだ味噌汁を飲む」というものだっとしましょう。この2つ処理をセットにして1つの処理として扱うわけです。

なぜ、このようなことをするのか?口に含んだ後、何かしらの要因で処理が止まってしまったら、ずっと口に含んだままで厳しい状況に陥ってしまうからです。なので、脳は複数の行動を管理していますが、2つの行動を一連の流れを指示するわけですね。

つまり、脳はサーバのことで、このような処理をセットで動かすようなアプリケーションがあれば、それは、もうアプリケーションサーバと言うのです。

ビジネスロジックが実装されている

カッコよく「ビジネスロジックが実装されている」と記載していますが、正直なところ、かくいう私もあまり分かっていません。というのも、もともとビジネスロジックという言葉自体がふわふわしており、ハッキリと定義されていないからです。

ざっくりと言うと、アプリケーションが実際に仕事をする部分のことを言います。なんだかフワっとしていますよね。あくまでもニュアンスで使うことが多いため、このような表現となってしまうのです。

ともあれ、サーバ上で、アプリケーション特有の処理が行われている場合、ビジネスロジックがあると判断できて、結果、そのサーバはアプリケーションサーバだということです。

業者によって位置付けが違う場合もある

余談ですが…このように「場合によりけり」というのがIT業界の悪しき習慣なんでしょうか…ハッキリと線引きがないのが現状です。しかも、場合によりけりですら、ふわふわしている状況です。

したがって、この言葉を使っている技術者たちも、ニュアンスで喋っていることが多々あります。なので、利用しているシステムの全体像を見て、どれがアプリケーションサーバなのかな?と探していく作業が必要になる場合もあります。

また、後ほど詳しくお話をしますが、業者によっては、このアプリケーションサーバをWebアプリケーションサーバと同じ意味にしているケースもあります。ソフト技術者個人個人でも理解の仕方が異なることも多いのも実情です。なので、あくまでもニュアンスで「こういうものだ」と理解しておくといいと思います。

Webサーバとの違いは…根本から違う!?

Webサーバは、あくまでもWeb上へアプリケーションがさまざまな画像を表示したり、文字を表示したりできるサーバです。具体的にはHTMLなどで表記されたものをブラウザ上に表示できるサーバのようなものです。

アプリケーションサーバは、アプリケーションが同サーバ上にあるデータベースなどにアクセスしたりするものです。言い方としては、Webサーバは「人に見られる処理ができるサーバ」、アプリケーションサーバは「人が行うことをお手伝いしてくれるサーバ」と言ったイメージになります。同じサーバではありますが、役割は大きく異なります。

アプリケーションサーバの種類は実に豊富!

アプリケーションサーバの種類はさまざまです。大雑把に、アプリケーションが動いて何かしらの処理が行われているパソコンのことを言うため、非常に多くの種類が考えられます。

たとえば、Windows10のパソコンを共有化し、そこにデータベースを入れて、さまざまな人からアクセスされれば、立派なアプリケーションサーバになります。つまり、種類として分類するのであればWindows10パソコンがアプリケーションサーバの1つとなります。似たようなことをスマホでやっていれば、スマホがアプリケーションサーバになりますし、タブレットでやっていれば、タブレットがアプリケーションサーバとなるわけです。

ただ…混乱を招く説明になり、かつ今までの説明と矛盾をしてしまって本当に申し訳ないのですが、IT業界では、あまりスマホやタブレット、個人用パソコンをサーバと見立てることはまずありません。どちらかというと、クライアント側と捉えてシステムを作っていくからです。

なので、イメージとしては、共有パソコン上で動いているアプリがあれば、それがアプリケーションサーバとなるわけです。正直、よく分からないですよね…。

繰り返しになりますが、現場で働いている技術者たちは、ここまでの説明を「フワっと理解をしてフワッと使っている言葉」なので、よく分からない状態になっているのです。

アプリケーションサーバのメリット

メリットは「管理が楽になる」が最たるモノになります。さまざまな情報に対して1つのアプリケーションサーバで管理することができるため、情報を集約しやすくできるのです。

アプリケーション自体をバージョンアップする場合も、対象となるモノが少ないと絶対数的な楽さもあり、メリットと言えるでしょう。

まとめ:フワッと理解をしておけばOKなアプリケーションサーバ

しっかりと理解をしておきたいのは「Webアプリケーションサーバとは違う」ということです。Webアプリケーションサーバは、いわゆるWeb三層構造の主となる部分になるため、明確な位置づけがあります。よくこちらと混同されてしまいますが、アプリケーションサーバはまったくの別物になります。

そして、アプリケーションサーバとは、サーバ上でアプリケーションが動作しているサーバとかなり広い意味となります。ニュアンスでしゃべることも多いため、ニュアンス的な雰囲気で理解をしてもらえれば結構です。

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