健康管理システムとは?目的やメリット、費用相場をまとめてみた

更新日:2018年11月19日 発注カテゴリ: 業務システム開発
健康管理システムとは?目的やメリット、費用相場をまとめてみた

従業員一人ひとりの健康に関するデータを、一括管理する健康管理システムの目的、開発の流れ、費用相場など、導入を検討している企業にとって役に立つ情報をまとめています。

関連する記事

健康管理システムとは?

健康管理システムとは、従業員一人ひとりの健康に関するデータを、一括管理するためのITソリューションです。企業は、労働安全衛生法に基づいて、従業員の健康管理を適切に行うことが義務付けられています。2015年の法改正によってストレスチェック制度が新たに設けられたこともあり、健康管理システムを導入する企業が増加傾向にあります。

事業者は年に1度、従業員の健康診断を行うことが義務付けられており、労働基準監督署に健康診断の実施状況についての報告書を提出しなければいけません。しかし、定期健康診断業務や健診報告書の作成は非常に煩雑で、手間暇のかかる作業です。これまでは手作業で行うことが多かったこれらの作業を、ITシステムによって一括管理することで、少ない手間でスピーディーに行えるようになりました。

健康管理システムの目的・メリット

企業にとって従業員は宝です。従業員の健康を適切に管理し、従業員の健康を守る責務があります。無理な長時間労働などによる過労死が社会問題になっていることもあり、従業員のヘルスマネジメントが強く求められていますが、効率的に作業を行っていくにあたって、いくつかの課題もあります。主な課題としては、次の3つがあげられます。

  • 第1

    第1は、労働基準監督署に提出する定期健康診断報告書などの書類作成に労力が割かれることです。

  • 第2

    第2は、定期健康診断で異常がみつかった社員に対して、その後の受診の確認、また、メタボリックシンドロームと判定された従業員の生活改善のチェックなど、健診後のフォローのための情報が得にくいことです。

  • 第3

    第3は、長時間労働や休日出勤などが、健康状況にどのように影響しているか管理しにくいことです。

健康管理システムを導入することで、これらの課題を解消するのはもちろんのこと、Web上でストレスチェックが可能になるなど、従業員のヘルスマネジメントの向上が大きく期待できます。

健康管理システムのクラウド型とパッケージ(オンプレミス)型の違い

健康管理システムには、Web機能を活用したクラウド型のものと、企業内で利用できるパッケージ(オンプレミス)型のものがあります。

クラウド型の健康管理システムは、システムサービスの運用・管理がクラウド上で行えるので、自社のネットワークを活用する必要がありません。したがって導入までの期間が短く、コストも低く抑えられるのがメリットです。

パッケージ(オンプレミス)型は、健康管理ソフトをインストールして、自社のネットワークシステムを使って運用するサービスです。クラウド型に比べて導入コストは高くなりますが、必要な機能をそろえて自社で使いやすいように開発・カスタマイズできるのがメリットです。

健康管理システムの開発の流れ

健康管理システムの開発・導入の流れについて、みてみましょう。開発から導入までの手順は開発会社によって異なりますが、おおまかには次のような流れになります。

まずは、これまでの健康管理業務の課題を洗い出します。そして、課題解消へとつながるシステムを選定します。その後、システムの設計開発、完成したシステムの導入という流れです。健康管理業務の課題は主に、「業務の効率化」「健診後のフォロー」「勤務時間と健康の関連性の管理」の3つが指摘されています。これらの課題を解決する機能として、次のようなものが考えられるでしょう。

まず、定期健康診断のデータ管理です。これは、健康管理システムでは、最も基本的な機能となります。また、健康診断の実施計画をサポートする、スケジュール管理機能も基本的な機能の一つといえるでしょう。スケジュール管理のほか、受診者の一覧表や受診のお知らせなど必要書類の作成機能もあると便利です。

帳票作成機能も、必要です。この機能があれば、労働基準監督署に提出する報告書など書類の作成が簡単に行えるようになります。そして、人事データとのリンクです。勤怠情報などのデータを取り込むことで、業務をスピーディーに進めることが可能になります。また、勤怠情報から、過重労働者を見つける過重労働管理機能があると、該当者にいち早く対応できます。

また、メタボリックシンドロームと判定された人には、生活習慣の改善を支援する必要があるため、特定保健指導を管理する機能があると、より便利です。そして忘れてはいけないのが、セキュリティ機能です。健康管理業務では、健康診断の結果など重要な個人情報を扱います。このため、ハイレベルなセキュリティによって、データを安全に運用できる機能が欠かせません。

クラウド型のサービスでは、あらかじめ完成したシステムが用意されています。それぞれのシステムを比較検討し、使いやすく安全なサービスを選べば、すぐに導入できます。パッケージ型の場合は、システムの開発から進めていく必要があるので導入までに時間がかかります。しかし自社に最適な健康管理システムの運用が可能になります。

健康管理システムの費用・料金相場

健康管理システムの費用は、提供企業やサービス内容によって異なります。クラウド型サービスの場合、初期費用は6万〜60万円程度ですが、最低限の機能しか用意されていないサービスも多く、オプションサービスを追加すると、100万円以上になることもあります。

比較的低価格なのが、iビジネスパートナーズ株式会社の「おまかせ健康管理」です。初期費用は6万円。年間のランニングコストとして、1人当たり4,200円のサービス料、さらに6万円のUSBセキュリティキー利用料が必要になります。例えば、従業員が100人の企業の場合、100人×4,200円=42万円と、6万円のセキュリティキー利用代、合計で48万円の月間使用料が必要となります。

クラウドサービスでありながら、非常に充実した機能がそろっている、株式会社エヌ・エイ・シーの健診データ管理システム「Lite」の場合、初期費用は保守費用込みで66万円です。また、株式会社日立ソリューションズの従業員健康管理クラウドサービスもクラウドサービスですが、初期費用は個別見積もりによって決まります。

パッケージ型の場合は、完全見積もり制ですから、値段はそれぞれ異なります。

健康管理システムの費用・料金相場の特徴

健康管理システムは、個別健康診断の結果、省庁提出書類の作成サポート機能、勤怠記録との連携など、細かなデータを管理します。高度なセキュリティ機能も求められるため、クラウドサービスであっても導入コストが高いケースがあります。

パッケージ型は自社に最適なシステムを構築することができますが、かなり高額になると考えられます。また、労働基準法の改定などがあった場合、すぐに対応できるかどうかも、システム選定でのポイントとなるでしょう。

まとめ

企業にとって人材は、とても重要な資源です。従業員の健康管理は企業発展にとって、欠かせない作業となります。しかし、健康管理作業には多くの時間と労力が費やされます。このため、従業員一人ひとりの健康状況に目が行き届かないことが懸念されていました。

健康管理システムを導入すれば、見落としのリスクも軽減されます。従業員のヘルスマネジメントを効率的に行うために、健康管理システムは欠かせないサービスといえるでしょう。

業務システム開発を一括見積もりで発注先を楽に探す

業務システム開発の案件一覧

業務システム開発のお見積り案件の一覧です。このような案件に対応したい場合は「資料請求フォーム」よりお問い合わせください。

比較ビズへ掲載しませんか?

カテゴリ一覧

人気記事

業務システム開発の最新記事

一括見積もりで発注業務がラクラク!

  • 無料一括見積もりで募集開始
  • 複数の業者・専門家から提案が入る
  • ピッタリの一社を見つけよう

不透明な見積もりを可視化できる「比較ビズ」

比較ビズは「お仕事を依頼したい人と受けたい人を繋ぐ」ビジネスマッチングサービスです。
日本最大級の掲載企業・発注会員数を誇り、今年で運営15年目となります。
比較ビズでは失敗できない発注業務を全力で支援します。

日々の営業活動で
こんなお悩みはありませんか?

営業活動でよくある悩み

そのお悩み比較ビズが解決します!

詳しくはこちら
お電話での見積もりはこちら