積算システムとは?使い方4ステップ・システムを選ぶ際の3つの注意点を解説

株式会社コムセント
監修者
最終更新日:2024年07月11日
積算システムとは?使い方4ステップ・システムを選ぶ際の3つの注意点を解説
この記事で解決できるお悩み
  • 積算システムとは?
  • 積算システムの使い方とは?
  • 積算システムを導入するメリット・デメリットとは?

「自動計算ができるシステムを導入して業務の効率化を図りたい」とお悩みの建築・土木業の方、必見です。

積算システムは、建設業界で使われるシステムで、コスト管理や予算を策定する際に使われます。自動計算による作業負担の軽減や、計算ミスの軽減が見込めるでしょう。

この記事では、積算システムを導入しようか迷っている建築・土木業を営む経営者向けに、システムの使い方・選ぶ際の注意点を解説します。 記事を読み終わった頃には、積算システムを導入し、管理業務を効率化できるでしょう。

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積算システムとは?|予算策定・コスト管理を支援するシステム

建物_クリニック

積算システムは、建設業界で使用され、建設プロジェクトの予算策定やコスト管理を支援するシステムです。プロジェクトの見積もり作成・コストの追跡と管理・資材や労働力の管理を行い、建設プロジェクト全体のコストと効率を最適化します。

見積もりの正確性や資材・人員の適切な管理により、プロジェクトの成功と予算遵守をサポートします。

見積もりとの違い

見積もりは積算結果に会社経費や現場経費・利益を加算した、工事を請け負う際の提示金額です。計画段階で行われ、予算の目安や契約時の価格設定に用いられます。

一方、積算は工事に必要となる費用を予測し算出した、工事にかかる原価です。プロジェクトが進行するにつれて実際のコストを把握し、予算との差異を確認します。

積算では、資材調達コストや労働費、追加作業に伴う追加費用などの実際の費用が計上されます。見積額の計算方法は以下のとおりです。

見積額の計算方法

見積額=積算額(工事費用)+一般管理費+利益

積算システムを導入する4つのメリット

積算システムを導入すると、以下のメリットがあります。

  1. 作業量を軽減できる
  2. 計算ミスを削減できる
  3. カスタマイズの自由度が高い
  4. 見積額や利益を正確に算出できる

以上のメリットにより、積算システムは作業の効率化・正確性の向上・柔軟性の確保などを提供し、建設プロジェクト管理において重要な役割を果たします。

1. 作業量を軽減できる

積算システムは建設プロジェクト管理において自動化された機能を備えており、計算やデータ入力などの作業を効率化します。手作業での繰り返し作業を減らし、効率的なプロセスで積算を行えます。

2. 計算ミスを削減できる

手動での計算や記録に比べ、積算システムは正確な計算を行います。数値の正確性が保証され、ヒューマンエラーによるミスを大幅に減らせるでしょう。

3. カスタマイズの自由度が高い

積算システムのカスタマイズ可能性は広範囲におよびます。フォーマットやレポートの調整・計算方法や外部システムとの連携や統合に関連したアルゴリズムの変更・データ入力フィールドの追加などが挙げられます。

企業は独自のニーズにあわせてシステムを調整し、効率性を高められるでしょう。

4. 見積額や利益を正確に算出できる

正確なデータと計算に基づいて見積額や利益を算出できます。正確な見積もりは予算超過や資金不足を招くリスクを減らし、適切な予算を立てられるでしょう。

積算システムを導入する3つのデメリット

積算システムの導入には以下のデメリットが考えられます。

  1. 入力ミスするおそれがある
  2. 入力者によって形式のばらつきが出る可能性がある
  3. 既存方法から切り替えコストが発生する

以上のデメリットは、積算システムの運用において注意が必要な点です。入力者のトレーニングやデータ入力の品質管理・システムの利用ルールの策定などが重要です。

1. 入力ミスするおそれがある

積算システムでも、データを入力する際に誤った情報が入力される可能性があります。誤った数値や情報を入力することで、正確な積算が妨げられる可能性があるでしょう。

入力者の確認や慎重さが重要です。入力後の指差し確認やダブルチェックを習慣づけ、ミス削減に努めましょう。

2. 入力者によって形式のばらつきが出る可能性がある

積算システムでは、異なる入力者が異なる方法でデータを入力する場合があります。統一された形式や標準化が欠ける可能性があるでしょう。

ばらつきは、データの一貫性や報告の信頼性に影響を与える可能性があります。入力作業をするすべての人員に入力方法のマニュアルを周知しましょう。入力をやって見せ、実際の流れを掴んでもらうことも効果的です。

3.既存方法から切り替えコストが発生する

既に採用している方法から積算システムへ移行するにはコストがかかります。費用のみならず、担当者が積算システムに習熟するのに時間もかかるでしょう。

データの入力方法や形式は積算システムが要求するものに従うことになります。慣れるまでは積算そのものにかかる時間を多めに見積もっておく必要があるでしょう。

積算システムを選ぶ際の3つの注意点

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積算システムを選ぶ際の注意点は以下のとおりです。

  • BIMモデルとの連携が可能なシステムを選ぶ
  • 幅広い業務に対応できるシステムを選ぶ
  • シンプルな操作・容易な確認ができるシステムを選ぶ

以上のポイントは、適切な積算システムを選定するための基準となります。BIMモデルとの連携や幅広い業務対応・使いやすさは、プロジェクト管理や積算作業の効率性を高めるうえで重要な要素です。

BIMモデルとの連携が可能なシステムを選ぶ

BIM(Building Information Modeling)は実際に建築する建物と同じ立体モデルを構築・再現するものです。積算システムがBIMモデルと連携できれば、実際の設計や建設データを積算に直接活用でき、正確で効率的な積算が可能になるでしょう。

幅広い業務に対応できるシステムを選ぶ

建設プロジェクトにはさまざまな工程と業務が関わっています。積算システムが異なる工程や業務に対応し、材料費や労働力・機器コストなど幅広い要素を計算できることが重要です。

材料管理・労働力管理・機器コスト計算・サブコントラクター管理・工程管理などの業務が挙げられます。

シンプルな操作・容易な確認ができるシステムを選ぶ

積算システムはユーザーに使いやすいシステムであることが重要です。使いやすく直感的なインターフェースや操作性があり、情報を確認しやすいシステムを選ぶことで、効率的な作業や正確なデータ管理が可能になります。

使いやすいほど、作業が属人化するリスクも減らすことができるでしょう。

積算システムの使い方4ステップ

ビジネス_ステップ

積算システムは、一般的には数値やデータの積算(集計)を行うためのシステムやツールのことを指します。 積算システムの使い方は目的によって異なりますが、一般的な使い方は以下のとおりです。

  1. データを入力する
  2. データの処理・集計を行う
  3. データの分析を行いレポートを作成する
  4. データを保存・管理する

積算システムは、ビジネスにおける財務データの管理や分析・在庫管理・顧客データの追跡など幅広い領域で利用されています。それぞれのシステムやツールには異なる機能や使い方があるため、具体的なシステムを使用する場合はシステムのマニュアルやトレーニングを参照しましょう。

1. データを入力する

積算システムへのデータ入力には、材料・労働力・機器・サブコントラクター・工程・予算など幅広い情報が含まれます。具体的には、建材の種類や数量・労働者の数や作業時間、機器のレンタル費や燃料費、プロジェクト全体の予算などです。

データをシステムに入力すると処理や集計、最終的には分析やレポート作成に活用されます。積算システムは、情報を基にプロジェクト全体のコストや効率性を評価し、ビジネス上の意思決定を支援します。

2. データの処理・集計を行う

入力されたデータを基に、指定された条件やルールに基づいてデータを処理し、集計を行います。合計値・平均値・最大値・最小値の取得、特定の条件を満たすデータの抽出などが含まれます。

3. データの分析を行いレポートを作成する

積算システムでは、入力されたデータを基にさまざまな分析やレポート作成が可能です。たとえば、各工程の予算と実績の比較・機器利用の効率化分析・サブコントラクターとの契約内容の照合などです。

分析を行うことでプロジェクトのコストや進捗状況や予算の使い道などを可視化し、意思決定に役立つ情報を提供します。

4. データを保存・管理する

処理されたデータを適切に保存し、必要に応じて管理します。データベース管理・セキュリティ対策・データのバックアップなどが含まれます。

まとめ

積算システムは、建設プロジェクトにおける費用推定と管理を行う重要なツールであり、正確な予算立案と効果的な資金管理を支援します。建設業界においてプロジェクトの成功に欠かせないシステムでしょう。

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監修者のコメント
株式会社コムセント
野地 剛

出版からスタートして、Webコンテンツ、Webマーケティング、システム開発へと事業内容を進化。現在は決済を中心としたシステム、LIVE配信システム、アプリ制作、マッチングサイトやシュミレーションサイト、外部APIを使用したサービスなど、型にはまらないシステム開発やオリジナルシステム開発を得意とする。

積算システムごとに向き不向きがあります。できれば複数のシステムを試験的に導入し、比較してみるのが良いでしょう。システムの販売・開発会社に導入相談をしてみるのも手です。サポートが手厚い会社であれば、いざというときに頼れるかもしれません。

自社に合った既存のシステムが見つからない場合は、自社用に独自システムを開発するという選択肢もあります。要望や仕様をとりまとめ、開発はシステム開発会社に外注することも可能です。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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