データベースサイトの作り方とは?構築する手順とクラウドサービス6選を解説

最終更新日:2024年02月09日
株式会社ウィズワンダー
監修者
代表取締役 中島 裕規
データベースサイトの作り方とは?構築する手順とクラウドサービス6選を解説
この記事で解決できるお悩み
  • データベースサイトの作り方は?
  • データベースサイト作成にはどのような準備が必要?
  • データベースを作成できるサービスは?

「データベースサイトの作り方がわからない…」とお悩みの方は、必見です!近年、人気の高い動画配信サイトや会員制サイトには、データベースが必要不可欠です。

この記事では、Web開発者やWebデザイナーなど、データベースサイトの構築に興味を持つ方に向けて作成に必要な情報やツールを紹介します。最後まで読めば、プロジェクトを始める自信を持ちデータベースサイトの構築がスムーズに進められるでしょう。

これからデータベースの活用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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データベースサイトとは

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データベースサイトとは、データベースを使用して情報を管理しているWebサイトです。Webサイト内で検索と参照ができる機能を持ち、ユーザーが検索した結果を提供します。データベースサイトを構築するには以下の2つの要素が必要です。

  1. データベース機能を取り入れたサイト
  2. 動的なサイトにはデータベースが必須

データベース機能を取り入れたサイト

データベースサイトとは、Webサイト内でデータの検索と参照ができる機能を備えたサイトです。データベースサイトの代表的なものには下記があります。

  • 不動産情報サイト
  • 求人サイト
  • ECサイト
  • グルメサイト

Webサイト内にデータベース機能を持ち、ユーザーは自分が知りたい情報を効率よく得られます。データベースサイトの構築には、データベースを使用できるレンタルサーバーや専用ツールが必要です。

動的なサイトにはデータベースが必須

アクセスした端末や時間によって内容が変化する動的なWebサイトには、データベースの活用が必要です。

Webサイトには動的なサイトと静的なサイトがあります。動的なサイトとは、ユーザーの環境や状況によって表示される内容が変化するサイトを指します。静的なサイトは内容の変化がないWebサイトのことです。

動的なサイトでは、ユーザーがアクセスするたびにHTMLファイルを生成しています。データベースタイトはユーザーに対して効果的な情報提供を一方的にするだけではなく、互いにやり取りできる状態を提供します。

データベースサイトを作るために準備する4つのもの

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データベースサイトはユーザーがアクセスするたびに最新の情報を表示します。ユーザーにとって利便性や顧客満足度の高いWebサイトといえます。データベースサイトを構築するためには以下の4つが必要不可欠です。

  1. サーバーとドメイン
  2. テキストエディタ
  3. MAMP
  4. FTPクライアント

1. サーバーとドメイン

Webサイトを構築するためには、一般的にサーバーとドメインが不可欠です。サーバーとはWebサイトのデータを保存して提供する場所であり、ドメインはWebサイトの住所に該当する役割を果たします。

サーバーとドメインが紐づけられることでWebサイトが表示され、データの送受信ができるようになります。データベースサイトを構築する際には前もって取得と設定をおこないましょう。

サーバー

サーバーはWebブラウザのリクエストに応じて、テキストや画像などを表示させるためのコンピューターのことです。サーバーはファイルを保管する役割を持ち、Webページやメール、ゲーム、SNSなどインターネットに関わるあらゆるサービスに使用されています。

ドメイン

ドメインとは、インターネット上でWebサイトを識別する住所の役割を果たします。たとえば「https://www.biz.ne.jp」の「biz.ne.jp」がドメイン部分です。独自ドメインとも呼ばれ、アルファベットや数字を組みあわせた文字列で世界にひとつだけのドメインを作れます。

ドメインの取得は有料で契約手続きが必要です。

2. テキストエディタ

テキストエディタとは、WebサイトやWebアプリケーションのコードを作成・編集するために必要なツールです。テキストエディタは、基本的なテキスト編集から高度なプログラミング作業までサポートします。

Web制作においては、HTMLエディタを使用することでHTMLコードの効率的な編集が可能になります。HTMLを編集できる代表的なテキストエディタには下記があります。

  • Visual Studio Code
  • Dreamweaver
  • Sublime Text
  • Brackets

3. ローカル開発環境

MAMPはMac向けのWeb開発環境を提供するパッケージソフトです。インストールすることで自分のパソコンの中にローカル環境のサーバーを構築できます。 ローカル開発環境 の選択肢の一つとして "MAMP" や "XAMPP" があります。

MAMPでは下記が提供されます。

  • Apache(Webサーバー)
  • MySQL(データベース管理システム)
  • PHP(プログラミング言語)
  • Nginx(Webサーバー)

Mac、Apache、MySQL、PHPの頭文字を取ってMAMPと呼ばれています。もともとはMac OSに特化したソフトとして知られていました。現在ではWindows向けに「MAMP for Windows」が提供されています。

Windowsユーザー向けには、MAMPと同じ機能を提供するXAMPPもあり簡単に開発環境を整備できます。

4. FTPクライアント

FTPクライアントは、作成したWebページをWebサーバーにアップロードするために必要なツールです。データベースサイトの制作にも欠かせません。

FTPクライアントソフトを用いることで、Webサイトのファイルをサーバーにアップロードし、オンラインでアクセスすることが可能になります。

データベースサイトの作り方6ステップ

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データベースサイトは自作することが可能です。データベースサイトの作り方を6つのステップで解説します。

  • ステップ1.データベースに必要な情報を収集する
  • ステップ2. データベースを作成する
  • ステップ3. ローカル環境でプログラムを記述する
  • ステップ4. 本番環境に移行する
  • ステップ5. デザインやレイアウトを整える
  • ステップ6. 正常に動作するかテストする

ステップ1.データベースに必要な情報を収集する

データベースサイトを構築するにあたり、最初に必要な情報を収集しておきましょう。自社のWebサイトの運用方針やユーザーに提供するサービスを明確に定義してください。たとえば、旅行サイトを新しく構築してリリースする場合には下記のデータ項目が必要です。

  • エリア
  • ホテル情報
  • 価格
  • プラン
  • オプション
  • 路線

ステップ2. データベースを作成する

収集したデータをもとにデータベースの作成をおこないます。データベースを作るためには下記の作業が必要です。

  • 検索項目の決定
  • データ型の指定
  • 項目名の設定
  • データ整理
  • バックアップの設定

将来の運用を考慮してデータベースを構築します。

ステップ3. ローカル環境でプログラムを記述する

Webページとデータベースへのアクセスを可能にするために、ローカル環境にプログラムを記述します。ローカル環境とは、個人のコンピューター内に構築された仮想環境のことです。パソコン内にWebサーバーと同じ機能を持たせることが可能です。

データベースのプログラムはデータの検索とアクセスをおこないます。Webページのプログラムは、ユーザーの検索や要求に対応するためのプログラムを実行します。使用する言語はPHP、HTML、CSSなどです。

Webページとデータベースの連携をローカル環境で実現します。

ステップ4. 本番環境に移行する

ローカル環境でプログラムが完成したあとは、本番環境であるサーバーにデータベースとWebサイトのデータを移行します。

データベース

データベースを本番環境へ移行させて、データベース接続情報を本番環境にあわせて更新します。

Webサイト

WebサイトのプログラムデータをFTP経由でアップロードして、Webページにプログラム呼び出しコードを記述します。

ステップ5. デザインやレイアウトを整える

データベースサイトの設計時に意図したとおりに表示されない場合、デザインやレイアウトを調整する必要があります。CSSを調整してページの外観を整え、ユーザーに適切な表示を提供します。

ステップ6. 正常に動作するかテストする

データベースサイトはユーザーの要求に応じて動的なWebページを生成します。複数のシナリオでテストを繰り返してサイトが正常に動作するかを確認します。問題やバグが見つかった場合は修正をおこないましょう。

すべての問題が解決したらサイトをリリースします。

簡単に自社専用データベースを作成できるサービス6選

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近年では動的なWebサイトが活用されるケースが増えています。データベース機能を取り入れたサイトを自社で作成できるサービス6選を解説しましょう。

  1. Kintone
  2. Zoho Creator
  3. FileMaker
  4. Google AppSheet
  5. Microsoft Access
  6. Notion

1. Kintone

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参照:Kintone

Kintoneは、クラウド上で業務向けのWebデータベースを作成できるサービスです。商品情報の管理やイベント情報の追跡など、自社のビジネス用途にあわせてカスタマイズされたデータベースを作成できます。

Kintoneはノーコードでデータベースを作れます。ノーコードとはコードを書かなくてもアプリやシステムが作成できるサービスです。プログラミングの知識が不要なため、ブラウザを通じて直感的にデータベースが作れます。

カスタマイズも簡単で、エクセルの表を取り込んでアプリを生成する機能も提供しています。

2. Zoho Creator

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参照:Zoho Creator

Zoho Creatorはオンラインデータベースの構築に特化したソフトウェアです。スプレッドシートをインポートしたり、Microsoft Accessで作ったデータベースをZoho Creatorに移行することで簡単にデータベースを作れます。

100種類以上のテンプレートが用意されているため、自社のニーズにあわせたカスタマイズにも役立つでしょう。構築したデータベースは共有可能で、蓄積したデータはさまざまなフォーマットでエクスポートできます。

Webサイトやブログに組み込むことも可能で、タスクマネージャーやCRM、ERPなどビジネス運営に必要なツールも兼ね備えたサービスです。

3. FileMaker

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参照:FileMaker

FileMakerは、手軽にリレーショナルデータベースを作れるソフトウェアです。リレーショナルデータベースとは、行と列で構成された表形式のデータベースを指し、データの整理と抽出が効率的におこなえます。

作成したデータベースは複数ユーザーで共有でき、Webで公開できます。大容量データの処理速度が遅いことが欠点で、銀行ATMやコンビニPOSシステムなど即応性が求められる場合には不向きでしょう。

一定のITスキルと時間が必要な点も留意してください。

4. Google AppSheet

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参照:Google AppSheet

Google AppSheetはノーコードでアプリを開発・共有できるツールです。リレーショナルデータベースに接続するために使用されるビルトインデータベース「AppSheet database」が搭載されています。

Google AppSheetは、Salesforce、Box、AWSなどのデータソースにアクセスできるため、柔軟な構築が可能です。最大10人まで開発したアプリを共有できますが、アプリを公開する場合は有料プランに登録する必要があります。

5. Microsoft Access

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参照:Microsoft Access

Microsoft Accessはリレーショナルデータベース方式を採用しているデータベース管理ソフトウェアです。Microsoft Accessの活用により短時間で小規模なデータベースを作れます。データの追加、検索、変更、削除などの機能も提供されているため大規模なデータ分析にも活用できるでしょう。

Microsoft Accessのデータベースは主に以下の4つのオブジェクトで構成されています。

  1. テーブル
  2. クエリ
  3. フォーム
  4. レポート

6. Notion

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参照:Notion

Notion のデータベースは、ページの集合体として機能することでデータの整理や管理に役立ちます。Notionではデータベースそのもののページを指す「フルページ」と、ページ内のコンテンツの1つとしてデータベースを埋め込んだ「インライン」があります。

Notion の新規ドキュメントで「データベース」を選択してください。新規ボタンをクリックすることでデータベースに新しいアイテムが追加されます。Notionではページとして簡単にデータベースを編集できます。

まとめ

近年では動的なWebサイトが主流なため、データベース機能を取り入れたサイトを理解しておくことは重要です。

データベースサイトを作ることで、データの効率的な管理やデータの可視化と分析ができます。ビッグデータを活用して業務の効率化や新たなビジネスの創出にも可能性を見出せるでしょう。

「比較ビズ」では、必要事項を入力すると2分程度で、目的や用途にあわせたWebコンサルタントやWeb制作企業がスピーディーに探せます。ぜひ利用してみてください。

監修者の一言

自社で独自のデータベースサイトを作成し公開することで、自社の業務やニーズに完全にマッチしたデータベースサイトを作成することが可能です。

一方、自社独自で作成して公開するにあたって、セキュリティの観点でも注意が必要です。データベースが容易に誰でもアクセス出来る状態になっていないかをチェックすることや、データベースやサーバーのアップデート対応などを定期的に行うことが非常に重要です。

このような対応が難しい場合には、上記で紹介している自社専用データベースを作成できるサービスの利用を検討すると良いでしょう。これらのサービスを利用することで、データベースやサーバーのアップデートなどはサービス側で実施されるため、安心して運用することができます。

株式会社ウィズワンダー
代表取締役 中島 裕規
監修者

株式会社ウィズワンダー代表取締役。クラウドを使用したWebシステム開発を得意とする。技術力はもちろん、顧客の課題ヒアリングと提案力にも定評がある。SIer、スタートアップでのリードエンジニアやCTOを経て、楽天グループ(株)、日本マイクロソフト(株)にてシステム開発や顧客対応に携わる。その後、中小企業を積極的にサポートしたいという思いから株式会社ウィズワンダーを創業。情報処理技術者資格のほか、Azure Expert資格2種を含む、Azure関連資格を8つ保持。

比較ビズ編集部
執筆者
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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