ファイルシステムとデータベースの違い

更新日:2020年10月20日 発注カテゴリ: Webシステム開発
ファイルシステムとデータベースの違い

ファイルシステム、データベースは両者ともITシステムの根幹を成す、基礎的な技術です。今日のITシステムでは、ファイルシステムやデータベースを利用していないことはほぼないといってもいいでしょう。システムの開発を依頼する立場となる場合、このファイルシステムとデータベースについて、きちんと知識を整理し、発注先と意思疎通が図れるレベルの理解度が必要です。本記事では、ファイルシステム、データベースについて、基礎知識とITシステムへの利用事例を解説していきます。

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ファイルシステムとは

ファイルシステムとはパソコンやスマートフォン上で画像や音楽などのファイルを保存したり、利用するために使っているのがファイルシステムというソフトウェア(OSの機能)です。

ファイルシステムはコンピュータ上にファイルを格納、抽出するための仕組みを備えています。実際にはハードディスクやSSDといった記憶媒体にデータを書き込み、読み出しを行う機能とも言えます。

また、そのデータの一塊の単位をファイルと呼んでいるのです。また、ファイルシステムではファイルを扱うためのインターフェースを備えています。人間が可視的にファイルをイメージできるようになっているWindowsのフォルダとファイルを想像してみてください。

どのように利用する?

ファイルシステムは、コンピュータ上にファイルを作成、保存する機能です。ファイルの圧縮や暗号化で、付加価値を付けることもあります。複数のユーザや拠点で情報をやり取りするのに必須の機能といえるでしょう。

メールに添付するためのファイルの保存や、フォルダやファイルの共有機能で情報共有をするのに必ず必要です。またファイルにインデックスを付けて、ファイルを探しやすくしているのもファイルシステムによるものです。

ファイルシステムのITシステムでの利用事例

例えば業務に必要な顧客管理、売上管理、商品管理などをEXCELファイルで行っている場合には、複数ユーザや他拠点のユーザともファイルが共有できる必要があります。その実現に使われているのが、ファイルシステム上の共有機能です。

またファイルの共有の進化系といわれているのが、GoogleDrive、OneDrive、Dropboxなどのクラウドストレージサービスです。クラウド環境を利用し、インターネットを介してファイルのやり取りができるサービスです。ファイルシステムをさらに便利にしたサービスといえます。

データベースとは

ITシステムにおいて、データを格納(保存)、抽出(検索)するためのソフトウェアです。いうなればITシステムにおけるデータ(情報)を格納する器だと考えてください。ITシステムの開発において、ほぼ必須なのがデータベースです。表立ってユーザの利用するところからは見えないことが多いですが、ITシステムを裏側から支える重要な役割を果たしています。

企業、業種、部署等によりデータはそれぞれ形が違います。例えば会社の資産であるパソコンの情報ならば、型式、シリアルナンバー、管理番号、利用者・・・etcといった情報が管理の対象項目となるでしょう。

各種の情報に合わせて、データを格納、抽出といったように扱えるのがデータベースです。ITシステムにおいて、一時的または長期的にデータの保存が発生する場合は、ほぼ間違いなく、そのシステムにはデータベースが使われています。

例えば、各種システムのログインのためのユーザIDとパスワードの管理を思い浮かべると、多数のユーザのIDとパスワードを管理する必要があり、さらにはセキュリティのために一定期間でパスワードの変更をさせるような場合、頻繁にデータの抽出、格納が行われるためデータベースを利用するのです。

データベースの種類

RDB

一般的にデータベースという場合は、このRDB(Relational DataBase)を指します。項目の定義を持ち、複数のレコードを登録することで表のようなイメージで表現されることも多いです。

また、データのフォーマットであるテーブルやその項目について、他のテーブルと関係性を持ったデータの格納を行うのも特徴です。例えば受注伝票と商品ごとの明細の間で伝票番号は共通するといった形です。また、その情報の抽出、格納に使用する命令文をSQLと呼びます。

XMLDB

データをタグでくくった階層構造で保存するフォーマットXML。このXMLを用いたデータをそのまま格納して、情報抽出が可能にしたデータベースをXMLDBといいます。データのフォーマットを定義する必要がないなど柔軟な使用が可能なのが特徴です。

NoSqlDB

RDB以外のDBを示すNotOnlySQLの略称です。XMLDBもNoSqlDBに含まれます。定義が不要で柔軟な利用が可能なことを特徴としており、特定の利用方法下ではRDBよりも高いパフォーマンスを発揮する場合もあります。

データベースのITシステムでの利用事例

ITシステムにおいて、何らかの情報=データを頻繁に保存、抽出する必要がある場合は、ほぼ間違いなくシステムの裏側にはデータベースが利用されています。顧客管理システム、会計システム、在庫管理システム・・・あらゆる業務システムに使われているといっても過言ではありません。

また、ライセンスフリーなデータベースが実用可能なレベルで配布されており、パッケージ製品等にバンドルされていることも増えています。

ファイルシステムとデータベースの立ち位置

ファイルシステムとデータベースは共存する技術です。今日、ITシステムを構築する場合には、両者の利用が必要不可欠となります。ファイルシステム、データベースともにユーザに見えるところでは無いものの、その存在無くしてITシステムの構築はできないでしょう。

有効にファイルシステム、データベースを活用するには、どちらがどのような用途で使われるのか、どんなことができるのかを理解しておくことが必要となってきます。

発注の際に気を付けておきたいこと

ファイルシステムはOSに依存している

ファイルシステムはコンピュータのOSごとに異なっています。複数のOS間でファイルの共有、やり取りを行う場合には、ファイルシステムの違いを埋めるためのソフトウェアが必要となります。例えばWindowsのPCとLinuxのサーバー間では、Linux側にSambaと呼ばれるソフトウェアを入れる必要が発生する場合があります。

データベースは技術的な種類と製品をきちんと選ぶ

データベースは格納するデータの量や同時アクセス数などの利用する規模や使用したい機能、要求性能に合わせて、製品を選択する必要があります。有料、無料の違いも含めて、多面的に評価して、適した製品を選択しましょう。データベースを軽んじたため、レスポンスに影響が出る場合も多々あるのです。

専門の事業者と相談してファイルシステム、データベースを決める

ファイルシステム、データベースへの知見を持った事業者を探すのならば、比較サイトの利用をオススメします。比較ビズならば、無料で一括見積の依頼を行うことができます。複数の事業者から提案を受けることができ、御社にぴったりの事業者を探すことができます。合う事業者が見つからない場合は、契約が必須ではないので安心です。

総括

ファイルシステム、データベースはITシステム構築において無くてはならない要素です。表立って出てくることはあまりありませんが、システムを裏側から支える重要な機能を果たしています。システム構築の際には、ファイルシステム、データベースのできること、製品ごとの差異、利用用途などを把握しておき、有効に活用してください。

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