プログラマに外注するメリットとは?費用相場や注意すべき点を徹底解説

株式会社GeNEE
監修者
株式会社GeNEE 代表取締役 日向野卓也
最終更新日:2024年02月15日
プログラマに外注するメリットとは?費用相場や注意すべき点を徹底解説
この記事で解決できるお悩み
  • プログラマに外注するメリットとは?
  • プログラマに外注できるおすすめサイトとは?
  • プログラマに外注する際の注意点とは?

システム開発案件をプログラマに外注すると、プロジェクトの進捗にあわせて柔軟に体制を構築できます。プログラマのスキルを正しく把握し、プロジェクトを効率的に推進しましょう。

当記事では、システム開発案件を推進するプロジェクトマネージャーに向けて、プログラマを外注するメリットを解説します。プログラマに外注できるおすすめサイトや外注する際の注意点も解説するため参考にしてください。

記事を読み終わった頃には、プログラマの外注を活用してプロジェクト完了までのスケジュールがイメージできるようになるでしょう。

Webシステム開発にお困りではありませんか?

もしも今現在、

  • どの開発会社に依頼したらいいかわからない
  • APIの利用や管理が適切か不安
  • マッチングサイトを作りたい

上記のようなお困りがありましたら、比較ビズへお気軽にご相談ください。比較ビズでは、複数のシステム開発会社に一括で見積もりができ、相場感や各社の特色を把握したうえで業者を選定できます。見積もりしたからといって、必ずしも契約する必要はありません。まずはお気軽にご利用ください。

Webシステム開発に対応できる業者を一覧から探す

プログラマに外注する3つのメリット

メリット

プログラマに外注するメリットは、以下の3つです。

  1. 社内でプログラマを採用するよりもコストを削減できる
  2. 高い専門知識を持った人材にシステム構築を依頼できる
  3. スケジュールや人員数の調整が柔軟に行える

開発期間が短いプロジェクトでは、スキルが高く即戦力で活躍できるプログラマへ外注する開発が適しているでしょう。

1. 社内でプログラマを採用するよりもコストを削減できる

プログラマを外注すると社内の人件費よりもコストを抑えてシステム開発ができます。

社内でプログラマを育成するためには、プログラマの教育コストや研修コストも検討しなければなりません。プログラマに外注すると、即戦力でプロジェクトに参加してもらえるでしょう。

システム開発の限られた予算にあわせて外注できるため、スキルと照らしあわせながらコストの検討ができる点もメリットです。

2. 高い専門知識を持った人材にシステム構築を依頼できる

プログラマを外注するとプログラマが保持している高い専門知識を活用できます。プロジェクトの推進に必要なスキルが社内に不足しているとき、適したスキルがあるプログラマに依頼しましょう。

新しい技術や難易度の高い技術を習得したプログラマがプロジェクトに参加すると、メンバーのスキルアップも期待できます。プログラミング言語だけではなく、顧客の業界経験が豊富なプログラマもプロジェクト推進に活かせるでしょう。

3. スケジュールや人員数の調整が柔軟に行える

プログラマの外注時に、依頼する期間を設定できるため、プロジェクトの推進に高い柔軟性を持たせることができます。

たとえば、開発のピークになるときにはプログラマの数を増やしてスケジュールを立てられます。効率のいいプロジェクト体制を組めると、プロジェクト全体のコスト削減にもつながるでしょう。

プログラマを外注する際の費用相場

企業に所属するプログラマよりも個人で活動するプログラマの方が安価に発注できます。プログラマを外注する際の費用相場は、以下のとおりです。

個人プログラマ
(経験3〜10年)
40万〜50万円/人月
個人プログラマ
(経験10年以上)
50万〜70万円/人月
大手企業プログラマ 50万〜100万円/人月
システムエンジニア 70万〜120万円/人月

プログラマの費用を算出する際には、人月単価で計算します。人月とは、1人のプログラマが1カ月勤務したときの費用を算出する単位です。たとえば、1人月100万円のプログラマが2.5カ月勤務する場合の費用は、250万円になります。

プログラマを外注できるおすすめサイト3選

プログラマを外注できる3つのおすすめサイトを紹介します。

  1. クラウドワークス
  2. ランサーズ
  3. 比較ビズ

フリーランスのプログラマのなかには、複数のサイトに登録しているケースもあります。

1. クラウドワークス

名称未設定のデザイン

参照:クラウドワークス

クラウドワークスの特徴は、以下のとおりです。

  • さまざまなジャンルのフリーランスが登録されている
  • 相談ベースからフリーランスとやり取りできる
  • 安心の取引システムを利用できる

クラウドワークスは、プログラマだけではなくデザイナー・ライター・翻訳者など、さまざまなジャンルのフリーランスが登録しています。依頼者が求めるスキルや経験・予算などの条件にあったプログラマを探せるでしょう。

副業で登録しているプログラマも多く、大企業で経験を培った高いスキルを活かせる人材も採用できます。相談ベースからアプローチができ、条件面で納得していただいたプログラマと契約する流れになります。

2. ランサーズ

名称未設定のデザイン (1)

参照:ランサーズ

ランサーズの特徴は、以下のとおりです。

  • 経験豊富なプログラマが多い
  • 開発企業への委託もできる
  • 見積相談から気軽にできる

ランサーズには、経験豊富なフリーランスのプログラマが登録されています。見積もり相談から気軽にできるため、コミュニケーションを取りながら条件の交渉ができる点が特徴です。

フリーランスだけではなく、システム開発企業への業務委託もできるため、プロジェクトの規模にあわせて活用しやすいサイトです。

3. 比較ビズ

名称未設定のデザイン (2)

参照:比較ビズ

比較ビズの特徴は、以下のとおりです。

  • 日本最大級の外注先マッチングサービス
  • プログラマの外注に特化した情報が充実
  • 比較ビズの利用は完全無料

比較ビズは、国大最大級のビジネスマッチングサイトです。専門的なスキルを持ったプログラマが多数在籍しており、完全無料で利用できる点が特徴です。

プログラマの外注に特化した情報が充実しており、外部のプログラマを活用したことがない担当者でも気軽に始められるでしょう。

プログラマに外注する際の3つの注意点

プログラマに外注する際の注意点は、以下の3つです。

  1. プロジェクトの目的とルールを明確にする
  2. 開発の範囲と役割を明確にする
  3. プログラマとの密なコミュニケーションを重視する

プロジェクトがスタートする前に互いの認識をあわせておくことで、スムーズに開発を始められます。

1. プロジェクトの目的とルールを明確にする

プログラマに外注する際には、プロジェクトの目的と開発におけるルールを明確にします。プロジェクト成功のためにはわかりやすい要件定義が必要であり、完成に向けて仕様の認識違いが起こらないようにしましょう。

不明確な要件はコミュニケーションの問題を引き起こし、プロジェクトの進行を妨げる可能性があります。

2. 開発の範囲と役割を明確にする

外注するプログラマに依頼する開発範囲と成果物を明確にしておきましょう。

開発の範囲と成果物が明確になっていないと、プログラマと意思疎通ができず、契約期間内に完成できないリスクが生じます。プログラマに期待する役割も契約書内に明確に記載しておき、後々のトラブルにならないよう注意しましょう。

3. プログラマとの密なコミュニケーションを重視する

外注するプログラマとのコミュニケーションを円滑にしましょう。一緒に働くプロジェクトメンバーとのコミュニケーションが円滑になると、以下のメリットがあります。

  • 知識やスキルを共有できる
  • 課題がブラックボックス化しない
  • 仕事に対するモチベーションが高まる

外注するプログラマが遠隔にいる場合は、特にコミュニケ−ションが重要になります。たとえば、短時間の日毎会議を開催して、進捗や課題を共有する時間を作ると効率的にプロジェクトを推進できるでしょう。

いいプログラマを見つける3つのポイント

チェック

いいプログラマを見つけるポイントは、以下の3つです。

  1. スキルや技術要件がマッチしているかを見極める
  2. ポートフォリオや実績を確認する
  3. コミュニケーション能力や人間力を重視する

技術だけではなく、コミュニケーション能力や人間力も確認しましょう。

1. スキルや技術要件がマッチしているかを見極める

プログラマに外注する際は、プロジェクトが求めるスキルや技術要件がマッチしているかを見極めましょう。スキルや技術要件は、求人募集の条件やプログラマのスキルシートの確認で判断できます。

スキルや技術用件の信ぴょう性を確認するために、事前に課題に取り組んでもらったうえで評価する方法も有効です。

2. ポートフォリオや実績を確認する

プログラマは、スキルや知識だけではなく、実務での経験や成果が重要なポイントです。実際に外注する前に、プログラマの過去実績・ポートフォリオ・GitHubなどの活動履歴をチェックしましょう。

ポートフォリオとは、プログラマが自身の技術やスキルをドキュメントやWEBサイトにまとめたものです。GitHubはソフトウェア開発のプラットフォームのことで、プログラムのソースコードをアップロードし、複数のユーザーと共有できます。

プログラマが現在のトレンドや技術動向にアンテナを張っており、技術に対して上昇志向がある点も重要なポイントです。

3. コミュニケーション能力や人間力を重視する

プログラマは、メンバーとコミュニケーションを取りながらプロジェクトを推進します。コミュニケーション能力がないと進捗管理や課題定義がうまくできず、スケジュール遅延やトラブルを引き起こしやすくなります。

プロジェクトメンバーの一員として活躍するために人間力も重要です。人間的な魅力があるプログラマはプロジェクトに溶け込みやすく、チーム全体のモチベーション向上にも力を貸してくれるでしょう。

まとめ

プログラマに外注するメリットは、社内でプログラマを採用するよりコストを削減でき、スケジュールや人員調整が柔軟に行える点です。専門知識を有しているプログラマを外部サイトを活用して探し、コミュニケーション能力や人間力も確認しながら外注を検討しましょう。

「比較ビズ」では、さまざまな技術や経験があるプログラマを簡単に探せるため、比較して相談できます。プロジェクトの推進にプログラマの外注を検討している人は、ぜひ利用してください。

監修者のコメント
株式会社GeNEE
代表取締役 日向野卓也

東京工業大学環境・社会理工学院卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。MBA(経営学修士)取得。国内最大手SIerの株式会社NTTデータで大手法人領域(大手流通企業、大手小売企業)の事業開発、事業企画等の業務に従事。米国スタンフォード大学への研修留学を経て、システム/モバイルアプリ開発会社の株式会社GeNEEを創業。

システム開発案件を外注する際、疎かにされやすいポイントがあります。それは、開発会社(広い意味ではITベンダー)選定後の「社内開発体制の構築」です。

ここでの開発体制とは、プログラムソースコードを製造する体制という意味ではなく、社内にプロジェクト管理責任者(プロジェクトマネージャー)を立て、開発会社と協力し合い、プロジェクトを積極的に牽引する体制を意味しています。

開発会社は、お客様の事業領域や事業内容を理解するために最大限の努力を行うものですが、時間にはどうしても限りがあり、その限られた時間の中でお客様以上の業務知識を会得することはなかなか難しいものです。

そのため、お客様と開発会社が一体となり、足りないものは補完し合う協働体制を作り上げることが、システム開発プロジェクトを成功させるための一つの重要な要因になります。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

Webシステム開発にお困りではありませんか?

もしも今現在、

  • どの開発会社に依頼したらいいかわからない
  • APIの利用や管理が適切か不安
  • マッチングサイトを作りたい

上記のようなお困りがありましたら、比較ビズへお気軽にご相談ください。比較ビズでは、複数のシステム開発会社に一括で見積もりができ、相場感や各社の特色を把握したうえで業者を選定できます。見積もりしたからといって、必ずしも契約する必要はありません。まずはお気軽にご利用ください。

Webシステム開発に対応できる業者を一覧から探す