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分かりやすいシステム構成図の書き方とは

最終更新日:2022年11月24日
モリweb制作会社
監修者
Webライター モリ
分かりやすいシステム構成図の書き方とは
この記事で解決できるお悩み
  • システム構成図とは
  • システム構成図の書き方
  • 理想のシステム構成図とは

Webシステムを開発するには、「システム構成図」を作成することはとても重要です。 システム開発を企画している担当者の中には、「システム構成図の書き方について知りたい」という方も多いかと思います。

本記事では、システム構成図を作るにあたって必要な前提知識を紹介し、システム構成図の書き方について解説していきます。

Webシステムを開発するには、「システム構成図」を作成することはとても重要です。 システム開発を企画している担当者の中には、「システム構成図の書き方について知りたい」という方も多いかと思います。

本記事では、システム構成図を作るにあたって必要な前提知識を紹介し、システム構成図の書き方について解説していきます。

システム構成図を作る前に知っておきた前提知識

Webシステムとは?

Webシステムとは、インターネット上で利用できるサービスやシステムを総称したものを表します。

普段の生活の中では、ECサイトなどのオンラインショッピング、ネットバンキングなど、様々な場面でWebシステムを触れているでしょう。

企業においては、イントラシステムや人事システム、経理システムなどにおいてWebシステムを使って業務をこなしているケースも多いです。

パソコンやスマホを誰もが所有している現代においては、「一度はWebシステムを利用している」と言っても過言ではありません。

Webシステムでは、Chromeといったブラウザを利用することが多く、パソコンにプログラムをダウンロードする必要はありません。そのため、運用や管理がしやすいという特徴からWebシステムを導入する企業が増えてきています。

他にも、インターネットを経由するので、不特定多数の人が同時にリアルタイムの情報を閲覧できるのも、Webシステムの大きな特徴といえるでしょう。

システム構成図とは?

次に、システム構成図について紹介します。 システム構成図とは、「システム全体の構成を図で表したもの」を指します。

システム構成図には、クライアントPC、サーバーやデータベース等、システムに必要なハードウェア周りや、システム内の大きなデータの流れなどを記します。

システムがどのような形で利用されているかを図として表現することで、システム全体を把握することが可能となっています。

構成図には複数の種類がある

構成図といってもシステムのどこにフォーカスして表現するかで呼び方が異なることもあります。例えば、システム全体やネットワークなど、フォーカスしている部分に応じて構成図の呼び方が変わってきます。

以下3点、それぞれの構成図の特徴や用途を簡単にまとめています。構成図は「誰が見ても一目で理解できる」レベルの見やすさが重視されます。ぜひそれを念頭に置きながらご確認ください。

  • システム構成図
  • ネットワーク構成図
  • サーバー構成図

システム構成図

システム構成図は、ハードウェアを重点に置き表現された構成図です。「システムの機能」を中心に記されており、ネットワークや他の情報に関することは省略して書かれることが多いです。

ネットワーク構成図

ネットワーク構成図は、ネットワークに関する情報をまとめた構成図です。端末やサーバーに割り振られるIPアドレス、VLANなどの情報などがわかりやすく表現されています。

ネットワーク構成図は複雑になりやすい特徴があり、綺麗にまとめるのが難しい構成図でもあります。シンプルに記そうと意識すると、必要な情報が漏れてしまうこともあるので注意が必要です。

サーバー構成図

サーバー構成図は、システムの基盤となるサーバーの情報をまとめた構成図です。

サーバーがどの環境に配置され、どんな役割を果たしてしているのかを表しています。また、ネットワーク構成図とサーバー構成図をまとめて「インフラ構成図」と呼ぶこともあります。

新規にサーバーを構築する場合は、構成図を基に確認しながら構築していきます。

構成図を基にすることで、特定サーバーにアクセスが集中しパフォーマンスの低下などのトラブルを事前に防ぐことができるためです。また、他の障害が起きた場合も原因の特定が容易になります。

システム構成図を作るメリット

システム構成図を作る目的やメリットは以下の通りです。

  • プロジェクトメンバー間での情報共有や認識合わせが容易になる
  • クライアントへの情報共有にも利用できる

それぞれ解説していきます。

メンバー間での情報共有などが容易になる

システム構成図があることによってシステム全体を把握することができるため、どのような機能を、どこに追加する必要があるかを明確にすることができます。

また、システム開発は基本チームで行うものであり、システム構成図なしでメンバー全員の認識を合わせるのは難しいでしょう。

構成図をプロジェクトメンバーが確認することで、情報共有・認識のすり合わせがスムーズに行えます。構成図なしで開発を進めてしまうと、メンバー間の情報伝達漏れや認識齟齬などが頻発してしまうリスクも高まります。

システム開発を円滑に進めるためにシステム構成図は開発に必要な設計図という意識を持って作成しましょう。

クライアントへの情報共有にも利用できる

システム構成図があることで、どういった仕組みでシステムを開発するか、どのような成果物を作らなければいけないか等クライアントへ視覚的に伝えることが可能となります。

図として表現することでイメージも付きやすいです。開発の知識がない方でも理解することが出来るので、認識齟齬のリスクも軽減されます。

システム構成図の書き方を解説

システム構成図の書き方を解説していきます。ポイントは以下の3つです。それぞれ解説しましょう。

  • システムの全体像を簡潔にまとめる
  • 色やアイコンを利用し表現する
  • 一度作成したらテンプレートを化しておく

システムの全体像を簡潔にまとめる

まず最初にやる作業として、システムの全体像を書き起こします。

システム操作に必要なクライアントPCや、サーバー、データベースなどのハードウェア周りや通信経路がどのように繋げっているか等を簡潔にまとめます。

システムの全体像を明確にすることで、システム開発に携わっていないメンバーでもシステムの流れを掴むことが可能です。

また、システム構成図を残しておくことで、 今後のシステムメンテナンスや修正が容易となります。

色やアイコンを利用し表現する

システム構成図は、開発者だけでなく、クライアントも確認するケースもあります。そのため、誰が見ても見やすい図であることに注意して作成することが必要です。

色付けして重要部分を強調する、アイコンを用いる等することでよりイメージを残しやすいシステム構成図となります。

一度作成したらテンプレートを化しておく

システム構成図を一度作成したら、成果物は残しておきましょう。

新たに、システムを開発する際に流用することで時短にも繋がりますので、一度作成したらテンプレ化しておくことをおすすめします。

システム構成図に必要な情報とは?

システム構成図を記載するにあたり、どんな情報を書けばいいのでしょうか。 システム構成図に記載したほうがいい内容を重要度別に紹介した表をまとめました。それぞれ詳しく解説しましょう。

必ず記載したい ・セグメント情報
・アクセス状態
できるだけ記載したい ・サーバーの配置状況
・各サーバーの役割
できれば記載したい ・バージョン情報
・データベーススキーマに関する情報

必ず書く情報はコレ

その Д札哀瓮鵐半霾

システム構成図には、各システムの詳細情報もまとめておくといいです。

例えば、セグメントの分割状況については記載すべき情報の一つです。 セグメントは、ネットワークを構成する範囲の単位を表します。開発環境と本番環境でセグメントを分けて運用することが多いです。

システムが稼働する環境が異なる場合には、セグメントの分割状況をしっかりまとめておくことは重要です。誤って、本番環境を触ってしまって障害の発生を防ぐことにも繋がります。

その◆Д▲セスの状態について

システムが稼働する環境の中で、外部サービスに依存している場合には、どのようにアクセスしているのかについても記載したほうが良いでしょう。インターネットに依存する環境では、どの分野でインターネットアクセスが必要となるのかについての記載が必要となります。

複数のサーバーを利用されている際は、それぞれのサーバーの配置箇所や役割もまとめておくとより良いです。

アプリについても同じで、システム構成図の中でどこにアプリが位置しているのかをはっきりさせることによって、メンテナンスを行う際にはシステム全体を把握しやすくなりますし、必要な部分のみを修正する作業ができるでしょう。

できるだけ書くべき情報

開発されたシステムの中には、複数のサーバーがそれぞれ異なる役割りを持っていたり、複数のソフトウェアが導入されているものが少なくありません。そのためシステム構成図を書く際には、それぞれのサーバーがどこに配置されていて、どんな役割を担っているのかについても明記しておきたいものです。

サーバーには、WEBサーバーやデータベースサーバー、踏み台サーバー、アプリケーションサーバーなどがあり、システムごとにどの種類のサーバーがどこに使われているのかという点が異なります。

サーバーのスペックもまた、システム構成図に書いておきたい情報です。内容としては、メモリのサイズやCPUのスペックや装備されているCPUの数、HDDやSSDなどディスクの容量についても記載しておきましょう。

その他にも、記載しておけば後からアップグレードしたりシステムを拡張する際に役立つと思われるスペックは、構成図に明記しておくと良いでしょう。たとえば、データベース系のシステムでは、メモリのスペックがとても重要な要素となります。

メモリの領域はPGAとSGAに大きく分類できます。

  • SGA

    共有メモリを持っていて、さらに共有プールやデータベースバッファキャッシュ、LARGEプール、REDOログバッファ、JAVAプールなどの要素によって構成されています。

  • PGA

    クライアントの要求に対して処理を行うサーバプロセス状の排他的メモリとして使われているという特徴があり、SGAとはメモリの使い方が大きく異なっているのです。そして、この違いをシステム構成図にもはっきりと記載することが大切です。

できれば書きたい情報

システム構成図は、一つ一つの要素のスペックなどを記入していくと、どんどん詳細まで記入することが可能です。しかし、そうした情報の中には、今後のメンテナンスや保守運用の際にあまり必要ない情報があるかもしれません。

たとえば、バージョン情報やデータベーススキーマに関する情報などが該当します。もちろん、こうした情報も、システムによっては管理したほうが良いケースはあります。

バージョン情報の管理については、頻繁にバージョンアップをする場合などにはしっかりと管理したいですし、データベーススキーマ情報に関しても、一つのサーバーに複数のスキーマが搭載されている場合には、ニーズに応じて管理することが必要となります。

内容が充実している構成図VSスッキリ簡潔な構成図

内容が充実している構成図

システムの構成図は、一つ一つの要素に対してスペックを細かく記入していけば、保守や運用の際にはとても分かりやすい構成図に仕上げることが可能です。しかし、システムの規模によっては、構成図そのものが煩雑になって見にくくなってしまうというデメリットがあるかもしれません。

スッキリ簡潔な構成図

そのため、システム構成図は、必要な情報だけを取捨選択して記載するのが理想的と言われています。スッキリまとめようという部分だけに集中して必要な情報が記載されていないというのは問題がありますが、保守運用の際に必要ない情報は思い切って省くとか、別用紙にスペックをまとめるなど、構成図を見やすく簡潔にまとめる事を意識しましょう。

基本的にシステム構成図に記載する情報は、実際にシステムの開発や運用、保守を行う利用者どうして情報を共有したりニーズに合わせてその都度情報の認識をするために用いられるデータなのです。

まとめ

システム構成図は、どんなシステムなのかによって必要となる要素は異なります。何もない状態から、自分で一つ一つのエレメントを書き込んでいってももちろんOKなのですが、ネット上には無料で利用できるシステム構成図用のイラストや素材がたくさんあるので、もしも可能ならぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

また、こうした無料提供されている素材の中には、あらかじめシステムの特徴ごとにテンプレート形式でまとめられている構成図もあります。こうした素材は、同じ要素でも多種多様な色や形状のものがラインナップされているため、実際に導入するシステムにより近い素材を選んで活用できるというメリットがあります。

さらに多くの場合には、パワーポイントで作成されたファイルとして提供されています。それらをダウンロードしてカスタマイズすることができますし、あらかじめ作り込まれているイラストやテンプレートを利用することによって、より完成度が高くて見やすいシステム構成図を作ることができるでしょう。

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監修者の一言

構成図はWebシステムの「骨格」のような役割をもっています。

建築物とおなじで、まず骨格をしっかり固めて作り込まないと、
・開発作業中に方向性のブレが生じる
・Webシステム開発作業中が効率よく進まない
・大幅な出戻りが発生する
といったトラブルが起きてしまいます。

そのためWebシステム構成図は、開発作業以上にこだわり時間をかけて作るべきです。もはや「Webシステムの成否は構成図で決まる」といっても過言ではありません。

さらにいえば構成図は開発のみならず、運用・保守の面でも必要不可欠です。自分だけがわかるよう作るのではなく「周りのメンバー全員に伝えること」を前提に作りましょう。

誰が見てもわかりやすく作られた構成図は、Webシステムの開発・運用・保守において大きな成果をもたらしてくれるはずです。

モリweb制作会社
Webライター モリ
監修者

1992年生、山形県出身。接客業から、未経験独学でシステム開発会社に入社。現在はWeb系フリーランスとしてSEOライター、Web制作、Webデザインなどを軸に、幅広く活動中。自身が運営するブログのPV数は年間14万人を超える。温泉と旅行が趣味。

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