分かりやすいシステム構成図の書き方とは

更新日:2019年07月04日 発注カテゴリ: Webシステム開発
分かりやすいシステム構成図の書き方とは

この記事では、システム構成図の分かりやすい書き方を解説しています。

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システム構成図とは?必ず書くべき情報と書き方

システム構成図は、どのようにシステムが構成されているのかを図式で分かりやすく示しているアーキテクチャです。物理的な設計としては、データベースサーバーやWEBアプリサーバー、インターネット、アプリなどの位置付け示されています。

大きく分けるとシステムの構成図は、クライアント&サーバシステムと3階層システムとに分類でき、それぞれ構成図の書き方は異なります。

まずクライアント&サーバシステムの構成図ですが、この構成図はオープンシステムやダウンサイジングの際によく用いられるタイプで、クライアント側に導入する社内システムで高機能な処理を実行するシステムの場合に用いられています。

このシステム構成図においては、アプリの配置をどうするかという点に加えて、セキュリティ管理、アプリの追加や変更の際にはどのように配布するのかという点で注意が必要となります。

その他にも、ユーザ認証の方法やネットワークの帯域幅についての時間別トランザクションなどの検討をする事が、構成図の書き方にも大きく影響してきます。3階層システム構成図は、クライアント側がWEBブラウザを使うシステムにおけるアーキテクチャとして用いられることが多いという特徴があります。

この3階層システム構成を活用すると、案件が変更された場合にはクライアント側の変更が必要なくサーバ側で変更の作業を行うだけで良いという大きなメリットが期待できます。そのため、拡張性が高いシステムの際に用いられることが多いです。

このシステム構成においては、物理的な設計フェーズにおいて注意が必要となりますが、アプリやストアドプロシージャを含めたアプリケーションの配置、どこでどんな言語を使うのか、またその互換性などにおける検討、トランザクションを管理する方法、SSLやアクセス制御などのファイアーウォールにおける検討などが求められます。

必ず書く情報はコレ

システム構成図において必ず書かなければいけない情報には、セグメントがあります。これは、開発環境と実際にシステムが稼働する環境が異なる場合に必要なもので、はっきりと線引きすることによって、後からシステムのメンテナンスや改修を行う際に分かりやすくなります。

もう一つ、システムが稼働する環境の中で、外部サービスに依存している場合には、どのようにアクセスしているのかについても記載したほうが良いでしょう。例えばインターネットに依存する環境では、どの分野でインターネットアクセスが必要となるのかについての記載が必要となります。

アプリについても同じで、システム構成図の中でどこにアプリが位置しているのかをはっきりさせることによって、メンテナンスを行う際にはシステム全体を把握しやすくなりますし、必要な部分のみを修正する作業ができるでしょう。

できるだけ書くべき情報

開発されたシステムの中には、複数のサーバーがそれぞれ異なる役割りを持っていたり、複数のソフトウェアが導入されているものが少なくありません。そのためシステム構成図を書く際には、それぞれのサーバーがどこに配置されていて、どんな役割を担っているのかについても明記しておきたいものです。

サーバーには、WEBサーバーやデータベースサーバー、踏み台サーバー、アプリケーションサーバーなどがあり、システムごとにどの種類のサーバーがどこに使われているのかという点が異なります。

サーバーのスペックもまた、システム構成図に書いておきたい情報です。内容としては、メモリのサイズやCPUのスペックや装備されているCPUの数、HDDやSSDなどディスクの容量についても記載しておきましょう。

その他にも、記載しておけば後からアップグレードしたりシステムを拡張する際に役立つと思われるスペックは、構成図に明記しておくと良いでしょう。例えば、データベース系のシステムでは、メモリのスペックがとても重要な要素となります。

メモリの領域はPGAとSGAに大きく分類できますが、SGAは共有メモリを持っていて、さらに共有プールやデータベースバッファキャッシュ、LARGEプール、REDOログバッファ、JAVAプールなどの要素によって構成されています。

一方PGAは、クライアントの要求に対して処理を行うサーバプロセス状の排他的メモリとして使われているという特徴があり、SGAとはメモリの使い方が大きく異なっているのです。そして、この違いをシステム構成図にもはっきりと記載することが大切です。

できれば書きたい情報

システム構成図は、一つ一つの要素のスペックなどを記入していくと、どんどん詳細まで記入することが可能です。しかし、そうした情報の中には、今後のメンテナンスや保守運用の際にあまり必要ない情報があるかもしれません。

例えば、バージョン情報やデータベーススキーマに関する情報などが該当します。もちろん、こうした情報も、システムによっては管理したほうが良いケースはあります。

例えば、バージョン情報の管理については、頻繁にバージョンアップをする場合などにはしっかりと管理したいですし、データベーススキーマ情報に関しても、一つのサーバーに複数のスキーマが搭載されている場合には、ニーズに応じて管理することが必要となります。

内容が充実している構成図VSスッキリ簡潔な構成図

システムの構成図は、一つ一つの要素に対してスペックを細かく記入していけば、保守や運用の際にはとても分かりやすい構成図に仕上げることが可能です。しかし、システムの規模によっては、構成図そのものが煩雑になって見にくくなってしまうというデメリットがあるかもしれません。

そのため、システム構成図は、必要な情報だけを取捨選択して記載するのが理想的と言われています。スッキリまとめようという部分だけに集中して必要な情報が記載されていないというのは問題がありますが、保守運用の際に必要ない情報は思い切って省くとか、別用紙にスペックをまとめるなど、構成図を見やすく簡潔にまとめる事を意識しましょう。

基本的にシステム構成図に記載する情報は、実際にシステムの開発や運用、保守を行う利用者どうして情報を共有したりニーズに合わせてその都度情報の認識をするために用いられるデータなのです。

まとめ

システム構成図は、どんなシステムなのかによって必要となる要素は異なります。何もない状態から、自分で一つ一つのエレメントを書き込んでいってももちろんOKなのですが、ネット上には無料で利用できるシステム構成図用のイラストや素材がたくさんあるので、もしも可能ならぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

また、こうした無料提供されている素材の中には、あらかじめシステムの特徴ごとにテンプレート形式でまとめられている構成図もあります。こうした素材は、同じ要素でも多種多様な色や形状のものがラインナップされているため、実際に導入するシステムにより近い素材を選んで活用できるというメリットがあります。

また多くの場合には、パワーポイントで作成されたファイルとして提供されているため、ダウンロードしてカスタマイズすることができますし、あらかじめ作り込まれているイラストやテンプレートを利用することによって、より完成度が高くて見やすいシステム構成図を作ることができるでしょう。

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