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【システム開発】独自開発かパッケージ製品どちらが良いか徹底比較

更新日:2021年11月01日 発注カテゴリ: Webシステム開発
 株式会社ラテラルリンク
監修者
代表取締役 岩井昌弘
【システム開発】独自開発かパッケージ製品どちらが良いか徹底比較

自社システムを導入する場合には大きく分けて独自に開発するか、既存のパッケージ製品を利用するかの選択肢があります。どちらを選択するかはそれぞれのメリットだけでなく対費用効果、さらに自社の環境にあっているかといった点も十分に検討したうえで判断していく必要があります。この独自開発とパッケージ製品の選択については、自社の開発力や事前の準備にどれだけ時間とコストをかけることができるかといった環境面も大きなポイントとなってきます。簡単に言えば「独自開発できる環境なのか?」という面も踏まえたうえで、慎重に検討・判断していく姿勢が求められることになります。

独自開発のメリットは?

それぞれのメリット・デメリットをよく踏まえたうえで検討していくわけですが、まず把握しておきたいのが独自でシステム開発するメリットです。パッケージ製品に比べて導入に費用も手間もかかるわけですから、わざわざ導入するだけのメリットがどれだけあるのかを知っておくことが比較の上での大前提です。

独自開発とは、つまるところ自社の環境に合わせて最適なシステム環境を自分で開発することです。そうなると当然業務に合った形でシステムを運用することができます。オーダーメイドの形になるわけですから、「この部分が足りない」「この機能はなくても問題ない」といった過不足の不満点が出てくることもありません。

パッケージ製品の場合、どうしても既存のシステムを利用する以上、自社の環境にそぐわないケースが出てくるものです。基本的にパッケージ製品は、幅広い業種を対象に平均的な機能をカバーした内容となっています。

そのためどうしても物足りない部分が出てくる一方、必要ない機能も出てきます。せっかくお金を払ってライセンスを取得して導入したのに必要な部分がカバーできていない、逆に必要のない機能にお金を払う形になってしまうといった問題が出てくるわけです。

その点独自開発は過不足なく必要な機能を備えつつ、無駄なものはない理想的な環境を用意することができます。この点こそ最大のメリットでしょう。システムの導入・構築は事業の効率化やコスト削減が大きな目的です。

そうなると自分の会社の業務の環境や流れにいかにフィットしたシステムを構築できるかが問われることになります。システム構築の際に欠かせない要求定義などのプロセスを経ていく過程で「自社に相応しいシステム構築とはどのようなものか?」を確認しながら導入していくことができます。

独自開発のポイントは?

デメリットとも関わってくる部分ですが、こうした独自開発のメリットを最大限に活かすためにはいろいろと注意しておくべきポイントがあります。手間がかかるのはもちろん、うまくいかないとお金ばかりかかってメリットが十分に得られないといった問題を抱えてしまうことになりかねません。

独自開発といっても基本的には開発会社と一緒に構築と設計を行っていく形になります。そうなると設計会社に対してどういった環境や構築を求めるのか、できるだけ具体的な形で伝えられる必要があります。この意思疎通がうまくできないと、導入した後になって期待した環境とは程遠いことに気づく、といった問題を抱えてしまいかねません。

これを防ぐためには自社の業務環境、他の会社に比べてどういった点に特色があるのかを徹底的に洗い出しそしてうまく導入することが出来れば業務を最大限にまで効率化・コスト削減したうえで、導入にかかったコストを早い段階で回収することができるでしょう。

パッケージ製品のメリット

一方既存のパッケージ製品をライセンスを取得する形で導入する場合のメリットは、なんと言ってもコストが安い点です。もともと基本的な土台のシステムはすでにできあがっているわけですから、費用も手間もかかりませんし、早期に導入することも可能です。

独自開発の場合は、開発をはじめてから実際に構築・導入されるまでに時間がかかってしまうもので、その点導入が圧倒的に早くなるパッケージ製品は非常に大きなメリットを備えているといえるでしょう。

パッケージ製品といっても既存のシステムをそのまま導入するわけではなく、カスタマイズをすることが出来る製品もあります。ですから自社の業務の環境を踏まえたうえで、できるだけ相応しい形でカスタマイズしていくことでよりフィットしたシステム構築が可能になります。

パッケージ製品のデメリット

ただ、やはり独自開発に比べると環境の面でマイナス面が気になるのは事実です。ゼロから自社の環境に合わせてシステムを構築していく独自開発に比べて、やはり使い勝手の点で劣るのはやむを得ないところで、実際にシステムを運用していく過程で物足りなさを感じてしまったり、「この機能はうちの会社には必要ない」など過不足が生じてしまうのは避けられないでしょう。

独自開発に比べて導入にコストがかからない一方で、導入した後の業務の効率化、コスト削減効果の点で劣る部分があるため、選択する際にはどちらが自社にとってメリットが大きいのかをよく検討したうえで判断する必要がありそうです。

どちらが向いているのか?

こうした独自開発・パッケージ製品それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえでどちらを選ぶか?ということですが、あくまで会社の業務環境を踏まえた上で判断していくことになります。もっともわかりやすい比較の基準は、自社の業務にどれだけ特有な部分があるかでしょう。

既存のパッケージ製品ではうまくフィットしないような、特有な業務の流れが多い会社ほど独自開発が向いています。一方それほど独自な部分はなく、平均的なシステム構築が用意できれば問題なく効率化・コスト削減効果が期待できる場合には、パッケージ製品の方が適しています。

この見極めのためには、やはり自社の環境の徹底的な洗い出しが欠かせません。独自開発を導入する際にこの点が必要と書きましたが、実際にはパッケージ製品を検討している場合でも必要な作業となるでしょう。

「うちはそれほど独自な面はないからパッケージ製品で十分」と思っていても、洗い出しを行っていく過程でじつは独自開発したほうがメリットが大きいことに気づくというケースも十分に考えられます。

またシステム構築した後の拡張性、カスタマイズの余地についても視野に入れて検討することも欠かせません。この点においてもやはり独自開発のほうが優れており、後に必要な機能が出てきたときに対応しやすく、柔軟なシステム運用ができます。

現代のビジネスでは数年のうちに業務を巡る環境が大きく変化することもよく見られます。導入する時の環境だけで判断するのではなく、5年後くらいを見越した上で判断した方がより賢明な選択ができるでしょう。

まとめ

比較検討する際には比較するポイントに優先順位をつけておくとやりやすいでしょう。費用を重視するか、独自性を重視するか、拡張性を重視するかといった点がありますが、優先順位を踏まえたうえでひとつひとつのポイントで比較していくことで、総合的にどちらが適しているのかを見極めやすくなるはずです。

監修者の一言

どちらが良いかは、これから開発するシステムの種類にもよってくるでしょう。例えば、ECシステムにおけるカート機能や決済機能は、必ず付随する機能です。同様に、CMS(コンテンツ管理システム)、顧客管理システムといったものも、会社が変わっても基本的な機能は共通ですので、パッケージ製品を土台とするのがよいでしょう。

カスタマイズ可能な範囲は、パッケージによって異なりますので、どの程度カスタマイズが可能かという点は、十分に確認しておく必要があります。一方で、基幹業務を効率化するようなシステムでは、会社によって独特な業務の流れがあったり、過去の資産を有効活用するために他システムとの連携が必要なったりといった、特有の事業がある場合も多く、パッケージよりも、独自開発を選択する場合が多くなるでしょう。

システム開発においては、記事にもあるとおり“自社の環境の徹底的な洗い出し”を実施した上で、あるべき姿(システム)を描き、今回開発する範囲を定めていきます。“あるべき姿”へ道筋も考慮した上で、独自システムか、パッケージか、といった観点も取り入れることが必要です。

 株式会社ラテラルリンク
代表取締役 岩井昌弘
監修者

徳島県出身。名古屋大学情報文化学部卒業。同大学院人間情報学研究科修士課程修了。2006年有限会社ラテラルリンクを設立。名古屋市で、Webシステム開発を中心に、Web構築全般、Web活用支援に従事。クライアントは、中小・零細企業から東証一部上場企業、国立大学まで幅広いニーズに対応。経済産業省認定「スマートSMEサポーター」。

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