ホームページ作成会社の失敗しない選び方

更新日:2020年05月21日 発注カテゴリ: ホームページ制作・デザイン
ホームページ作成会社の失敗しない選び方

「ホームページ作成業者」とネットで調べるとたくさんの会社がヒットします。一体どこの会社に選べば良いのか迷ってしまいますよね。「ホームページを持ちたい」と考えている中小企業の代表や企業のホームページ制作担当者からすればかなり悩ましい問題でしょう。そこで、作成業者に依頼して後悔した事例や失敗しない業者の選び方を解説します。

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ピッタリのホームページ作成業者を見つけるのは困難

ネット検索すると約9,300万件がヒットする

外注先を探す際、ネットを利用する方が多いと思いますが、「ホームページ作成 会社 オススメ」で検索すると何件ヒットするかご存知でしょうか。なんと約9,300万件がヒットします。

これだけヒットすると、どの業者に依頼すれば良いかかえって分からないですよね。ネット検索で表示されたホームページを1件1件見て探すのも現実的ではありません。

食べログのように利用者が作成業者のクチコミを投稿するサービスもありません。クチコミでオススメされている業者を探すこともできないのです。

しかも、「ホームページ作成会社」と一口に言っても、実は業者によって得意としている部分や料金プランが違います。比較しようにも何をどう比較すればよいか分からないのが実情です。

「品質が…」値段だけで業者を選ぶと後悔することも

ホームページ作成を外注する際に一番気になるのは「価格」ではないでしょうか。「安くて良いモノを手に入れたい」というのはホームページ作成でも言えることです。

しかし、「安さ」だけでホームページ作成業者を選ぶと、痛い目を見てしまうことがあります。例えば、以下のようなトラブルが起きてしまうからです。

  • 「思ったのと違うデザインになってしまった」
  • 「業者となかなか意思疎通ができず手間がかかった」
  • 「ホームページ公開後のサポートがなくて」

作成業者に依頼して後悔している発注者は意外と多い

他にもホームページ作成業者に依頼して後悔した事例があります。レンタルサーバーの比較サイトが企業のHP担当者221名にアンケートを取ったところ、55.2%が以下の理由で後悔した、と回答がありました。

  • ホームページ運用・更新費用が高いと感じた(50.8%)
  • ホームページを後悔するまでの期間が長かった(40.2%)
  • 作成費用のわりにホームページの品質が低かった(31.3%)
  • ホームページのデザインが自社と合っていない(30.3%)
  • スマートフォン対応にしておけば良かった(27%)
  • 作成後のサポート体制が十分じゃなかった(24.6%)
  • その他(4.1%)

参照元:ホームページ制作あるある?外注先に依頼したあとに後悔したことは?

上記のようにホームページ作成のプロに依頼しても後悔している方は多いのです。できれば、同じ轍は踏みたくないですよね。次は後悔しないホームページ作成業者の選び方を伝授します。

抑えておきたい7つの選定ポイント

  • 会社の規模
  • 得意分野/業界
  • 制作実績
  • ホームページ制作会社のサイト
  • 見積書/提案書の内容
  • 担当者
  • サポート体制

ホームページ制作会社の規模

ホームページ制作費のほとんどが人件費で「単価×工数」で計算されます。

建築業界と同じように、多くの制作会社では見積書を作成する際に、人日単価または人月単価を予め設定し、どのくらいの期間で納品できるか計算し「人日単価(または人月単価)×工数」で費用を算出します。

「人月計算」とは1人の社員が1ヶ月間その仕事をした場合に、クライアントからいくら請求すれば、会社側に利益が残るのかを把握するためのもので、社員の役職・職種に応じて計算されます。

「人日単価」は「人月単価」を20日(1ヶ月といっても営業日では約20日)で割った金額です。

給料35万の社員がいる場合、35万の人件費以外に、販売管理費、社保やオフィスの家賃、賞与、退職金、営業コストなどを考慮すると、最低でも1人60万程度の利益を生まないと、会社側は赤字になります。

そのため人月単価を80万(人日単価4万)に設定する、といった考え方で、各社計算をしています。

会社によって一人当たりの人件費が異なるものの、大きい会社であればあるほど、オフィスの家賃や設備などで人件費(単価)が高くなりがちです。

必ず比例関係にあると限りませんが、従業員が多い会社=見積書の金額が高額、従業員が少ない会社=見積書の金額が安価、という傾向にあります。

規模が大きい会社(従業員20名以上)

制作会社では従業員が20名以上いれば規模が大きいと言えるでしょう。

これらの会社に依頼すると、見積金額は高額になりがちで、予算100万円以下はお断りとする会社が多いのですが、成果物のクオリティが高く、サポート体制がしっかりしている傾向があります。

営業担当が在籍している場合が多く、顧客の課題解決にフォーカスした会社が多い特徴です。ホームページ制作だけでなく、その後の広告運用やSEO対策などの集客サポートを行っている場合が多いです。

大きい会社は提案書のレベルが高い印象ですが、営業担当分の人件費が制作費用に上乗せされるため、どうしても費用が高額になりがちです。

また担当は営業に特化しているものの、制作知識がない場合が多く、専門的な会話が通じなかったりする場合があります。

大手は制作実績の数が多く、クライアントが有名企業だったりしますが、制作実績の数はあまり重要視するべきではありません。

テンプレートデザインでホームページ制作を行う会社であれば、初期0円で月額数万円×24ヵ月という会社も多く、こういったホームページ制作を一つのパッケージとして販売するような会社は実績数だけで見れば、かなりの数となりますが、オリジナルのデザインにしてもらえない、途中解約ができない、著作権・所有権が帰属しないなどのリスクがあります。

ホームページ制作はイニシャルコストがかからないこともあり、印刷業や広告代理店業、システム開発が本職の会社が行っている場合が多々あるので、その場合はホームページ制作事業に何名在籍しているか質問すると良いでしょう。

一般的な規模感の会社(従業員5名〜20名)

比較ビズに掲載している制作会社の多くは、ここのゾーンとなります。

ホームページ制作を行うためには、WEBデザイナー、プログラマー(エンジニア)、ディレクター、コピーライター、カメラマンが必要になるため、自社でホームページを分業して内製するのであれば、最低でも5名程度は必要になるでしょう。

規模の大きい会社では、制作費が高額になりがちなので、見積金額の半金を手付金(前払い)とする場合が多いですが、一般的な規模の会社であれば、一部前払いと納品後一括支払いの割合で半々くらいな印象です。

また規模の大きい会社は契約書でギチギリに条件を固めている所が多いですが、そうでない会社は費用の値引きや分割払いなど、色々融通が利きやすい特徴があります。

規模が小さい会社(従業員5名以下)

従業員が5名以下のような小さな会社は、主に起業したばかりの会社やフリーランスです。(フリーランスは個人事業主なので会社ではありませんが、便宜上ここに含めます)

小さい会社は安価で依頼でき、フットワーク軽く対応してもらえるメリットがあります。代表自らが打合せに行って全ての工程に対応する場合があります。

ホームページ制作において、規模が大きい会社であれば担当者はディレクション業務を行うだけで、制作しません。しかし規模の小さい会社に依頼するメリットとしては、打合せをする方と制作をする方が同一人物の場合が多いため、的確な意思疎通ができる、レスが速いなどのメリットがあります。

代表一人のみの制作会社も多く、特に合同会社に多い傾向で、実態はフリーランスとほぼ変わりません。(個人事業主は年収500万以上になると法人化した方が税金面でお得ということで、とりあえず合同会社として法人化している会社が多い印象)

フリーランスや代表一人の会社では、社員を雇わずにデザイン業務や開発業務を外注化し、人件費を削減しています。制作費用は安いですが、デザインなどのクオリティやサポート力という視点で見れば不安が残ります。比較ビズへの相談で、前に依頼した制作会社が倒産したため、リニューアルを別の会社に、という会社が一定数います。

ホームページ制作会社の得意分野・業界・HPの種類

ホームページ制作会社の得意分野

デザイン、集客、安さ、技術力・開発力など、それぞれの分野に強みを持つ会社があります。

ホームページを作る目的がブランドイメージ向上や知名度アップであれば、デザインに特化した会社、とにかく名刺代わりでホームページを作りたいなら安さに特化した会社、資料請求数や問い合わせ数の増加が目的なら集客に特化した会社、といった形です。

そのホームページ制作会社が、どういうポイントを強みにしているのか、その強みは自社の課題を解決できるものか、考えておくと良いでしょう。

ホームページ制作会社の得意業界

ホームページ制作会社というのは自社の強みを的確に伝える必要があるということで、制作会社側にも業界知識が必要とされます。

例えば会計事務所のホームページしか作成したことがない(toB向けの実績しかない)会社に、保育園のホームページを依頼したとしても、かなりの不安が残ります。

工務店・建築、旅館・ホテル、歯科医院、士業、美容室、アパレル、飲食店、保育園、ブライダル、大学、整体・整骨院など、特にtoC向けの業界ではそれぞれの業界に特化した制作会社が存在します。

自社の業界にマッチした制作会社であれば、専門用語での会話をしてもスムーズにやり取りでき、適切な訴求ポイントや差別化ポイントを把握してくれているので、品質が高いホームページになりがちです。

ホームページの種類

ホームページ制作会社によっては、得意なホームページの種類が存在します。9種類あるホームページを用途別に解説でも書いたように、ホームページには役割に応じての種類があります。

特に、会社情報の発信をする「コーポレートサイト」、短期的な集客をする「LP(ランディングページ)」、採用を行う「リクルートサイト」、ネット上で商品を販売する「ECサイト」では、求められる内容が異なるため、それぞれに特化した制作会社が存在します。

「コーポレートサイト」制作に求められることは、目的によって変わるものの多くの場合は、会社の理念やミッションを的確に伝える力です。上述したように制作会社側の業界知識が深く関わるため、自社の業界で制作実績がある会社を選ぶべきでしょう。

「LP」制作が得意な会社は、総じて広告代理店事業を行っている傾向があり、商品やサービスの訴求が上手い印象があります。

「リクルートサイト」制作が得意な会社は、専属のカメラマンやインタビュアー、コピーライターを抱えている場合が多く、ブランドイメージの見せ方が上手で最新のWEB制作に長けている印象です。

「ECサイト」制作が得意な会社は、楽天やYahooなどのショッピングモールの出店の手伝いや、EC-CUBEなどのツールを使って受発注や在庫管理を行えるようにしたりと、ネットで商品を販売するのに特化した会社が多くいます。

このように、作成したいホームページの種類によって、特化型の制作会社が存在します。

ホームページ制作会社の制作実績

ホームページ制作会社の制作実績は、その会社のクオリティや会社規模を図るのに効果的です。

NDAの関係で全く公開していない会社や、公開数が少ない会社も多いですが、デザインだけでなく、どんな業界の実績が多いか、どんなクライアントがいるかなど、様々なことがわかります。

また単にデザインを眺めるのではなく、担当者に制作実績を質問し、どんな効果があったのか、どのようにこだわったのかなどを質問すると、担当者のレベルを推し量れるだけでなく、その会社の強みや特徴を把握できます。

デザインを見る際は、どれだけオリジナルで作成しているかを注視するようにしましょう。似たようなデザインが多い場合、テンプレートデザインをベースに作成している場合が多く、依頼した場合も恐らく似たようなデザインになる可能性があります。

コーディング(マークアップ)が問題ないか確認するため、正しい記述かチェックできる「W3C」でURLを入力して分析すると良いでしょう。またGoogleが提供するホームページの表示速度を計測できる「PageSpeed Insights」で、表示速度を採点し、問題点をリストアップしてくれます。

どちらのツールも業者側が使うことが多いツールですが、一度色々調べてみると面白いかもしれません。

制作会社の担当者と打合せをする際、必ず今までの制作実績数と、自社の業界での実績数を質問するようにしましょう。会社によってはロゴ制作などの一部業務を実績数としてカウントするケースがあるので、サイト制作全般に関わった制作実績数を質問すると良いでしょう。

ホームページ制作会社のサイト

制作実績だけでなく、そのホームページ制作会社のサイトも重要なポイントです。

デザインのクオリティはどうなのか、その制作会社は自社の強みを的確に訴求できているか、定期的に更新されているか、スマホ対応していない・表示崩れがあるなどの問題はないか、チェックすると良いでしょう。

集客やSEO対策に強みを持つ会社であれば、その会社が「市区町村名 ホームページ制作会社」で何位に表示されるか順位を確認すると良いでしょう。商圏エリアによって競合数が変わりますが、集客が上手い会社であれば1ページ目に表示されるはずです。

定期的に更新されているかどうかはブログや新着情報を見ると良いでしょう。特にブログを積極的に発信している会社はオウンドメディアの運用に長けた会社が多く、集客に強い印象があります。

見積書/提案書の内容

ホームページ制作会社を選ぶ上で一番重要なのは見積書です。

内訳が省略されて「一式」と書かれた項目が多い場合、何の業務をどれだけ行ってもらえるか不明慮なので、気を付けるようにしましょう。

ホームページ制作費用の相場がわからず、予算が特に決まっていない状態であれば、松竹梅の費用が違う3パターンの見積書を貰うことが大切です。

ホームページ制作は注文住宅と同じように、費用をかけようと思えば、いくらでも費用をかけることができます。そのなかで、最小なら〇〇、最大なら○○、オススメは○○という見積書を貰うことができれば、平均的な予算感を掴むことができる他、安い場合のデメリットを把握できます。

また、制作の規模感によってはない場合もありますが、そこそこの企業規模の会社であれば、提案書を貰うことができます。提案書には、どのような課題をどうやって解決するかといった戦略的な内容が書かれています。

複数の提案書を比較することにより、どの企業が一番課題を理解してくれており、解決する力がありそうか、判断することができます。

最近ではWordpressを中心としたCMSを使ってのホームページ制作が一般的です。しかしながらWordpressを納品して終わり、という会社があり、操作説明がないため使い方がわからない、という企業の声を聞くことがあります。

見積書の金額が安い、というのは何かしらの工数が削減されていたり、月額運用保守契約前提で、数年は解約できない、といった場合があります。

どのくらいサポートしてもらえるのか、運用保守はいくらでやってもらえるのか、リース契約のような最低契約期間などは存在しないか、契約前にしっかりと確認しましょう。

また契約書に記載される場合もありますが、デザインの修正回数は何回までか、対応デバイスやブラウザは何か、原稿作成を依頼する場合はいくらか、なども確認しておくと良いでしょう。

正確な見積書を貰いたい方は ホームページ制作で正確な概算見積書を貰う5つのコツ を参考にしてください。

担当者との相性

相性の良い担当者を選びましょう。担当者はサイト公開まで、長く付き合って行くことになるので、要望や質問を聞き入れてもらうために、相性が大切です。

優秀な担当者はホームページ制作について、わかりやすい言葉で解説してくれますが、専門用語ばかりでわかりにくい説明の担当者が中にはいます。長く付き合って行くことを考えると、信頼できる優秀な担当者選びが大切です。

サポート体制

公開後のサポート体勢が充実しているかどうかも、制作会社を選ぶ上で重要です。ホームページは作成したら終わりではなく、むしろ作成後の運用の方が大切です。運用方法で不明点がでた際に、手厚いサポートをしてくれる制作会社を選びましょう。

たとえば、操作方法がわからなかったり、運営について問い合わせをした際に、しっかりとサポートをしてくれる制作会社が理想ですが、何度電話しても繋がらないような会社も中にはあります。このような場合、大抵が社員数の少ない小規模な制作会社です。なので、ホームページの運用に不安がある方はサポート体勢が充実している制作会社の方が安心できます。

ホームページ制作会社のチェックリスト

ホームページ制作会社を探す上で、質問しておきたい事項を要約しました。

  • 従業員は何名か
  • 法人会社かフリーランスか
  • 得意業界と分野は何か
  • 実績の総数と自社の業界での実績数はいくつか
  • 見積書は詳細に明記されているか
  • 制作費用と月額費用はいくらか
  • 修正にかかる費用と修正回数の上限は何回までか

複数の制作会社に同じ依頼内容で見積もりを出した上で上記のポイントについて見極めると、より自社に合った業者を探せるでしょう。

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