おすすめのECカートシステムとは【機能の選び方完全ガイド】

更新日:2021年05月31日 発注カテゴリ: Webシステム開発
おすすめのECカートシステムとは【機能の選び方完全ガイド】

ECサイトに欠かせないのがカート機能です。ECカートシステムは数多く登場しており、価格や使い勝手、人気などを考慮してカートシステムを選ぶ必要があります。これからECサイトを制作する場合にも、すでに運営している場合にも、改めてECカートシステムを見直すことが大切です。ここではカート機能の基礎知識、適切な選び方やおすすめのシステムについて解説します。

ECカートとは?

ネットショッピング全盛期となった現在、カート機能は欠かせないものとなりました。ECカートとは、実店舗でショッピングカートに買いたいものをどんどん入れてレジまで運ぶのと同じことを、ECサイトで実現するシステムです。

ユーザーはインターネット上で買いたいものをチェックしてECカートに入れ、最後にまとめて支払い手続きをすることができます。

実店舗では当たり前の一連の行動をオンラインで可能にすることにょり、ユーザーは普段と同じような感覚でネットショッピングを楽しめるようになり、利便性がグンと上がるのが魅力です。

ECカートはECサイトで商品を販売するのに必要な機能がすべて備わっているソフトウェアであり、ユーザーに快適な買い物感覚を提供するとともに、運営効率を上げる仕組みになっています。

普及するECカートシステム

ECカートシステムを提供するサービスはいくつかあり、現在メインとなるのはECサイト構築パッケージやクラウド型ASPカートシステムです。

現在でははじめてECサイトを立ち上げる際にもカート機能に頭を悩ませることなく導入することが可能なため、ECカートには大きなメリットがあります。 広く普及しているシステムであるためイニシャルコストやランニングコストも抑えられ、必要な機能を最初から使うことが可能です。

ソフトウェアパッケージはオリジナルのシステムではないため自由にカスタマイズすることはできませんが、すでに実績あるソフトウェアを選ぶほうが得策と言えるでしょう。 何よりお金に関するシステムであるため、信頼と実績は重要です。

サポートを手厚くしたい場合は別途コストがかかる場合もありますが、有能なツールを選べば安心してECサイトを運営することができます。

ECカートの基本機能について

ECカートで何ができるのか、どこまでできるのかはあらかじめ理解しておく必要があります。 さまざまなサービスがあるので一概に言えませんが、ネットショップ運営に欠かせない機能はほぼどのシステムにも備わっていて、主なものを紹介します。

商品ページを作成する機能

自社の販売商品を並べて表示する商品ページを作成する機能が備わっています。 ショーウインドウに品物を並べる感覚で展示できます。

カート機能

ユーザーが買いたい商品をショッピングカートに入れる機能があります。カートに入れた段階ではまだ支払いが確定しているわけではなく、気になる商品をひとまずキープするためにも利用できるのが特徴です。 後でカートから出すこともできますので、レジに運ぶまで自由に持ち歩ける感覚も実際のショッピングカートと同じです。

注文機能

カートに入れたものをレジに運び、実際に購入を確定するための機能です。 ユーザー側は注文、店側は注文受付機能となります。このステップで支払額が確定します。

配送選定機能

商品の配送先、ユーザーが希望する配送方法などを指定できる機能です。 日程や配送会社によって配達の時間帯を選択できる場合もあります。

決済方法指定機能

どのような決済方法で支払うかをユーザーが選べる機能です。 クレジット決済はもちろん、配送会社によっては代引きや後からコンビニや金融機関などから払い込む後払いなどが選べる場合もあります。

売上管理機能など

ECサイト経営者側の便利な機能として、売上を管理する機能が搭載されています。 また購入者とコミュニケーションが取れる機能などもあり、リピーターの獲得や顧客の声を収集するマーケティング施策などにも利用可能です。

ECカートの種類

先にも触れましたが、現在主流となっているECカートシステムは、ECサイト構築パッケージとクラウド型ASPカートです。 特徴によって運営の幅にも影響が出るため、あらかじめしっかり理解したうえで選択することが大切です。それぞれについて紹介します。

ECサイト構築パッケージ

ECサイト構築パッケージは、自社である程度自由に構築できるシステムです。 基本的なカート機能が備わっており、自社の運営で必要な機能を体系的に構築したり、ある程度自由にデザインしたりできるのが魅力です。

ECサイトを単なる売り場として捉えるのではなく、ショップとして総合的に運営することを可能にするのが一番の特徴です。 たとえば、商品管理のほかにもテキストや画像などによるコンテンツ作成、ブログ運営、メルマガ発行など、実店舗の運営と同じようにショップ経営できるのが大きな魅力となります。

ただし、自由度が高い分、どうしてもコストは高くなることは避けられません。 売上とのバランスを考えれば、年商が億単位の大規模ショップ向けシステムと言えるでしょう。

クラウド型ASPカート

コストは絞りたいが個別ドメインでECサイトを運営したいという場合、クラウド型ASPカートが選択肢となります。 このシステムではクラウド上にある共通のプラットフォームを利用し、自社サイトを構築することが可能です。

個別にサーバーを準備する必要がなく、すでに実績あるシステムを利用できるため構築期間がさほどかからずECサイト開設ができるのが魅力です。

すでに信頼のあるシステムなので安心できますし、はじめてでも手軽にネットショップを立ち上げられるのがメリットですが、その分自由度は低めです。 細かなカスタマイズはほぼ不可能であるため、あらかじめ了承しておきましょう。

【番外編】モール出店という選択肢も

自社ドメインでECサイトを運営するという視点を外せば、最も簡単な手段がECモールへ出店するという方法です。

ご存知の通りECモールには名だたる大手企業の運営するサイトがいくつかあり、そこへ参入するのであれば自社でカート機能を持つ必要はありません。 特にマーケットプレイス型のECモールは、ショップがすることは商品登録のみです。

実店舗でいえば有名百貨店にテナント出店するのと同じ状況であるため、集客効果が期待できますし、レジ周りも統一されているので自社が考える必要はなくなります。

ただしデメリットもあります。あくまでテナントですので売上ごとに手数料が発生しますし、モール内にたくさんの競合が存在するため常に価格競争に巻き込まれる形になります。 自社を気に入ってくれる固定客の獲得が難しく、顧客リストを構築してファンを育てるといったマーケティング戦略はほぼ取れません。

こうしたことも考慮して、長い目で見て判断したほうが良いでしょう。

ECカートシステムはどう選ぶか?

独自ドメインで運営するか大手モールにテナント出店するかは、経営戦略により決定することができます。ただ、独自に経営すると決めた場合、果たして自社に合うECカートシステムはどんなものなのかを考えるのは簡単ではありません。

最も重要である売上に直結するお金のシステムである以上、間違いのない選択をすべきですが、果たして自社に合うシステム選びはどうすれば良いのでしょうか。

重要なのは事業規模

前述した通り、細かなカスタマイズができるパッケージなどはかなりコストがかかります。 確かに重要なカートシステムですが、そこに注力するあまり全体のバランスが崩れてしまっては本末転倒と言わざるを得ません。

目指す事業規模をいくらで設定するか、その費用対効果からシステムを選ぶのは正しい判断です。

たとえば、中長期計画で年商30億〜50億円規模への成長戦略があるなら、イニシャルコストをかけてでも自社で一から構築するECサイト構築パッケージをおすすめします。 スモールスタートを決定するなら、可能な限りコストが抑えられるクラウド型ASPカートがおすすめです。

サイトコンセプトを基準に

実店舗を構えることをイメージするとわかりやすいですが、自分の店を出すときにとても重要なのがコンセプトです。 どんな品揃えをするかは当然ですが、どんな内外装でどんな接客をし、顧客にどのように利用してもらいたいかを決めるのがその店ならではのコンセプトです。

ECサイトもそれとまったく変わらず、サイトのコンセプトをどのようにしたいかでシステム選びも変わってきます。 自社ブランドを前面に打ち出したいなら独自ドメインになりますし、ある程度デザインの自由度が高いASPシステムを選んだほうが意に沿うでしょう。

逆にとにかく薄利多売したいのであれば、モール出店を考えたほうが良い場合もあります。 特性やターゲットによってもECカートシステムは異なるため、まずはコンセプトの見直しをしてみるのも大切です。

使いこなせるかどうか

はじめてECサイトを開設する場合と、すでに運営している経営者が手を広げる場合とではシステムの選び方も変わってきます。 運営知識、運営スキル、ノウハウなどによって使いこなせるシステムも変わってくるため、自社のレベルで使いやすいかどうか、使い勝手をしっかり見極めることが重要です。

高ければ高いほど良いわけではなく、使いこなせるものがわかりやすく揃っているものを選ぶのが正解です。 搭載されていても一度も使わない機能があれば、まったく意味がありません。

まずECモールへ出店し、カート機能なども含めて一定のノウハウを学び、その後独自出店するという選択もあるでしょう。 モールではアクセス解析データを提供したり、集客サポートをしたりもしているため、そこから学ぶだけ学んで独立するというのも一つの選択です。

信頼性と安定性

システムの信頼性と安定性は、実績とサービス提供元の社会的信用が必要不可欠です。 ほかならぬお金に関することですから、万が一にもトラブルがあってはなりません。

特にサービス提供元が経営難などにより、急にサービスを終了するなどということになると、ショップ側がパニックになりかねません。 事実、2019年中にも知名度のあった会社がサービス終了となっています。

移転はまったく予想外のイレギュラーなコスト発生となるため、提携するなら企業規模、数年の経営状況などを細かく調べ、信頼できる相手を選ぶことが重要です。

ECカートおすすめの5社

それでは早速、ECカートシステムを提供するおすすめのサービス会社を紹介します。 今回ははじめてのサイト運営でも比較的導入しやすい会社に絞って5社をピックアップします。

BASE

BASEは初期費用、月額費用0円という手軽さから人気の高いASPカートシステムです。 テレビCMでも目にしたことがある人も多いでしょうが、特に事業規模の小さな個人事業主に寄り添うサービスとなっており、導入実績は80万店舗を超えています。

ハンドメイド作品のほか、食品の生産者がネット通販をスタートする際に選ばれており、インターネットにつながる環境さえあれば当日から販売が開始できるという手軽さが人気に拍車をかけています。

またWordPress連携も大きな魅力となっており、すでにWordPressでサイト運営している場合にはすぐに連携して物販を開始することができます。手数料は注文ごとに3.6%+40円、サービス利用料が注文ごとに)3%となっています。

STORES

無料ではじめられるフリープランと月額費用のかかるスタンダードプラン(初月のみ無料)の2つがあるASPカートシステムです。 フリープランでも決済方法などは選べますし、商品登録数の制限などもないため、まずは無料からトライアルすることもできます。

アドオン(機能追加)が可能であるため、使い慣れたらInstagramなどSNSと連携した集客などもできますし、スモールスタートには向いているでしょう。フリープランは決済手数料5%、スタンダードプランは月額2,178円と決済手数料3.6%となっています。

FC2カート

無料カートプランと有料のプロプラン1、プロプラン2とがあるASPカートシステムです。 特徴はすべてのプランで売上手数料が無料という点であり、登録可能商品数の制限もなく、簡単にフリーページの作成などもできます。

独自ページに力を入れることも可能であり、物販だけでなくダウンロード商品の販売も可能なため幅の広い販売方法が確立されているのが魅力です。プロプラン1は初期費用2,500円で月額750円、プロプラン2は初期費用10,000円で月額6,600円です。

カラーミーショップ

有料のASPカートシステムですが、機能の高さに比べてリーズナブルなためECサイト運営者から人気が高いサービスです。 公式WordPressプラグインが用意されていることから、カラーミーショップに登録した商品はWordPress上で自動生成することが可能となり、手間をかけずに販路を広げることができます。

Amazon payや楽天ペイ、LINE checkoutにも対応するなど顧客のパイを広げたい運営者の味方と言えるでしょう。初期費用3,000円で月額費用834円、カード決済手数料は4%となっています。

MakeShop

有料のASPカートシステムですが、機能が充実していてサイト構築の選択肢が非常に豊富なため利用者の満足度が高いサービスです。 かなり細かなマーケティング機能があり、ユーザーの行動履歴に合わせてレコメンドできる機能やメルマガ配信機能などもあります。

SNSとの連携も強力になっていて、公式オプションとしてWordPress連携オプションが用意されており、同じドメイン内にWordPressを導入して運営の幅を広げることが可能です。

人気のプランはプレミアムショッププランで初期費用10,000円、月額費用10,000円ですが、長期契約すると月額費用は最大割引で7,000円となります。 カード決済手数料は3.19%からとなっています。

ECカートシステム導入で気を付けるべき点

紹介したように、ECカートシステムにはかなり多くの無料プランが用意されています。 もちろん無料だからといって機能が格段にチープだということもなく、特にスモールスタートしたい経営者には救いの手と言えるでしょう。

ただし、どこまで無料で利用できるかは、各サービスであらかじめ確認しておくべき事項です。 初期費用と月額費用がないからといって完全無料とは限りませんし、物が売れるたびに支払いが発生するECモールのような仕組みになっている場合も少なくありません。

デザインテンプレートが豊富にあっても、いざ使おうとすると有料の場合もあります。 メルマガ発行でもHTML版が有料であるなど範囲が限られるケースは多いため、細かな部分も確認してください。

また、無料プランでオプションを追加すれば良いとも限りません。 中には有料プランにしか対応していないオプションなどもあり、サイトの成長によってはあらためて申し込みをし直さなければならなくなるケースもあります。

無料プランでどこまでオプション対応しているか、細かい情報はサイトに書かれていないこともあるため、導入前に個別に確認を行いましょう。 途中でプラン変更できるかどうかの確認も重要ですし、サポート窓口が対応しているかも確認しておくと安心です。

まとめ

ECショッピングカート機能は、ECサイト運営にもはや欠かせないシステムとなりました。 さまざまなサービスがあり、特徴や機能、決済システムなども異なるため、自社に本当にマッチする選択をするのは難しい状況であることも事実です。

実際に使ってみないとわからないこともありますが、無料版で始めるのが良いのか、最初から有料版でしっかりノウハウを溜めるのが良いのかは一概に言えません。 途中で契約内容を変えられるのか、無料から有料へ移行できるのかなど中長期で判断し、事業規模も含めて戦略を練ることが大切です。

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