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ホームページリニューアルのタイミングとは?|目的や進め方、失敗しない注意点を解説!

最終更新日:2022年11月15日
SUGI WORK
監修者
代表 杉山茂幸
ホームページリニューアルのタイミングとは?|目的や進め方、失敗しない注意点を解説!
この記事で解決できるお悩み
  • ホームページのリニューアルのタイミングは?
  • ホームページリニューアルはどんな企業におすすめ?
  • リニューアルを成功させる準備とポイントは?

「自社ホームページのリニューアルをするのかどうか迷っている」企業・店舗のWeb担当者様でそのようなお悩みを抱えていませんか?リニューアルしたのに思ったような成果が得られないといった失敗は絶対に避けたいものです。そのためには、目的意識を持つことやしっかり事前準備をしてホームページリニューアルに臨むことが肝心です。

本記事では、ホームページリニューアルのおすすめの企業やタイミングを解説します、さらにホームページリニューアルのメリット・デメリット、ホームページリニューアルを失敗しないポイントや手順、リニューアル後で注意しておきたいポイントも紹介していきます。企業・店舗のWeb担当者様はぜひ参考にしてください。

ホームページリニューアルのタイミングは3年〜5年

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ECサイトやコーポレートサイトなどのホームページは、一般的にパフォーマンスを活かせる賞味期限ともいえるものがあるため、制作費の償却が完了する3年〜5年を目安にリニューアルを検討する企業が多いです。

ホームページ制作業界は日進月歩で、日々進化しています。特に近年では、レスポンシブ対応(スマホ・タブレット対応)やユーザビリティ(ユーザの使い勝手)、オンライン集客や購入、動画制作など多くの機能がホームページには求められているでしょう。

リニューアルの際に大事なのは「何をどう変えたいのか」「どんな目的を果たしたいのか」リニューアルする目的がハッキリしていることです。理由や目的は様々ですが、本来の目的・目標を達成することが難しい問題・課題が生じたときこそ、ホームページリニューアルを検討するタイミングなのだといえます。

【リニューアル前にチェック】ホームページリニューアルはこんな企業におすすめ!

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下記の内容に2個〜3個以上当てはまる企業は、ホームページリニュアールの検討をおすすめします。

  • デザインの古臭さや劣化・イメージを変えたい
  • 売り上げや問合わせ数が上がるようなホームページにしたい
  • レスポンシブ(スマホ)対応にしたい
  • ユーザーが迷うようなサイト構成を見直したい
  • 自分たちで簡単に更新できるサイトにしたい
  • 検索結果に上位表示されるようにSEO対策をしたい
  • 機能面の劣化・新しい機能を搭載したい
  • 社内での会計処理のタイミングが来たので一新したい

さまざまなタイミングが想定されるホームページリニューアルですが、ひとつの課題のみに着目するのは失敗の要因です。たとえば、デザインが時代遅れだからリニューアルするというだけでは、キレイなホームページは出来上がっても、ホームページ本来の目的を達成できるとは限りません。

それぞれ詳しく解説していきます。

デザインの古臭さや劣化・イメージを変えたい

ホームページのローンチから数年が経過すれば、ユーザーに古臭いサイトとみなされサイトから離脱されてしまう可能性があります。

最新のデザイントレンドにすることによって、商品やサービスのブランドの向上も期待できるでしょう。おしゃれに敏感な人たちにもアプローチすることができるようになり、集客につながるかもしれません。

時代にあったデザインのホームページはSNSにてシェアされる可能性が高く、宣伝効果にも期待できるでしょう。

売り上げや問合わせ数が上がるようなホームページにしたい

ユーザーの使い勝手も含むホームページデザインの陳腐化は、アクセス数やコンバージョン数に大きく影響します。

近年では、カメラやQRコード、キャッシュレス決済が普及しています。メールでの登録やURLへのアクセスにQRコードを使うことで、新たなターゲット層の拡大にもつながるでしょう。飲食店やアパレルショップなどのクーポンやショップの登録に活用することでリピート率の向上が可能です。

他には顧客情報を入力するページで、数値入力の場合は数値入力モードに自動的に切り替わる、郵便番号を入力すれば住所が途中まで生成される仕組みなど、ユーザーの負担を減らすための気遣いをすることでユーザーの獲得や商品購入も見込めます。

アクセスやコンバージョンが頭打ちになるときが必ず訪れる

どんなにしっかり運用していても、いつかはホームページのアクセスやコンバージョンが頭打ちになるときが訪れます。自社ホームページが成長期・成熟期を経て、衰退期に入ったと感じるならば、ホームページリニューアルを検討してみましょう。

レスポンシブ(スマホ)対応にしたい

スマートフォンの登場により、パソコンではなくスマホで閲覧するユーザが増え、Googleはスマホ対応していないサイトの順位を下げるような方針になってきています。

Googleがモバイルファーストをポリシーとする現代では、レスポンシブデザイン、スマートフォンサイトの整備は必須です。ユーザーの約7割〜8割がスマートフォンでホームページを閲覧するなど、デバイスの進化にあわせてデザイントレンドや視聴環境も急変しています。

特にECサイトや動画配信サイトなどのBtoCサイトでは、ユーザーがスマートフォンやタブレットでの利用を前提に入れた制作が必須です。

ユーザビリティの高いサイトにしたい

ユーザーが求めている情報にたどり着けないホームページは、ユーザーのエンゲージメント(愛着心)を低下させる要因です。

ユーザビリティの5つの原則は下記の通りです。

  • 学習のしやすさ
    初めて使うユーザーでも、基本的な操作が簡単に行えること
  • 効率の良さ
    ユーザーが仕組みを理解し、早く作業が行えるようになること
  • 記憶のしやすさ
    ひさしぶりにログインしたユーザーでも使えるようにすること
  • 壊れにくさ
    どんなにエラーがあっても簡単にリカバリーできること
  • 満足度
    ユーザーに満足度があること

ユーザビリティの5つの原則が欠けているとユーザーはWebサイトから離脱してしまいます。サイトマップの整理やナビゲーションの工夫で充分な効果が得られないなら、ユーザーのストレスでサイトを離脱している可能性があるため、ぜひホームページリニューアルを検討してみましょう。

自分たちで簡単に更新できるサイトにしたい

管理システムを含めたベースとなるWebサイト構築はWeb制作会社が行うことが多いですが、Webサイト制作後に更新作業を社内で行いたいとの希望がある場合に、CMSを導入するケースが多いです。

CMSとは

CMSとは、Contents Management Systemの略でWebアプリケーションの一種です。CMSとしてWordPressやMovable Typeなどが挙げられます。

自社でコンテンツの管理をカンタンに行えるだけでなく、お問合せフォームの設置、SNSのシェアボタン設置、SEO対策などもカンタンに行うことができます。制作会社側へ支払うコストを削減できるだけでなく、知識がなくても自由にホームページを修正できるようになりました。

「Wordpress」を導入せず、制作会社にコンテンツの作成や修正を依頼している企業様は、ぜひリニューアルすることをおすすめします。

検索結果に上位表示されるようにSEO対策をしたい

SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで検索したときに上位に表示されるための対策です。自社のホームページをより多くのユーザーに閲覧してもらうには、検索上位になることがとても重要です。

ホームページのリニューアルは、SEO対策を見直す上でとてもよいタイミングと言えます。UIを意識し、ユーザーに使いやすいホームページにリニューアルする、内部リンクの貼り方を改善することで、検索エンジンのランキング上位に入る可能性を高めることができます。

レスポンシブWebデザインでのスマホ対応はGoogleで推奨されており、SEO上優遇されやすいと言われています。現状の重複したコンテンツを整理してブラッシュアップしても、複雑化したサイト構成のままではSEO面でも不利です。SEO対策は専門的な知識が必要なケースが多いために、サイト制作会社に相談してみるようにしましょう。

機能面の劣化・新しい機能を搭載したい

ホームページの種類に応じてさまざまな課題が考えられますが、近年では来店や訪問の予約システム、製品と資料請求を連動させる機能、キャッシュレス決済などオンライン時代にあった機能は必須です。最新のブラウザへの対応、FLASHへの依存、WordPressやEC-CUBEサイトのセキュリティ対策も大切です。

常に最新版にアップデートされるユーザー環境を考えれば、ホームページが最適に表示されない、FLASHがブロックされてしまう、セキュリティに不安がある状態は非常にストレスフルになります。ホームページの改修・アップデートで対応できないならリニューアルを検討してみましょう。

社内での会計処理のタイミングが来たので一新したい

ホームページの場合、用途によっても異なりますが、会計上で固定資産の扱いになる耐用年数3年〜5年が一般的と言われています。

特にECサイトは一般的なホームページと扱いが異なることに注意が必要です。通常のホームページと異なり、高機能なECサイトの場合は、サイト自体が「ソフトウェア」とみなされます。ソフトウェアの法定償却年数は5年で、定額法で減価償却を行うように定められているため、ECサイトは固定資産として減価償却の対象です。

参照元:【国税庁】ソフトウェアの取得価額と耐用年数

実際には5年ずっと使い続けられるケースは多くありません。フルリニューアルでも3年間使えるかどうかで考えたほうがいいかもしれません。社内での会計処理のタイミングが不明な場合は、一度、税理士に相談してみましょう。

ホームページリニューアルのデメリット4選

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ホームページをリニューアルするデメリットは以下の4つの通りです。

  • 費用がかかる
  • 手間暇がかかる
  • 検索順位が一時的に下がることがある
  • サイトの改悪を招いてしまうリスクがある

ここからホームページをリニューアルするデメリットについて詳しく紹介していきます。

費用がかかる

特に大規模なサイトでSEO対策やアクセス解析などの運用、ブランディング施策も依頼すると1,000万円以上の費用になってしまうケースがあります。

ホームページをリニューアルすることで、売上が上がり、企業のイメージがよくなることでユーザーからの信頼をより得られるようになります。結果として金額面以上のメリットが得られる可能性があるのも確かです。一度、複数のサイト制作会社に見積もりを出してもらい、自社で検討することをおすすめします。

手間暇がかかる

ホームページをリニューアルするには、目的を設定しなおしたり、新しいデザインを決めたりなど、様々な作業を通常業務に加えて対応する必要があります。

ホームページのリニューアルで効果を最大限出すためには、制作会社に全てを任せきりしてはいけません。担当者とデザインについてや進捗確認などの打ち合わせが必要です。自社で責任者を中心としたチームを作り対応し、制作担当者とコミュニケーションをうまくとることで、スムーズにリニューアルを進められるようになるでしょう。

検索順位が一時的に下がることがある

ホームページの内容やリンクの構造が変わることによって、検索エンジンはサイトを再評価するので、その間に下がることがあります。

心配な方もいると思いますが、メリットで上げたように、UIを意識したホームページ作りをすることでSEO対策は強化されます。検索順位は自ずと上がっていくので、一時的なものと捉えればいいでしょう。

サイトの改悪を招いてしまうリスクがある

「せっかくリニューアルしたのに、商品の問い合わせが減ってしまった」などといった改悪に繋がるリニューアルには注意が必要です。これはホームページをリニューアルすることで一番痛手となるデメリットです。

例えば、以下の5つのようなホームページのリニューアルは改悪の可能性が高くなるので注意しましょう。

  • ユーザーが必要とする情報が抜けている
  • デザインはわかりやすいが重すぎるページ
  • 問い合わせフォームがどこにあるのかわかりにくい
  • 会社のイメージとホームページデザインが合っていない
  • 必須項目が多いメールフォームで疲れてしまう
  • スマホ向けデザインが考慮できていない

これらの改悪を防ぐため、リニューアル作業に入る前に、今のホームページの問題点とリニューアルする目的を明確にしておきましょう。リニューアル後でも、サイトの状況を見てよりサイトをよくしていく努力を重ねることも重要です。

ホームページリニューアルのメリット・効果5選

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ホームページをリニューアルするメリットや効果は下記のとおりです。

  • 最新デザインで企業のイメージアップを図ることが可能
  • スマホの閲覧・最新機能に対応できる
  • 注文や問い合わせ数のコンバージョン率アップの効果が期待できる
  • SEO強化により集客力アップに期待できる
  • サイト更新や修正の負担が減る

それぞれ解説していきます。

最新デザインでイメージアップを図ることが可能

ホームページをリニューアルすると、サイトの見た目が綺麗になるに加え使いやすさの向上に期待ができ、ユーザーのイメージが良くなります。

最新のデザインや流行りのデザインを導入することで、ユーザーに好印象を持ってもらうことが可能です。フラットデザインを取り入れる、動画を取り入れてみるなど、トレンドを調査しながら自社のホームページのデザインを考えていくといいでしょう。

スマホの閲覧・最新機能に対応できる

古いホームページの中には、パソコン用の画面が表示され見づらい、そもそもスマホでは表示されない場合もあるでしょう。スマホ対応にホームページをリニューアルすることで、スマホユーザーにもサイトを利用してもらうことが可能となります。

主要ブラウザの最新版に対応させることはもちろん、回線の高速化を活かした動画の活用、HTML5化なども検討項目です。CMSを組み込んでコンテンツマーケティングを強化し、集客に向けた運用施策を開始するのも有効です。

最新のレスポンシブWebデザインやCMSを導入することによって、自社サイトのメンテナンス性やユーザビリティ(ユーザの使い勝手)の向上に期待できるでしょう。

注文や問い合わせ数のコンバージョン率アップの効果が期待できる

事業や製品などの情報が溢れかえっている状態では、訪れたユーザは迷子になり、非常に使い勝手の悪いサイトとなってしまいます。

ホームページのデザインを一旦全ての内容を整理・整頓して閲覧者数やサイトの滞在時間が増えれば、結果的にコンバージョンの改善にもつながる可能性が高くなります。

SEO強化により集客力アップに期待できる

SEO業界も移り変わりが激しく、順位を決めるGoogleのクローラーが人工知能を導入して以降、Googleの裏を突くような施策(被リンクを大量に集める、対策ワードを何度も繰り替えす、意味のないページを大量に作成する等)はペナルティとなってしまう可能性があります。

制作会社にもよりますが、ホームページのリニューアル時に、最新のSEO対策を考慮して作成してもらうことができるので、検索エンジンからの流入数を改善することができるかもしれません。

サイト更新や修正の負担が減る

ホームページをリニューアルすることで、管理コストを減らすことも可能です。具体的にはCMSを導入することで対応できます。

有名なCMSに「Wordpress」があります。Wordpressはホームページを管理するための基本的な機能が揃っていることに加え、必要に応じて機能拡張もできる便利なシステムです。サイト制作の専門知識がなくても誰でも簡単に管理ができるため、月々の運用費用を削減したい方はCMSの使用を検討するといいでしょう。

ホームページリニューアルの手順:事前準備

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ホームページリニューアルを成功させるためには、自社が主体となって進める「事前準備」、ホームページ制作会社と協働する「要件定義〜納品」の各フェーズがあります。

まずは、ホームページリニューアルの事前準備の手順を解説していきましょう。

  1. 既存ホームページの問題点・課題の抽出
  2. 課題を解決するための仮説を立てる
  3. リニューアルに向けたニーズを提案依頼書(RFP)にまとめる
  4. リニューアルを任せる制作会社の候補をピックアップ

1. 既存ホームページの問題点・課題の抽出

リニューアルの目的である「集客の改善」のために、解決すべき課題を抽出することが最初のステップです。担当者自らがホームページを閲覧してみる、他部署の従業員から客観的な意見をもらうほか、データによる裏付けを取ることも重要です。

Google Analytics、Google Search Consoleなどのツールを使い、ホームページのアクセス解析やサイト状況の分析、ユーザーニーズの把握をしておくのがおすすめです。リニューアルを検討する漠然とした理由を深堀りし、目的を達成するための方向性を決めていく作業です。

2. 課題を解決するための仮説を立てる

たとえばECサイトで「カゴ落ち」が多発しているのであれば、最終的な入力フォームで離脱される「なんらか」の問題点があると仮定されます。ならば、EFO(入力フォーム最適化)が必要といった仮説を立てるのです。

よりホットな顧客にリーチするため、ターゲットを絞り込んでいくのも重要です。「顧客(Customer)」「競合(Comepitor)」「自社(Company)」の関係性を分析する「3C分析」など、マーケティングのフレームワークを活用するのも有効です。

3. リニューアルに向けたニーズを提案依頼書(RFP)にまとめる

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参照元:RFP(提案依頼書)とは?初心者のための作成方法とポイントをテンプレート付きで解説

ホームページリニューアルに向けた自社ニーズが明確になった時点で、その内容を提案依頼書(RFP)にまとめておくのがおすすめです。「提案依頼書(Request For Proposal)」とは、依頼するホームページ制作会社から最適な提案書を得るためのツールです。

依頼したい・提案を得たい内容が明記されたRFPを活用すれば、質の高い提案書・適正な費用の見積書を取るのに有効です。複数の制作会社から相見積もりを取る場合も、RFPを基準にしたバラツキの少ない提案が得られます。記載する内容は以下のようなものです。

プロジェクト概要 会社情報 ホームページ要件 依頼したい提案 サーバ要件
プロジェクト名・目的 会社基本情報 リニューアルコンセプト スケジュール サーバの管理
ホームページURL 事業内容・組織図 依頼するコンテンツ 見積書 ドメイン/SSL
リニューアルの背景 ターゲット層 自社で用意するコンテンツ デザイン 公開後の対応など
既存サイトの課題 自社の強み・競合 素材用意の有無 キャッチコピー
目標・ゴール   対応デバイス・ブラウザなど サイトマップ
予算など コンテンツ案など
目標・ゴールを明確にしておくことも重要

目標・ゴールを明確にしておくことも重要です。KGI(重要目標達成指標)、KPI(重要業績評価指標)を具体的な数値に定め、リニューアル後の指標としましょう。

4. リニューアルを任せる制作会社の候補をピックアップ

RFPの制作と同時に取りかかっておきたいのが、リニューアルを任せる候補となるホームページ制作会社をピックアップしておくことです。少なくとも3社程度を候補に挙げ、それぞれにRFPをもとにした相見積もりを依頼しましょう。なぜなら、ホームページ制作会社によって提案力・実力が大きく異なるからです。

自社の業界・業種を得意としているのか?実績・経験は豊富なのか?ホームページ制作会社の特徴を見極めながら、自社にマッチした候補を探しておく必要があります。

ホームページリニューアルの手順:要件定義〜納品

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事前準備を済ませたあとは、「要件定義・設計」フェーズに入ります。以下の6つの工程から解説していきましょう。

  1. 見積書・提案書をもとに制作会社を選定
  2. 要件定義
  3. 設計・ワイヤーフレーム制作
  4. デザイン制作
  5. コーディング・システム実装
  6. データ移行・テスト・納品

1. 見積書・提案書をもとに制作会社を選定

RFPを制作する最大のメリットは、複数の制作会社に統一した基準で提案・見積もりを依頼できることです。各制作会社から受け取った提案書・見積書を比較すれば、実力に秀でているのはどこか?どの会社を選べばいいのか?比較的簡単に判断できるでしょう。

費用面だけで選定することはおすすめできません。提案内容をじっくり比較すること、担当者とスムーズに意思疎通できるか?などに重点を置くことが肝心です。

2. 要件定義

選定したホームページ制作会社と最初に行う作業は、RFP(提案依頼書)を元にリニューアルするホームページの要件を確定させていく「要件定義」です。

RFPを制作する段階で明確にした課題、解決に向けた仮説を検証しながら、プロフェッショナルの視点も交えて必要な要件を確定させていきます。認識の違いが生じないよう、お互いのコミュニケーションが重要なフェーズです。

要件定義のポイントを紹介

要件定義を決めていく中で大切なポイントは、「サイトリニューアルの目的の明確化」です。リニューアルすることで商品の売上を伸ばしたい、顧客を増やしたいなど、いろいろある目的の中から優先順位をつけ、リニューアルの目的を決めましょう。

目的を決めた上で要件定義を行わないと、制作中に不足点が見つかったり、コストがかかるので作業のやり直しに対応できないなどのトラブルになることもあります。

要件定義は、リニューアルの方向性がほぼ決まる重要なフェーズなので、この段階でしっかりと時間を使い検討していきましょう。

3. 設計・ワイヤーフレーム制作

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参照元:デザイン作成に必要なワイヤーフレームとは?おすすめツールをタイプ別に紹介

確定した要件定義は、要件定義書として文書化されます。それを元に、リニューアルするホームページの骨格を設計していく作業が次のステップです。ワイヤーフレームと呼ばれる簡単な図形でレイアウトが構成されていくのが一般的です。メニューはどこか?ボタンはどこか?ここでホームページの概要を定めていきます。

4. デザイン制作

ワイヤーフレームによってホームページのレイアウトが確定したあとは、それを実際のデザインとして制作していくステップに移ります。

いくつかのデザイン案を提示してくれる場合が一般的ですが、なによりもしっかりとしたコミュニケーションが必要なのがこのフェーズです。コーディング作業に入ってからの変更は、設計フェーズまでの手戻りが必要です。結果的に、納期が遅れる、追加費用がかかることになってしまいます。

5. コーディング・システム実装

デザインされたページを実際のブラウザで表示させるため、プログラミング言語を使ってコーディングしていくフェーズです。ホームページの要件として必要な機能があれば、それを実装していくシステム実装も並行して行われます。

6. データ移行・テスト・納品

既存コンテンツのデータ移行を含めたコーディングが完了すれば、クライアントによるユーザーテストを経て納品・リニューアルしたホームページの公開です。

専用のテスト環境にデータをアップロードしたうえでチェックを行い、問題がなければ本番用のサーバにデータを移すのが一般的です。ドメインも変更しているのであれば、公開後に404エラーが発生せずにリダイレクトできるかも確認しておく必要があります。

ホームページリニューアルの費用相場

ホームページリニューアルの費用相場は、ホームページの種類・リニューアルの内容はもちろん、依頼する制作会社によって費用感はまちまちだといわざるを得ません。ホームページリニューアルは、ホームページの新規制作と作業内容がほぼ同じだからです。

その意味においては、オリジナルのホームページを制作した際の費用が参考になるかもしれません。たとえば、50万円で制作したHTMLコーポレートサイトなら、そのままリニューアルするためには同じ50万円の費用が必要でしょう。さらに機能を追加する、CMSを活用するケースであれば、その分だけに追加費用が必要になると考えられます。

ホームページリニューアル時の6つの注意点

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ホームページリニューアル時には下記の注意点が必要です。

  • ホームページの問題点・課題の十分な分析と洗い出しをする
  • リニューアルに活かすコンテンツを決めておく
  • 追加コンテンツは要件定義後には制作する
  • 既存コンテンツの権利を確認しておく
  • ドメインを変更する場合は対策を忘れずに行う
  • 価格帯だけでなく提案内容の良さで制作会社を選定する

それぞれ解説していきます。

ホームページの問題点・課題の十分な分析と洗い出しをする

ホームページの問題点・課題の洗い出しや分析が不十分だと、ホームページのリニューアルは高確率で失敗に終わってしまいます。リニューアルの目的は何なのかという部分が不透明なままだと、制作会社も課題を解決する提案ができないからです。

課題の認識がずれたままでいると制作はそのまま進んでいってしまうので、完成品も何を解決したかったのかわからないものになってしまいます。「問い合わせ数が増えないのは○○が原因だ!」と問題点を決めつけていても、他に大きな課題が隠れている場合もあります。目的やコンセプトを明確にしておく工程は一番時間をかけて行うべきでしょう。

リニューアルに活かすコンテンツを決めておく

リニューアルを検討するまでの間には、本来の目的を達成するため、さまざまな形で既存ホームページが運用されてきているはずです。この過程で制作されたコンテンツをリニューアルに活かしていくのか?公開を取りやめるのか?コンテンツの取捨選択をしておく必要があります。

特にコンテンツ量が膨大になりがちなメディアサイトでは、SEOに強いサイト構成にするためにも、ユーザーの利便性を高めるためにも、コンテンツの整理・取捨選択は必須です。RFP(提案依頼書)を制作する段階など、なるべく早い時点で作業に取りかかるのがおすすめです。

内容を大幅に変更することはおすすめできない

ホームページをリニューアルすることでサイト全体のパワーが上がるのではないかと考え、コンテンツの内容を大幅に変更したり書き換えたりする方がいますが、それはおすすめできません。

リニューアルでページ構成が変わるのは致し方ないことですが、内容を変更することで検索エンジンの順位に悪影響が出る場合もあるからです。むやみに変更してしまったため、順位が下がりアクセスが少なくなってしまうという失敗も多くあります。

ページが評価されていない場合は内容の改善は問題ない

あくまでも元々のページが上位表示・評価されている場合に限るので、ページが評価されていない場合は内容の改善は問題ありません。

追加コンテンツは要件定義後には制作する

ホームページデザインがリニューアルされてもコンテンツが既存のままでは、ユーザーにすぐ飽きられてしまう可能性があります。「ホームページが新しくなった!」とユーザーに感じてもらうためには、リニューアルと同時に新しいコンテンツも公開するのが有効です。

もちろん、コンテンツの制作はそれほど簡単にできるものではありません。納期に間に合わせるためにも、できる限り早い段階でコンテンツ制作に取りかかるべきでしょう。コンテンツの取捨選択が完了し、足りない要素、追加したい要素が明らかになる要件定義後には、企画・制作に取りかかりたいものです。

既存コンテンツの権利を確認しておく

ホームページリニューアルの際、意外に見落としがちでトラブルに発展しかねないのが「権利」関連の帰属先です。たとえば、ホームページで使われている画像、テキストなどに著作権はあるのか?あるのであればだれに帰属しているのか?確認しておく必要があるでしょう。

場合によっては、ホームページそのものの著作権が制作会社に帰属しているといったケースも考えられるため、契約書の確認は必須です。リニューアルで制作会社を変更するのであれば、以前の制作会社に連絡してみるのも良いでしょう。

ドメインを変更する場合は対策を忘れずに行う

ドメイン変更にはリスクが伴うのも事実なので、対策を忘れないようにしなければなりません。上述した404エラーが発生しないためのリダイレクトはもちろん、301ダイレクト、URL正規化も忘れないことが重要です。

301ダイレクト、URL正規化を実行しておけば、既存ホームページが持つドメインパワーを新ページに引き継ぎ可能です。これまで培ってきた「SEOのメリット」をリニューアルでも活かせます。RFP(提案依頼書)にもしっかり記載しておくべき項目です。

ドメイン変更やサーバー変更に不安な場合は、必ずサイト制作会社に相談するようにしましょう。

価格帯だけでなく提案内容の良さで制作会社を選定する

料金が安く、実績も豊富だからという理由だけで選んでしまうと、テスト段階でバグが多かったり、使いづらいデザインになったりと不備が出ることもあります。 もちろん格安の制作会社でも質の良い会社はたくさんあるので、その点の見極めがとても重要です。判断基準は、提案内容がいかに充実していて課題解決の的を得ているかという点です。

課題を理解しどう解消していくか、クライアントとホームページに訪れるユーザーの立場に立った提案が出来る制作会社は、間違いなくホームページのリニューアルを成功に導いてくれるでしょう。

リニューアルを検討しているけれど絶対に失敗したくないという方は、こちらからも相談や見積もりなどができますので、お気軽にお問い合わせください。

ホームページリニューアル後にやることは?

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リニューアルの効果を最大化するためにも、公開後にやらなければならないことがあります。ここでは2つ紹介しましょう。

  • プレスリリース・SNSでお知らせ
  • PDCAをサイクル化

プレスリリース・SNSでお知らせをする

既存のユーザーを含めた幅広い層にホームページリニューアルを知らせるため、プレスリリースの配信、SNSでの告知をしましょう。ホームページリニューアルは自社・自店舗のブランドイメージ刷新を告知するための絶好のチャンスです。

リニューアルした理由、今後の展望、ユーザーの利便性の追求など、コンセプトを含めた的確なPRがおすすめです。メルマガも有効に活用したいツールです。

PDCAをサイクル化

リニューアルしてもホームページの運用は必要です。むしろ、リニューアルを期により一層運用に力を入れてホームページを成長させていく必要があるでしょう。そのためには、最終的なKGI、各種の目標となるKPIを定期的にモニタリングし、達成に向けて計画・実行・評価・改善を繰り返していくPDCAをサイクル化していくことが重要です。

まとめ

ホームページのリニューアルを検討するWeb担当者の方に向け、タイミングや目的の定め方、費用相場、注意点も含め、ホームページリニューアルを成功に導くための進め方を解説してきました。

  • ホームページリニューアルのタイミングは3年〜5年
  • リニューアル前に問題点・課題の十分な分析と洗い出しをする
  • ドメインやサーバーを変更する場合は対策を忘れずに行う
  • 価格帯だけでなく提案内容の良さで制作会社を選定する
  • ホームページリニューアル後は、プレスリリース・SNSでの告知が必要

意外に手間のかかるホームページリニューアルのなかでも、事前準備が大変そうだと感じた方も多いかもしれません。

仮に専門的な分析が難しくても本質を突いたRFP(提案依頼書)が制作できれば大丈夫です。優秀なホームページ制作会社を選定できれば、足りないポイントはフォローしてくれます。しかし、多種多様なホームページ制作会社が存在するなか、依頼の候補先を選ぶことすら迷ってしまうことがあるかもしれません。

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監修者の一言

ホームページを数年ごとにリニューアルできれば、実に様々な恩恵を受けることができます。現状特に不満がない場合でも、ホームページのリニューアル検討を始めるのはマーケティング施策の1つとして重要ではないでしょうか。

デザインが古い、システムが古い、更新しにくい、サイト表示速度が遅いなど裏方部分の問題解消はもちろんのこと、ホームページへのアクセス数が開設当初より倍増している・逆に激減している場合には、抜本的な見直しや改善・テコ入れが必要になってくるケースが多いです。

ただでさえ移り変わりの激しい時代のなかで、1年前と同じホームページの内容でしっかりと価値を伝えることはできるでしょうか。せっかくユニークな企画やプロダクトがあっても、伝え方が残念なページでは、真の価値を正しく伝えることは難しいかもしれません。

ホームページのリニューアル前に入念な施策と方向性を決めるプランニングができれば、ライバルの新規参入に対抗する重要なポイントになったり、これまでとは異なる新規顧客の獲得を後押しするのに役立つはずです。

SUGI WORK
代表 杉山茂幸
監修者

山形県出身。埼玉県越谷市と山形県上山市の2拠点で活動中のフリーランス。開業5年目でSUGI WORK代表。国内・海外法人から行政案件まで経験。WEB制作をはじめ、デザイナー・エンジニア・出張撮影・ドローン空撮・取材・自社メディア運営など幅広い分野で活動中。中小企業の課題解決が得意。

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