ホームページはどうやって出来上がる?Web制作の流れを解説

更新日:2018年11月19日 発注カテゴリ: ホームページ制作・デザイン
ホームページはどうやって出来上がる?Web制作の流れを解説

ホームページを制作会社に依頼した際の流れをまとめました。この流れを把握しておくことにより、予めどんな準備をしておけば良いか、どれくらいの時間がかかるのか、どの段階で制作物を確認するのかがわかります。これからホームページ作成を外注・発注しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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制作会社と打合せ

ホームページを制作会社に依頼する場合、「どんなホームページを作りたいのか」「なぜホームページが必要なのか」を制作会社と打ち合わせする必要があります。

「とりあえず、いくら費用がかかるのか見積もりが欲しい」という方も多いですが、これは「家を建てるにはいくら費用がかかるのか」と工務店や建築会社に相談しているようなものです。

家を建てるためには、外装だと駐車場・玄関・ベランダ・外灯・庭木はどうするか、内装だとキッチン・トイレ・ユニットバス・浴室・洗面台・照明・カーテンの色や素材はどうするか、など決めるべき点が非常に多く、それらをどうしたいかわからない状態では見積もりを出すことはできません。

ホームページ制作も同じで、新規作成かリニューアルか、デザインはどうするか、何ページ必要か、スマホ対応するか、カンタンに更新できる機能は必要か、ショッピングできるようにするか、動的ページは必要か、など決めるべき点が多くあります。

ホームページ作成が初めての方だと「動的ページは必要か?」「カンタンに更新できる機能は必要か?」と電話で聞かれても、一体何のことかわからないと思います。

そのため、制作会社と直接対面して、ヒアリングを行った上で見積もりを出す流れになります。見積もり作成にも時間がかかりますので、直接会って話しをしたくないような方は、制作会社がお断りする場合もあります。制作会社にデザインのイメージを共有したり、細かい点を確認をするためにも、なるべく会ってお話しをするようにしましょう。

要件定義がしっかりしている場合は、直接会わない状態でも見積書を貰うことができます。ただこの見積書は「概算見積書」となっている場合が多く、打合せをした上で正式な「見積書」を貰う、という流れになります。

この打ち合わせで「仕様(要件)」と「デザインの方向性」が仮決定します。

仕様・要件の仮決定

ホームページ作成の見積書を作成する上で、仕様・要件のヒアリングを制作会社が行います。一般的なヒアリング事項を下記にまとめました。下記項目を予めどうするか依頼前に決めておくと、話し合いがスムーズになります。

  • 新しく作成するのか、それともリニューアルか
  • 何を目的としたホームページなのか
  • 参考にしたいホームページはあるか
  • 何ページ必要なのか
  • スマホ対応するのか
  • カンタンに更新できる機能(CMS)は必要か
  • 会員登録・ログイン機能は必要か
  • 決済機能(ショッピング機能)は必要か
  • 文章・原稿の用意はどっちが行うか
  • 運用・保守は必要か

「何を目的としたホームページなのか」に関してですが、ホームページの種類は大きく分けると7種類あります。

その7種類とは、会社を紹介する「コーポレートサイト」、商品やサービスを紹介する「サービスサイト」、飲食店などのお店を紹介する「店舗サイト」、不動産や求人などを紹介する「ポータルサイト」、双方のユーザをマッチングさせる「マッチングサイト」、商品をネット上で購入してもらう「ECサイト」、広告などで使う縦長の「ランディングページ」です。

ホームページの種類を制作会社側が把握することにより、ある程度、必要な機能を割り出すことができます。例えば、士業の先生がホームページを作りたい場合、「コーポレートサイト」を作成することとなります。「コーポレートサイト」は一般的に会員を管理したり、商品を購入できる機能は必要ないので、「マッチングサイト」や「ECサイト」に比べれば、各段に費用を抑えることができます。

「カンタンに更新できる機能(CMS)は必要か」に関してですが、これは「WordPress」を筆頭とするCMSを導入することにより、ホームページの知識がなくても、ページの作成・変更をカンタンにすることができます。これにより、ページの作成・変更を制作会社に依頼せずとも、自社で運用できるため、更新費用やサポート費用を抑えることができます。

ただ、そもそもページの作成・更新が発生しないような業界にあまり必要ありません。よくある例として「WordPress導入でプラス10万円かかります」と言われ、今後自社で管理した方が安上がりだと思って導入しても、実際は全く使わなかった、というケースが多々ありますので、「本当に必要なのか」制作会社としっかり話し合って決めましょう。

デザインの方向性の仮決定

ホームページ制作会社がヒアリングをしてくれる内容は、上記の仕様・要件だけではありません。デザインや文章、見せ方を決めていく上で、そのクライアントのことを徹底的に理解する必要があります。

「どんなビジネスを行っているのか」「どんな強みがあるのか」「他社と差別化している点は何か」などを把握し、それを契約締結後に、デザインや文言に落とし込んでいきます。

例えばその会社の強みが「渋谷駅から徒歩5分」と「渋谷区で最安値」だった場合、どちらの方が訴求力が高いのか、どちらの方が結果に繋がるかなど、制作会社のノウハウで訴求の優先順位が決定します。

デザインの話しから少し逸れますが、アクセスを集めていくためにはSEO対策(検索エンジンで上位に表示すること)が欠かせません。例えば「歯医者のホームページ」を例に上げると、SEO対策を得意としているような制作会社は「歯科医院」と「歯医者」のどちらのワードで対策すべきか、というように対策ワードの選定を行います。

検索される数が多い方が良さそうな気もしますが、競合が多かったりする場合があるため、わざと検索数が少ない方を狙ったりする場合もあります。

制作会社から見積書を貰う

打合せした内容を元に、制作会社側が見積書を作成します。見積書ではなく、料金が記載された企画書や提案書を提出する場合もあります。

ちなみに見積もり金額は税別となりますので、「ウチなら50万円で作れますよー」という業者は税込みで54万、消費税が10%になったら55万円かかります。

制作会社によっては、見積金額の半金を着手金として前入金で請求する場合があります。運用・保守を依頼する場合は、前もって1年分の料金を一括で請求される場合もあります。

見積書は下記のように、どの作業でどれくらいの費用がかかるのかが記載されています。下記に制作会社の許可を得て、実際の見積書をGETできましたので、公開させて頂きました。

WordpressにEC導入したサイトの見積書

単位が「式」や「ページ」などわかれておりますが、制作会社によっては「人日」計算をしている場合があります。人日は対応するスタッフの人件費(日給)が予め決められており、「3」と記載されていれば、3日かかるということになります。

ホームページ制作の料金相場がわからない方は 【2018年度版】制作会社がホームページ制作費用の相場を徹底解説 の記事が参考になります。

また、この段階でディレクトリマップやサイトマップと呼ばれる、どのようなページを、どのように作るのかという「ディレクトリマップ」と、ホームページの構成を図解した設計書「サイトマップ」を見せてもらえるかと思います。(どちらか一つの場合もある)

ディレクトリマップとサイトマップに関して、どんな物なのかというのは、下記の画像が参考になります。

ディレクトリマップやサイトマップ

参照元:http://ascii.jp/elem/000/000/641/641907/img.html

制作会社はディレクトリマップやサイトマップを作成することにより、作成するページ数や校正に齟齬はないか確認することができます。

契約締結・要件確定

見積書を確認の上、制作会社と契約する場合は契約書を発行してもらいます。

契約締結の流れは制作会社によって様々ですが、「契約委託契約書」を締結する形が一般的です。契約書には添付資料として見積書と同じ項目・金額が記載されていますので、最終チェックをします。この契約書は製本された状態で郵送され、割印して返送するという流れになります。

ただ一般的な契約書は時間と手間がかかることから、少額案件(予算30万以下のホームページ作成)の場合は簡易的な形式として「発注書」または「注文書」に印鑑を押印してもらい、契約締結としている制作会社も多くあります。

この時点で契約締結となりますので、追加で何か新しいページや機能を依頼しても基本的には受け付けてくれません。しっかりとこの時点で要望・要件を確定しておくようにしましょう。

こういった契約書の多くには「瑕疵担保責任」に関して明記されているかと思います。瑕疵担保責任とは制作物にバグや問題が発生した場合に制作会社が責任を負うことですが、「何を瑕疵と扱うか」「瑕疵担保責任の期限」について、しっかり目を通すようにしましょう。(期限が明記されていない場合は法律上1年となる)

「仕様書」が契約書に添付されていたり、注文書・発注書に記載されている場合は、どんな環境をサポートしてくれるのか、という点もトラブルになりがちなので、一読するようにしましょう。対応ブラウザやバージョン、対応OSなど、見慣れない用語が書かれていますが、最新のiPhoneは対応してくれるのか、逆にサポートしない環境はどんな環境なのかを、質問すると良いでしょう。(サポートしない環境がある理由は全く使っている人がいない環境にも関わらず、その環境に対応するとなると時間がかかるため)

契約締結後に用意すべきこと

契約締結後、ホームページのリニューアルであれば、サーバーやFTP情報などを制作会社に教える必要があります。新規作成であれば、契約形態にもよりますが、ドメインやサーバーを自分で用意する必要があります。

ドメインやサーバーの用意はそこまで難しい作業ではありませんが、制作会社側に代行してもらうこともでます。また制作会社側が管理しているサーバーで運用する場合もありますが、この場合は月額保守料がかかるため、注意が必要です。

またロゴや商品写真の提供が必要な場合は制作会社に渡しておくようにしましょう。ホームページ上の文章・原稿を自社で用意する必要がある場合は、「ディレクトリマップ」や「サイトマップ」を元に、作成していく必要があります。

トップページのラフデザインを作成

最初にホームページ制作会社はトップページのラフデザインを作成します。「ラフデザイン」とは仮のデザインのことで、契約形態にもよりますが、2〜3案出してもらえる場合が多いです。

ラフデザインに入る前に、レイアウトがわかるデザインの設計図(ワイヤーフレーム)から作成する制作会社も多くあります。フレームワークは下記のように、どこにどのように配置されるのかがかかる設計図で、色は白と黒で表現されるのが一般的です。

ワイヤーフレーム

制作会社側の方で、ラフデザインが完成したら、画像形式でデータを貰い、デザインの確認をする流れになります。

校正・トップページのデザイン決定

校正とは、提出されたラフデザインのレイアウトや色彩、文言などをチェックし、修正の要望を出すことがです。校正(修正)回数は、2〜3回までと決められている場合がほとんどです。制作会社によっては修正回数に限度を設けない代わりに、複数の校正日を設定して、その日までは何回でも可能としている場合もあります。

トップページはホームページで一番重要となるページなので、少しでもイメージと違ったら、しっかりと修正依頼をするようにしましょう。ただ修正依頼を出すときは、言語化する場合が難しい場合もあると思いますが、具体的になぜダメなのか、どんな風にして欲しいのかを、なるべく明確にして依頼しましょう。

校正後、トップページのデザインが決定します。

下層ページのラフデザイン

下層ページとは、トップページ以外のページを指します。
下層ページごとにデザインを変える場合は、時間がかかりますが、下層ページのデザインは基本的に他ページと同一の場合が多いので、そこまで時間がかかりません。

求人ページなどは大きくデザインを変更する場合もありますが、基本的にトップページのデザインを踏襲する形になるため、そこまで大きくデザインのイメージが変わることはないでしょう。

校正・下層ページのデザイン決定

トップページのラフデザイン同様、チェックして修正点があれば、摺合せを行い、下層ページのデザインが決定します。

コーディングしてホームページ上で表示させる

全ページのデザインが決まった後、ホームページ上で表示させるために、HTMLやCSSなどを用いて、コーディングしていきます。

WordPressなどのシステムを導入する場合は、サーバーへインストールを行ったのち、初期設定を行う必要があるので、そういった作業も行っていきます。

会員登録やログイン機能、決済機能を導入する必要がある場合は、この段階で組み込んでいく形になります。

「ホームページ上で表示させる」とありますが、これは制作会社側で本番公開前に確認してもらうための、テスト確認用のドメイン・サーバーで表示させる形式が一般的です。

最終チェック・納品完了

テスト確認用のドメイン・サーバーでホームページの内容(誤字脱字等)が問題ないか確認したのち、OKであれば、本番用のドメイン・サーバーに移行する形になり、納品完了となります。

WordPressなどのCMS機能を導入している場合は、管理画面の使い方やページ作成の仕方などをレクチャーしてもらいます。

納品書と請求書を制作会社から受け取ることになります。

「納品書」を受け取った後、制作会社から「検収書」と呼ばれる、納品物に問題がないことを証明する書類を要求される場合があります。これを取り交わすと、例外的な場合を除いて、以後問題が発生しても主張することができなくなります。

「検収書」と類似したものとして「受領書」がありますが、「受領書」は単に受け取ったことを証明するだけのものなので、「検収書」を発行する際は慎重に行う必要があります。

「請求書」には契約時に取り交わした契約書の内容に基いた金額と、支払い期限に基づいた内容が記載されているはずなので、それに従って支払う必要があります。

まとめ

ホームページを制作会社に外注・発注してから、納品までの流れを詳細に解説していきました。ただ、この流れは「一般的に」なので、制作会社によっては請求が全額前払いだったり、デザインを全くしないテンプレートデザインでの提供だったりと、様々なので実際にお問合せしてみないとわかりません。

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