ホームページ制作の流れ・手順|Web担当者のタスク・制作会社の選び方も解説!

更新日:2021年03月26日 発注カテゴリ: ホームページ制作・デザイン
ホームページ制作の流れ・手順|Web担当者のタスク・制作会社の選び方も解説!

ホームページ制作はどのような流れ・手順で行われているのか?知識や経験のないまま、Web担当者を任されてしまった企業・店舗の方であれば感じる疑問かもしれません。そんな方がよくやってしまう失敗が「いきなり外注先のWeb制作会社を探してしまう」こと。たしかに、ホームページ制作はWeb制作会社の仕事かもしれませんが、事前準備もなしに外注先を決めても効果的なホームページは制作できません。ホームページ制作の流れを把握したうえで、Web担当者がなにをすべきか?理解することが重要です。そこで本記事では、事前準備から公開後のタスクまで、ホームページ制作の流れ・手順や、Web担当者が担うべき役割を徹底解説!適切なWeb制作会社の選び方も紹介していきます。

ホームページ制作の流れ・手順

ホームページとひとことにいっても、コーポレートサイト、ブランドサイト、リクルートサイト、ECサイトなど、その種類や目的はさまざま。しかし、ホームページの種類や、依頼先のWeb制作会社によって多少の違いはあるものの、ホームページ制作のおおまかな流れ・手順は「大きくは変わらない」といってもいいでしょう。具体的には以下の通りです。

Web制作のフェーズ 概要
企画フェーズ ホームページの目的・コンセプト設定、Web制作会社の選定
設計フェーズ 制作するホームページの要件をもとに、Webサイトの骨格を設計
制作・実装フェーズ 設計をもとにホームページデザイン制作、コーディング、機能実装
公開・運用フェーズ 分析・改善しながらホームページを運用・成長させる

Web担当者・制作会社の役割

ホームページ制作では、主に4つのフェーズがあることがわかりますが、このうちWeb制作会社が中心的な役割を果たすのが「設計」「制作・実装」フェーズ。逆に、Web担当者は「企画」「公開・運用」フェーズで中心的な役割を果たしますが、「設計」「制作」フェーズに無関係というわけではないことに注意が必要。

たとえば、ホームページの目的・コンセプトに沿って設計されているか?イメージ通りのデザインに仕上がっているか?Web担当者は制作会社とコミュニケーションを重ね、認識のズレを修正していかなければなりません。「公開・運用」を外部制作会社に依頼する場合も同様。Web担当者は、ホームページの企画・制作から運用・管理にいたるまでのフェーズすべてに携わる、非常に重要なキーパーソンなのです。

ホームページ制作の流れ:もっとも重要な企画フェーズ

ホームページ制作の流れ・手順のなかでも、Web担当者が大きな役割を果たすべき、もっとも重要なフェーズが「企画」です。コンセプトの定まらない、アクセスの集まらないホームページになってしまったといった失敗は、企画フェーズを疎かにしたまま、Web制作会社に発注してしまうというケースがほとんど。適切なWeb制作会社を選定するためにも、事前準備である企画フェーズが重要です。

Webサイトの目的・ゴールを明確化

まずは、どのような目的でホームページを制作するのか?Webサイト運営によってどのような効果・結果を得たいのか?制作するホームページの明確な目的・ゴールを設定することが重要です。

たとえば、オウンドメディアを制作したいなら、目的は「見込み顧客の集客」であり、ゴールは「問い合わせ・ホワイトペーパーなどの資料請求」というコンバージョンです。しかし、目的と目指すべきゴールが定まっていなければ、どんなに優秀なWeb制作会社でも、どのようなホームページを作ればいいかがわかりません。会社の意向をまとめながら、明確な目的・ゴールを定めるのはWeb担当者の仕事です。

Webサイトのターゲットを設定

どのような目的(Why)で、どのようなゴール(What)を目指し、自社ホームページ(Where)を制作するのか?を明確にしたあとは、どのようなターゲット(Who)に向けたWebサイトにするのかを設定する必要があります。ここで勘違いしやすいのが、不特定多数のユーザーにアピールしたいと考えてしまうこと。

サービスサイトやECサイトを制作するのであれば、商品・サービスの購買層を想定したターゲット設定が必要。コーポレートサイトであれば、自社を知って欲しい層を想定しながらブランディング戦略を練る必要があるでしょう。幅広い層にアピールしたいからターゲットを限定しないといった戦略では、結局、だれにも響かないホームページになってしまいます。

要望の明確化・RFPの作成

明確化した目的・ゴール、設定したターゲット像をもとに、どのようなコンテンツが必要なのか?想定するページ数や搭載したい機能など、ホームページに求める具体的な要望を明確化していきます。

目的・ゴール・ターゲット・コンセプト・現状の課題とともに、これらの要望をひとつにまとめたRFP(Request for Proposal=提案依頼書)を作成するのもおすすめです。できれば、ホームページ制作に投入できる予算、納期(When)も明確にしておくといいでしょう。

RFPはWeb制作会社の選定・コスト削減にも有効

なぜRFPの制作がおすすめなのか?それは、RFPがWeb制作会社の選定に役立つほかにも、ホームページ制作コストの削減にも有効だからです。Web制作会社を選定する際には、3〜4社程度の候補をピックアップしたうえで、それぞれに提案・見積もりを依頼し、ベストな1社に絞り込むのが鉄則。同じRFPを元に提案・見積もりを依頼すれば、Web制作会社それぞれの実力がハッキリわかるというわけです。

また、目的・ゴールからホームページ制作に求める要望まで、網羅的に記載されるRFPがあれば、Web制作会社は「適正な見積書」を提出しやすくなります。逆に「Webサイトを制作したい」といった漠然とした要望では、おそらく発生するだろう修正・変更を見越し、その分の制作費を上乗せした見積書を提出せざるを得ません。

ホームページ制作の流れ:Web制作会社を交えた設計フェーズ

ベストな提案をしてくれる、優秀なWeb制作会社が見つかれば、ホームページ制作の流れ・手順は「設計」フェーズに移ります。ホームページの企画がしっかりとしていれば、比較的スムーズに進められますが、Webサイトの骨格を決める非常に重要なフェーズであるのも事実。Web制作会社との共同作業になるため、円滑なコミュニケーションを心がけ、お互いの認識のズレを修正していくことが肝心です。

要件定義・システム仕様の決定

RFPをもとにミーティングを重ね、Web制作会社が中心になってホームページの「要件定義」および、インフラを含む「システム仕様」を決定していきます。これは、RFPで定めた「5W」に加え、どのように(How)ホームページを制作していくのか?「1H」を加えていく作業だといえるでしょう。要件定義書・システム仕様書のほかに、プロジェクト計画書などが書面化される場合もあります。

Webサイトの構成(フロントエンド)

要件定義書を元に、Web制作会社のディレクター主導で、サイトマップともいえるホームページの構成が作成されます。この段階で、デザイナー・エンジニアなどのスタッフ割り当てを含む、ホームページ制作スケジュールがほぼ確定。Web担当者はスケジュールを把握したうえで、積極的に制作プロセスに関われるよう、自身の業務を調整していく必要があります。

Webサイトの画面設計(フロントエンド)

ホームページの骨格である構成が出来上がったあとは、ディレクター・デザイナー主導で各個別ページの画面設計に取りかかります。ホームページの基本設計ともいわれるこの段階では、必要な要素を並べて簡単にレイアウトしていく「ワイヤーフレーム」を活用するのが一般的。

コンテンツを制作していくうえで必要な情報を集める、足りない要素(写真・文章・イラスト・ロゴなど)を準備していくなど、進行にあわせて臨機応変に対応していく姿勢がWeb担当者に求められます。社内の意見も集約しつつ、Web制作会社との認識のズレをなくしていくことが重要。作業の手戻りが発生すれば、スケジュールが遅延するだけでなく、余計なコストが生じる原因にもなります。

Webサイトのインフラ設計(バックエンド)

ホームページを公開するためには、サーバ・ネットワークを含むインフラ環境の整備が必須。ポータルサイトやマッチングサイトのように会員登録が必要なホームページ、販売・決済機能が必須のECサイトなどでは、目に見えない部分で動くシステムの開発(バックエンド開発)も必要です。これらのインフラ・システム設計も、この時点で進められていきます。

静的なコーポレートサイトであれば、レンタルサーバで充分かもしれませんが、サイト規模や用途によっては、CMSやクラウドの活用も視野に入ってきます。状況に応じて的確に判断できるよう、Web担当者の立ち回り・Web制作会社との連携が重要になるフェーズです。

ホームページ制作の流れ:制作・実装フェーズ

構成・設計(フロントエンド・バックエンド)を元に、実際のホームページを制作していくフェーズです。このフェーズまで来ると、Web制作会社が中心の作業が多くなりますが、だからといってWeb担当者の果たすべき役割がまったくなくなるわけではありません。フェーズを構成するそれぞれの作業の流れ・手順を簡単に解説していきましょう。

Webサイトのデザイン制作

ワイヤーフレーム(詳細設計)を元に、Webデザイナーが各ページのデザイン・レイアウトを作成していきます。トップページ、下層ページのイメージが統一されているか?ホームページ制作の目的に沿ったテイストに仕上がっているか?デザインの方向性を含め、Web担当者が積極的に関わっていきたい作業です。

ロゴやアイコン、Webサイト全体の配色、イラストや写真・フォントなども含むトーン&マナーなど、チェックすべきポイントは多岐に渡ります。レスポンシブデザインがホームページに必須の現代では、スマートフォン・タブレットでのデザイン表示にも気を配っておくべきでしょう。

コーディング・実装

ホームページ制作に必要なすべての要素が揃った時点で、HTML / CSS / JavaScriptなどのプログラミング言語でホームページをコーディングしていきます。会員管理機能や管理画面の作成、データベースの構築など、バックエンドで必要になる機能もこの段階で実装されます。

作業自体はWeb制作会社が担当するため、Web担当者が直接手を動かすようなことはありません。ただし、この段階で変更・修正が生じると、設計段階までの手戻りが必要になり、時間も費用も浪費してしまいます。どんなに遅くても、デザイン制作までの間に変更・修正は済ませておくべきです。

ブラウザチェック・テスト

ホームページのコーディング・実装が完了すれば、ブラウザチェック・テストを経てホームページの納品・公開です。具体的には、コーディングが完了したホームページをテスト環境に構築し、主要なWebブラウザでチェックする「ブラウザチェック」を行った後、最終的な「ユーザーテスト」を行うという流れです。

Web担当者が担うのは、もちろん「ユーザーテスト」です。Web制作会社が、ブラウザチェックを含む基本的なテストを実施してくれるため、ユーザーテストでは使う側の視点で細かな箇所まで入念にチェックする必要があります。

ホームページ制作の流れ:本番の公開・運用フェーズ

ホームページは納品・公開されたらそれで完了、というわけにはいきません。公開されただけのホームページは、開店しただけで顧客の呼び込みをしていない店舗と同じ。むしろ、ホームページは公開後にどのように運用していくか?が重要であり本番です。では、公開・運用フェーズではどのようなことを実行していくべきなのか?簡単に解説していきましょう。

Webサイト公開時にすべきことは?

ホームページのアクセスを増やすための手法としては、オーガニック検索からの自然流入を増やす「SEO(検索エンジン最適化)」が主流です。しかし、公開したばかりのWebサイトには、なかなかクローラー(Googleの検索ロボット)が来てくれません。そこで「Googleサーチコンソール」を使い、クローラーの巡回をリクエストするのです。

また、ホームページへの流入経路としてはSNSも有効。Facebook、Twitter、Instagramなどでホームページ開設をアナウンスし、流入経路を幅広く持つのも方法です。Googleサーチコンソールの取得や操作、SNS配信などは、Web担当者の重要な仕事だといえるでしょう。

Webサイトを成長させるには?定期的な更新・運用

もちろん、ただホームページの開設を知らせるだけではアクセスを増やすことはできません。最新情報をアップする、ブログ記事をアップする、SNS連携するなど、定期的なコンテンツ更新でホームページを運用していかなければならないでしょう。

そのためには、Web担当者が中心になって社内に運用チームを立ち上げ、Webサイトのオペレーションを確立していく必要があります。万一のトラブルやメンテナンスのときにどうするか?対応を整備しておくのもWeb担当者の仕事。社内にリソースがないのであれば、ホームページ制作を依頼したWeb制作会社と保守契約を結ぶのも方法です。

更新費の費用相場はなぜホームページに管理費が必要なの?費用相場も含め徹底解説で解説していますので、参考にしてください。

Webサイトを成長させるには?アクセス解析・分析

ただし、やみくもにコンテンツ更新しているだけでは効率的とはいえません。アクセス数は?ユーザーがどのような経路で自社ホームページに流入しているのか?どのようなコンテンツが見られているのか?滞留時間はどのくらいか?など、ホームページのアクセス解析・分析を行い、ウィークポイントを改善していくのが重要です。

上述したサーチコンソールは、アクセス数や流入経路の解析・分析に有効ですが、自社ページ内でのユーザー行動を分析する「Googleアナリティクス」も併用するのがおすすめ。最初は難しく感じるかもしれませんが、解析・分析を続けていけばノウハウも蓄積されるでしょう。

ホームページ制作会社選定時のポイント

ホームページ制作の流れ・手順のなかで、Web担当者が果たすべき役割が意外にも多いことに驚いた方も多いかもしれません。しかし、依頼するWeb制作会社が適切であれば、Web担当者の負担を大きく減らせるのも事実。では、優良なWeb制作会社を選定するポイントとは?簡単に紹介していきます。

どのような分野のWeb制作が得意なのか?

記事冒頭でも触れたように、ホームページには目的・用途の異なる、さまざまな種類のものが存在します。当然、あらゆる種類のホームページ制作を得意にし、豊富な実績を積み重ねてきた、といったWeb制作会社はそれほど多くありません。まずは、自社が制作したいホームページの分野を明確にしたうえで、同じ分野を得意とするWeb制作会社をピックアップするのがおすすめです。

Web制作会社の得意分野を見極めるには、Webサイトの実績ページを確認するのがもっとも早いでしょう。クライアントとの契約上、実績を公開できないというケースもありますが、問い合わせをすれば、よほどのことがない限り過去の実績を教えてくれます。

デザイン力・提案力

見た目のよさだけではない、使い勝手も考慮したデザイン力を有しているか?課題解決に向けた適切な提案ができるか?デザイン力・提案力を見極めるのもWeb制作会社選定時のポイント。そのためには、Web制作会社自身のホームページを確認すること、RFPへの対応をチェックすることが重要です。

豊富な実績を背景に、クライアントの課題を解決してきたWeb制作会社であれば、そこで得られたノウハウを自身のホームページにも反映させているはず。ユーザー側から見てデザインに訴求力があるか?なにがどこにあるか直感的に判断できるか?など、見るべきポイントは多数です。実際に打ち合わせしてみないと判断しづらい提案力は、RFPで対応を見るのがベスト。RFPに具体的な課題を盛り込んでおくべきでしょう。

円滑なコミュニケーション

ホームページ制作の流れ・手順を見てもおわかりのように、制作プロセスのカギになるのは「コミュニケーション」です。どんなに優れたデザイン力、提案力を持つWeb制作会社でも、認識のズレを修正していくコミュニケーションに問題があれば、想定とは異なるホームページになってしまいます。担当者とうまくコミュニケーションできそうか?相性のよさを感じられるか?初期の相談時に相手の人柄も含めて見極めていくのがポイントです。

見積もり・提案依頼は複数のホームページ制作会社に!

思いがけずにWeb担当者を任されてしまった方に向け、事前準備から公開後のタスクまでのホームページ制作の流れ・手順、Web担当者が担うべき役割を解説してきました。

勘違いしてはならないのは、自社ホームページを制作して成長させるための主体が、あくまでもWeb担当者であること。それを認識したうえで、複数のWeb制作会社に見積もり・提案を依頼し、適切な1社に絞り込むことがポイントです。

しかし、数多くのWeb制作会社が存在するなか、候補先を選ぶことすら迷ってしまうこともあるでしょう。「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、優良なWeb制作会社をスピーディーに探せます。複数の会社に無料で相談できるのもポイント。Web制作会社の選定に迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

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