Webサイトの配色を決めるポイント3つを解説!Webサイト配色例3選

株式会社Mun
監修者
株式会社Mun 代表取締役 高沼 知宜
最終更新日:2023年12月12日
Webサイトの配色を決めるポイント3つを解説!Webサイト配色例3選
この記事で解決できるお悩み
  • Webサイトの配色がもたらす効果とは?
  • Webサイトの配色に利用される3色ルールとは?
  • おすすめのWebサイト配色例は?

「Webサイトの配色を決めたいが、配色する際のポイントがわからない…」という方必見です。

この記事ではWebデザイナーやWebサイトオーナーに向けて、Webサイトの配色がもたらす効果や配色に利用される3色ルールについて解説します。最後まで読めば、Webサイトを配色する際のポイントもわかります。

Webサイトの適切な配色は、視覚的な魅力を高め、ユーザーに好印象を与えます。Webサイトの配色に使えるサイトも紹介しているため、WebマーケターやWeb開発者の方もぜひ参考にしてください。

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Webサイトの配色がもたらす効果とは?

Webサイトの配色は、視覚的な印象を与えるために重要な要素です。適切な配色はユーザーの注意を引きつけ、ブランドイメージを反映できます。明るい色は活気やポジティブな感情を引き起こし、暗い色はシックで高級感を演出します。コントラストのある配色は重要な要素を強調し、読みやすさを向上できるでしょう。

配色はブランドのアイデンティティを強調し、ユーザーの心理的な反応に影響を与えるため、適切に選ぶことが重要です。

Webサイトの配色に利用される3色ルール

Webサイトの配色は、視覚的な印象を強化するために重要です。色は情報を伝え、感情を引き起こし、ユーザーの行動を促す力を持っています。ここでは、Webサイトの配色に利用される3色ルールを紹介します。

  1. ベースカラー
  2. メインカラー
  3. アクセントカラー

1. ベースカラー

ベースカラー_オリジナル画像

ベースカラーはWebサイトの背景や大部分の要素に使用される主要な色です。通常は中立的な色調を選ぶことが多く、背景やテキストの読みやすさを重視します。

一般的なベースカラーは白やクリーム、グレーなどを、全体の約70%を占めるように使用します。

2. メインカラー

メインカラー_オリジナル画像

メインカラーはブランドのアイデンティティを表現し、Webサイトの要素やヘッダーなどの目立つ場所で使用されることが多いです。ブランドのロゴやイメージカラーに基づいて選ばれ、Webサイトに統一感をもたらします。

メインカラーは、ブランドの特徴や目的を反映させることが重要なため、全体の約25%を占めるように使用しましょう。

3. アクセントカラー

アクセントカラー_オリジナル画像

アクセントカラーはWebサイト内で目立たせたい要素やボタンなどの強調に使用されます。一般的には鮮やかな色やコントラストのある色を選び、視覚的な引き立てや行動の促進に役立ちます。

アクセントカラーはWebサイト内の重要な要素(登録や購入ボタンなど)を強調し、注目を引くために全体の約5%を占めるように使用しましょう。

Webサイトを配色する際のポイント3つ

適切な配色を選ぶことで、ユーザーにとっての使いやすさや魅力を高められます。ここからは、Webサイトの配色において、ポイントとなる3つを紹介します。

  1. ブランドイメージに合致する配色を選ぶ
  2. 視認性と読みやすさを考慮する
  3. 色の心理効果を考慮する

1. ブランドイメージに合致する配色を選ぶ

ブランドイメージに合致する配色を選ぶために、ブランドのアイデンティティや価値観を理解しましょう。ロゴやブランドカラーを参考にして一貫性を保ち、ブランドの個性や特徴を表現する色を選びます。

たとえば、青は信頼性や安定感を、赤は活気や情熱を表現できます。ブランドの目的やターゲットユーザーを考慮しながら、ブランドイメージを反映した魅力的で一貫性のある配色を選びましょう。

2. 視認性と読みやすさを考慮する

Webサイトの配色で視認性と読みやすさを考慮するために、コントラストのある色を選びましょう。テキストが背景から明瞭に浮き上がるようにし、情報が簡単に読み取れるようにします。

フォントのサイズや行間の設定にも注意し、ユーザーがストレスなくコンテンツを閲覧できるようにします。異なるデバイスや画面サイズでも読みやすさを確保するため、配色のモバイルフレンドリーさも考慮しましょう。

3. 色の心理効果を考慮する

Webサイトの配色で、色の心理効果を考慮することは重要です。ブランドの目的やターゲットユーザーにあわせて、適切な色を選びましょう。たとえば、青は信頼性や落ち着きを、赤は情熱や刺激を表現します。

ユーザーに特定の感情や行動を喚起させるために、色の心理効果を活用し、Webサイトの目的やコンテンツに合致した配色を選択しましょう。

主な色の心理効果

配色には状況や目的に応じて適切な色を選び、ブランドやWebサイトのコンセプトに合致させることが重要です。以下の色の心理効果は一般的な傾向です。

情熱、活力、刺激、エネルギー、注意喚起
平穏、安定、信頼性、信頼、冷静、知性
自然、健康、成長、調和、安心、癒し
黄色 明るさ、活気、喜び、楽観、創造性
オレンジ 元気、活発、情熱、友好、温かさ
高貴、神秘、創造性、ロマンティック、豪華
ピンク 優雅、優しさ、若さ、ロマンティック、女性らしさ
ブラウン 快適さ、温かさ、地に足のついた感じ、自然
グレー 中立性、落ち着き、シンプル、専門性、重厚さ
ブラック エレガンス、力強さ、ミステリアス、高級感

おすすめのWebサイト配色例3選

ここからは、おすすめのWebサイトの配色例を3つ紹介します。3つの例を通じて、効果的な配色のアイデアを探求してみてください。

  1. 見やすい組み合わせのWebサイト配色【4色】
  2. かっこいい組み合わせのWebサイト配色【3色】
  3. おしゃれな組み合わせのWebサイト配色【3色】

1. 見やすい組み合わせのWebサイト配色【4色】

見やすい組み合わせのWebサイト配色は、情報の受け取りやすさを向上します。コントラストのある配色や適切な色の組み合わせにより、読み手が重要な情報を迅速かつ正確に把握できるでしょう。

さらに、見やすい配色はユーザーの興味を引きつける効果もあります。魅力的で調和のとれた配色は、視覚的な魅力を高め、ユーザーがサイトにとどまる意欲を増加させます。

・ブルー
・グレー
・ホワイト
・オレンジ
ポップさと活気を与える組み合わせ
・パステルグリーン
・ライトグレー
・ベージュ
・コーラルピンク
優しい印象を与える組み合わせ
・ネイビーブルー
・ホワイト
・ライトイエロー
・ダークグレー
クラシックで洗練された印象を持つ組み合わせ

2. かっこいい組み合わせのWebサイト配色【3色】

かっこいい組み合わせのWebサイト配色は、視覚的な魅力を高め、サイトの印象を引き立てます。適切な色の組み合わせは、ブランドのクールさやモダンさを表現するための重要な要素となるでしょう。

さらに、かっこいい配色はユーザーエクスペリエンスを向上します。視覚的に引き込まれるデザインは、ユーザーの興味を引き、サイト内のコンテンツや機能を探求する意欲を刺激します。

・ダークグレー
・シルバー
・エメラルドグリーン
モダンでスタイリッシュな印象を持つ組み合わせ
・ネイビーブルー
・ホワイト
・オレンジ
鮮やかさと活気を感じさせる組み合わせ
・ブラック
・ホワイト
・レッド
シンプルで洗練された印象を与える組み合わせ

3. おしゃれな組み合わせのWebサイト配色【3色】

おしゃれな組み合わせのWebサイト配色は、視覚的な魅力を高め、サイトを魅力的でスタイリッシュなものにします。ユーザーは美しくデザインされたサイトに引かれ、滞在時間が増える可能性があります。

おしゃれな配色はブランドイメージや個性の表現に役立ちます。ユーザーはおしゃれなデザインに共感し、ブランドとの共鳴を感じられるでしょう。

・ミントグリーン
・ペールピンク
・ゴールド
清潔感と優雅さを演出する組み合わせ
・グレージュ
・ダスティローズ
・シルバー
モダンで落ち着いた印象を与える組み合わせ
・ネイビーブルー
・マスタードイエロー
・モノクロ
洗練された雰囲気を作り出す組み合わせ

Webサイトの配色に使えるサイト4つ

ここでは、Webサイトの配色に役立つサイトを4つ紹介します。

  1. Adobe Color CC
  2. colorsupplyyy
  3. NIPPON COLORS
  4. Pigment

1. Adobe Color CC

名称未設定のデザイン

参照:Adobe Color CC

  • カラーホイールとカラーモード
  • テーマ生成ツール
  • コミュニティと共有機能

Adobe Color CCは、直感的なカラーホイールやカラーモードを提供しています。色相や彩度、明度などを調整可能です。

アクセシビリティツールであるコントラストチェッカーは、デザインやWebコンテンツのアクセシビリティを評価するためのツールです。テキスト色と背景色を選択すると、コントラスト比を表示し、基準を満たすことでアクセシビリティを向上できます。

好みの色や画像から、自動的に調和のとれたカラーパレットを生成するテーマ生成ツールを提供しています。プロのデザイナーやクリエイターにとって、使いやすさと豊富な機能を兼ね備えた頼りになるツールです。

2. colorsupplyyy

名称未設定のデザイン (1)

参照:colorsupplyyy

  • カラースキームの自動生成
  • カラースキームの自動生成カラーパレットの編集と保存
  • カラーコードの取得とエクスポート

colorsupplyyyは、Webサイトの配色に役立つツールです。ベースカラーから自動的に調和したカラースキームを生成し、編集や保存が可能です。

生成されたカラーパレットは、カラーコードとして提供され、簡単にデザインやコーディングに適用できます。直感的なインターフェースと自動生成機能を備えているため、クリエイティブな配色の探求と実装を簡単にします。

3. NIPPON COLORS

名称未設定のデザイン (2)

参照:NIPPON COLORS

  • 伝統的な日本の色彩
  • 豊富なカラーバリエーション
  • 文化的な意味と魅力

NIPPON COLORSは、日本の伝統的な色彩を活用したWebサイトの配色に特化したツールです。100以上の豊富なカラーバリエーションがあり、それぞれに日本語の名前やカラーコードが付属しています。

各色には文化的な意味や歴史的な背景があり、Webサイトのメッセージやブランドイメージに深みと魅力を与えられます。伝統とモダンな要素が融合しているため、ユニークな配色を求めるデザイナーやクリエイターにとって魅力的なツールです。

4. Pigment

名称未設定のデザイン (3)

参照:Pigment

  • インスピレーションの豊富さ
  • プロフェッショナルなツールセット
  • 共有とコラボレーションの機能

Pigmentは、Webサイトの配色に役立つツールです。世界中の写真やアートワークから美しいカラーパレットを生成し、カラーコードの提供や編集機能を備えています。

共有機能やコラボレーションツールがあり、チームとの効果的なコミュニケーションを支援します。デザイナーや開発者にとって重要な機能を提供し、効率的かつ魅力的な配色の探求と実装をサポートしてくれるでしょう。

まとめ

Webサイトの適切な配色は、視覚的な魅力を高め、ユーザーに好印象を与えます。配色はブランドイメージや、コンテンツの伝達に重要な役割を果たします。わからない場合はWeb制作会社に相談してみると、専門知識や経験を活かした適切な配色を提案してくれるでしょう。

比較ビズには、全国の実績あるWeb制作会社が多く登録されており、予算やデザインイメージなどから、一括見積が可能です。比較ビズの利用は完全無料であるため、まずは相談から始めてみてください。

監修者のコメント
株式会社Mun
代表取締役 高沼 知宜

WEB制作会社を設立後、4年で上場企業を含めて50社以上の案件を担当。地域に密着したWEB制作をメインに、地元千葉をはじめとした関東一円で活動している。強みである集客以外にも、採用、物販など目的に応じたサイト制作を得意とする。多様な顧客先のWeb制作実績があるため、初心者の方でも安心して相談可能。

Webサイトの配色は、ブランドイメージの強化やユーザー体験に影響をあたえる重要な要素です。適切で安定感のある配色にするなら、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色をバランス良く使用する「3色ルール」がオススメです。

配色を決める際のポイントとしては、まずブランドイメージに合致する色を選ぶことが重要です。ブランドの個性や価値観を反映させる色を選ぶことで、ユーザーに強い印象を与えます。また色の心理効果を考慮することで、ブランドイメージに合った配色選択が可能です。

さらに、視認性や可読性の考慮することも大切です。色の組み合わせによっては、テキストの読みにくさや目の疲れを引き起こす可能性がありますので、コントラストを適切に調整し、視認性を高めることで、ユーザーはストレスを感じずらくなります。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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