見やすいホームページを作る手順を解説!実際の見やすいホームページ例3つ

PJ-T&C合同会社
監修者
PJ-T&C合同会社 代表 藤本篤志
最終更新日:2023年12月20日
見やすいホームページを作る手順を解説!実際の見やすいホームページ例3つ
この記事で解決できるお悩み
  • 見やすいホームページとは?
  • 見やすいホームページを作る手順とは?
  • 見やすいホームページデザインの例は?

「見やすいホームページを作成したいが、どのようにサイト構築をすればいいかわからない…」とお悩みの方必見!

この記事ではホームページを作成したい方やすでにサイト運営している方に向けて、見やすいホームページとはなにか解説します。最後まで読めば、見やすいホームページを作る手順もわかります。

見やすいホームページは、ユーザーがサイトに訪れた際に、情報を簡単に見つけたり、スムーズに操作したりできます。見やすいホームページデザインの例も紹介しているため、おしゃれなホームページを作りたい方もぜひ参考にしてください。

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見やすいホームページとは?

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見やすいホームページとは、ユーザーにとって必要な情報が即座に把握できる便利なホームページのことです。見やすさは、色合いやレイアウトなどの要素により決まります。

ホームページを見やすくするためには、適切な色合いとレイアウトを選ぶことが重要です。これにより、ユーザーにとってわかりやすく見やすいホームページが実現します。

見やすいホームページを作る手順

ここからは、見やすいホームページを作る手順を解説します。

  1. 目的とターゲットを明確にする
  2. ページ構成の計画
  3. シンプルなデザインの選択
  4. 色の選択とコントラスト
  5. フォントの選択とスタイル
  6. ナビゲーションの作成
  7. レスポンシブデザインの実装
  8. テストと改善

1. 目的とターゲットを明確にする

目的とターゲットを明確にするために、ホームページがなにを提供し、どのユーザーに対して価値を提供するかを明確に定義します。具体的な目標を設定し、ターゲットユーザーの属性やニーズ、行動パターンを理解しましょう。

これにより、コンテンツやデザインの方向性を決定し、ユーザーに適切な情報や体験を提供するための基盤を構築します。

2. ページ構成の計画

ページ構成の計画では、ホームページの情報を階層的に整理し、ナビゲーションを考慮します。

  • 必要なコンテンツやセクションを特定し、それらを適切に配置
  • ユーザーが必要な情報へスムーズにアクセスできるよう、重要な情報は目立つ場所に配置
  • ユーザーの行動パターンやニーズに基づき、効果的なコールトアクションを設置

ユーザーが求める情報に簡単にアクセスできると、ユーザビリティが向上します。使いやすいホームページはユーザーの満足度を高め、再訪や口コミの促進につながるでしょう。

視線誘導を意識する

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参照:“伝わる”デザインのコツ〜視線誘導〜

視線誘導の「Z型」と「F型」は、Webデザインにおいて、ユーザーの注意を引きつけ、情報の重要性を強調するためのレイアウトパターンです。2つの具体的な特徴は以下のとおりです。

Z型 ユーザーが左上から右上へ、そして左下へと視線を動かす傾向に基づく
上部にロゴや重要なメッセージを配置し、それに続く横長のコンテンツを配置
F型 ユーザーが左上から右下に向かってページをスキャンする傾向に基づく
上部に重要な情報やロゴを配置し、その下に横長のメニューバーや目立つコンテンツを配置

これらのパターンは、ユーザーがホームページ上で情報を効果的に認識できるよう、デザインの配置やユーザーインターフェースの決定に役立ちます。

ただし、すべてのユーザーが必ずしも同じパターンでスキャンするわけではありません。コンテンツの特性やターゲットユーザーの行動パターンに応じて、適切な視線誘導パターンを選択しましょう。

3. シンプルなデザインの選択

デザインの選択では、過剰な装飾や複雑な要素を避け、情報を整理しましょう。

  • シンプルなカラーパレットとホワイトスペースを使い、視覚的な混乱を回避
  • 一貫性のあるデザインスタイルとフォーマットを適用し、視覚的なバランスを保つ

シンプルなデザインは見やすさを促進し、ユーザーにとって使いやすいホームページを実現します。

4. 色の選択とコントラスト

色の選択とコントラストは見やすいホームページ作成において重要です。

  • 適切な色合いを選び、読みやすさを確保
  • コントラストのある色を使用し、テキストと背景の間に明瞭な違いを持たせる
  • ユーザーに重要な要素を強調するためにカラーアクセントを使用することも効果的

適切な色の選択とコントラストにより、視覚的な魅力と情報の可読性を高められます。

5. フォントの選択とスタイル

フォントの選択とスタイルの段階では、読みやすさとデザインの統一性を考慮してフォントを選び、適切なスタイルを設定します。

フォントの選択 一般的にセリフ(serif)フォントは本文に適しており、サンセリフ(sans-serif)フォントは見出しやタイトルに適しています
フォントサイズの設定 12〜16ポイントが一般的
デザインのコンテキストやターゲットのニーズにあわせて調整します
行間の設定 一般的には1.2倍〜1.5倍の範囲
フォントサイズやコンテンツの性質に応じて調整します
フォント数 フォントを2〜3種類に制限します

一貫性とブランドイメージを考慮し、選択したフォントとスタイルがユーザーにとって読みやすく、魅力的なホームページを作り上げます。

6. ナビゲーションの作成

ナビゲーションの作成は見やすいホームページ作成において重要です。明瞭で使いやすいナビゲーションメニューを作成しましょう。

  • 主要なセクションやページを組織化し、視覚的にわかりやすい位置に配置
  • メニューの項目名は簡潔かつ明確にし、ユーザーが目的のページに迅速にアクセスできるようにする
  • 必要な場合はドロップダウンメニューやサブメニューを使用して階層を表現

ナビゲーションの作成により、ユーザーがスムーズにサイト内を移動できる良好なユーザーエクスペリエンスを実現します。

7. レスポンシブデザインの実装

レスポンシブデザインの実装は、ホームページがモバイルデバイスでも快適に閲覧できるようにするための重要な手順です。

  • 画面サイズに応じてコンテンツが適切に表示されるよう、柔軟なレイアウトを採用
  • メディアクエリやフレキシブルなグリッドシステムを使用し、画面の幅にあわせて要素の配置やフォントサイズを調整
  • タッチ操作を考慮してタップ可能な要素のサイズを適切に設定

レスポンシブデザインの実装により、ユーザーは異なるデバイスで快適にホームページを閲覧できます。

8. テストと改善

テストと改善のサイクルを繰り返すことで、ユーザーのニーズや要求に合致した、見やすく使いやすいホームページを実現します。

  • 完成したホームページを実際のユーザーにテストし、フィードバックを収集
  • ユーザーの利用性や使い勝手を評価し、問題点や改善の余地を特定
  • テスト結果に基づいて修正や最適化をおこない、ユーザー体験を向上
  • 分析ツールを使用してデータを収集し、ユーザーの行動やパターン把握

テストと改善は継続的なプロセスであり、ユーザーのフィードバックとデータに基づいて進められます。

見やすいホームページデザインの例3つ

ここからは、見やすいホームページデザインの例を3つ紹介します。

  1. エックスサーバー
  2. BAKE
  3. 税理士法人 青木会計

1. エックスサーバー

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参照:エックスサーバー

  • シンプルなデザイン
  • 明瞭なナビゲーション
  • 視認性の高いカラーパレット

エックスサーバーの公式ホームページは、シンプルかつ使いやすいデザインが特徴です。情報が整理されており、明瞭なナビゲーションと視覚的なヒエラルキーがユーザーの利便性を向上します。

重要な情報が目立ち、レスポンシブデザインによりモバイルデバイスでも適切に表示されます。全体的に統一感があり、使いやすさと情報の伝達性が高いホームページです。

2. BAKE

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参照:ベイク チーズタルト|BAKE CHEESE TART

  • 鮮やかで魅力的なビジュアル
  • シンプルなナビゲーション
  • レスポンシブデザイン

ベイクチーズタルトのホームページは、鮮やかで魅力的なビジュアルが目を引き、商品の魅力を伝えます。シンプルなナビゲーションが採用され、主要な情報へのアクセスがスムーズです。

レスポンシブデザインにより、モバイルデバイスでも見やすく表示されます。情報の配置やフォントの選択も工夫され、読みやすさと視認性が高いです。

3. 税理士法人 青木会計

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参照:税理士法人 青木会計

  • シンプルなレイアウトと情報の整理
  • わかりやすいナビゲーションメニュー
  • 視認性の高い配色とフォント

税理士法人 青木会計の公式ホームページは、シンプルで清潔なデザインが採用されており、情報が整理されています。ナビゲーションメニューがわかりやすく配置され、必要な情報へのアクセスが簡単です。

カラースキームとフォントの組み合わせが視認性に優れており、文字やコンテンツが読みやすく整理されています。

まとめ

見やすいホームページ作りは非常に重要です。ユーザーがサイトに訪れた際に、情報を簡単に見つけたり、スムーズに操作したりできるからです。

見やすいホームページのデザインを作成することが難しい場合は、ホームページ制作会社に外注できます。ターゲットのニーズにあったプロフェッショナルな制作チームを選ぶことで、見やすく魅力的なホームページを効果的に作成できます。

どのホームページ制作会社に依頼しようか迷う際は、ぜひ比較ビズを活用してみてください。比較ビズへ条件や予算を相談することで、全国の制作会社を比較でき、一括見積が可能です。

監修者のコメント
PJ-T&C合同会社
代表 藤本篤志

自身の海外経験や各国知日人材とのネットワークを活かし、2019年5月に多言語ウェブ制作会社を設立。知日ネイティブが翻訳やデザインを担当する、「多言語サイト制作」を得意としている。同時に、Yubico社やAuthenTrend社等、海外の先進セキュリティ機器を、正規代理店として日本で展開。「認証セキュリティ」の普及と中小企業での導入をサポートしている。

良いホームページというのは、必ずしもオシャレでかっこいいページのことではありません。見栄えが良くても、サイト訪問者が「得たい情報を得られない」、または「どこを見ればよいのかわからない」ようなページは、すぐに訪問者が離脱してしまうでしょう。

もちろんターゲットの属性やホームページの目的にもよりますが、ユーザーフレンドリーなサイトを作るためには、記事でも指摘されているように、シンプルなデザインを採用し訪問者の視点に立って構成することが大切です。

シンプルで見やすいホームページのお手本としては、記事中に取り上げられているサイトの他に、Googleストアのホームページが挙げられます。Googleは、シンプルかつ見やすい配色、読みやすい文字フォント、余白がじゅうぶんにある構成でサイトを作っています。

ホームぺージを作成する際には、オシャレでかっこいいものを作りたいという思いを一旦抑えて、「ユーザーにとって見やすいか」という視点を持つようにしましょう。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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