ワードプレスのサイトを高速化する方法は?必要な理由と有効な手段を解説

最終更新日:2023年07月04日
株式会社KOKOROMI
監修者
代表取締役 皸羸疑
ワードプレスのサイトを高速化する方法は?必要な理由と有効な手段を解説
この記事で解決できるお悩み
  • ワードプレスはなぜ高速化が必要なの?
  • 高速化の有効な手段は?
  • ページ速度はどうやって調べる?

「ワードプレスのサイトは高速化が必要と聞いたけど、理由がわからない...」とお悩みの担当者は必見。

ワードプレスのサイトは、表示スピードがSEO・離脱率・CV率に影響するため高速化が必要です。使用していないプラグインの整理や画像を圧縮するプラグインの導入など、サイトの高速化に有効な手段を実施しましょう。

この記事では、ワードプレスサイトの高速化が必要な4つの理由やワードプレスのサイトを高速化する7つの手段を解説します。最後まで読めば、ワードプレスの高速化に有効な手段を理解して表示スピードの改善に役立てられるでしょう。

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ワードプレスの高速化が必要な4つの理由

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ワードプレスの高速化が必要な理由は、次の4つです。

  1. 離脱率が減少する
  2. SEOに影響する
  3. サーバーのコストを削減できる
  4. CV率に影響にする

ワードプレスは簡単にWebサイトを構築できる便利なCMSですが、そもそもの表示速度が速くありません。豊富なプラグインにより便利な機能を追加できる反面、追加するほど速度が低下する傾向にあります。

ワードプレスの表示速度が低下すると、ユーザーは瞬時にWebサイトを閲覧できなくなり、途中で離脱する可能性が高くなるでしょう。ユーザビリティが低いサイトは、Googleの評価も低くなるため検索ランキングにも影響します。

ユーザーの利便性やGoogleの評価に影響することでサイト運営にも影響が出るため、ワードプレスの高速化は必須の課題といえるでしょう。

1. 離脱率が減少する

ページの表示速度を高速化することで、ユーザーの離脱率が減少します。ページの表示速度が遅くなると、離脱するユーザーが増えるためです。

2017年に行われたGoogleの調査によると「ページの読み込み時間が1秒から5秒になると直帰率(離脱率)が90%増加する」ことがわかりました。

ページの読み込み時間 離脱率の傾向
1秒→3秒 32%増加
1秒→5秒 90%増加
1秒→6秒 106%増加
1秒→10秒 123%増加

参照:モバイル ページの速度に関する新しい業界ベンチマークをどのように達成しているかを確認してください|Think with Google

ページの表示速度は明らかに直帰率に影響が出るため、表示速度を高速化にすることで離脱率の増加を未然に防げるでしょう。

2. SEOに影響する

Webページの表示速度の高速化は、SEOに影響します。「ページスピードが速いサイト=便利なサイト」と見なされ、検索ランキングの評価が上がるためです。

2010年に、Google検索セントラルのブログで「検索ランキングのアルゴリズムに、サイト速度を追加した」ことが公表されました。2018年には「ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用する」ことも発表しています。

Googleは「ページの表示速度がSEOに影響する」ことを認めているため、サイトの表示速度は検索ランキングに大きく影響するでしょう。

3. サーバーのコストを削減できる

ワードプレスの高速化は、サーバーコストの削減につながります。ページの表示速度を速くするためには、ページの容量を圧縮しなければなりません。ページ容量の圧縮は、ページを保管するサーバの容量に余裕を持たせることにつながり、サーバーの負担を軽減できるでしょう。

サイト容量が大きくて大型サーバーや複数のサーバーを利用している場合は、サーバーの容量を小さくしたりサーバーの数を減らしたりできます。サーバーの負担を減らすことで、サーバーコストの削減につながるでしょう。

4. CV率に影響にする

ワードプレスを高速化することで、ユーザビリティの向上につながるため、コンバージョン率の向上が可能です。ページの表示速度とコンバージョン率の関係は「ニールセン・ノーマン・グループ」のWebサイトに次のように記載されています。

サイトの応答時間がわずか0.1秒短縮されると、その結果、コンバージョン率が大幅に向上します。

引用:ウェブサイトの応答時間|ニールセン・ノーマン・グループ

サイトが使いやすくなると、ユーザーはすぐに離脱することなく自然と滞在時間が伸びます。サイトの滞在時間が伸びると、しっかりと情報を入手できるためコンバージョンにつながりやすくなるでしょう。

ワードプレスサイトの表示速度を確認できるツールを紹介

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ワードプレスサイトの表示速度を測定できるおすすめツールは次の3つです。

  1. PageSpeed Insights
  2. GTmetrix
  3. Website Grader

ワードプレスのサイトを高速化するためには、自社サイトの表示速度を確認する必要があります。便利ツールを利用すると、サイトの評価や改善点の確認が可能です。まずは、測定ツールで自社サイトの表示速度を測ってみましょう。

1. PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、Googleが提供するページスピードを測定する無料のツールです。測定したいサイトのURLを入力するだけで、表示速度やサイト評価を数値化してくれます。URLを入力するだけで測定できるため、自社サイトだけではなく競合サイトの分析も可能です。

測定結果は0〜100点で数値化され、改善点も提案してくれます。無料で利用できて、測定結果がひと目でわかりやすく改善点が明確なため、使いやすい点がメリットといえるでしょう。

2. GTmetrix

GTmetrixは「Lighthouse(ライトハウス)」のデータを活用してサイトパフォーマンスを測定するツールです。Lighthuoseとは、Google Chromeの拡張機能で、Webサイトの状態を無料で診断してくれます。

WebサイトのURLを入力すると、サイトの評価と表示速度が「緑色・オレンジ色・赤色」の3色で表示されます。サイトの表示速度が色で直感的に判断でき、わかりやすい点が特徴です。評価と同様に改善の必要性も同じ色分けで記載されるため、測定後の対策が明確になります。

3. Website Grader

Website Graderは、アメリカの「HubSpot社」が提供するWebサイト評価ツールです。サイトのURLとメールアドレスを入力するだけで、表示速度・SEO・デザイン・セキュリティの評価を同時に確認できます。

評価チェック項目の確認以外にも「今後取り組むべきポイント」を提示してもらえるため、解決策を導きやすい点が特徴です。

ワードプレスのサイトを高速化する7つの手段

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ワードプレスのサイトを高速化する7つの手段は、次のとおりです。

  1. 画像ファイルを軽量化する
  2. 使用していないプラグインを削除する
  3. キャッシュプラグインをインストールする
  4. CSSとJavaScriptのファイルサイズを小さくする
  5. PHPを最新バージョンにする
  6. 高速化に特化したテーマに変えてみる
  7. サーバーのプラン変更を検討する

ワードプレスのサイトを高速化するためには、サイトの容量を小さくする必要があります。画像サイズを小さくしたり不要なプラグインを整理したりする方法が効果的です。各ページの情報量を増やすことは大切ですが、できるだけコンパクトなサイト設計を心がけましょう。

1. 画像ファイルを軽量化する

画像ファイルを軽量化することで、高速化が可能です。画像サイズを圧縮することで、負担を軽減できるためです。

画像サイズはコンテンツ作成時に調節することができますが、プラグインを使用すると簡単に圧縮できます。画像を次世代フォーマットに変換することでも、容量を小さくできます。

EWWW Image Optimizerは、インストールするだけで自動的に画像サイズを圧縮してくれるプラグインです。過去に挿入した画像も含めて、すべての画像を圧縮できます。次世代フォーマットへの変換もできるため、非常に便利なプラグインといえるでしょう。

2. 使用していないプラグインを削除する

ワードプレスを高速化するためには、使用していないプラグインを削除する方法も有効です。プラグインは、サイト運営の段階によって必要なプラグインが異なるため、現状で使用していないプラグインも存在します。

新しいプラグインを追加したことで、以前使用していたプラグインが放置されている可能性があるでしょう。現在使用していないプラグインを整理するだけで、サイト全体の容量が軽くなるためサイトスピードが上がります。

3. キャッシュプラグインをインストールする

キャッシュプラグインをインストールすることで、ワードプレスのサイトを高速化できます。キャッシュプラグインとは、1度読み込んだファイルを一定期間保存する「キャッシュ」を設定できるプラグインです。

キャッシュを設定すると、要求があるたびにファイルを読み込まなくてよいため、毎回サーバーで処理する必要がありません。サーバーでの処理を実行しないため、CPUやメモリなどリソースの消費が軽減され、サイトの負担を軽減できます。

キャッシュを設定するプラグインは、使い方が簡単な「WP Fastest Cache」がおすすめです。

4. CSSとJavaScriptのファイルサイズを小さくする

CSSやHTML・JavaScriptのファイルサイズを小さくすることで、ページの読み込み速度を速くできます。ファイルサイズを小さくするためには、プラグインの「Autoptimize」をインストールすると簡単に設定可能です。

ワードプレスのテーマによっては、CSSとJavaScriptの読み込み順が変わってしまい正しく起動しない可能性があります。レイアウト崩れやフォントの乱れなど表示の不具合を検証しながら導入するといいでしょう。

5. PHPを最新バージョンにする

PHPを最新バージョンにすると、ワードプレスの高速化が実現する可能性があります。PHPとは、動的にWebページを生成できるサーバー側のスクリプト言語です。

ワードプレスサイトの運営が長くなると、当初設定したPHPのバージョンが古くなり、表示速度に影響が出る可能性もあるでしょう。PHPを最新バージョンに更新する場合は、次の手順で設定します。

  1. レンタルサーバーが対応しているPHPの最新バージョンを確認
  2. ワードプレス管理画面の「サイトヘルス」で現在のバージョンが古くないか確認
  3. ローカル環境で新しいPHPバージョンを試して不具合がないか確認
  4. ワードプレスサイトのバックアップを取得
  5. ワードプレス本体・テーマ・使用中のプラグインをすべて更新
  6. テーマ・プラグインが対応しているPHPバージョンを確認
  7. PHPバージョンの互換性を確認
  8. レンタルサーバーの管理画面からPHPのバージョンを変更する

基本的にPHPバージョンの更新は、レンタルサーバーの管理画面で行います。事前に互換性の確認をすることで、データの消失やトラブルを未然に防げるでしょう。

6. 高速化に特化したテーマに変えてみる

ワードプレスの高速化に効果がある施策を試しても改善が見られない場合は、高速化に特化したテーマに変えてみましょう。高速表示をうたっているテーマは、高速化に効果があるプラグインの機能を有しているものがあります。

高速化をうたっているテーマは必ずしも効果を保証できるものではありません。テームを導入して、表示速度が大きく変わらないこともあるため注意しましょう。

7. サーバーのプラン変更を検討する

ワードプレスの高速化には、サーバーのプラン変更を検討することも1つの手です。レンタルサーバーのプランは、金額にあわせて高速化が期待できるプランもあります。現在のプランよりも上位プランがある場合は、検討するといいでしょう。

レンタルサーバーのプランを変更しても効果が期待できない場合は、レンタルサーバー会社を変更する方法もあります。レンタルサーバー会社は種類が多いため、各社のアピールポイントだけではなく、ユーザーの口コミを参考にしながら比較してください。

まとめ

ワードプレスの表示速度は離脱率やSEO・CV率に影響するため、サイトの高速化が必須です。サイトの容量が大きくなると、サーバーに負担がかかり表示速度に影響が出ます。まずは、自社サイトの表示速度を測定しましょう。

画像サイズを調節したり不要なプラグインを整理したりして、サイト容量を小さくすることが大切です。画像の圧縮やキャッシュの設定には、便利なプラグインがあります。自社のワードプレスの表示速度を確認し、適切な施策を講じましょう。

比較ビスは、2分程度の必要な情報を入力することで、全国のWeb制作会社を比較できます。ワードプレスサイトの高速化を検討している方は、ぜひ比較ビズを利用してください。

監修者の一言

WordPressは、ユーザーからアクセスがある度に動的にページを作る構造となっているので、どうしても表示速度は遅くなりがちです。本文中にもある通り、特にアクセスが集中した時には顕著に遅くなります。サイトの速度を計測できるサービスを利用しながら対策をしていきましょう。

一番効果的なのが、キャッシュを利用する事ですが、新規の記事が更新されなかったり、プラグインがうまく動かなかったりと問題も起きやすくなるので、キャッシュを利用する際には設定後の検証を入念に行う方が良いでしょう。

その他の対策は、キャッシュに比べれば効果は小さいですが、小さな効果でも積み重ねれば大きな効果になります。対策を施したら、どのように改善をしたかの解析と検証を続け、常に高速化されたサイトを目指していきましょう。

株式会社KOKOROMI
代表取締役 皸羸疑
監修者

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比較ビズ編集部
執筆者
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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