WordPressのカレンダー実装方法は?おすすめプラグイン7選を紹介

株式会社KOKOROMI
監修者
株式会社KOKOROMI 代表取締役 皸羸疑
最終更新日:2024年02月26日
WordPressのカレンダー実装方法は?おすすめプラグイン7選を紹介
この記事で解決できるお悩み
  • WordPressでカレンダーを実装する方法は?
  • 簡単にカレンダーを導入できるプラグインはある?
  • 無料でWordPressにカレンダーを実装する方法は?

飲食店やアパレルなどの実店舗では、営業日の確認や予約をするためにWEBサイトのカレンダー機能が欠かせません。プログラミングの知識が無くても、WordPressのプラグインを利用すれば簡単にカレンダー機能を実装できます。

この記事ではWordPressにカレンダー機能を実装する方法やおすすめのプラグインを紹介します。「Webの知識がなくて不安」「カレンダー機能は必要?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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WordPressにカレンダーを実装する3つのメリット

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WordPressにカレンダーを実装するメリットは、次の3つです。

  1. 営業日をわかりやすく表示できる
  2. 予約機能を実装できる
  3. 記事の投稿連動ができる

1. 営業日をわかりやすく表示できる

WordPressにカレンダーを実装するメリットは、営業日をわかりやすく表示できる点です。カレンダー形式で営業日をWebサイト上で公開することで、集客や業務効率化につながります。

カレンダーを実装することで、Webサイトから興味を持ち実店舗を訪問したいと考える顧客に必要な情報を提供可能です。電話やメールによるお問い合わせを減らせるため、対応の手間が省けます。

2. 予約機能を実装できる

WordPressにカレンダーを実装すると、予約機能を搭載できるメリットがあります。営業日のなかから空いている日時を選択し、そのまま予約画面に進むことも可能です。

WordPress上にカレンダーと予約機能があることで、顧客の予約確定までの動線が確保されます。電話や外部リンクへのジャンプなど手間がかからないため、成約率(コンバージョン率)の向上に効果的です。

3. 記事の投稿連動ができる

ブログを投稿しているWebサイトの場合、カレンダーを実装することでWordPressの投稿連動ができるメリットがあります。投稿連動とは、新しいブログやコンテンツを投稿した際に、カレンダーからチェックできる機能です。

閲覧者がスムーズにコンテンツにアクセスでき、最新の投稿にも注目が集まります。記事の投稿連動は、WordPress上のコンテンツを最大限活用したいケースに最適な機能です。

WordPressでカレンダーを実装する4つの方法

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WordPressでカレンダーを実装する方法は、次の4つです。

  • ウィジェットを利用する
  • プラグインを利用する
  • Googleカレンダーを埋め込む
  • HTMLやCSS・PHPを用いて自作する

ウィジェットを利用する

WordPressのデフォルト機能であるウィジェットを利用することで、簡単にカレンダーを実装できます。ウィジェットを利用するメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット 簡単に実装できる
デメリット 定休日の表示や予約機能の実装には専門知識が必要

実装方法は次のとおりです。

  1. WordPress管理画面で「外観」>「ウィジェット」
  2. 「カレンダー」を探し、挿入場所を選択
  3. 「ウィジェットを追加」をクリック

ウィジェットで設定できるのは単純に日付を表示するだけのカレンダーです。営業日の確認や予約などの機能を付け加えるには、カスタマイズする必要があります。WordPressで高機能なカレンダーを実装したい場合、ウィジェット以外の方法がおすすめです。

プラグインを利用する

プラグインでのカレンダー実装は、手軽さと機能性のバランスがよい特徴があります。WordPressサイトにカレンダーを導入したい場合、もっともおすすめな方法です。プラグインを利用するメリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット ・簡単に実装できる
・プラグインによっては予約機能も実装できる
デメリット ・有料な場合がある
・セキュリティが弱まる可能性がある

機能性やデザイン性、料金などはプラグインによってさまざまです。ビジネスの目的にあったプラグインを選ぶことで使いやすいサイトになり、集客効果も期待できます。

定休日やイベントをカレンダーに反映できるWordPressプラグイン「Biz Calendar」を例に、導入方法を解説します。

  1. プラグインをインストール・有効化
  2. 「設定」>「Biz Calendar設定」からイベントや定休日を設定
  3. 「外観」>「ウィジェット」
  4. 「Biz Calendar」からカレンダーを表示させたい場所を選択

Googleカレンダーを埋め込む

WordPressにGoogleカレンダーを埋め込むことも1つの方法です。メリット・デメリットは下記のとおりです。

メリット 簡単に実装できる
デメリット 予約機能の実装には専門知識が必要

従業員の確認のために定休日やイベントをGoogleカレンダーで設定している場合、カレンダーをそのまま流用できるため便利です。

実装方法は次のとおりです。

  1. Googleカレンダーにアクセス
  2. 「マイカレンダー」からサイトに共有したいカレンダーのオーバーフローメニューを表示
  3. 「設定と共有」をクリック
  4. 画面下部の「カレンダーの統合」を確認
  5. 表示された「埋め込みコード」をWordPressのカレンダーを設置したい場所にコピペ

埋め込みコードはHTMLとして表示されるため、ビジュアルエディターではなくテキストエディターに貼り付けます。デフォルトでできるのは営業日やイベントの表示のみです。予約機能の実装にはカスタマイズが必要であるため注意しましょう。

HTML・CSS・PHPを用いて自作する

HTML・CSS・PHPを用いて自作することで、下記のメリット・デメリットがあります。

メリット 自由度が高い
デメリット 専門的な知識・スキルが必要

HTMLやCSS、PHPの知識・スキルがあれば、カレンダーを自作して実装することも可能です。ある程度のプログラムはフレームワーク(枠組み)をネット上で探して利用できます。

もっとも自由度が高い方法でカレンダーに必要な機能はすべて実装できるため、スキルがある方には使い勝手のいい方法でしょう。導入後、調整が必要になってもすぐに変更を加えられるため、運用もスムーズです。

知識・スキルがない初心者にとっては現実的な方法ではありません。エンジニアでない方は、プラグインやGoogleカレンダーなど自作以外の方法による実装がおすすめです。

WordPressにカレンダーを実装できるおすすめプラグイン7選

WordPressにカレンダーを実装できるおすすめプラグイン7選を紹介します。

  1. Biz Calendar|営業日と休業日の表示が簡単
  2. Event Organiser|イベントカレンダー特化で未来投稿が可能
  3. My Calendar|CSS対応でデザインをカスタマイズ
  4. The Events Calendar|イベントページ作成や柔軟な配置が可能
  5. MTS Simple Booking|予約受付機能・自動メール送信に対応
  6. Sugar Events Calendar Lite for WordPress|ショートコードで簡単
  7. Timely All-in-One Events Calendar|拡張機能や連携でより便利

1. Biz Calendar|営業日と休業日の表示が簡単

Biz Calendar」は営業日やイベントのカレンダー表示を簡単に実装できるWordPressプラグインです。プログラミングの専門的な知識・スキルがなくても予定表示ができるシンプルな構造に特徴があります。

定休日やイベントの色を簡単に変えられるほか、CSS編集ができれば細かなデザインの調整も可能です。「Biz Calendar」に予約機能はありません。スケジュールを表示できるシンプルなカレンダーを実装したい方におすすめです。

CSS(カスケーディング・スタイル・シート)とは

Webサイトの見た目を装飾するための言語

2. Event Organiser|イベントカレンダー特化で未来投稿が可能

Event Organiser」はイベントカレンダーをWordPressに実装できるプラグインです。下記の特徴があり、イベント通知用のカレンダーに適しています。

  • イベントの繰り返し設定ができる
  • クリックでイベント詳細を表示できる
  • Googleマップと連携してイベント開催場所の地図を表示できる

定期的にイベントを開催するお店や、さまざまな場所でライブを開催するバンドのカレンダー表示におすすめです

3. My Calendar|CSS対応でデザインをカスタマイズ

My Calendar」はイベント表示に関するさまざまなカスタマイズが可能なWordPressプラグインです。カテゴリーや場所で分けて複数のカレンダーを設置することもできます。

カスタムカレンダーのなかでも柔軟な機能性が特徴です。編集可能なCSSに対応しており、デザインを重視してカレンダーを実装したい場合に適しています。

4. The Events Calendar|イベントページ作成や柔軟な配置が可能

The Events Calendar」は、イベントの多いビジネスに適したカレンダーを作成できるWordPressプラグインです。The Events Calendarで利用できるカレンダーの機能は次のとおりです。

  • イベントページ作成
  • イベントのカレンダー表示/リスト表示
  • 主催者情報の追加
  • レスポンシブ対応
  • 専用ウィジェット
  • Google Map表示
  • 日本語対応

柔軟な配置が可能で、理想のカレンダーを作成できます。有料版では、Googleカレンダーをインポートして反映させる機能や、イベントのチケット販売機能も搭載可能です。

5. MTS Simple Booking|予約受付機能・自動メール送信に対応

MTS Sinmple Booking」はカレンダー経由での予約受付を簡単に実装できるWordPressプラグインです。無料版と有料版があり、下記のカレンダー予約実装に必要な機能は無料版でも利用できます。

  • 予約フォームの入力項目の編集
  • 予約定員の設定
  • 予約完了メールの自動送信設定

有料版ではユーザー登録機能も利用できます。リピーターの満足度向上につながるため、カレンダー経由で予約する顧客が増えたらアップグレードも可能です。無料で簡単にカレンダー予約を実装したい方におすすめです

6. Sugar Events Calendar Lite for WordPress|ショートコード

Sugar Events Calendar Lite for WordPress」は、簡単にイベントカレンダーを作成できるWordPressのプラグインです。カレンダー上でイベント管理ができ、定期開催イベントにも対応しています。

イベントをカテゴリー分けで管理できるため、複数の異なるイベントを開催するケースにおすすめです。ショートコードを用いるため、初心者でも安心して作成できます。

7. Timely All-in-One Events Calendar|拡張機能や連携でより便利

Timely All-in-One Events Calendar」は世界的に広く利用されているカレンダー機能のWordPressプラグインです。近代的で美しいデザインが特徴で、スタイリッシュなカレンダーを実装できます。

拡張機能や連携など複雑な機能をカレンダーに搭載できるため、Webサイトのカレンダー機能を充実させたい方におすすめです。

まとめ:WordPressのカレンダー実装は集客にも有効

WordPressにカレンダーを実装すると、集客に効果が期待できます。WordPressプラグインを利用することで、専門的な知識・スキルがなくても簡単にカレンダーを実装でき、便利に使えるWebサイトを実現可能です。

機能が充実した複雑なカレンダーを実装するためには、プロのエンジニアに自作やカスタマイズを依頼するとスムーズです。

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監修者のコメント
株式会社KOKOROMI
代表取締役 皸羸疑

お客様の強みを引き出す集客に強いホームページやECサイトを制作。SEO対策からSNS、広告運用など、成果を確実に出すための継続的なWEBマーケティング・運用サポートも行い、クライアントのWEBを使った事業展開を手厚くサポート。経済産業省認定の情報処理支援機関として、よりお客様に沿った形でのIT導入も行っている。

WordPressにカレンダーを埋め込むことは、プラグインを利用すれば比較的簡単に出来ますが、予約受け付けやイベント管理などサイトのニーズに合ったプラグインを選ぶとなると、ある程度の手間と時間がかかります。

まずは、各プラグイン名で検索して特徴や使い勝手などを入念に調べてみましょう。候補として3つ位に絞り込みをした後に、それらをインストールして検証するのが効率的です。

それでも完全にニーズにマッチしたプラグインがない場合は、本文中にもある通りプログラミングやフレームワークを利用して自作するのも1つの手です。自作ができない場合には、外注して制作する方が長い目で見るとコストパフォーマンスは高いです。

欲しい機能を伝えれば、ほぼ思い通りのものができ、運用面の負担も軽減される他、運用後に調整が必要になった場合にも改善や変更が可能となり、より自社のニーズに沿った形での運用ができます。

カレンダーの目的に合わせ、どのような機能が必要なのか、その機能はプラグインで賄うことができるのかなどを事前に調べ、内容によっては外注も視野に入れながら、自社のニーズに沿ったカレンダーを実装し活用していきましょう。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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