サーチコンソールの登録は4ステップ!活用方法やエラーの対処を解説
- サーチコンソールの登録手順とは?
- サーチコンソールの基本的な使い方は?
- 初心者でも使える機能はあるのか?
「サーチコンソールでSEO対策をしたいが、どう登録すればいいのかわからない…」とお悩みの方必見!
この記事ではWebサイトのオーナーやSEO対策に関心がある方に向けて、サーチコンソールの登録方法や活用方法ついて解説します。最後まで読めば、Google検索で自社サイトの表示順位を上げるノウハウがわかります。
初心者や中級者以上の方向けの活用方法をそれぞれ紹介しているため、Webサイト運営に関わる方はぜひ参考にしてください。Googleアカウントを用意し、Webサイトを登録することで利用可能です。
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- サイトをリニューアルしたい
- 定期的な更新が難しい
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サーチコンソールとは
サーチコンソールは、Googleが提供するWebマスターツールの1つで、Webサイトの検索エンジン最適化(SEO)を支援する無料ツールです。
Googleが情報収集しているWebページのインデックス状況や検索クエリのデータ、リンク構造などのパフォーマンスに関する情報を提供します。これらのデータを分析し、Webサイトの改善点を特定できるため、SEOにおいて非常に重要なツールです。
サーチコンソールの登録方法
サーチコンソールに登録することで、Webサイトの検索エンジン最適化に役立つ情報を入手し、改善につなげられます。
ここでは、サーチコンソールの登録方法を解説します。
- Googleアカウントを用意する
- Webサイトを追加する
- Webサイトの所有権を確認する
- サイトマップを提出する
1. Googleアカウントを用意する
サーチコンソールに登録するには、Googleアカウントが必要です。
すでにアカウントを持っている場合はログインをし、持っていない場合は、Googleアカウントを作成しましょう。
2. Webサイトを追加する
サーチコンソールにログイン後、左上の「Webサイトを追加」をクリックします。
その後、登録したいWebサイトのURLを入力し「続行」をクリックします。
3. Webサイトの所有権を確認する
Webサイトを追加したら、所有権を確認しましょう。
所有権を確認する方法は複数ありますが、最も簡単な方法は、Googleが提供するHTMLタグをWebサイトのホームページに追加することです。
4. サイトマップを登録する
サイトマップを登録することで、GoogleがWebサイトをクロールしやすくなります。サイトマップはXML形式で作成し、サーチコンソールの「サイトマップ」タブから登録します。
サーチコンソールとGoogleアナリティクスとの違い
サーチコンソール | Googleアナリティクス | |
---|---|---|
データの収集 | Googleが提供するウェブクローラによるクロール結果 | JavaScriptコードのインストールによるトラッキング |
対象 | 検索エンジンパフォーマンスの分析 | トラフィックとユーザー行動の分析 |
検索パフォーマンス | 検索クエリの表示回数、クリック率、平均ランキングなど | サイト内検索、ページビュー、セッションなど |
データの更新頻度 | 毎日更新される | ほぼリアルタイムに更新される |
データの保存期間 | 90日間 | 2年間 |
サーチコンソールは、Google検索エンジンにおけるWebサイトのパフォーマンスを分析するツールです。主にSEOに関する情報を提供し、具体的には、クロール状況や検索クエリのデータ、ページ速度、エラーレポート、外部リンクの情報などを提供します。
一方、Googleアナリティクスは、Webサイトのアクセス解析ツールです。主にWebサイトのトラフィックに関する情報を提供し、具体的には、ユーザーの属性や行動やページビュー数、セッション数、コンバージョン率、広告の成果などを分析できます。
どちらもGoogleが提供するウェブマスターツールですが、それぞれ異なる目的があります。
【初心者向け】サーチコンソールの活用方法4つ
サーチコンソールは、Google検索エンジンでのWebサイトの検索結果の情報を提供します。ここでは、初心者向けにサーチコンソールの活用方法を5つ紹介します。WebサイトのSEO対策を改善し、検索結果上位に表示されることが期待できるでしょう。
- Googleからのメッセージを確認する
- Webサイトのパフォーマンスを分析する
- クロールエラーを確認する
- インデックス状況を確認する
- 外部リンクや内部リンクを確認する
Googleからのメッセージを確認する
Googleからのメッセージを定期的に確認することで、Webサイトの健全性を維持できます。
マニュアルアクションに関する通知があった場合は、すぐに対処することが重要です。マニュアルアクションとは、GoogleがWebサイトの違反行為を発見した際に、人間の審査者がWebサイトを確認し、対処を求めます。
サーチコンソールの左側のメニューから「メッセージ」を選択し、Googleからのメッセージを確認できます。このなかには、クロールエラーやマニュアルアクションに関する通知、Webサイトの健康状態に関する情報などが含まれています。
Webサイトのパフォーマンスを分析する
サーチコンソールを使うことで、Webサイトのパフォーマンスを分析できます。サーチコンソールの左側のメニューから「パフォーマンス」を選択し、期間やデバイス別に検索クエリのクリック数やCTRなどを確認できます。
同じ画面内に表示されているグラフや表を使い、過去のトレンドや比較分析も可能です。たとえば、Webサイトのクリック数が増えた理由や、CTRが低い検索クエリを改善するための施策を考えるために、過去のデータを参考にできます。
クロールエラーを確認する
サーチコンソールを使うことで、Webサイトのクロールエラーを確認できます。
サーチコンソールの左側のメニューから「カバレッジ」を選択し「エラー」をクリックすると、クロールエラーの詳細がわかります。GoogleがクロールできなかったページのURLやエラーの種類が表示され、発生原因や解決方法を提示してくれるでしょう。
インデックス状況を確認する
サーチコンソールを使うことで、Webサイトのインデックス状況を確認できます。サーチコンソールの左側のメニューから「カバレッジ」を選択し、インデックス状況のグラフや表を確認しましょう。
Webサイトの各ページがGoogleによりどのようにクロールされ、インデックスされているかわかります。たとえば、カバレッジが「有効」であればGoogleによってクロールされ、正常にインデックスされていることを意味します。
「エラー」が表示される場合は、Googleがクロールできなかったり、インデックスできなかったりしたページがあることがわかり、修正や改善の判断ができるでしょう。
外部リンクや内部リンクを確認する
サーチコンソールを使うことで、Webサイトの外部リンクや内部リンクを確認できます。外部リンクを確認するには、サーチコンソールの左側のメニューから「リンク」を選択し「外部リンク」タブをクリックします。
どのWebサイトから自分のWebサイトにリンクが貼られているかを確認可能です。また、そのリンクがどのアンカーテキストでリンクされているかを確認できます。
【中級者以上向け】サーチコンソールの活用方法5つ
初心者向けには、Webサイトのパフォーマンスを改善する基本的な方法を紹介しましたが、中級者以上の方には、より高度な活用方法があります。
ここでは、サーチコンソールの中級者以上向けの活用方法を4つ紹介します。
- Webサイトの検索分析を行う
- スクリーンショットを確認す
- 不正なリンクを報告する
- モバイルユーザビリティ評価を確認する
Webサイトの検索分析を行う
サーチコンソールでは、Webサイトの検索分析を行えます。検索分析レポートを使用すると、Webサイトの検索エンジン結果ページ(SERP)での表示状況を分析し、改善点を特定可能です。
対象のWebサイトを選択し、左側のメニューから「検索結果」をクリックすると、検索クエリとページを表示できます。
検索クエリごとの平均順位やCTR、ページごとの平均順位やCTR、デバイスごとのパフォーマンスなどの情報がわかります。改善できる箇所を素早く修正することで、より多くのトラフィックが見込めるでしょう。
スクリーンショットを確認する
サーチコンソールでは、GoogleがWebサイトをクロールした際に取得したスクリーンショットを確認できます。上部の検索窓にWebサイトのURLを入力し「スクリーンショット」をクリックします。
スクリーンショット機能を使用することで、Webサイトがどのように表示されているかがわかるでしょう。サイトのデザインや文字の大きさ、モバイルフレンドリーに対応できているかなどを判断できます。
不正なリンクを報告する
サーチコンソールでは、不正なリンクを報告できます。 左側のメニューから「リンク」を選択し、サイトにリンクしているドメインの一覧を表示します。
ここで、検索エンジンからの信頼性のあるドメインと不正なドメインを比較し、不正なリンクを特定しましょう。不正なリンクを報告することで、Webサイトの信頼性が向上し、Googleの検索順位が上がる可能性があります。
モバイルユーザビリティ評価を確認する
サーチコンソールを使用してモバイルユーザビリティ評価を確認できます。上部の検索窓にURLを入れて「モバイルユーザビリティ」をクリックし、モバイルフレンドリーテストを実行しましょう。
モバイルユーザビリティ評価が高いWebサイトは、検索結果の上位に表示される傾向があります。モバイルユーザビリティ評価を確認し、改善することで、検索順位を向上できます。
よくある質問
サーチコンソールに登録する際、エラーが出たり、うまく登録作業を進められない場合もあるでしょう。ここからは、サーチコンソールの利用時によくある質問をまとめ、解決策を紹介します。
Q. サーチコンソールに登録できない
サーチコンソールに登録できない原因はさまざまですが、一般的な原因は以下のことが考えられます。
Webサイトの所有権が確認できない場合
サーチコンソールに登録するためには、Webサイトの所有権を証明することが必要です。所有権が確認できない場合は登録ができません。確認方法には、HTMLタグの追加やGoogle Analyticsの設定、Google Tag Managerの利用などがあります。
ドメインが登録されていない場合
サーチコンソールに登録するには、対象となるドメインが必要です。ドメインが登録されていない場合、サイトのURLを入力しても登録ができません。
Q. サーチコンソールにインデックス登録されない
サーチコンソールにインデックス登録されない原因はいくつか考えられます。
クローラーにアクセスされていない
Googleのクローラーがサイトにアクセスできない場合、サイトはインデックス登録されません。クローラーがアクセスできるように、robots.txtファイルを設定し、クローラーのアクセス制御を行いましょう。
サイトが重複している
同じコンテンツが複数のURLで表示されている場合、Googleは重複したコンテンツを無視する傾向があります。サイト内で重複したコンテンツを排除し、唯一性を確保することで、インデックス登録される可能性が高まります。
まとめ
サーチコンソールは、Webサイトの検索エンジン最適化を支援するGoogleの無料ツールです。Googleアカウントを用意し、Webサイトを登録することで利用可能となります。
サーチコンソールを活用することで、WebサイトがGoogleの検索エンジンにどのように表示されているか、検索クエリの情報はどのようなものがあるか、などがわかります。
Webサイトの改善に役立つ情報を提供し、検索エンジン最適化において必要不可欠なツールであるため、この機会に登録してみましょう。
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もしも今現在、
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サーチコンソールの利用はWEBサイトのSEO対策では必須なツールです。エラーや問題のあるページ、どんな検索キーワードでサイトを訪問しているかもわかるので、集客のための改善点が手軽に手に入ります。
また、コンテンツ・ページを増やした時に、しっかりとGoogleにインデックスされているかも確認できます。本文中に示したとおり、他にも有用な機能がたくさんありますが、まずはできる所から始めていけば大丈夫です。登録も比較的簡単で管理画面もわかりやすいので、早速登録して始めてみましょう。
登録後は検索結果でより上位に表示されるように、サーチコンソールを利用してWEBサイトの整備をしていく感覚でいると良いでしょう。