スマホアプリ開発には何が必要?言語・環境・ツールを解説
- スマホアプリの開発手順とは
- スマホアプリの開発に必要な言語や環境とは
- スマホアプリの開発におすすめのツール
スマホアプリを開発してみたい、でもなにから手をつけていいかわからない。そんな悩みを抱える企業・店舗の方は多いはず。
全ユーザーの約6割がスマートフォンでインターネットにアクセスしているといわれる現代では、新規サービスの提供や集客ツールとしてのスマホアプリに大きな可能性があるからです。
しかし、アイデアはあっても形にする知識を持つ方は多くないのが現実。そこで本記事では、開発言語や環境を含め、スマホアプリ開発に必要なもの、開発の手順を徹底解説!スマホアプリ開発におすすめのツールや、開発会社に依頼した場合の費用相場も紹介していきます。
スマホアプリ開発に知っておきたい前提知識
スマホアプリを開発する前に、知っておくべき予備知識を紹介します。
アプリの種類
まず、大前提としてアプリは大きく分けて、 以下の通り2つの種類に分けることができます。
- プラットフォーム別で端末にダウンロードして動作するアプリ
- Webブラウザ上で動作するアプリ
たとえば、アプリケーションをダウンロードし動かすためにはプラットフォーム(土台)となるOSが必要不可欠です。近年ではスマホの誕生により、iOSやAndroid(アンドロイド)といったモバイルOSが普及してきました。
各種プラットフォームで動くアプリでも、プログラミング言語や開発ツールはプラットフォーム別に異なってきます。そのため、いきなりスマホ開発に手をつけるのではなく、まずは、どのプラットフォームまたはどのブラウザで「どんなスマホアプリを開発したいか?」を決める必要があります。
どのプラットフォームにするか迷う方は、ご自身が所持しているものなど身近にあるものを選ぶといいでしょう。作りたいアプリが決まったら、実際にスマホアプリの開発に着手していきます。
スマホアプリの開発方法【2選】
スマホアプリの開発方法は大きく分けて2通りあります。 まずはどういう作り方があるかを紹介していきます。
その1:自分で開発する
1つ目の開発方法は自分で開発をする方法です。プログラミングスキルやツールの使い方など専門知識を習得する必要です。しかし、自由度が高く融通が効くのでオリジナリティあるスマホアプリの開発ができるメリットがあります。
専門知識をすでに有している場合や、企業内にSE(システムエンジニア)やプログラマーがいる場合は、自分で開発するのがおすすめです。
その2:開発会社に外注する
2つ目の方法は、プログラミングなどの専門知識を持つ開発会社に、スマホアプリの開発業務を委託する方法です。委託する業務内容は大きく分けて以下の2つがあります。
- 仕様書作成から実際のプログラミングまでの上流から下流までの工程を丸ごと委託するケース
- 仕様書は自社で作成し、その仕様書に沿って実装していく作業部分のみを委託するといったケース
自社のプログラミングやツールの使い方などのナレッジが不足している場合には、開発会社に依頼することをおすすめします。
スマホアプリ開発を自分で行うメリット・デメリット
上記で説明した、スマホアプリを自分で開発する際のメリット・デメリットを解説していきます。
メリット:自分の作りたいものを作れる
自分で開発するメリットは、スキル次第では自分が理想とする形でアプリを作れる点です。他にもスケジュールの調整や仕様の変更が発生した場合でも柔軟に対応できる点もメリットといえるでしょう。
一度スマホアプリを自分で開発できれば、経験や知識を積むことができます。そのため、習得した知識を次の開発に活かせることが期待できます。
デメリット:QCDの担保が難しい
自分で開発することのデメリットは、メンバーのスキルによって Q(quality)C(cost)D(delivery)が左右されやすい点です。
スマホアプリ開発の経験が浅ければ、実際に製造するための必要な時間に加えて、プログラミングなどを学習する時間も必要となる場合もあります。
他にも希望どおりのアプリが作れない、スケジュールどおり開発が進まないといった、アプリの品質の担保や納期に間に合わないリスクがあります。社内人材のリソースを使うため、他業務とのバランスを取ることが大事になってきます。
スマホアプリを開発業者に外注するメリット・デメリット
次は、スマホアプリの開発を外注する際のメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット:ハイクオリティなアプリを開発できる
外注のメリットは、専門知識を有したアプリ開発のプロフェッショナルに開発を対応してもらえる点です。 アプリ開発に特化した開発会社に任せることで、クオリティの高いアプリをスケジュール通り開発することが可能となります。
デメリット:コストが高い
外注するデメリットは、社外の企業に開発を依頼することになるため当然お金を支払う必要があります。 そのため、費用が膨らむ可能性があります。
また、リリース後のメンテナンスやバグの修正などの障害対応が必要となるケースも存在します。外注先の企業ではアフターサポートも行っているのかを確認するようにしましょう。
外注の相場については、次項で簡単に説明します。
スマホアプリ開発に必要なもの
スマホアプリの開発には準備が欠かせません。 具体的には以下の3つを用意しましょう。それぞれ解説していきます。
- パソコン
- 仕様書
- テスト用の端末
パソコン
アプリ開発にはパソコンが必要です。 スマホでプログラミングができるツールなどもありますが、効率がかなり悪いです。また、スマホアプリにはAndroid向けのアプリとiOS(iPhone)向けのアプリがあります。
iPhoneアプリまたはAndroidアプリのどちらを開発するのかで、使用するパソコンのOSもMacなのかWindowsなのかと変わってきます。
そのため、開発時にはどちらのアプリを作るかをまず選び、目的に沿ったパソコンを準備しましょう。
スマホアプリ開発に必要なパソコンのスペック
スマホアプリ開発に必要な最低限のパソコンのスペックは以下の通りです。
CPU | Corei5 以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | 256GB以上(SSD) |
CPU | Corei5 以上 |
---|---|
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | 256GB以上(SSD) |
CPUは最低でもCorei5以上のものを選びましょう。値段は上がりますがCorei7があれば快適に作業をすることができます。Macを使って開発する場合はM1チップ搭載の機種を選択すれば大丈夫です。
メモリについては8GB以上であれば問題ありませんが、16GB以上にしておけば、余裕を持ってストレスなく作業ができるでしょう。ストレージについてもSSDで256GB以上あれば問題なく作業をすることが可能です。
Macについては、よほどの重い処理をしない限り、現行モデルを選んでおけば十分の処理能力を持っているので問題ないです。
紹介したスペックを満たしていれば問題なく、スマホアプリの開発に専念することができるでしょう。
仕様書
仕様書とは、簡単にまとめるとスマホアプリの設計図みたいなものです。
例えば「アプリのボタンをタップしたら次のページへ移動する」といった作りにしたい場合、以下のようなことを仕様書で決めておく必要があります。
- ボタンをどこに配置するか
- ボタンの色や大きさ
- ボタンをタップした際の処理(ボタンがへこむのかなど)
仕様書をしっかり作成しておかないと、開発中にトラブルが生じることがよくあります。 そのため、品質の高いアプリを作るために仕様書はとても重要なものとなります。
テスト用の端末
スマホアプリ開発ではテスト用端末を準備しておきましょう。 実際にスマホを操作してみてアプリが動くかどうかを確認する必要があり、想定どおりに動作しない部分は修正しなければなりません。
スマホアプリ開発の手順
まずは、スマホアプリ開発のイメージをつかむためにも、開発手順に沿ってやるべきことを簡単に解説していきます。開発会社に依頼する場合も、個人で自作する場合も大きくは変わりませんが、基本的な手順は以下の通りです。
- アイデア・企画・設計
- スマホアプリ開発の準備を整える
- スマホアプリ開発(デザイン・プログラミング)
- スマホアプリ リリース
アイデア・企画・設計
スマホアプリを開発したいと考えるからには、漠然としたものであってもアイデアや完成イメージがあるはずです。しかし、そのまま作りはじめては収拾がつかない事態に陥ってしまいます。
スマホアプリ開発の最初のステップは、しっかり企画を練って必要な要件(仕様書)や画面イメージを設計図として残しておくことです。
具体的には、スマホアプリを開発する目的、ユーザーにどのように利用して欲しいのかというゴールを明確にし、必要な機能を仕様書としてまとめていきます。
スマホアプリ画面の簡単なイメージや画面遷移などは、ワイヤーフレームという設計図を作成する場合が一般的ですが、個人で開発するのであれば紙に書いておくだけでもかまいません。
スマホアプリ開発の準備を整える
企画・設計によって具体化させたイメージを形にするには、スマホアプリ開発に必要な環境を整える必要があります。具体的に必要なものは以下の通りです。
iOSアプリ | Androidアプリ |
---|---|
インターネット環境 | インターネット環境 |
8GB以上のメモリを搭載したMac | 8GB以上のメモリを搭載したPCまたはMac |
iPhoneまたはエミュレータ | Androidまたはエミュレータ |
スマホアプリの仕様書・設計図 | スマホアプリの仕様書・設計図 |
iOSアプリを開発するにはMacが必須です。表をご覧いただければおわかりのように、AndroidアプリならMacでも開発できるため、iOS / Android両対応のスマホアプリを開発するのであれば、Macを用意しておくのがおすすめです。
スマホアプリ開発(デザイン・プログラミング)
スマホアプリ開発に必要な環境を整えたら、設計図をもとにアプリ画面のデザインを、仕様書をもとにプログラムを構築していきます。スマホアプリを開発するためには、当然プログラミングスキルが必要。プログラムを構築するための開発環境も整備する必要があります。
iOSアプリ | Androidアプリ | |
---|---|---|
主なプログラミング言語(開発言語) | Swift、Objective-C、Java | Java、Kotlin、C# |
開発環境 | Xcode | Android Studio |
スマホアプリ リリース
開発完了したスマホアプリは、テストを経た後にリリースのステップに進みます。iOSアプリの場合は「App Store」へ、Androidアプリの場合は「Google Play」へ、完成したスマホアプリをリリースするにはそれぞれへの登録が必要です。
個人でスマホアプリ開発する場合は、登録手続きは自身で行う必要がありますが、外注するケースであれば開発会社が代行してくれます。
スマホアプリ開発に必要な開発言語
ここまでの解説で、スマホアプリ開発のおおまかな流れ、各ステップで必要になるものや開発環境が把握できたのではないでしょうか?なかでも重要なのは、実際の開発ステップで必要となる「開発言語」「開発環境」です。
なぜなら、開発したいスマホアプリに応じて適切な開発言語や環境は異なるからです。目的・ゴールを達成するスマホアプリを開発するためにも、それぞれの開発言語・環境の特徴を把握し、優先的・効率的に学習を進めていく必要があります。まずは開発言語から解説していきましょう。
Swift(iOSアプリ)
Swiftとは、2014年にAppleが発表したオープンソース・プログラミング言語です。Appleが提供していることからもわかるように、iPhone / iPad / Apple Watch向けアプリ、macOS向けアプリ開発に最適なのはもちろん、一般的なWebアプリ開発にも活用される汎用的なプログラミング言語です。
2014年発表と比較的新しいモダンなプログラミング言語であるため、ソースコードが読みやすく書きやすい、不具合が起こりにくい安定性、テストを実行しやすいリアルタイム性を兼ね備えているのが特徴です。現在では、iOSアプリの新規開発のほぼ100%に「Swift」が活用されるといわれています。
Objective-C(iOSアプリ)
Objective-Cとは、1983年に登場したオブジェクト指向プログラミング言語です。C言語をベースにオブジェクト機能を持たせた上位互換言語であるのが特徴です。Mac OS XがObjective-Cで開発されたことによって一気に注目を集めたプログラミング言語です。
このことからもわかるように、Swiftが登場するまでのMac OSアプリ、iOSアプリのほとんどがObjective-Cによって開発されていた過去があります。一方、Apple製品に特化している、独特の構文・特徴を持つことから開発に不便という面があり、需要はキープしているものの今後はSwiftに取って代わられる可能性もあります。
Java(iOS / Androidアプリ)
Javaとは、古くから使われている人気の高いオブジェクト指向プログラミング言語です。最大の特徴は、JVM(Java仮想マシン)が動作するPCならなんでも使える「マルチプラットフォーム環境」の実現、業務システムや組み込み系にも使える汎用性の高さが挙げられます。
特に、Android自体がJavaで動作していることから、Androidアプリ開発にはJavaが積極的に活用されています。開発環境「RoboVM」を使って、JavaでiOSアプリを開発する場合もありましたが、RoboVMの開発が終了した現在では、JavaでiOSアプリを開発することは少なくなりました。
Kotlin(Androidアプリ)
Kotlinとは、2011年頃に登場したオブジェクト指向プログラミング言語です。JVMで動作する、Javaで記述されたプログラムと相互呼び出しできるなど、Javaと非常に親和性の高いプログラミング言語であるのが特徴。Androidアプリ開発に最適な特性を持つことにより、注目の高まるプログラミング言語です。
比較的新しいプログラミング言語でもあるため、扱えるエンジニアはそれほど多くはありませんが、Javaよりもコードがシンプルで理解しやすいため、初心者でも学習しやすいのもKotlinの特徴です。Androidアプリ開発に特化したいという方は、Kotlinの習得がおすすめです。
C#(iOS / Androidアプリ)
C#とは、C言語をベースにMicrosoftが開発したオブジェクト指向プログラミング言語です。Cがベースといっても、C / C++との互換性はなく、どちらかといえばJavaに近い性格を持つのがC#の特徴です。
Windows向けアプリはもちろん、iOS / Androidを含むスマホアプリ開発、Webサービス開発などにも多用されるマルチプラットフォーム、汎用性の高さを持ちます。
統合開発環境である「Visual Studio」が用意されており、初心者でも比較的簡単に美しいGUIを持つアプリ開発が可能です。ゲームエンジンで名高い「Unity」を活用したモバイルゲーム開発にもC#が多用されています。
スマホアプリ開発に必要な開発環境
プログラミング言語を操れるだけではスマホアプリは開発できません。スマホアプリを構築するためには、それ専用の開発環境を整える必要があります。これは統合開発環境(IDE)と呼ばれるツールをPC、またはMacにインストールし、適切に設定することで整えられます。
Xcode(iOSアプリ)
参照元:https://developer.apple.com/jp/xcode/
Xcodeとは、Appleが提供するソフトウェア・アプリケーションの統合開発環境(IDE)です。iOSアプリ開発に必要な機能がすべて揃っているのはもちろん、macOS向けアプリ、Apple Watchアプリの開発も可能。記述したソースコードをプログラムの実行をすることなくチェックできる「Playground」機能が搭載されているため、スマホアプリをスピーディーに開発できます。
ただし、MacOSにしかインストールできないことには注意が必要です。iOSアプリ開発にMacが必須である理由でもあります。
Android Studio(Androidアプリ)
参照元:https://developer.android.com/studio?hl=ja
Android Studioとは、Googleが2014年に提供を開始したAndroidアプリ開発向けの統合開発環境(IDE)です。それまではEclipse、ADTなどのツールを組み合わせて開発されていたAndroidアプリですが、現在では両ツールの開発も終了しています。事実上、Androidアプリの開発環境としては、Android Studio一択の状況だといえるでしょう。
Android Studioの特徴は、Xcodeと違ってマルチプラットフォームを実現していることです。Windowsはもちろん、macOS、Linuxにインストールして環境構築できます。iOSアプリ開発にはMacが必須ですが、AndroidアプリならWindows / Macどちらでも開発できる理由でもあります。
スマホアプリ開発におすすめのツール
個人でスマホアプリ開発する方が多いのも事実ですが、ここまでの解説でプログラミング言語を学習するのは大変、環境構築の方法がよくわからない、学習する時間がないと感じた方も少なくないはずでしょう。
そんな方であれば、簡単にスマホアプリを開発できるツールを活用するという方法もあります。以下からは、代表的ともいえるおすすめツールを紹介してきましょう。
AppGyver
「AppGyver」は、ドラッグ&ドロップで簡単にスマホアプリを開発できるツールです。現在ではERPで名高い「SAP」傘下になっており、DHLをはじめとした大手企業からも活用されるツールに成長しました。iOS / Android向けのネイティブアプリはもちろん、デスクトップ向けやテレビ向けなど、プラットフォームを問わないアプリ開発が可能です。
「タップ」「QRコードスキャン」など、考えられる限りのロジックが用意されており、ツリーを接続するだけで機能を実装可能です。呼び出したいデータソースを自由に配置でき、ピクセル単位での細かなデザインも思うまま。売上が10億ドル以下の企業であれば、完全無料で使えるのもポイントです。
shoutem
「shoutem」は、コーディングの知識がまったくない方でも簡単にiOS / Androidアプリを開発できるツールです。
作り方は簡単。アワード受賞のデザイナーが制作した多数のテンプレートから好きなものを選び、ロゴやブランドを制作、コンテンツをインポートしてリリースするだけです。「ショッピング」「学習」「ツーリスト」「ラジオ」など、用途に応じてテンプレートを選択できます。
Androidアプリ開発のみなら月額49ドル、iOSアプリも開発できる「スタンダード」なら月額79ドルで利用可能です。自分で作る余裕のない方に向けては、スマホアプリ開発を代行してくれるサービスも提供しています。アイデアを伝えるだけで、同社のデザイナーが約1週間でリリースまで担当してくれます。
SmartApps mobile
参照元:https://smartappsmobile.net
「SmartApps mobile」は、豊富な機能を持つオリジナルスマホアプリ開発を代行してくれるサービスです。予約、クーポン発行、SNS連携、動画・音楽連携など、スマホアプリの機能をモジュール化し、組み合わせることでリーズナブルな費用を実現しています。
レストラン・教育・音楽・写真・イベント・ビジネス・ブログなどのスマホアプリを100万本以上制作してきた実績を持ちます。
LITEプランなら初期制作費用1万5,000円、月額8,000円から。プッシュ通知・クーポン・専用管理画面を使えるStandardプランなら初期費用2万8,000円、月額1万2,000円から利用可能です。独自カスタマイズが可能なCUSTOMIZEプランも用意されています。
GameSalad
「GameSalad」は、ゲーマーから開発者へを合い言葉に、コードを使わないビジュアルプログラミング中心でゲームを開発できるプラットフォームです。
2010年の提供開始以来、世界中で使われてきたGameSaladは、App Storeのトップ100ゲームのうち75ゲームの開発に使われているとも言われています。本格的なスマホゲームを開発できるポテンシャルを持っています。
開発したゲームをデスクトップやビューワーでチェックしたり、「GameSalad Arcade」に公開できる「Basic」のほか、チュートリアルでゲーム開発を学べる「Home Edu」プランを用意。iOS / Androidゲームアプリを開発してstoreに公開できる、月額25ドルの「GameSalad Pro」プランも利用できます。
Yappli
参照元:https://yapp.li
「Yappli」は、ユーザーニーズに応じたスマホアプリ開発から運用・分析まで、オールインワンで提供するアプリプラットフォーム・スマホアプリ開発代行サービスです。
40以上の機能と柔軟な外部サービス連携が可能なプラットフォームをベースに、個別ニーズに対応するネイティブアプリ開発を依頼できます。
EC・店舗 / オムニチャネル・BtoB・社内利用・エンターテインメント・スクールアプリをはじめとした500以上の導入実績を誇り、運用・分析にもとづいた成長支援も提供可能です。初期制作費用 + 月額費用となる料金体系も、ユーザーニーズに応じて適切に提案してくれます。
個人でスマホアプリを開発するためのプログラミング学習方法
知識がなくてもスマホアプリが開発できるツールは存在しますが、やはりプログラミングができる方が、自分の思い通りのスマホアプリを開発することができます。 これから個人でスマホアプリ開発をしたい方に向けて、スマホアプリ開発のためのプログラミングの学習方法についてここでは3つ紹介します。
- 独学で勉強する
- スクールで学ぶ
- 業務で経験を積む
独学で勉強する
スマホアプリ開発するためにプログラミングを独学で勉強する方も多いと思います。最近では、プロゲートなどの様々なプログラミング言語に対応した学習サイトがあるので、プログラミング学習サイトを活用するのもおすすめです。
ネット上の学習サービスで勉強すれば、費用も安く抑えることができ、隙間時間など好きな時間に勉強することができます。
しかし、分からないことがあっても周りに教えてくれる人がいないので、問題を解決するのに非常に時間がかかるのに加え、モチベーションの維持が難しいです。時間に余裕がある方や、モチベーションの維持が得意な方は独学で学習をしてみてもいいでしょう。
スクールで学ぶ
プログラミングを習得するのに1番の近道は、スクールで学ぶことです。作りたいアプリを作成するために、どのプログラミング言語を学習する必要があるかわかったら、その対象の言語を教えているスクールを探しましょう。
プログラミングスクールには、さまざまな種類があり、スクールによっては、アプリ開発を専門に扱っているコースもあるので、検討してみると良いでしょう。
業務で経験を積む
スマホアプリ開発に興味がある方は、実際にアプリ開発を専門にしている会社に就職してもそこで開発経験を積みつつ学習していくのもいいでしょう。 業務でアプリ開発の知識やスキルを習得した上で、自分で作りたいスマホアプリを開発するのも1つの手です。
高機能スマホアプリを開発するには?
インストールしたスマホ端末のみで動作する「クライアントアプリ」なら、比較的簡単にスマホアプリを開発できますが、サーバとの通信が不可欠ならバックエンド環境も用意しなければなりません。
クラウドツールでスマホアプリを作ればバックエンド環境も必要ありませんが、機能が制限されてしまうケースも少なくありません。
独自のサービスをユーザーに提供したい、高機能なスマホアプリを開発したいニーズがある場合は、ゼロから自作するのは非常に難しい面があることも事実です。高機能なスマホアプリを開発したいというケースなら、アプリ開発会社と協働するのがおすすめです。
スマホアプリ開発の費用相場は?
それでは、アプリ開発会社にスマホアプリ開発を依頼した場合、気になる費用相場はどの程度なのでしょうか?
もちろん、どのようなアプリを開発するかによって費用相場は大きく異なります。たとえば、海外の例にはなりますが「MLSDiv」の調査結果によれば、カメラアプリなどの単機能アプリで約150万円程度、Uberなどのオンデマンドアプリになると500万円以上の開発コストがかかる場合もあるようです。
参照元:データ参考:https://mlsdev.com/blog/app-development-cost
参考情報として、日本におけるスマホアプリ開発費用は、約250万円程度が平均だといわれています。
まとめ
スマホアプリ開発の方法がわからない、そんな企業・店舗の方に向け、本記事では開発言語や環境を含めたスマホアプリ開発に必要なもの、開発の手順、おすすめツールや外注した場合の費用相場などを解説してきました。
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