スマホアプリ開発ツール13選【選び方も解説】

更新日:2021年05月31日 発注カテゴリ: スマホアプリ開発
スマホアプリ開発ツール13選【選び方も解説】

スマートフォンのアプリは多くの人が毎日いろいろ使っていますが、もしそれが自分の手で作れたら素晴らしいと思いませんか?現在では難しいプログラミングも必要なく、簡単に無料でアプリ開発できるツールも登場しています。これらを活用すれば、一定の環境と基礎知識のみで簡単なアプリなら初心者でも作ることができます。ここではスマホアプリをはじめて作成する人のために、知識や選ぶポイント、おすすめのツールを紹介します。

アプリ開発の基礎知識

アプリ開発はまったくはじめてという人でも、簡単な基礎知識を身につければグッと理解が深まります。 まずは押さえておくべき3つの基本を解説していきましょう。

基本1:どんなアプリがあるの?

スマホアプリといってもその内容は実に様々です。 言ってしまえば、スマートフォンで動くアプリケーションはすべてスマホアプリと言えます。まずは大きな種類で分けてみましょう。

「Webアプリ」はスマートフォンのWebブラウザを立ち上げて、その中で動かすアプリです。 YouTubeなどがこれにあたります。

これに対して一般的に「スマホアプリ」と呼ばれるものは、スマートフォン本体にインストールしてそこで動かすものになります。 とても多くの人が使っているLINEもスマホアプリの代表格であり、はじめて使うときに自分のスマホにインストールし、設定した記憶があるでしょう。

少々異なる種類としては「デスクトップアプリ」があり、これはパソコンにインストールして使うものです。 Microsoft Officeなどをスマートフォンから使用する人も増えました。

こうした種類は開発においても環境や条件がまったく変わってくるため、まずはざっくり違いを覚えておいてください。

基本2:どんなプログラミング言語があるの?

機器を稼働させるために処理の命令を組むのがプログラミングですが、動かしたい機器が理解できる言葉でなければ通じません。 これをプログラミング言語と言いますが、アプリの種類によって必要となるプログラミング言語が異なります。

もちろん近年ではプログラミング言語の知識がなくても開発できるツールもありますが、本来どのような言語が使われているかは押さえておきましょう。前述した種類別に主なプログラミング言語を挙げておきます。

  • Webアプリ:Ruby/PHP/Python/JavaScript
  • スマホアプリ:【iOS】Swift,【Android】Kotlin/Java
  • デスクトップアプリ:【Windows】C#/C++,【Mac】Swift/Objective-C

Webアプリ以外はOSによって使われる言語が異なることがわかるでしょう。 こうした各言語を習得するのはそう簡単なことではなく、もちろんエンジニアとしてプロフェッショナルを目指すなら、必要な言語をしっかり学ぶ必要があることを理解しておいてください。

ノーコード開発ツールとは?

近年、プログラムなどしたことがない初心者が、スマホアプリを開発できる環境が提供されるようになったのは事実です。 前述した言語などを考えると、どうしてそんなことができるようになったのかとても不思議に感じるでしょう。

スマホにおいてプログラミングの門が広くなった理由は、「ノーコード」と言われる開発ツールが登場したためです。 ノーコード、つまりコーディングが必要ない開発ツールはその名の通り、プログラミングの知識がなくても、誰もが簡単にプログラムを組めるようになっています。

ちょうどオモチャのブロックのように一つひとつのコードが部品化されていて、それらを適切に配置して組み合わせると、完成品にできる仕組みです。 これならプログラミングの詳しい知識は必要ありませんし、誰もが楽しく理想とするプログラムを組むことが実現します。

具体的な作業としては、すでに完成しているパーツやテンプレートをドラッグ&ドロップで組み合わせるだけであるため、完成形のイメージに近いものがスピーディーに作れるのも魅力です。 初心者だけでなく、プロが開発工数を格段に短縮できるのも大きなメリットです。

ノーコードが注目されるようになったワケ

スマホアプリに限らずノーコード開発ツールには全世界から高い期待が寄せられ、現在もどんどん広がりを見せています。

なぜそこまでノーコードに注目が集まるようになったかといえば、エンジニアでなくてもWebサービス開発などが可能となるからです。 もし、外部に依頼せず自社でプログラムが組める部分が出てくれば、その分コスト削減にもつなげることができますし、急を要する状況でも対応が容易になるという利点もあります。

また、リモートワークが拡大するタイミングで業務をオンライン化するのにも役立ちますし、すでにオンラインサービスが開始されている中でも連携がしやすいというのもメリットです。 専門知識から離れ、属人化を予防し、時間や費用といったコストの圧縮にもつなげられるノーコードは、企業にとって大きな武器と言えるでしょう。

逆にいえば、今、個人としてそうしたツールを使い慣れておけば、大きなアドバンテージになります。

スマホアプリ開発の流れ

それでは具体的にどのようにスマホアプリ開発を進めていけば良いか、ざっくり流れをまとめておきましょう。 実際の作業はツールをうまく利用すれば良いですが、それ以前に固めておくべき内容があります。

便利なツールがあるからといって、それだけで理想的なアプリが組めるわけではありません。 全体の流れはスマホアプリに限らずプログラム制作に通じる基本であるため、ぜひ押さえておいてください。

ステップ1:要件定義

要件定義というと難しく感じますが、シンプルにいえば「どんなアプリにするか」を決めるということです。 開発の目的や必要な機能、なくてはならないものがなんなのかを明確にしましょう。

ステップ2:基本設計

デザインの詰めですが、デザインといっても見た目のイメージを指すわけではなく、プラットフォームの選定なども含めた全体設計です。 どのような機能にするか、どのような画面にするかなどを決めましょう。

ステップ3:詳細設計

プログラミングができるレベルに落とし込む段階です。 動作の非常に細かい部分まですべて決定する必要があります。

ステップ4:開発

すべて詳細設計にもとづき、実際に作業を行います。 ここで急な変更などをするとトラブルの原因になるため、設計段階ですべてしっかり詰めておいてください。

ステップ5:テスト〜申請・審査〜リリース

プログラミングが終わったらそれで完成ではなく、しっかり動作確認をするためテストを繰り返します。 どんな環境でも正常に稼働するか、設計通りの動きをするかを手順に従ってチェックし、機能も見た目もすべて実機で確認しましょう。

自分がユーザーとなったつもりで使ってみるのが一番です。 問題がすべてなくなり、正常に安定的な動作が確認できればリリースの申請を行います。

それぞれに決まった手続きを踏み、審査に通れば晴れてリリースとなります。

おすすめアプリ開発ツール13選

早速、おすすめのアプリ開発ツールを紹介します。 できる限り無料でノーコードのものを厳選しましたが、どうしてもすべてがノーコード、無料というわけにはいきませんでした。

ただし、わかりやすく使いやすい、比較リーズナブルと定評のあるツールを選んで紹介しています。 参考にしてみてください。

appgyver Composer Pro

無料で会員登録し、公式チュートリアルから使い始めることができます。

基本的にUIコンポーネントからドラッグ&ドロップで簡単に画面を作成可能であり、画像やテキスト、ボタンのほか検索バーやスクロールビューなども配置し、色やサイズ、フォント、位置も細かく調整可能です。 appgyverの公式アプリを使えば、実装中のアプリでも手元で確認することができます。

ノーコード可能
種類Web/スマホ/デスクトップ

appypie

無料で試すことができますが、基本は月額1,800円となります。

キャッチコピーは「アプリ開発なんて朝めし前」で、デザイン知識もプログラミング知識もなく、少ない動作でアプリ開発ができます。 カテゴリと基本レイアウトを選択し、デモを見ながらテキスト変更や色、写真、リンクなどを追加するだけです。

ノーコード可能
種類Web/スマホ(プランによってAndroidのみ)

bubble

アカウントを作成すれば、無料から使うことができます。 操作方法がわかりやすく種類豊富で、ノーコード開発ツールの中でトップクラスの知名度を誇ります。

グラフィックをドラッグ&ドロップするだけでポップアップ表示なども含め、自由に設定できるのが特徴です。 WebアプリのCPU使用率やページビューのチェックなども可能であり、顧客行動測定などビジネスにも役立ちます。

ノーコード可能
種類Web/スマホ

Adalo

GUIをPowerPointのように直感的に操作できるツールです。 無料で利用可能ですが、月額課金の有料ユーザーになればストアへの公開も自動で実行してくれます。

画面レイアウトなどは一からカスタマイズも可能ですし、頻度の高いユースケースに合わせたテンプレートも用意されているので安心です。 配色やレイアウトなどを自動で最適化してくれるため、初心者でも簡単に作成することができます。

ノーコード可能
種類Web/スマホ

JointApps

「ブロックをつなげる」という、とても視覚的で簡単なプログラミングツールです。 タブレット1台で簡単に「作る」と「使う」を楽しめるのが特徴となっています。

パズルのように組み合わせればオリジナルのプログラムが作れるため、まさに初心者向けと言えます。 また要件定義やロジカルな設計など必要な知識を養うこともできるため、これからプログラムの勉強を始めたい人のスタート教材にもなるでしょう。

ノーコード可能
種類スマホ

buildbox

コーディング不要で2D、3Dのモバイルゲームが作れると話題になった無料から使えるツールです。 まさかノーコードでゲームまで作れる時代になりました。

「スマートアセット」「ブレインボックス」などレイヤーで機能が指定されており、使用アイテムをタップするだけで配置するなど簡単な操作も特徴です。 実際にbuildboxで作られたゲームアプリが公式サイトに100種類以上公開されています。

ノーコード可能
種類スマホ

Glide

登録すれば無料でGoogleが提供するスプレッドシートからアプリを作成できます。 手軽にシステム開発できるノーコードツールであり、普段、仕事で使っているスプレッドシートをGlideにインポートするだけでアプリを自動生成することが可能です。

自動生成されたものを見ながら画面スタイル8種類の中から実装したい画面レイアウトをタップし、必要なUIや部品を組み込めば完成します。

ノーコード可能
種類スマホ

AppSheet

スプレッドシートなどにデータを用意すると、それをもとにある程度ベースが作られ、それを編集する形でUXや動作などをカスタマイズし公開できます。 Freeは無料で利用できますが、オフラインは不可、サインインでの利用不可などいくつか制限があります。すべて英語表記です。

ノーコード可能
種類スマホ

Monaca

日本発、無料から使える人気のツールですが、HTML/CSSやPHPの基礎知識をもとにするため、ノーコードというわけではありません。 Web開発の知識がある人が、それを活かしてアプリ開発をする際にはピッタリでしょう。

ノーコード不可能
種類Web/スマホ/デスクトップ

SmartAppsMobile

クーポンや来店スタンプ、レストラン予約や料理注文など、実店舗運営に特化した機能を充実させているのが特徴です。 タイトルロゴや各種アイコン、メニューのオリジナル制作にも対応し、店舗の独自性をアピールできるアプリが制作できます。各種SNSとも連携可能で、投稿を自動反映することができます。

ただし、初期費用が15,000円からかかり、最低限の機能のライトプランでも月額8,000円からとなっています。

ノーコード可能
種類スマホ

Appery

クラウド型開発ツールとなっっており、テンプレートからドラッグ&ドロップで簡単にアプリ作成可能です。 無料ではなく月額70ドルからとなっていますが、チームによる作業にも対応し、権限の割り振りやバージョン管理などもできるため、プロジェクト単位でも利用可能なのが特徴です。

コミュニケーションや情報共有などプロジェクト管理ツールとしても機能します。ただし、英語表記となります。

ノーコード可能
種類スマホ

Xcode

Apple社がリリースしている開発者向けツールですが、非常にわかりやすく作られており、はじめて触る場合でも完成まで持っていけるよう設計されているのが秀逸です。 XcodeがなければiPhoneアプリは作れませんし、iPhoneやMac向けアプリを制作するなら必携のため、ぜひ使えるようになっておきたいツールです。

ノーコード不可能
種類スマホ(iOSのみ)/デスクトップ(Macのみ)

Visual Studio Community

個人であれば無料で使用可能であり、商用でもPC250台未満で年商1億円未満の企業や団体であれば5名まで無料で利用可能です。 Microsoftが開発・販売している統合開発環境であるMicrosoft Visual Studioと同様の機能を持ちます。

ただし、こちらは初心者というより開発者のステップアップや効率アップに向くツールと言えます。

ノーコード不可能
種類スマホ/デスクトップ(Windowsのみ)

無料アプリ開発ツールを選ぶ際の注意点

無料プランの場合、機能に制限がかけられている場合もあります。 使い始めてから結局用に足りないとなると、改めて有料プランに移行しなければならない場合もあるのです。

スムーズに移行できれば良いですが、一から契約をやり直しになることも少なくありません。 サポートが英語のみのものも多いため、どこまで利用可能なのか事前にしっかり確認してください。

また、個人利用は無料でも、企業や団体の場合は条件が課せられている場合もあります。 規約違反などにならないよう、ルールもきちんと理解したうえで使い始めることが大切です。

まとめ

スマホアプリを開発するのにプログラミング知識が必要ない時代となり、初心者にも広い可能性が見えてきています。 外注コストが捻出できず業務をオンライン化しにくかった企業でも、自社内で簡単に作業ができれば業務効率化が一気に図れる期待があるでしょう。

ただ、この記事で述べたように、ツールと環境さえあれば自動的にアプリが作れるわけではありません。 一定の知識を身につける必要はありますし、何を目的としてどのような機能を持たせるか、要件定義を事前にしっかりすることが重要です。

スマートフォンが生活でも業務でも必須になった現在、アプリ開発の技術は大きなアドバンテージになります。 ぜひ積極的に活用し、業務の幅を広げましょう。

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