アプリ開発費用|個人で自作すると?開発の手順・ポイント・ツールも紹介!

更新日:2021年02月16日 発注カテゴリ: スマホアプリ開発
アプリ開発費用|個人で自作すると?開発の手順・ポイント・ツールも紹介!

Webアプリ、業務アプリなど、アプリにもさまざまな種類がありますが、普段の生活にスマートフォンが欠かせない現代では、アプリ = スマートフォンアプリを思い浮かべる方がほとんどでしょう。「生活や仕事に役立つこんなアプリがあったら」など、具体的なアイデアを持つ方であれば、個人でアプリを自作・公開したいと考えているかもしれません。しかし「アプリを自作する費用は?」「開発の手順は?」「個人でもアプリ開発できる?」などの疑問を抱える方も少なくないはずです。そこで本記事では、個人でアプリ開発したい方に向け、自作した場合にかかる費用、手順、注意ポイントなど、アプリ開発の基本を解説するとともに、アプリ開発におすすめのツールも紹介していきます。

個人でもアプリ開発できる?

本記事がメインに紹介するアプリ = スマートフォン/タブレットアプリは、大きく「iOSアプリ」「Androidアプリ」に分類できます。グローバルが対象になる巨大なアプリ市場には、規模の大小を問わないさまざまな企業が参入していますが、アプリストアを検索すれば、個人開発者も数多く名を連ねているのがわかるでしょう。つまり、個人が開発したアプリを一般に公開するのは、現代では当たり前ともいえることなのです。

ただし、InstagramやTwitterのような巨大アプリを個人で開発するのは現実的ではありません。グラフィックの作り込まれたゲームや、多数の機能を搭載したアプリも、自作するのは不可能ではないかもしれませんが、それなりのスキル・知識・開発費用が必要でしょう。アプリ開発初心者であれば、機能を絞り込んだシンプルなアプリをじっくり自作するのがおすすめです。

アプリ開発費用:個人で自作した場合

それでは、個人でアプリ開発するには、どのような費用がいくらくらい必要なのでしょうか?アイデアをある程度反映させたアプリを自作できるようになるまで、必要だと想定される費用を挙げてみましょう。

項目 概要 概算費用
開発環境の整備 PC / Mac 50,000〜200,000円
Android / iPhone 30,000〜100,000円
開発ツール 無料〜月額課金
スキル習得 書籍 実費
プログラミングスクール 150,000〜300,000円
オンラインスクール 150,000〜300,000円
サーバ環境 mBaaS(クラウドサービス) 無料〜月額従量
VPS(仮想専用サーバ) 月額700円〜
AWS(パブリッククラウド) 構成に応じた従量料金
リリース App Store登録費 $99(年間参加料)
Google Play登録費 $25(初回登録費)

個人でアプリを自作するのに、すべての費用が必要というわけではありませんが、ゼロからはじめる方のケースで想定してみました。もちろん、どのようなアプリを開発するのか?どのような方法で自作するのか?など、複数の要因で費用は変動します。

アプリ開発費用:アプリ開発会社の費用相場

一方、アプリ開発をアウトソーシングした場合は、どの程度の費用がかかるのでしょうか?どのようなアプリを開発するかによっても費用は大きく変わりますが、ESPN、マクドナルドなどを手がけるWeb & モバイルソリューションカンパニー「MLSDiv」が調査した、アプリ開発の費用相場を紹介しておきましょう。

タイプ 開発費用相場
機能特化アプリ(カメラなど) 150万円
データ連携アプリ(カレンダーなど) 150万円〜
会員アプリ 300万円〜
SNSアプリ 220〜1,200万円
eコマースアプリ 350〜1,700万円
オンデマンドアプリ(Uberなど) 500〜700万円
マーケットプレイスアプリ 1,200万円〜

エンジニアの人件費が高い海外企業の調査であるため、日本での相場よりもやや高めかもしれません。正確な統計があるわけではありませんが、一般的に、日本でのアプリ開発費用平均値は、約250万円程度だともいわれています。

アプリ開発の費用相場っていくら?【ジャンル別で解説】では、ジャンルごとに、更に詳しく紹介しているので参考にしてみて下さい。

一般的なアプリ開発の手順・ステップ

個人で自作する、アプリ開発会社に依頼する、それぞれの場合で開発費用が大きく異なることが理解できたのではないでしょうか?では、開発費用が異なる分、アプリ開発の手順も大きく異なるのでしょうか?実は、個人でもアプリ開発会社でも、開発の手順・ステップはほとんど変わりません。そのため、個人でアプリを自作するうえでも、一般的な手順を把握しておくことは重要です。

要件定義

まず最初に行われるのは、どのようなアプリを制作したいのかを明確にし、目的に応じて必要な機能を洗い出す「要件定義」です。アプリ開発のもっとも重要なフェーズであり、クライアント・開発会社双方の認識にズレが生じないよう、綿密なコミュニケーションが必要です。プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーといったチームを統括するエンジニアが担当します。

基本設計・詳細設計

要件定義に従い、インターフェースを含むデザイン面、機能面の骨格を決める「基本設計」、基本設計をもとにした、プログラマーへの指示書・設計図ともいえる「詳細設計」を行います。基本設計の段階で、イメージのズレがないかどうか、クライアントとの打ち合わせを重ねるのが一般的。プロジェクトリーダー、システムエンジニアなどが担当します。

開発・プログラミング

詳細設計が出来上がったら、実際の開発・プログラミングが開始されます。Androidアプリの場合であれば「Java」「Kotlin」など、iOSアプリであれば「Swift」などを使い、プログラミングを進めていきます。システムエンジニアを中心に、複数のプログラマーがアサインされる場合が多いようです。

テスト・リリース

出来上がったアプリが設計通り、想定通りに動作するか?テストを実施します。このフェーズはテスターと呼ばれるエンジニアが担当する場合がほとんど。動作に問題がなければ「App Store」「Google Play」にアプリを登録・リリースです。

ここまでのステップで、多くのエンジニアがプロジェクトに携わっているのが理解できたでしょう。アプリ開発費用の多くの部分は人件費であるため、開発期間が長くなればなるほど、参加するスタッフが多くなればなるほど、開発費用が高くなる仕組みなのです。

個人がアプリを自作する手順・ステップ

それでは、個人がアプリを自作する場合の手順・ステップを見ていきましょう。基本的な手順はアプリ開発会社とそれほど変わりませんが、「すべての作業・ステップは自分ひとりで行う」のが大きな違いです。

アイデア・企画・設計

一般的なアプリ開発手順の「要件定義」「基本設計・詳細設計」にあたるフェーズです。自分で設計して自分で開発するため、詳細設計の部分はいらないかもしれませんが、個人であってもアプリ開発におけるもっとも重要なステップであることには違いありません。目的・必要な機能を洗い出したうえで、アプリの最終的な出来上がりを想定しながら、手書きスケッチでイメージしていくといいでしょう。

開発環境の整備

企画・設計と同時に進めておきたいのが、アプリを自作するための開発環境整備です。たとえばAndroidアプリの開発は、最新のWindowsが問題なく動作するPCがあれば、別途用意する必要はありません。しかし、iOSアプリも開発したいならMacが必要です。自作したアプリをテストするためのAndroid / iPhone端末も用意しておきたいところですが、エミュレータを活用するのであればなくてもかまいません。あとは、インターネット環境と開発ツールがあればアプリ開発に取りかかれます。Android  / iOSアプリを自作するのに必要なものを整理しておきましょう。

Androidアプリ iOSアプリ
インターネット環境 インターネット環境
PCまたはMac(メモリ8GB以上) Mac(メモリ8GB以上)
Java Development Kit(JDK) Xcode
Android Studio iPhone端末(あれば)
Geny Motion(エミュレータ)  
Android端末(あれば)  

開発・プログラミング

最低限、Java、Swiftのプログラミングスキルがあれば、環境が整い次第、開発に取りかかれます。エミュレータ、スマートフォンを活用しながら、動作チェックするのも忘れないようにしましょう。最初から完璧なアプリを開発できるわけではありませんので、とにかく手を動かして自作してみるのが重要です。

ただし、プログラミングの知識がまったくなければ、別の方法を探るしかありません。ひとつは、知識・スキルを習得する時間を取ることです。アプリのノウハウ系情報は比較的見つけやすいため、Webサイトを地道に探す、あるいはスクールを活用するのがいいでしょう。プログラミングの知識がなくてもアプリ開発できる、クラウドツールを活用するのも方法です。

開発・制作したアプリのリリース

開発・テストが完了した自作アプリは、リリースするために「App Store」「Google Play」に登録しなければなりません。上述したようにそれぞれの登録費用は「$99」「$25」ですが、Google Playが初期費用のみなのに対し、App Storeは$99を毎年支払う必要があります。手続関連もApp Storeの方がやや煩雑かもしれません。

アプリを自作する際のポイント

ここまでで、個人がアプリを自作する際に想定される費用、開発・制作のおおまかな手順・ステップを解説してきました。アプリ開発の概要がだいたい把握できたかと思いますが、アプリを自作する際に知っておきたい、気を付けておきたいポイントはまだまだあります。重要だと思われるポイントに絞って解説していきましょう。

プログラミングスキル・知識は必要?

個人がアプリを自作する手順でも触れましたが、プログラミングのスキルがなくても、ブラウザでパーツをドラッグ&ドロップするだけでアプリを制作できるツールが存在します。こうしたクラウドツールを活用すれば、プログラミングスキル・知識がなくてもアプリを自作するのは可能でしょう。

ただし、テンプレート・パーツを組み合わせてアプリを制作するため、オリジナルなアプリを開発できるとはいい難い面があります。どのようなアプリを開発したいかにもよりますが、Java / Kotlin / Swiftといったプログラム言語のスキル・知識、Android Studio / Xcodeといった開発ツールの使い方は身に付けておいた方がベターです。

アプリのバックエンドはどうする?

シンプルなアプリを開発したいなら、ユーザー側のみで完結するクライアントアプリを自作する方法があります。しかし、プッシュ通知を送りたい、アプリのログを取得したい、ユーザー間のコミュニティ機能を実装したいなどのニーズがあるなら、サーバ環境(バックエンド開発)が必要です。

こちらも、どのようなアプリを開発したいかによって異なりますが、サーバ環境が必要なら「mBaaS(mobile Backend as a Service)などのクラウドサービス」「VPS(Virtual Private Server)などのホスティングサービス」「AWSなどのパブリッククラウド」を活用してバックエンド開発する必要があります。

リリース後のユーザーサポートは?

単純にアプリを公開・リリースするだけでは、ユーザー満足度を高めるのは困難です。アプリ内にメーラーへのリンクを埋め込むなど、利用してくれるユーザーをサポートする仕組み作りを検討しなければならないでしょう。もちろん、問い合わせ対応を迅速に実行する体制作りも必要です。

開発者に問い合わせできない、しかし、アプリの不具合や疑問点があるなどの場合、App Store、Google Playのレビュー欄が荒れる傾向にあり、評価が下がる = 利用するユーザーが躊躇してしまうなど、数多くの弊害が発生してしまいます。

アプリ開発におすすめのツール:アプリ開発ツール

上述したように、オリジナルアプリを自作するには、一定以上のプログラミングスキル・知識が必要です。しかし、個人でオリジナルアプリを自作できるスキル・知識を習得するには、それなりの時間・費用が必要です。アプリ開発がどんなものなのか?まずはクラウドツールで体験するのもひとつの方法です。以下からは、気軽にアプリを自作できる、おすすめのアプリ開発ツールをいくつか紹介していきましょう。

Monaca

HTML / CSS / PHP / JavaScriptといった、Webコーディングのスキル・知識のある方に最適なアプリ開発ツール。クラウドを活用したプラットフォームのため、スマートフォンアプリ以外にもデスクトップアプリ、Webアプリの開発が可能。トレーニングを含む開発支援も提供しており、14日間の無料トライアルも利用できます。

appypie

「レシピ」「アニメーション」「スポーツ」「データベース」「辞書」「グループチャット」など、さまざまな分野に対応したアプリメーカー(テンプレート)が用意され、プログラミングの知識がなくても簡単にアプリを自作可能。Androidアプリに対応した「ライト」「プレミアム」のほか、iOSにも対応する「ビジネスプロ」プランが用意されています。

appery.io

海外サービスのため、英語が苦手な方にとっては使い勝手に難がありますが、ブラウザでパーツをドラッグ&ドロップするだけで簡単にアプリを自作できる開発ツールです。API・データベース設定にも対応するため、手軽に業務アプリを自作してみたい、という方に最適。開発者数、制作できるアプリ数、サービスに応じた各種プランを選択できます。

アプリ開発におすすめのツール:バックエンドサービス

クラウド型のアプリ開発ツールを活用すれば、サーバ環境を別途用意する必要はありませんが、上述したように、ツールで制作するアプリには自由度に制限があるほか、実装したい機能に対応しないケースも少なくありません。自由度の高いオリジナルアプリを自作するには、サーバ環境の整備も不可欠です。以下からは、用途に応じてサーバ環境構築に活用したい、バックエンドサービスを紹介していきます。

Firebase

mBaaSであるFirebaseは、その名の通り「モバイルアプリのバックエンド機能をクラウドで提供する」サービスです。現在はGoogleからサービスが提供されており、リアルタイムデータベースでの同期、Googleアナリティクス、クラウドメッセージ、認証などが統合されているのが特徴。面倒なサーバ管理・保守の手間を省け、無料で使えるのもポイント。従量制の拡張機能も用意されています。

さくらのVPS

月額約700円からという、コストパフォーマンスに優れた「VPS(仮想専用サーバ)」サービスを提供しているのが、さくらのVPSです。シンプルなコントロールパネル、スタートアップスクリプト、パケットフィルタ機能が搭載され、初心者でも使いやすいのがポイント。規模の応じた拡張にも柔軟に対応できるため、個人がアプリに最適なバックエンドを開発するのにも有効です。

AWS

個人が自作したアプリには、Too Muchかもしれませんが、利用者が拡大してアプリ・サービスの機能を充実させたいときに活用したいのが、パブリッククラウドの代表「AWS」です。ニーズに応じて選べるサービスが100種類以上用意されており、実装したい機能に応じて組み合わせるのも自由自在。使った分だけの従量料金制が採用され、トラフィックに応じてスケーリングするのも簡単です。

個人で自作?アプリ開発会社に依頼?

ここまでで、アプリ開発にかかる費用、開発の手順、注意すべきポイント、おすすめツールなど、個人がアプリを自作する際に知っておくべき要素を紹介してきました。どのようなアプリを作りたいのか?作りたいアプリの機能は?開発の難易度は?など、さまざまな要素で必要な環境、自作の方法などが異なることがおわかりでしょう。

もちろん、プログラミングのスキル・知識さえあれば、難易度の高いアプリでも自作できるかもしれません。しかし、知識を習得する「時間・コスト = 自分自身の人件費」を考えれば、状況に応じて個人での自作を選ぶか?アプリ開発会社に依頼するか?使い分けるのが得策です。アプリ開発会社なら、アイデアが陳腐化しないうちに「アプリという具体的な形」を実現できるのもメリット。ビジネス用途であればなおさらです。

レベニューシェアという選択肢も

アプリ開発会社に依頼したいものの、開発費用の捻出が難しい、と考える方であれば「レベニューシェア」を検討するのもひとつの選択肢です。レベニューシェアであれば、クライアントである自分自身と開発会社で「アプリ開発・運用費用」を分担できます。アプリとして成功する確率の高いアイデアなのであれば、積極的に活用していきたい方法です。

ただし、レベニューシェアに対応する開発会社はそれほど多くありません。リスクを分担する開発手法のため、相手の開発会社が「信頼できる存在」なのか?充分に見極める必要もあるでしょう。

まとめ

個人でアプリを自作する、一見すると非常にハードルが高いように思われますが、決してそんなことはありません。ただし、自作を検討する個人の知識・スキルによって、アプリの完成度が大きく異なるのも事実です。重要なのは、どんなアプリを作りたいのかを明確にし、要件・状況を総合的に見ながら、自作するか?アプリ開発会社に依頼するか?適切な開発方法を判断することです。

しかし、仮に開発会社に依頼するとなっても、多種多様なアプリ開発会社が存在する中、相談先を絞り込むことさえ難しいと感じるかもしれません。「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、優良なアプリ開発会社会社をスピーディーに探せます。複数の会社に無料で相談できるのもポイントです。アプリ開発会社の選定に迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

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