iPhoneアプリの開発費用相場をジャンル別に紹介!内訳や開発費を抑える方法も紹介

株式会社CHEAT
監修者
株式会社CHEAT セールスマネージャー 北居洋平
最終更新日:2024年05月21日
iPhoneアプリの開発費用相場をジャンル別に紹介!内訳や開発費を抑える方法も紹介
この記事で解決できるお悩み
  • iPhoneアプリの開発費用相場とは?
  • iPhoneアプリの開発費内訳とは?
  • iPhoneアプリの開発費を抑える方法とは?

iPhoneアプリ(iOSアプリ)の開発費用は、アプリの種類や搭載機能数によって異なります。開発費はどのような内訳で構成されているのでしょうか。

この記事を読むと、iPhoneアプリの開発費用相場や開発費の内訳、開発費を抑える方法などについて理解できます。最後まで読めば、アプリを開発する流れがわかります。

iPhoneアプリの開発を検討している方、iPhoneアプリ開発の依頼先を探している方は、ぜひ参考にしてください。

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iPhoneアプリの開発費用相場【アプリ別】

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iPhoneアプリの開発費用は、アプリの種類によって開発費の相場が異なります。自社でiPhoneアプリを開発する場合、開発ツールの導入やテスト環境の整備など、多くの準備をしなければなりません。

費用を抑えてiPhoneアプリを開発するには、アプリ開発会社へ依頼するのが無難です。以下7種類のiPhoneアプリ開発を依頼した場合の開発費用に関してまとめました。

  • ECアプリ
  • メッセージ系アプリ
  • カタログ系アプリ
  • 管理ツール系アプリ
  • SNS位置情報系アプリ
  • ゲームアプリ
  • マッチングアプリ

ECアプリ

ECアプリとはプッシュ通知やキャッシュレス決済など、ECサイトと同等の機能を搭載したアプリを指します。ECアプリの開発費は100万〜300万円が相場です。アプリに搭載する機能数や用途などによって、費用は変動します。

iPhoneをはじめモバイルECアプリを開発する際は、位置情報の取得やカメラとの連携も必要です。ユーザビリティを重視したアプリ開発を目指す場合、開発費が300万円以上必要となる可能性が高まります。

メッセージ系アプリ

メッセージ系アプリの開発費用は100万〜500万円が相場です。相手とテキストだけでやりとりを交わす場合、開発費は100万〜200万円に抑えられます。

ビデオ通話やコメント、リアルタイム通信など、多機能型メッセージアプリを開発する場合は、500万円程度かかる可能性が高いです。

カタログ系アプリ

カタログ系アプリとは、自社商品またはサービスをまとめた商品カタログをiPhoneで閲覧できるよう、デジタル化したものです。営業資料や社内報、フリーペーパーなどをデジタル化し、アプリにするケースもあります。

カタログ系アプリの開発費は50万〜200万円が相場です。動画や音声ガイダンスの搭載、アクセス解析ツールとの連携などに対応すると、開発費用が高騰します。

管理ツール系アプリ

管理ツール系アプリとは、タスク管理やポイントカードアプリなどが該当します。管理ツール系アプリの開発費は50万〜300万円が相場です。機能数やストレージ容量によって費用は変動し、用途によっては300万円以上の開発費が必要になります。

SNS位置情報系アプリ

SNS位置情報系アプリとはiPhoneのGPS機能を活用し、自身の現在位置を相手と共有できるアプリです。友人との待ち合わせや子どもの現在位置確認、登山経路の提示など、幅広い用途向けにアプリが開発されています。

SNS位置情報系アプリの開発費は500万〜1,000万円が相場です。高精度なGPS機能の開発や高性能CPUの搭載が求められるため、多額の開発費がかかります。

ゲームアプリ

iPhone向けゲームアプリの開発には多額の費用が必要です。開発費の相場は200万円〜1,000万円ですが、ゲームの種類や規模、グラフィックデザインの品質などによって、大きく費用は変動します。

ゲームアプリには、ストーリー設計やキャラクターデザイン、マップ機能など、多くの機能が必要です。パーティ系のゲームアプリを開発する場合、大量のデータを高速処理するため、高性能サーバーも確保しなければなりません。

アプリの開発費以外にも、運用費や保守費用が発生し、場合によっては数千万円規模の開発費が必要です。他のアプリと比べ、多額の開発費が必要になる点を認識しておきましょう。

マッチングアプリ

マッチングアプリは会員登録やメッセージ、決済機能など、多くの機能を搭載する必要があるため、開発費用は1000万円が相場です。

プッシュ通知やメッセージ機能のみを搭載したシンプルなマッチングアプリを開発する場合は、500万円程度に開発費を抑えられます。ただし、安定した収益確保は難しいでしょう。

AIマッチングやコミュニティ機能などを実装する場合は、1,500万円まで開発費が高騰します。マッチングアプリのリリース後も、運営費やセキュリティ対策費、広告費などを支払わなければなりません。ゲームアプリと同様、多額の開発費と維持費が必要となります。

iPhoneアプリの開発費用相場【機能別】

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以下8つの機能は、多くのiPhone向けアプリ開発で必要な機能です。

  • iOSの搭載
  • ログイン機能
  • プッシュ通知
  • 決済システム
  • デザイン
  • 会員データ管理
  • メッセージ
  • 外部ツールの実装

機能ごとの開発費相場を詳しくみていきます。

iOSの搭載

iPhoneアプリを開発する場合、iOSの搭載が欠かせません。iOSの搭載にかかる費用は、100万〜200万円が相場です。iOSの搭載費用は1つのアプリで算出しており、アプリの販売数やサーバー使用数が増えるほど、開発費用は高騰します。

旧バージョンのiOSに対応する場合、別途費用がかかる可能性もあるため、事前に確認しましょう。

ログイン機能

ログイン機能の開発費は25万〜50万円が相場です。アプリへログインする方法は、以下の2種類に分けられます。

  1. メールアドレスとパスワードを入力
  2. SNSアカウントとの連携

1と2どちらを選んでも、iPhoneアプリにログイン機能を実装する場合、25万〜50万円が開発費の相場です。2を選択したとしても「Sign in with Apple」への対応が求められます。Sign in with Appleとは、Apple IDを活用してアプリへのログインや会員登録ができる機能です。

ユーザーの個人情報保護を目的に、すべてのアプリ開発会社にSign in with Appleの実装が義務化されました。どちらを選んでも費用に大きな差はつかないため、ユーザーの利便性を重視してログイン方法を選びましょう。

プッシュ通知

プッシュ通知とは、アプリごとに配信された新着情報を自動的に受信できる機能です。プッシュ通知の開発費は50万〜100万円が相場になります。通知条件によって費用は変動しますが、一定のタイミングで自動的にプッシュ通知を表示する場合、相場価格と同等の開発費が必要です。

決済システム

クレジットカード決済やコンビニ決済など、複数の決済機能を新たに開発する場合の費用は、30万〜50万円が相場です。市場に多機能型の決済システムが増加した影響で、以前よりも安く決済機能を実装できるようになりました。

既存のECサイトや会員サイトに搭載済みの決済機能と連携させる場合は、開発費を20万円程度に抑えられます。

デザイン

デザイン費にはロゴやアイコン、グラフィックの作成費用などが含まれています。デザイン費の相場は10万〜100万円で、外注先に依頼する業務量によって大きく変動する点が特徴です。

たとえば、自社でデザイン案や素材を用意した場合は、20万〜30万円に抑えられます。デザインの企画段階から外注先に依頼する場合、100万円前後の費用を用意しておかなければなりません。

iPhoneアプリのデザインは、ユーザビリティやブランドイメージに大きな影響を与える要素です。Web制作のノウハウや知識に不安を抱える場合は、外注先に作業を一任しましょう。

会員データ管理

ユーザーのデータを新規取得する際に必要な費用の相場は、50万〜100万円です。ユーザー数やデータ容量、サーバー使用数などによって、費用は変動します。

既存のデータベースと連携する場合は、さほど費用はかかりません。10万〜20万円に開発費を抑えられます。

メッセージ

メッセージまたはチャット機能の開発費は、20万〜40万円が相場です。開発費の算出は、メッセージ機能のみで算出されており、他の機能は費用に含まれていません。

スタンプやファイル共有などはオプション扱いとなっており、実装する場合は別途費用が発生します。

外部ツールの実装

外部ツールの実装にかかる費用は5万〜40万円が相場です。連携予定のツールによって、費用は変動します。

FacebookやXなど、SNSと連携する場合の開発費は5万円程度です。Google mapを実装する場合は10万〜20万円、YouTube動画を埋め込む際は40万円前後の費用がかかります。

iPhoneアプリの開発費内訳

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iPhoneアプリの開発費は以下6つの要素で構成されています。

  • 人件費
  • セキュリティチェック費用
  • サーバー費用
  • iOSのアップデート対応費
  • アカウント登録費
  • SSL証明書取得費

開発費で多くの割合を占めるのが人件費です。大手のアプリ開発会社に依頼すると、開発担当者が増えるため、人件費が高騰する可能性が高まります。外注先を選定する際は複数の企業へ見積作成を依頼し、開発費の相場を見極めましょう。

人件費

iPhoneアプリだけに限らず、アプリ開発で多くの割合を占めるのが人件費です。開発エンジニアの単価×人数×作業工数(期間)によって、人件費を算出します。

エンジニアの単価は人月単価と呼ばれる単位を使い、1カ月稼働した場合を想定して算出するのが特徴です。スキルや実務経験によって、単価は変動します。エンジニアの人月単価の相場を以下にまとめました。

  初級エンジニア 中級エンジニア 上級エンジニア
人月単価 50万〜100万円 80万〜120万円 120万〜180万円

参照:システム幹事

たとえば、人月単価100万円の中級エンジニア3人に開発を任せたとしましょう。アプリの完成までに2カ月かかった場合、100万×3人×2カ月で人件費は600万円となります。

セキュリティチェック費用

セキュリティチェックやバグ修正は、リリース後の安定稼働を実現するために欠かせません。テストでの確認が不十分では、リリース後に不具合や通信障害に悩まされる確率が高まります。

セキュリティチェックやバグ修正に関する費用の相場は、150万〜300万円が相場です。開発費の15%程度かかると認識しておきましょう。

サーバー費用

アプリ全般のデータを保管するためにはレンタルサーバーが必要です。レンタルサーバーの費用は、月額数千円〜数万円が相場になります。

アプリの運営を続けていく限り、レンタルサーバーは欠かせません。回線速度やデータ転送量、自動バックアップの有無など、性能面も重視して選びましょう。

iOSのアップデート対応費

iOSのアップデート対応にかかる費用は、毎月10万円前後が1つの目安です。搭載機能数や改修範囲によって、費用は大きく変動します。

iPhoneに限らず、モバイルアプリはOSのバージョンにあわせて開発するのが一般的です。Appleは毎年1度新しいOSにアップデートする方針を示しています。リリースしたアプリも最新バージョンに対応するよう、定期的にアップデートをしなければなりません。

アップデートを怠った場合は、機能の利用制限やダウンロード不可など、ユーザーと自社双方にとって多大な損失が発生します。

アカウント登録費

iPhoneアプリを販売するには「App Store」に登録しなければなりません。App Storeでの登録と公開には、年間11,800円の支払いが必要です。App Storeは年単位で更新が必要になるため、11,800円を毎年支払わなければなりません。

Androidユーザー向けにアプリを販売する場合も「Google Play」での登録と公開に費用がかかります。Androidアプリの場合は、25ドル(日本円:3,780円)の支払いが必要です。Apple Storeと異なり、登録料の支払いは1度のみです。

SSL証明書取得費

SSL証明書の取得にかかる費用は、年間5万〜10万円が相場になります。SSL証明書とは「アプリ上でのやりとりが暗号化されている」ことを証明する書類です。

SSL化に対応していない場合、アプリ上でのやりとりは第三者に丸見えの状態になります。個人情報の流出や悪用される可能性が高まり、ユーザーは安心して利用できません。SSL証明書の取得によって、ユーザーの不安を軽減できます。

iPhoneアプリの開発費を抑える方法

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iPhoneアプリの開発費を安く抑える方法には、以下6つの選択肢が挙げられます。

  • ノーコード開発ツールを使用する
  • RFPを作成する
  • Webアプリを開発する
  • レベニューシェアを検討する
  • フリーランスへ依頼する
  • ビジネスマッチングを活用する

アプリ開発会社やフリーランスを探す際は、ビジネスマッチングの活用がおすすめです。必要な情報を入力するだけで、自社の条件に合致した企業や人材が紹介されます。ノーコード開発ツールやレベニューシェアを利用すると、さらに開発費の削減が可能です。

ノーコード開発ツールを使用する

ノーコード開発ツールとは、コーディングをせずにアプリやシステムを開発できるツールです。BubbleClickkintoneなどが該当します。

アプリ開発に必要な作業は、テンプレートの選択とパーツ配置のみです。操作はドラッグ&ドロップで進められるため、特別なスキルは必要ありません。ソースコードも不要で、開発費用と開発期間を大幅に削減できまます。

豊富な実務経験を持つエンジニアが不在の企業でも、スムーズにアプリ開発を進められるでしょう。SNSアプリやニュースアプリなど、特定の用途に特化したアプリ開発に適しています。

RFPを作成する

RFP(Request for Proposal)とは、自社の要望をまとめた提案書です。アプリやシステム開発の際、発注側から受注側へ提出します。RFPの主な記載事項を以下にまとめました。

  • アプリ開発に至った経緯
  • 予算
  • 希望納期
  • 求める品質の基準
  • 実装する機能と不要な機能
  • 業務の依頼範囲

RFPを作成するメリットは、外注先と共通の認識を持てる点です。自社の要望を書面で正確に伝えられるため、口頭での伝達ミスや勘違いによる修正工数の増大を防げます。

RFPの完成度が高まるほど、外注先からの提案の質や見積金額の正確性が高まるため、作成には十分に時間をかけましょう。

Webアプリを開発する

WebアプリとはGoogleChromeやsafariなど、ブラウザ上で操作できるアプリのことです。ECアプリやSNSアプリなどが該当します。インターネット環境さえ整っていれば、使用デバイスやOSを問わず利用可能です。

開発側もiOSとAndroid、双方のOS用に個別のプログラムを用意する必要もありません。iPhoneアプリはネイティブアプリに分類され、アプリの利用にはインストールが必要です。開発側は登録料を支払ったうえで、App Storeの審査を通過しなければなりません。

ネイティブアプリ開発にこだわりがない場合は、Webアプリの開発を検討しましょう。

レベニューシェアを検討する

レベニューシェアとは開発費を安くする代わりに、発注側が得た収益の一部を受注側へ分配する契約形態です。収益と損失が予測しづらいアプリ開発やWeb制作の案件で多く採用されています。

レベニューシェアは、受注側と発注側が双方にリスクを共有する契約形態です。受注側は相場よりも低い価格でアプリ開発を請け負う一方、発注側はアプリ運営で得た収益の一部を受注側へ分配し、開発費の差額を埋めます。

発注側は開発費を大幅に抑えられる点がメリットです。アプリ開発の収益が伸び悩んだ場合でも、経営への影響を抑えられます。受注側は継続的に収益を得られる点が魅力です。条件面で折り合わず失注する案件も減らせるでしょう。

フリーランスへ依頼する

自社の条件にあうアプリ開発会社が見つからない場合、フリーランスエンジニアへの依頼を検討してみましょう。

フリーランスに依頼するメリットは、開発費を大幅に削減できる点です。1人または少人数のチームでiPhoneアプリの開発を進めるため、企業に依頼するよりも人件費がかかりません。

優れたスキルを持つ人材に依頼した場合、相場以下の価格で大手開発会社と同等の品質が期待できます。オンラインでのやりとりがメインとなるため、人材の見極めが困難です。ポートフォリオの提出や対面商談の実施など、スキルチェックの場を設けましょう。

稼働時間が不規則のため、信頼関係が構築されるまでは定期的な進捗確認が必要です。

ビジネスマッチングを活用する

アプリ開発会社を探す際は、ビジネスマッチングを活用するのがおすすめです。ビジネスマッチングとは「発注先を探している企業」と「新規顧客を求めている企業」をつなぐサイトを指します。

地域や業種、予算などを入力すると、条件に合致した企業が提示される仕組みです。得意分野や実績など、各企業の特徴がコンパクトにまとめられており、必要な情報を短時間で集められるでしょう。

「比較ビズ」を利用すると、約430社のなかから自社の条件に合致する企業を探せます。受注価格が多い価格帯も掲載されており、予算内でアプリ開発が望める企業をすぐに見つけられるでしょう。

まとめ

今回の記事では以下の4点に関して述べてきました。

  • アプリ別でのiPhoneアプリの開発費用相場
  • 機能別でのiPhoneアプリ開発費相場
  • iPhoneアプリの開発費内訳
  • iPhoneアプリの開発費を抑える方法

iPhoneアプリの開発費を抑える方法には、ノーコードツールの活用やWebアプリの開発など、さまざまな方法が挙げられます。

外注先にアプリ開発を依頼する場合は、RFPを提出することが重要です。予算や希望納期、実装する機能など、自社の要望を書面に残せるため、外注先からの提案の質や見積金額の正確性が高まります。

外注先の探し方がわからない方は、ビジネスマッチングを活用するのがおすすめです。

「比較ビズ」を利用すると、必要事項を入力する2分程度で条件にあったアプリ開発会社やフリーランスを探し出せます。外注先を探している方はぜひ利用してみてください。

監修者のコメント
株式会社CHEAT
セールスマネージャー 北居洋平

株式会社CHEATのセールスマネージャー。高校・大学在学中にIT系の資格を取り、卒業後は関東へ渡り某財閥系データセンタで勤務。大震災を経験後、地元へ避難しマルチメディア系電設会社で官公庁むけシステム開発(ハード・ソフト)の営業を経て現在に至る。IT業界の幅広い分野の知識を武器にクライアントの課題をワンストップで解決。相談可能な分野はWeb制作・アプリ開発・Webシステム開発・AR・VRなど多岐にわたる。

OS別での開発費用に差はありませんが、ネイティブアプリ開発とハイブリッドアプリ開発によって大きく金額が変わります。また、昨今増えているご依頼でも、ヒアリングしながら軽い要件定義をしてみたところ、Webアプリでの開発で十分ということも少なくありません。

Webアプリについては基本はブラウザで動くものなので、どうしてもブラウザが持つメニューやURLバーなどの表示が気になるところですが、PWAという開発手法を用いることで、Webアプリでありながら普通のアプリのようにデザインを損ねることなく端末にインストールできるようになります。

金額相場の高い安いの順で言えば、【ネイティブ>ハイブリッド>PWA】となっており、要件に併せて開発手法を選ぶことでコストメリットを最大化できます。ただし、PWAは2021年秋現在において、iOSにPush通知を送ることができないデメリットがあります。

なので、アプリ開発をご検討される際は、(マーケティングは一旦置いておいて)

 1.スマートフォンが持つ独自機能(主にセンサーなど)が必要かどうか
 2.1が不要で且つ、iOSに対してPush通知が必要かどうか
 3.2が不要で且つ、端末にインストールが必要かどうか
をよく考えてみてください。

 1.ネイティブ開発によってiPhoneとAndroid別々に開発が必要かどうか
 2.ハイブリッド開発か、PWA開発でも良いか
 3.そもそもアプリじゃなくWebシステムでも良いのではないか
が判別できます。

もし判断に迷うようでしたら、上記を含めアプリ開発会社に相談すると良いでしょう。適切なアドバイスをもらえるはずです。

比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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