Shopifyの費用はどんな風にかかってくるの?

株式会社Weathercock
監修者
株式会社Weathercock 代表取締役 大野淳
最終更新日:2023年03月20日
Shopifyの費用はどんな風にかかってくるの?

海外ではShopifyが人気なため、国内でも導入を検討している企業も多いでしょう。 これから新しくECサイトを運営するにあたって、質の良いプラットフォームが良いと考えている方にはShopifyが大変おすすめです。 しかし、新しく導入するからには、どのくらいの費用がかかってしまうのか気になってしまうでしょう。 こちらではShopifyを利用する際の費用について、詳しく説明していきます。

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Shopifyには3つの料金プランがある

これからShopifyを利用しようと考えている方は、3つの料金プランがあるため自分たちに合うものを選びましょう。 費用が高いほど利用できる機能も増えます。

まずはどんな感じか使ってみたい場合のベーシック

まだ実店舗しか運営したことがなく、ネットで販売をするのははじめてという方は不安も多いでしょう。 どんな使い心地か、まずはリーズナブルな価格で使用してみたいと考えている方はベーシックプランがおすすめです。

費用は米ドルで、月29ドルとなります。 プランの中で使用できる機能は、ブログなども含むネットショップや日本のメールサポート、クーポンコードなどさまざまあります。

スタッフアカウント数としては、管理画面などへ2名までがアクセス権を持てます。 一番リーズナブルなプランにはなりますが、使える機能は充実しているのも特徴です。

クレジットカードでの決済の手数料

ベーシックの場合は、日本オンラインクレジットカードの手数料は3.4%となり、海外やAMEXは3.9%、JCBの場合は4.15%となっています。 万が一Shopifyのペイメントが有効になっていない場合に、ほかの決済サービスを利用する場合は2.0%の追加料金がかかります。

海外での販売でも利用できる機能

販売する際は133の通貨を利用して販売でき、価格の端末処理なども行ってくれるため安心して利用できます。 言語は最大5つまで利用でき、自社の販売したい国の言語を利用したECサイトが作れます。

ある程度ECサイトを運用した経験のある方におすすめなスタンダード

すでに他社のプラットフォームを利用し、ECショップを展開している企業もあるでしょう。 ある程度経験があり、さらにショップを使いやすく魅力的なものにしたいというときには、スタンダードがおすすめです。

費用は米ドルにすると、月に79ドルです。 ブログも含んだネットショップや販売チャネルの追加機能、手動での注文作成など幅広い機能が利用できます。

ほかにスタッフアカウント数が増え、管理画面などへのアクセス権5人のスタッフメンバーに増えます。 プロフェッショナルレポートなど、ベーシックで利用できなかった機能も使えるようになり便利です。

クレジットカードでの決済手数料は?

ベーシックに比べると多少変動があり、クレジットカード決済の手数料もお得になります。 日本のオンラインクレジットカード手数料は3.3%、海外やAMEXの手数料は3.85%、JCBの手数料は4.1%です。

さらにShopifyペイントを有効にせずほかの決済サービスを利用する際、追加料金も1.0%とベーシックのときよりも低くなります。

海外へ向けての販売時の機能も充実する

ベーシックでも133の通貨で販売ができましたが、まずスタンダードになると利用できる言語が最大5つに増えます。 より多くの海外での販売を視野に入れている場合、大変おすすめです。

海外で販売する際に自社のサイトを上位に表示できるよう、海外ドメインもサービスの中で取得できます。 さまざまな国があり、価格の設定も大変ですが、スタンダードプランではカスタマイズしてくれます。

売上があってもっと拡大を考えている方にピッタリなプレミアム

ECサイトも活用して販売しているうちに、ついに売上が大きくなってきてもっと拡大したいと考えている企業もあるでしょう。 その際には機能が充実した、プレミアムがピッタリです。

ベーシックやスタンダードのようにネットショップや販売チャネルの追加機能など充実しているほかに、プレミアムでしか利用できない機能も多数付いています。 費用は米ドルにすると、月299ドルです。

まずスタッフアカウント数が15に増えるため、さらサイトの規模を大きくしてもっと売上を上げるために拡大する際も便利です。 人も充実させ、多くの管理者が運営できるようになります。カスタムレポートビルダーや外部サービスの計算済み配送料の機能なども使えるようになります。

クレジットカードでの決済手数料もお得

スタンダードからさらに、クレジットカードの決済手数料もお得になります。 日本のオンラインクレジットカード手数料では3.25%、海外やAMEXでは3.8%、JCBでは4.05%、Shopifyペイントを有効にしないままほかの決済サービスを利用する場合の追加料金も、0.5%とプランの中で一番低くなります。

国内だけでなく海外へ向けて拡大するにもバッチリ

これまでよりもさらに海外にも力を入れて自社の商品を販売したいと考えている場合、海外へ向けての販売に必要な機能も充実しています。 133の通貨での販売や複数の言語での販売も最大5は変わらず、国や地域ごとに合わせて商品価格を設定してくれるため大変便利です

さらに海外ドメインや国際価格の機能も使えるため、利用しやすいと感じられるでしょう。

ライトプランというのもアリ

ここまで紹介してきた3つのプランとは多少違いますが、ライトプランというものも存在します。 ネットでのオンラインショップではなく、個人のSNSやブログを通して商品の販売ができるようにしてくれるプランです。

たとえば、Facebookでも自社の商品を紹介していて、そこからすぐに購入ボタンを押してもらえれば買える仕組みになっています。 ライトプランの場合費用は、月額9ドルでリーズナブルな価格です。

初期費用はどうなるのか?

ベーシックであっても、プレミアムを選んでも初期費用がかかりません。 結構費用を取られてしまうと、導入するかどうかも悩んでしまいます。しかし、初期費用はかからないため、利用しているほかの業者から移ってくることを考えている方でも安心です。

また、少し使ってみたいという方もいるでしょう。 その場合、まずは14日間のトライアルがあるため、ここで実際に使ってみてShopifyの使い心地はどうか検討してみることも可能です。しかも、この期間はクレジットカードの情報など入力する必要なく、気軽に試せます。

万が一合わないと思ったら費用はどうなる?

無料期間の中であれば、利用してみたものの思っているような使い心地ではなかったとなっても大丈夫です。 一切費用はかからず、後から請求が来てしまうこともありません。

また、月額を利用して自分に合うプランを選び使った後、解約したいという場合も別途違約金が発生することはありません。 最低でも3ヶ月は使用しないといけないという決まりもないため、安心して利用できます。

少しでもお得に使いたいときはどうしたらいい?

長く利用したいと考えている方の中には、少しでも特典があるものを契約したいと考えている方いるかもしれません。

月額を利用して毎月選んだプランの料金を支払うよりも、年で契約したほうが安くなります。 先払い限定になりますが、もし同じプランを1年間利用する予定があれば1年契約の場合は10%OFFになります。

さらに、2年契約を選べば20%、3年契約で25%も安くなるため大変お得です。

ほかにもお得になる方法がある

年契約するほかにも、Shopifyをお得に利用する方法があります。 自社の同じブランドのShopifyストアを、別通貨や別言語を利用する方法です。

複数のストアを運営することにより、複数ストアディスカウントが受けられお得になります。 このオプションがほしいと思ったら、どれが必要かを把握し個々に契約するという方法です。

オプションを充実させるために、プレミアムに一気に上げてしまうと月額も大きく変わります。 もしかしたらプレミアムの中には、まだ自社にとって必要のないオプションが含まれているかもしれません。

それよりも今利用しているスタンダードやベーシックのプランへほしいオプションだけを追加するほうが安くなります。

プランは柔軟に変えられる

Shopifyを利用してECサイトを運用すると、使いやすくユーザーにも見やすいものに仕上がるため売上がグンと伸びるかもしれません。

最初はベーシックのプランを使ってどんなものか試していたものの、もっと拡大していきたいためプレミアムにしたいと思ったらそのままグレードをアップできます。 逆にスタンダードからベーシックにしたいなど、下げるのも可能です。

一度選んでしまったプランをずっと使い続けなければいけないわけではないため、安心して利用できます。

決済手数料はどうなってくるの?

先ほどクレジットカードではどのくらいの決済手数料がかかってくるのかお伝えしましたが、ここからもう少し詳しく解説していきます。

Shopifyペイントというものがある

ECサイトを運用するにあたって、ユーザーには何かしらの方法を利用して費用を支払ってもらわなければなりません。 その際にShopifyペイントが利用でき、さまざまな決済手段が入っているため便利です。

ユーザーが商品をほしいと思って、購入を決意したとき、Shopifyペイントに登録してもらえればクレジットカードなどで簡単に支払いができる仕組みになっています。 さまざまな支払い方法が入っており、Applepayなども連携できます。

もしShopifyペイント以外で支払いたいときにはプラスで費用がかかる

だいたいの方がクレジットカードを持っている時代ではあるため、支払い方法も大半はクレジットカードです。

しかし、最近では支払い方法も多種多様になってきていて、ほかの方法でなければ嫌だという方もいます。 携帯キャリア決済やPayPalなど、別のものを利用したいときにはプラスで費用がかかります。

費用がかかってもさまざまな支払い方法があったほうが有利

国内ではクレジットカードとApplepayやGooglepayが使えるだけでも大きいですが、海外ではPayPalを利用されるケースが多いです。 そのため、ある程度支払い方法が選択できるようにしておいたほうが、ユーザーを逃さずに済みます。

クレジットカードを持てない、持っていないユーザーを逃さないようにするためには、携帯キャリア決済もあると便利です。

ほかに頼んだときと比べたらどうなる?

ここまで見てくるとShopifyはプランも選びやすいですし、柔軟にプラン変更ができるため助かります。

しかし、自分たちだけで設定をするのは、少し不安を感じている場合もあるかもしれません。 頼んだ場合にどのくらいの費用がかかるのか見ていきます。

ほかに頼むと初期の設定をするのにある程度お金はかかる

Shopifyを利用すれば、初期費用は0円だと説明しました。 しかし、業者に頼んで職導入のサポートをお願いすると、頼む業者にもよりますが、費用は30万円程度かかってきてしまいます。

自分たちで設定するよりも費用がかかってしまいますが、その分ECサイトを使いやすいように設定してもらえるため楽にECサイトの運営ができます。

設定してもらえる項目も多い

初期設定を自分たちで行うとなると設定すべき項目がたくさんありますが、業者に頼むとそれらをすべて行ってくれます。 アカウントの取得、ドメイン設定、メールの日本語化、送料設定などほとんどすべての初期設定をしてくれます。

自分でも1つずつ設定はできますが、あまりそういった設定をしたことがない場合は時間がかかってしまうでしょう。 プロが設定してくれるため、あっという間に使えるようになります。

もっとサイトのデザインなどもお願いしたい場合

初期設定までではなく、もっとデザインなど自社に合ったものをカスタマイズしてほしいと考えている場合もプロの業者に頼めます。 自分たちでは上手に操作ができないと感じた部分も、上手にデザインしてくれるためよりユーザーも利用しやすいサイトへと仕上がります。

しかし、初期設定に比べて作業する項目が増えるため、相場はもっと高くなり、最低でも100万円はするでしょう。 どの程度こだわりたいのかにもよりますが、大規模になってくるとさらに桁が変わり、約1,000万円を超えてしまうケースもあります。

オリジナルのこだわりをカスタマイズで叶えられますが、ある程度費用はかかると見込んでおいたほうが安心です。

Shopifyのメリットについて

費用の面でもプランも選べ、お得に利用できる方法もあるためShopifyは大変充実しています。 実はほかにもShopifyを利用すると、メリットと感じる点が多々あります。

決済方法だけでなく言語も充実

Shopifyは国内に留まらず、海外でも力試しをして商品をどんどん販売していきたいという方にピッタリです。 日本ではあまり利用されていないその国でよく利用される決済方法などにも対応しているだけでなく、言語もその国に合わせて設定できます。

たとえば、アメリカや中国などで販売したい場合も、国ごとに合わせた設定ができるため、海外のユーザーも捕まえやすくなります。

難しいプログラミングのスキルがなくても使える

これからECサイトを運営したいと思った方が、皆スキルがあるわけではありません。

難しい操作が多いと感じてしまったら契約するかも悩んでしまいますが、Shopifyは知識がなくても利用できるようなテンプレートが多々あります。 HTMLやPHPなどがよくわからない状態でも、すぐにECサイトが利用できます。

基本的にはどこかの業者に頼まなくても、初心者の方が自分たちでカスタマイズをしようと思えばできるような仕様です。 しかも、パソコンだけでなくユーザーがスマートフォンからサイトを確認しても問題なく見られるようなテンプレートが充実しています。

配送面でも頼れる

せっかく商品を購入してもらっても、配送面に不安があれば利用を考えてしまうでしょう。Shopifyは国内の大手の宅配業者だけでなく、海外の大手業者ともしっかり提携を組んでいます。 特に海外で店舗も持っていなければ、配送の心配があるというのは怖いことです。

在庫がどのくらいあるのかも把握しやすくなっていて、Shopifyはさまざまな面から安心して利用できるでしょう。

まとめ

Shopifyは初期費用もかからないですし、自分たちに合ったプランも3つの中から選べるため安心です。 さらに、ベーシックやスタンダードに関しては、コストとしても安いです。

少しでもお得に購入したい場合は、年単位購入などを利用すればお得になりますし、機能面では使えるものカスタマイズできるものが多く充実しているためぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

監修者のコメント
株式会社Weathercock
代表取締役 大野淳

愛媛県でホームページ制作・SEO対策を行なっている会社。コーポレートサイトやECサイトの構築はもちろん、オウンドメディアの構築を行う。クライアントに寄り添ったWEB制作を心がけており、WEBマーケティングを通して見込み客の欲求に合わせたコンテンツ作成を行うことをモットーに行う。

Shopifyを利用するためには月額の利用料金が必要になります。1年間払いですと費用の方も若干ですが抑えることができます。またトライアル期間も設けられておりますので、その期間の中で自分に扱えそうか、そうでないかを判断いただき進める様にしましょう。

費用面も大切ですが、それ以上に大切なのはShopifyに自サイトで必要な機能があるかどうかです。今後どういったECサイトにしていきたいのかをしっかりと見通しを立てて利用を検討することが大切です。

Shopifyは多くの機能がありますので幅広いニーズにも応えることができますが、たくさんある機能を十分に使いこなせるかということも視野に入れて検討してみて下さい。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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もしも今現在、

  • サイトをリニューアルしたい
  • 定期的な更新が難しい
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上記のようなお困りがありましたら、比較ビズへお気軽にご相談ください。比較ビズでは、複数のWeb制作会社に一括で見積もりができ、相場感や各社の特色を把握したうえで業者を選定できます。見積もりしたからといって、必ずしも契約する必要はありません。まずはお気軽にご利用ください。

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