web面接システムの選び方とは?おすすめシステム10選を徹底比較!

AOIS Consulting株式会社
監修者
AOIS Consulting株式会社 代表取締役 青井真吾
最終更新日:2023年05月30日
web面接システムの選び方とは?おすすめシステム10選を徹底比較!
この記事で解決できるお悩み
  • web面接システムのメリット・デメリットは?
  • web面接システムの選び方とは?
  • おすすめのweb面接システムとは?

web面接システムを利用すると、離れた地域に住んでいる応募者とインターネットを介して面接ができ応募数の増加につながります。移動時間がかからないためスケジュールを立てやすく、内定までスピーディーに推進できるでしょう。

当記事では、採用担当者に向けてweb面接システムの選び方やおすすめのweb面接システムを紹介しています。web面接システムを導入するメリット・デメリットも解説しているため、web面接システム選びの参考にしてください。

記事を読み終わった頃には、自社にあったweb面接システムの検討ができるようになるでしょう。

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web面接システムのメリット

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web面接システムのメリットは、以下のとおりです。

  • 採用業務が効率化されコスト削減できる
  • 多くの応募者を集められ優秀な人材を採用できる

採用業務が効率化されコスト削減できる

進捗管理ができるweb面接システムであれば、効率的に面接スケジュールを組めます。応募者と面接官のスケジュール調整にかかる時間が削減され事務的な対応も不要であるため、採用業務のコストが削減されるでしょう。

応募者のプロフィールや面接結果など面接に関する情報をweb面接システム内で一元管理できる点もメリットです。

多くの応募者を集められ優秀な人材を採用できる

web面接システムを利用することで、応募者は会社に移動する必要がなくスケジュール調整がしやすくなります。遠方に住んでいる応募者に対しても面接ができ、より多くの応募者を集められるメリットがあります。

面接から内定までスピーディーに進められると、優秀な人材の採用において他社に優位性を保てるでしょう。動画面接を活用して、自社の考えにマッチする人材を発見できる点もメリットといえます。

web面接システムのデメリット

web面接システムのデメリットは、以下のとおりです。

  • 全身が見えないため雰囲気が掴みにくい
  • 通信環境に左右される

全身が見えないため雰囲気が掴みにくい

対面での面接であれば背格好や雰囲気を感じ取ることができますが、web面接の場合は画面上の表情のみで判断しなければなりません。実際に会うと自社のイメージと違うこともあるため、慎重に見極める必要があります。

たとえば、面接で合否を判断するときは応募者の「清潔感」が重要です。服装は乱れていないか・カバンや靴は汚れていないかなど、会ってみないとわからない要素でしょう。

通信環境に左右される

web面接ではインターネット環境が必須であるため、通信環境が悪いと面接がスムーズに進みません。接続障害で面接ができないと優秀な人材を諦めることにもつながります。

応募者の通信環境も大切ですが、社内のインフラ環境が整っていることが最低条件といえるでしょう。

web面接システムの目的別の選び方とは?

web面接システムを利用する目的は、以下のとおりです。

  • いい人材の応募を増やしたい場合
  • 効率よく面接をしたい場合
  • 採用業務のコストを削減したい場合

いい人材の応募を増やしたい場合

いい人材の応募を増やしたい場合は、応募者の情報を社内でデータベース化し、共有できるシステムがおすすめです。応募者の情報とあわせて面接内容を録画し、多面的に評価できるシステムも効果的でしょう。

応募者が録画した情報で評価できるweb面接システムもあり、時間を効率的に活用していい人材の採用を進められます。

効率よく面接をしたい場合

効率よく面接をしたい場合は、個人のアカウント作成が不要のweb面接システムがおすすめです。応募者が事前準備に手間をかけることなく、面接ができます。

進捗管理ができるweb面接システムであれば、採用業務をスピーディーに進められるでしょう。

採用業務のコストを削減したい場合

採用業務のコストを削減したい場合は、ヒアリングシートを作成し、事前にアンケート形式で回答してもらうweb面接システムがおすすめです。採用に関する情報を取りまとめる時間が短縮され、採用業務のコスト削減になります。

webで会社説明会ができ、その場でエントリーできるweb面接システムも採用業務のコスト削減につながるでしょう。

おすすめのweb面接システム10選

おすすめのweb面接システム10選を紹介します。

  1. MicrosoftTeams|企業のスタンダード
  2. zoom|無料で利用実績が多い
  3. harutaka|操作性抜群
  4. インタビューメーカー|事前撮影した動画で面接可能
  5. playseweb面接|ヒアリングシート活用
  6. SOKUMEN|人材派遣会社に特化
  7. bellFace|営業ツールとしても活用
  8. BioGraph|高機能でスマートホン対応
  9. どこでもSHOWBY|カンペやノートなどユニーク機能
  10. ITSUMEN|動画選考で時間短縮

1.MicrosoftTeams|企業のスタンダード

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MicrosoftTeamsは、企業のスタンダートコミュニケ−ションツールで、Microsoftと契約している企業であれば利用できる強みがあります。Teams上のファイルを共同編集できる機能や、web面接をしながらチャットで連絡を取り合える機能が便利です。

MicrosoftTeamsを導入している企業は多く、過去に利用したことがある応募者も多いため、web面接がスムーズに進みやすくなるでしょう。

特徴 企業のスタンダートになっており、利用したことがある応募者が多い
費用 Microsoft Teams(無制限グループ会議、最大60分):0円
Essentials(無制限グループ会議、最大30時間):500円/ユーザー
Business Basic(無制限グループ会議・時間):750円/ユーザー
Business Standard(無制限グループ会議・時間):1,560円/ユーザー
主な機能 ビデオ会議機能・電話会議機能・個別/グループチャット・共同編集機能

参照:MicrosoftTeams

2.zoom|無料で利用実績が多い

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zoomは、ビデオ会議ツールとして開発されたweb会議システムです。高品質のビデオ画像で動作が軽いため、応募者の表情を読み取りやすいメリットがあります。

プライベートで利用したことがある応募者が多く、使用方法に迷いにくい点も使いやすいシステムといえるでしょう。

特徴 高画質・高品質のビデオ通話ツール・利用者が多い
費用 パーソナルミーティング(1対1ミーティング無制限):0円
プロ(1対1・グループミーティング無制限): 20,100円/ライセンス(年払)2,000円/ライセンス(月払)
ビジネス(1対1・グループミーティング無制限など):26,900円/ライセンス(年払)2,700円/ライセンス(月払)
企業(クラウドストレージ無制限):32,300円/ライセンス(年払)2,700円/ライセンス(月払)
主な機能 ミーティング機能・画面へのコメント挿入機能・カレンダー連携機能など

参照:zoom

3.harutaka|操作性抜群

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操作性抜群で顧客満足度の高いweb面接システムがharutakaです。人事担当者だけではなく、応募者にとっても使いやすいシステムであるため、操作に迷うことなく面接に集中できる強みがあります。

たとえば、harutakaにはリマインダ機能があり、複数の企業にエントリーしている応募者でも面接や資料提出の日を忘れずに対応できます。

採用管理システムsonarと連携することで、面接の評価・録画内容を応募者のデータとリンクさせて一元管理が可能です。

特徴 操作性に優れており、使い勝手がいい
費用 初期導入費用:500,000円 ライセンス費用:600,000円〜1,800,000円(年額)
※登録者数によってライセンス費用が違う
主な機能 録画面接登録機能・設問登録機能・採用管理システム連携など

参照:harutaka

4.インタビューメーカー|事前撮影した動画で面接可能

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インタビューメーカーは、web面接に特化したシステムのため採用担当者や応募者が使いやすいように設計されています。事前に撮影した動画で面接が可能であり、複数の応募者の情報を管理しながら評価できる点はメリットでしょう。

特徴 web面接に特化したシステムで多くの機能を搭載
費用 初期導入費用:29,800円 月額費用:29,800円
主な機能 録画面接機能・スケジュール管理・応募者一斉配信機能など

参照:インタビューメーカー

5.playseweb面接|ヒアリングシート活用

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ヒアリングシートを活用し、面接前に応募者の情報を確認できるweb面接システムがplayseweb面接です。面接前のミスマッチを防ぎ、人事担当者と応募者がお互いに無駄な時間を生み出しません。

応募者が使いやすいだけではなく、採用業務全体が効率化されるように考えられたシステムです。

特徴 面接前のヒアリングで採用活動を効率化
費用 月額費用:19,800円〜
主な機能 面接前のヒアリングシート機能・web会社説明会機能など

参照:playseweb面接

6.SOKUMEN|人材派遣会社に特化

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人材派遣会社に特化したweb面接システムがSOKUMENです。派遣採用を求めている応募者の手間を削減し、企業により早く提案できるよう設計されています。

プライバシーポリシーの同意後に面接ができる機能や、スナップショットで履歴書の写真を撮る機能が用意されています。

特徴 派遣社員の採用に特化したシステム
費用 月額費用:19,800円〜
主な機能 ビデオ通話機能・プライバシーポリシー確認機能・SMS送信機能など

参照:SOKUMEN

7.bellFace|営業ツールとしても活用

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営業ツールとしても活用できるweb面接システムがbellFaceです。面接以外に活用範囲を広げられるため、導入後のコストパフォーマンスが高いです。

bellFaceは電話回線を利用しているため、重要な商談中に音声が切れることがありません。商談中の議事録を共有することもでき、営業活動を支援してくれるでしょう。

web面接を実施するうえでも、録画機能や資料共有機能をうまく活用することで独自の採用活動ができるでしょう。

特徴 営業活動でも活用できるweb面接システム
費用 問い合わせ
主な機能 録画録音機能・資料共有機能・自己紹介機能・トークスクリプト機能など

参照:bellFace

8.BioGraph|高機能でスマートフォン対応

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応募者がアカウントを作成する必要がなく、スマートフォンからも面接に参加できるweb面接システムがBioGraphです。スケジュール管理や応募者管理機能が充実しており、採用業務を効率化させる高機能が搭載されています。

特徴 人事業務を効率化する高機能
費用 導入費用:11,000円〜 月額費用:11,000円〜
主な機能 応募者アカウント不要・スケジュール管理機能・リマインダ機能など

参照:BioGraph

9.どこでもSHOWBY|カンペやノートなどユニーク機能

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面接以外でも利用できるカンペやノートなどユニークな機能が搭載されているweb面接システムがどこでもSHOWBYです。招待状を応募者に送付してweb面接ができます。

カンペ機能はプレゼンで利用、ノート機能は商談で利用できるようになっており、web面接以外でも広く活用できるシステムでしょう。

特徴 カンペやノート機能などユニークな機能が搭載
費用 1,980円/人〜 5,500円/部屋〜
主な機能 web商談機能・アンケート機能・名刺交換機能など

参照:どこでもSHOWBY

10.ITSUMEN|自社にあった質問機能

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自社にあった質問を動画回答・テキスト回答・選択回答から選べるweb面接システムがITSUMENです。質問内容は分析でき、評価者にわかりやすく伝えることができます。

採用管理を効率化させて、応募者が簡単に面接できるようになっているため、応募者を増やしたい企業に適しているでしょう。

特徴 自社にあわせて回答形式が選べるアンケート
費用 29,800円/月〜
主な機能 応募者管理機能・アンケートカスタマイズ機能・回答分析機能など

参照:ITSUMEN

まとめ

web面接システムを利用することで、採用業務を効率化でき応募者の増加を望めます。自社にあうシステムを選択して優秀な人材の採用に活かしましょう。

「比較ビズ」は、web面接システムを販売している企業を簡単に探すことができ、それぞれの会社を比較して相談ができます。採用活動に悩むことがあれば、ぜひ参考にしてください。

監修者のコメント
AOIS Consulting株式会社
代表取締役 青井真吾

大学卒業後はIT企業に入社。システムエンジニアとして大手企業向けのERPシステム開発を経験。その後は、フリーのITコンサルタントとして、人材派遣会社の基幹システムの開発、不動産会社の商業施設での販促システムの導入、自動車メーカーでコネクティッドカー開発のプロジェクト管理、SIerでのSalesforceの導入、ファッション業界の企業でSalesforceと連携する周辺システムの導入を経験。現在は法人化し主に企業のシステム開発プロジェクトを支援。

WEB面接ツールに限らずどんなツールでも言えることですが、まずは試しに使ってみて要件を満たせるか確認するということが何より重要になります。どんなWEB面接ツールでもチャット、資料共有、録画など基本的な機能に関しては備わっていますが、利用料金、画質、音質、などには違いがあります。

また、面接時に相手へのアンケートを取りたい、特殊な認証機能などセキュリティ機能にこだわりがある、他システムとデータ連携を行いたい、など少し特殊な要件がある場合などは、目的に合った機能がついていて、かつそれを想定通り使えるかどうか試しておくことが必要になります。

そして、機能を確認する際の注意点としては、本番と同じ性能のPCを利用し、通信環境も極力同じ状態にするということです。PCの性能や通信環境が極端に異なる場合、本番の面接時までツールの問題点に気づけないということになりかねないので注意しましょう。

各ツールの公式サイトを参考にある程度アタリをつけた後で、無料プランを利用して試してみると良いでしょう。
比較ビズ編集部
執筆者

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