ホームページに集客できない8つの原因とは?改善策や依頼先を選ぶポイントを徹底解説

株式会社KOKOROMI
監修者
株式会社KOKOROMI 代表取締役 皸羸疑
最終更新日:2024年02月14日
ホームページに集客できない8つの原因とは?改善策や依頼先を選ぶポイントを徹底解説
この記事で解決できるお悩み
  • ホームページに集客できない原因とは?
  • ホームページに集客する改善策とは?
  • ホームページの集客を相談する業者の選び方とは?

「ホームぺージの集客の効果が出ない」「即効性のある集客方法とは?」とお悩みのWeb担当者、経営者の方、必見です。

ホームぺージに集客できない原因は「運用目的やターゲットが決まっていない」「ユーザーが知りたい情報にアクセスしづらい」などが挙げられます。

この記事では、ホームページに集客できない悩みがある担当者に向けて、集客できない原因を解説します。改善策や相談する専門業者の選び方も解説するため、参考にしてください。

記事を読み終わった頃には、現状のホームページの課題が可視化され、ホームページに集客できる対策を検討できるでしょう。

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ホームページに集客できない8つの原因

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ホームページに集客できない原因は、以下の8つです。

  1. ホームページの運用目的が決まっていない
  2. ホームページのターゲットが決まっていない
  3. ユーザーが知りたい情報にすぐアクセスできるデザインではない
  4. ホームページ内のコンテンツが充実していない
  5. ホームページ内のコンテンツを定期的に更新していない
  6. 自社商品・サービスの強みを発信できていない
  7. SEO対策・アクセス解析をしていない
  8. 競合サイトの分析を行なっていない

ホームページは定期的に更新しないと、検索エンジンからの評価が落ちるだけではなく、古い情報が残るため注意しましょう。新しいコンテンツの増加も大切ですが、既存コンテンツの内容を見直す作業も集客に向けた重要な施策になります。

1. ホームページの運用目的が決まっていない

ホームページを作成して運用する目的が決まっていないと、集客できません。自社の商品を販売したいページなのか、サービスをアピールするページなのかにより作成するコンテンツが変わります。

たとえば、集客して自社の商品を販売する場合は、商品の強みをアピールしてコンバージョン率を上げることが目的になります。目的が明確化されていないホームページは、集客ができても実際の行動への結びつけが難しくなるでしょう。

2. ホームページのターゲットが決まっていない

ホームページに来てほしいターゲットが明確ではないと、集客できません。ターゲットが不明確なホームページでは、伝えたいメッセージに一貫性がなく情報があいまいになりやすいためです。

ホームページに訪れるユーザーが知りたいこと、ユーザーが解決したい課題を考えながらターゲットを検討します。ホームページを更新するときにターゲットとなるユーザーのニーズを把握することで、メッセージ性の高いコンテンツになります。

3. ユーザーが知りたい情報にすぐアクセスできるデザインではない

ホームページのデザインが機能的ではなく、ユーザーが知りたい情報にすぐアクセスできないと集客につながりません。

ホームページのかっこよさを追求しすぎると、使いにくいホームページになるリスクがあります。ホームページで何を伝えたいのかが曖昧になり、知りたい情報にたどり着きにくくなります。機能的なデザインは、訪問した人が迷うことなく知りたい情報にアクセスでき、使いやすいホームページです。

4. ホームページ内のコンテンツが充実していない

ホームページ内のコンテンツが充実していないと、集客にはつながりません。

商品やサービスの内容だけではなく、導入実績やQ&Aなどコンテンツの充実度は他社サイトとの比較対象になります。情報が少ないホームページではユーザーは課題を解決できないと感じ、他社サイトを探すようになります。

顧客の課題を解決するコンテンツは、新規ユーザーとの接点として重要な役割があります。ユーザーが求めている情報を整理し、ユーザーの悩みを解決できるコンテンツを充実させましょう。

5. ホームページ内のコンテンツを定期的に更新していない

ホームページが定期的に更新されていないと集客できない原因になります。

更新が滞るとホームページの情報が古くなり、ユーザーにとって有益な情報を伝えることができません。検索エンジンからの評価も得にくくなり、検索順位を落とす要因にもなるでしょう。

6. 自社商品・サービスの強みを発信できていない

自社の商品やサービスの強みを発信できていないと、ホームページの集客につながりません。ユーザーは他の商品との違いを認識できず、自分が商品やサービスを利用しているイメージができないため、購買意欲が生まれません。

ホームページの運営担当者と商品開発チームとの連携が取れていないと、商品やサービスの強みを正しく理解できません。社内のコミュニケーションが少ないと、誤った情報の掲載にもつながるため注意しましょう。

7. SEO対策・アクセス解析をしていない

新規ユーザーを集客するためには、SEO(検索エンジン最適化)対策が重要です。ユーザーが求めるキーワードにあわせて上位表示させることで、ユーザーに有益な情報を提供できるでしょう。

SEO対策をしているにも関わらず、集客の効果が出ない原因は、下記のとおりです。

キーワード選定ユーザーが求めるキーワードの選定ができていない
E-E-A-Tの考慮Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されている「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の評価基準が考慮できていない
内部SEO対策タイトルやタグの見直しや内部リンクの適正化ができていない
モバイルフレンドリーモバイルユーザーでも確認できるホームページではない

ホームページへの訪問者数の同行や訪問後の行動を把握するために、アクセス解析の実施も大切です。アクセス解析で現状を把握するだけでは集客につながらず、定期的な分析の継続が重要になるでしょう。

8. 競合サイトの分析を行なっていない

ホームページの検索順位は相対的に決定するため、競合サイトの分析ができていないと集客できません。同じキーワードで検索上位にくる競合サイトのコンテンツの品質や量をチェックしなければなりません。

商品やサービスの競合にあたる企業のホームページを確認して、自社のホームページとの違いを知ることが重要です。

ホームページに集客するための7つの改善策

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ホームページに集客するための改善策は、以下の7つです。

  1. ホームページの運用目的を決める
  2. ホームページのターゲットを決める
  3. 必要な情報にアクセスしやすいサイト設計を行う
  4. 更新が滞らない体制やルールを構築する
  5. 商品・サービスの魅力が伝わるコンテンツを作成する
  6. SEO対策・アクセス解析を集客に活かす
  7. 競合サイトの分析を行う

ホームページの運用目的やターゲットを決めて、コンテンツ内容の方向性を明確にしましょう。

1. ホームページの運用目的を決める

ホームページを運用して集客したい目的を明確にします。

たとえば、企業のサイトであれば「企業の取り組み」や「企業の特徴」をユーザーに知ってもらうことが目的になります。商品を販売するホームページであれば、お問い合わせや購入のコンバージョン増加が目的です。

目的が明確になると、ホームページに掲載する内容がブラッシュアップされ、更新を続ける際に方向性に迷わなくなるでしょう。

2. ホームページのターゲットを決める

ホームページの目的とあわせて、ターゲットを選定します。ターゲットを考えるときは「ペルソナ」を設定すると、訪問者のニーズを満たしやすいホームページの改善が可能になるでしょう。

ペルソナとは?

性別・年齢・職業・年収・趣味などターゲットになる具体的な人物像のこと

たとえば、化粧品の販売を行うホームページの場合は、女性の年齢・職業・年収などからペルソナを設定しニーズを探ります。

3. 必要な情報にアクセスしやすいサイト設計を行う

ホームページで伝えたいことが訪問者にわかりやすく、必要な情報にアクセスしやすいサイト設計を行いましょう。

企業カラーや商品・サービスの特徴をかっこいいデザインで伝えることも重要ですが、内容がわからなければ意味がありません。

情報がわかりやすく整理されており、画像を活用しながら商品やサービスのアピールポイントが目立つようにデザインを検討しましょう。

4. 更新が滞らない体制やルールを構築する

ホームページの更新が滞らないように、自社の体制やルールを構築します。たとえば、ホームページの運用担当者が他の業務に追われて更新作業ができないと、情報が陳腐化して集客につながりません。

更新する頻度や更新担当者の業務スケジュールを調整して、定期的な更新活動の継続が重要です。

5. 商品・サービスの魅力が伝わるコンテンツを作成する

ホームページの担当者が商品やサービスを理解し、魅力が伝わるコンテンツを作成するために社内のコミュニケーションを良化させましょう。

完成したホームページは、社内のさまざまな担当者にレビューしてもらい、内容が正しいかチェックしてもらうと効果的です。多くの社員が関わることで、集客に向けた取り組みのモチベーションアップにもつながるでしょう。

6. SEO対策・アクセス解析を集客に活かす

ホームページの集客を増やすためには、検索エンジンからの流入を増加させるSEO対策が必須です。ユーザーの思考を検討し、ユーザーが検索するキーワードを選定して取り組みます。

アクセス解析は、現状のホームページの状態を把握したあと、PDCAサイクルを回して改善に取り組みましょう。自社にあるスキルだけで難しい場合は、SEO対策・アクセス解析の専門業者を頼るのもいいでしょう。

7. 競合サイトの分析を行う

ホームページに集客するために競合サイトの分析を行います。

SEO対策で検討したキーワードで上位表示されるページと比較して、自社のホームページに足りない要素を洗い出します。ユーザーにわかりやすく、検索エンジンからも評価を得られる対策を取りましょう。

ホームページの集客に即効性がある取り組み3選

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ホームページの集客に即効性がある取り組みは、以下の3つです。

  1. リスティング広告(PPC広告)
  2. SNS戦略
  3. アフィリエイトの導入

広告の配信には費用がかかるため、ホームページの戦略と予算をよく検討したうえで取り組む必要があります。

1. リスティング広告(PPC広告)

リスティング広告は、検索結果画面の上部のスペース、検索結果の最上位より上に掲載される広告です。比較的安価で利用でき、特定の検索キーワードから望める見込み客に直接的なアプローチができます。

リスティング広告は一時的な対策とし、ホームページの改善をおこなうことで継続的に集客しましょう。

2. SNS戦略

SNS戦略とは、SNSに企業アカウントを作成して投稿したり、SNS上に広告を配信したりする戦略です。拡散度の高いSNSを用いることで、他の広告より商品・サービスの認知度を拡大できます。

各SNSの利用者の年齢層・属性は大きく異なるため、拡散したい商品・サービスがどのSNSに適合するかを見極めましょう。

たとえば、Facebookはユーザーのプロフィールや行動履歴などをもとにしたターゲティングが強みで、セミナーや求人情報の発信に適しています。LINEは他のSNSを利用指定いないユーザーが多く、女性の利用率が高いため、美容系の商品やサービスのアピールに利用しやすいでしょう。

3. アフィリエイトの導入

自社のホームページにアフィリエイトを導入するか、アフィリエイターのサイト・ブログで商品・サービスを紹介してもらうことで集客が期待できます。

アフィリエイトは成功報酬制のため、報酬が発生するタイミングは商品・サービスによって売り上げが確定したときです。アフィリエイトを始めるにはアフィリエイトASPへの登録が必要になり、登録には初期費用・月額費用が発生する点に注意しましょう。

ホームページの集客を相談する業者の選び方

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ホームページの集客を相談する業者の選び方は、以下のとおりです。

  • 費用が明確かを確認する
  • 集客の実績を確認する
  • 複数の業者を比べる

業者を選ぶときは、1社だけではなく3〜5社の業者に見積もりを取り、価格や実績を比較しましょう。

費用が明確である

ホームページの集客を業者に相談する際は、費用が明確である業者を選びましょう。費用と工数は比例する特徴があるため、費用が安い場合は意図的にホームページ改善の手間をかけない契約がほとんどです。改善の手間をかけないと「提案回数が少ない」「相談機会が少ない」「思ったような集客ができない」などの事態が起こりやすくなります。

業者に発注する前に、見積もりの明細に曖昧な点がないよう1つひとつ明細の内容確認をします。ホームページの企画や制作から相談する場合は、ホームページの運用や集客に関する費用も含まれているかを確認しましょう。

集客の実績がある

ホームページに集客できない企業を支援した実績がある業者に相談すると安心です。自社と同じ業界や企業規模の支援実績がある業者は、双方にとって改善のイメージがしやすいため、依頼・改善がスムーズになり成功しやすくなります。

複数の業者を比べる

ホームページの集客に関する相談が初めての場合、複数の業者を比較しましょう。見積額を比較するだけではなく、それぞれの業者の取り組みを知ることが重要です。

比較するときは、以下のポイントを確認します。

  • 価格は適正か
  • コミュニケーションが取りやすい担当者か
  • ホームページの目的を理解しているか

業者を比較する際は、契約期間も確認しましょう。長期間の契約では、効果が出なかったときに業者の見直しができなくなるリスクがあります。

弊社が運営しているマッチングサイト「比較ビズ」では、ホームページ集客改善の実績が豊富なマーケティング会社が多数登録しています。どのようなサービスを受けたいのか、Web上の相談フォームに入力することで一括で複数の企業に相談することが可能です。

まとめ

ホームページの運用目的やターゲットが明確ではないと、ホームページの集客効果は得られません。対象となるホームページに集客できない原因を特定し、目的と予算に応じた対策を検討しましょう。広告配信やSNSの活用など、ホームページの集客に即効性のある取り組みと並行して検討すると効果が出やすくなります。

「比較ビズ」では、集客できないホームページを改善できる業者を簡単に探すことができ、比較して相談できます。ホームページの集客に課題がある担当者は、ぜひ検討してください。

監修者のコメント
株式会社KOKOROMI
代表取締役 皸羸疑

お客様の強みを引き出す集客に強いホームページやECサイトを制作。SEO対策からSNS、広告運用など、成果を確実に出すための継続的なWEBマーケティング・運用サポートも行い、クライアントのWEBを使った事業展開を手厚くサポート。経済産業省認定の情報処理支援機関として、よりお客様に沿った形でのIT導入も行っている。

ホームページで集客をするためには本文中にもあるとおり、まず「ホームページで集客できる構成」になっていなければなりません。目的や想定したペルソナが反映されていて、見やすい・操作しやすいユーザビリティ・デザインで構築されている必要があります。

その上で「ホームページへのアクセスを集めること」が必要になり、SEO対策、アクセス解析、継続的な更新、広告運用などを「PDCA」で繰り返すなど作業は多岐にわたります。これらの作業を自社で行うには、業務に精通した人員が必要となり、費用対効果も考えると負担となる部分が多くなる可能性があります。

まずは、豊富なノウハウで効率的に行ってくれる制作会社やマーケティング会社に相談することも検討してみると良いでしょう。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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