サーバー構築の費用相場は?費用面で失敗しないポイントや補助金を解説

株式会社GeNEE
監修者
株式会社GeNEE 代表取締役 日向野卓也
最終更新日:2025年05月02日
サーバー構築の費用相場は?費用面で失敗しないポイントや補助金を解説
この記事で解決できるお悩み
  • サーバー構築にどれくらいの費用がかかる?
  • 運用や保守費用も含めた総費用はいくら?
  • 費用を抑えるための補助金はある?

サーバー構築にかかる費用は、物理サーバーか仮想サーバーかによって異なります。物理サーバーの費用相場は80万円〜、仮想サーバーの費用相場は165万円〜、保守費用はサーバー構築費用の10〜15%です。

サーバー構築に特化した補助金制度を利用すると、費用を抑えられるためおすすめです。

この記事では、サーバー構築費用の相場や活用できる補助金の種類などを解説します。最後まで読めば、サーバー構築で失敗しないポイントも把握できるでしょう。サーバー構築の費用にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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【種類別】サーバー構築費用の相場

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サーバー構築にかかる費用は、種類によって異なります。以下2種類のサーバー構築にかかる費用相場をまとめました。

  1. 物理サーバーの構築
  2. 仮想サーバーの構築

物理サーバーとは、ハードウェアとして実際に存在するサーバーです。専用のハードウェアにOSやアプリケーションをインストールして利用します。

仮想サーバーとは、1台の物理サーバー上に複数の仮想的なサーバーを構築して利用する仕組みです。物理サーバー上で仮想化ソフトウェアを利用し、複数の仮想化サーバー上でOSやアプリケーションをインストールします。

1. 物理サーバーの構築費用相場

物理サーバーの構築費用相場は、必要な機能や性能、規模によって異なります。一般的な相場は、以下のとおりです。

機器費用 サーバー機器 10万円~
ネットワーク機器 5万円~
ソフトウェア費用 5万円~
人件費 要件定義 10万円~
設計 10万円~
キッティング 10万円~
構築 30万円~

物理サーバーは、高い性能や信頼性が必要な場合や、セキュリティ上の理由から仮想化ができないときに利用します。欠点はハードウェアの交換や保守が必要であり、コストがかかることです。

最近ではクラウドサービスの普及により、物理サーバーを構築するよりもクラウド上の仮想サーバーを利用するケースが増えています。

サーバー機器・ハードウェア・設置環境

サーバーの使用目的により、パソコンに求められるスペックが異なります。スペックにより価格は変動しますが、一般的な相場は以下のとおりです。

  用途 費用相場
タワー型サーバー機器(エントリ向け) 単機能ファイルサーバー 10万円~
ラック型サーバー機器(クリティカル) データベースサーバー 30万円~
ラック型サーバー機器(ハイエンド) 業務システム 100万円~
静音ラック サーバーPCを収納して騒音を遮断 25万円~

サーバーの使用目的によって必要なスペックは異なります。業務システムで使用するためには、高い処理能力や大容量のストレージが必要です。

タワー型とラック型の違いは、ラック型が省スペース化や冷却効率の向上などに優れている点です。消音ラックは、騒音を大幅に低減できます。サーバー構築費用は、費用の項目に応じて細分類可能です。

サーバー構築費用

目的や用途により、サーバー構築費用は異なります。一般的な相場は以下のとおりです。

ファイルサーバー(社内向け) 15万~25万円
WEBサーバー(ホームページ配信用) 20万~35万円
セキュリティサーバー 25万~30万円

ファイルサーバーには、プリンタサーバーの構築費用も該当します。WEBサーバーの代表的な種類は、メールサーバーです。セキュリティサーバーは、複数の端末を一元管理するために利用します。

構築の段階で、SSL(暗号化通信)やドメインの設定、OSのインストール・環境設定にコストがかかる場合もあるでしょう。詳細な要件を確認しておくことが重要です。

クライアントマシン・ネットワーク

全く何もない状態からサーバーシステムを構築する場合、パソコン費用もかかります。クライアントマシン・ネットワークの一般的な相場は以下のとおりです。

クライアントパソコン 5万円〜15万円 / 1台
ルーター 2万円〜5万円
スイッチングハブ 5,000円〜2万円 / 1台
ネットワーク設計費用 10万円前後
ネットワーク構築工事 20万円前後

ネットワーク設計費用とネットワーク構築費用は、1フロアあたり25台程度のパソコンを設置する規模を想定した数値です。

クライアントマシンは、アプリケーションの実行やデータ保存・管理などをサーバー側で行います。必要最小限の機能しか持たないため、セキュリティ面での利点が大きいです。クライアントマシンの導入は、企業の情報セキュリティ向上に高い効果が期待できます。

2. 仮想サーバーの構築費用相場

仮想サーバーの構築にかかる費用相場は、必要な機能・性能・規模のほか、クラウドサービス利用料やストレージの追加オプションなどで変動します。一般的な相場は以下のとおりです。

機器費用 使用料 月額5,000円~
ソフトウェア費用 5万円~
人件費 要件定義 10万円~
設計 10万円~
構築 30万円~

仮想サーバーは、物理サーバーと比較してコストが低いことが特徴です。物理サーバーと比較すると省スペースであり、エネルギー消費量も少ない利点があります。

サーバー構築以外に必要な保守費用相場

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サーバー以外に必要な保守費用の相場は、サーバー構築費用の10~15%です。サーバー導入後も継続的に発生するため、事前にしっかりと予算を立てておきましょう。一般的に、以下の内容が保守費用に含まれます。

セキュリティ対策費用 ウイルス対策ソフトウェアやファイアウォールにかかる費用
ピックアップ費用 データを定期的にバックアップするための機器やソフトウェアの購入費用、バックアップ先のストレージ容量に応じた費用
保守契約費用 サーバーの保守・修理・障害対応などを行うための契約費用
電気代 サーバー維持に必要な電力にかかる費用

サーバー保守契約には、ハードウェアやソフトウェアのほか、セキュリティやネットワークなどがあります。保守契約内容によっては、保守費用が高額になるため注意してください。

サーバー構築費用の具体例2つ

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サーバー構築費用の具体例を、以下2つのシステムを用いて解説します。

  1. 鍵管理システム:数百万円
  2. 部品在庫管理システム:100万~1,000万円

鍵管理システムや部品在庫管理システムのサーバー構築事例は、近年増加しています。それぞれどの程度の費用がかかるのか、ぜひ参考にしてください。

1. 鍵管理システム:数百万円

無人鍵管理システムや顔認証システムなど、セキュリティの強化面で鍵管理システムは注目されています。認証システムにおけるサーバー構築手順と内容は、以下のとおりです。

(1)サーバーの選定 サーバーは鍵の管理や認証に必要な処理能力を備えているものを選択
(2)サーバーのセットアップ OSのインストール・必要なソフトウェアのインストール・ネットワークの設定
(3)鍵の管理 鍵の生成・登録・削除・バックアップや復元機能の設定
(4)認証処理 鍵の照合やアクセス権限のチェック
(5)セキュリティの強化 ファイアウォールや暗号化などの技術を利用し、不正アクセスやデータ漏洩などのリスクを軽減する設定

顔認証システム費用相場は以下のとおりです。

端末費用(認証機器) 1台あたり20万円前後
コントローラー費用 20万円~40万円
サーバー費用 1台あたり数百万円前後
月額利用料 月額数千円~数万円
保守・サポート費用 システム会社により異なる

2. 部品在庫管理システム:100万~1,000万円

部品在庫管理システムにおいて、サーバーは在庫情報の管理や処理を行うために利用します。サーバー構築手順と内容は以下のとおりです。

(1)サーバーの選定 在庫情報の管理や処理に必要な処理能力を備えているものを選定
(2)サーバーのセットアップ OSのインストール・必要なソフトウェアのインストール・ネットワークの設定
(3)データベースの設計 在庫情報の項目やテーブルの設計を行い、在庫情報の管理に必要なデータベースを設計
(4)在庫情報の登録 部品番号・数量・在庫場所などの情報を登録できる機能の設定
(5)在庫情報の更新 入庫や出庫などの情報を更新する機能を導入し、常に最新の情報で管理できるよう設定
(6)在庫情報の検索 部品番号や在庫場所などの情報を元に、在庫情報を検索する機能の設定
(7)セキュリティの強化 ファイアウォールや暗号化などの技術を利用して、不正アクセスやデータ漏洩などのリスクを軽減する設定

部品在庫管理システムの費用相場は以下のとおりです。クラウド型を選択するかパッケージ型を選択するかで費用が異なります。

  費用項目 費用相場 備考
クラウド型 初期費用 0円~10万円 導入支援費用は別途必要(一般的に100万円程度)
ランニングコスト 月額3,000円~7万円 在庫の数や拠点数により変動
パッケージ型 初期費用 300万円~1,000万円 パッケージ購入費用・初期設定サポート費用・サーバー設置・システム移行サポート費用構築費用含む
ランニングコスト 月額0円~10万円 自社ですべてがまかなえる場合は0円

サーバー構築の費用面で失敗しない5つのポイント

サーバー構築の費用面で失敗しないポイントは、以下の5つです。

  1. 自社の規模感にあわせる
  2. 目的・用途に応じたプラットフォームを選ぶ
  3. 保守も任せられるシステム開発会社を選ぶ
  4. サーバーを管理する人材をたてる
  5. 試験的にサーバーを借りて運営する

1. 自社の規模感にあわせる

自社の規模感にあわせたサーバー構築を行うと、必要以上のコストをかけずに済みます。自社に見合わない規模のサーバーを構築すると、機能や性能の過不足が生じ、必要以上のコストがかかるため注意してください。

将来的な拡張性を考慮しても、規模感にあったサーバーを選択することが大切です。実際に拡張する場合、必要な性能や機能の追加は容易にできます。

2. 目的・用途に応じたプラットフォームを選ぶ

目的・用途にあわせたプラットフォームを選定することで、不必要な機能やリソースを排除できます。サーバーの性能や安定性を向上させられるため、長期的な運用コストの削減も可能です。

サーバー構築費用を削減しつつ性能や安定性を向上させ、将来的な拡張や変更に対応するためにも、適切なプラットフォームを選びましょう。

3. 保守も任せられるシステム開発会社を選ぶ

保守も任せられるシステム開発会社を選定すると、別途保守業者を雇う必要がなくなるため、コストの節約につなげられます。サーバーの監視や障害対応など、迅速かつ適切に行ってもらえるでしょう。

サーバーのトラブルやアップデートなど、技術的な問題にも迅速に対応してもらえます。サーバーだけではなく、関連するシステムやアプリケーションの管理も可能です。

4. サーバーを管理する人材をたてる

サーバーを管理する人材を配置すると、監視や障害対応などを適切に実施できます。適切に管理することで、無駄なコストや時間を削減できるため、効率的なサーバー運用も可能です。サーバーの安定稼働を維持できると、トラブルの防止にもつなげられます。

5. 試験的にサーバーを借りて運営する

試験的にサーバーを借りて運営すると、サーバーの性能や機能を最適化できます。必要な機能や設定を調整することで、より自社にあった状態に構築できるでしょう。

実際にサーバーを運用すると、必要なスペックや機能を正確に把握できるため、無駄なコストを削減可能です。

サーバー構築費用で失敗しない外注先の選び方3選

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サーバー構築費用で失敗しない外注先の選び方は、以下の3つです。

  1. 保守も任せられる開発会社を選ぶ
  2. 見積もり費用だけではなく提案力も重視する
  3. 実績・事例がある開発会社を選定する

1. 保守も任せられる開発会社を選ぶ

保守も任せられる開発会社を選定すると、以下のメリットが期待できます。

  • 別途保守業者を雇う必要がなくなり、コストの節約ができる
  • サーバーの監視や障害対応などを行ってもらえる
  • 技術的なサポートを受けられるため、社内の人員を配置する必要がなくなる
  • 継続的に依頼することで将来的な規模の拡張につなげられる

保守も任せられる開発会社を選ぶと、サーバー構築に関する専門知識や技術を持ったエンジニアのサポートを常に受けられます。保守業務や技術的なサポートにかかるコストも削減可能です。サーバーの監視や障害対応なども行ってもらえます。

高品質なサーバー構築が可能となり技術的なサポートも受けられるため、社内で無理に人員を配置する必要がありません。結果的に人件費の削減にもつながります。将来的に規模を拡張したい場合は、継続的に開発会社へ依頼することで、スムーズな移行が可能です。

2. 見積もり費用だけではなく提案力も重視する

提案力がある外注先を選ぶと、自社のニーズにあわせた最適なサービスが受けられる可能性が高いです。外注先が自社のビジネスやサービスを理解していると、最適なサーバー構築のプランにつなげられるでしょう。

現状利用しているサーバーの改善案も、あわせて提案してもらえることが期待できます。

3. 実績と事例がある開発会社を選ぶ

過去の実績や事例から開発会社を選択すると、サーバー構築の品質や対応力などの高さがわかります。実績や事例が豊富で評判の高い会社であれば、技術力や対応力が高いことも期待できるでしょう。

外注先の技術力や対応力が不十分な場合、追加費用の発生やセキュリティに問題が生じるリスクが高まるため注意が必要です。

サーバー保守にかかる費用を抑える2つの方法

サーバー保守にかかる費用を抑える方法は、以下の2つです。

  • 定期的に依頼内容を見直す
  • アウトソース先を見直す

定期的に依頼内容を見直す

サーバー保守の契約内容は、1度決めるとそのままになりがちです。しかし、運用状況の変化に応じて必要な作業や対応範囲は変わってきます。定期的に「本当に必要な保守内容か」「不要な作業が含まれていないか」を確認し、契約内容を見直しましょう。

自社で対応できる作業は内製化すると、無駄な費用を削減できます。

アウトソース先を見直す

現在契約している保守業者が、費用や対応内容に見合ったサービスを提供しているかを再評価することも重要です。複数社から見積もりを取り比較検討すると、コストパフォーマンスの高い業者に切り替えられる場合もあるでしょう。

料金だけではなく、対応スピードやトラブル時の柔軟性も比較するときに注目したいポイントです。

サーバー構築費用に活用できる補助金3選

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サーバー構築費用に活用できる補助金は、以下の3つです。

  1. IT導入補助金
  2. ものづくり補助金
  3. 小規模事業者持続化補助金

1. IT導入補助金

IT導入補助金とは、事業者が情報技術であるITを活用するための費用を補助する制度です。IT導入補助金を利用すると、サーバー構築費用の一部を補助してもらえます。

サーバー構築にかかるすべての費用をまかなうことは難しいですが、新しいシステムを導入する場合は使用可能です。

IT導入補助金は、ベンダーやサービス提供事業者と事業者が一緒に申請する必要があります。対象となるシステムも決まっているため、活用する場合は必ず確認しておきましょう。

2. ものづくり補助金

ものづくり補助金は、生産性を向上させるために必要な設備を導入する際に利用できる補助金です。審査を受けて採択できれば補助金が受けられます。

サーバー構築費用に関しては、情報システムの改善・強化に関する費用の一部を補助金として受給可能です。製造業が対象であるため、事前に自社の業種が該当しているか確認しておきましょう。

3. 小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金では、IT導入補助金やものづくり補助金ではまかえない小規模なシステム構築の一部を補助できます。具体的には、ホームページを作成する際の外注費用や、新たにパソコンを購入する場合などに申請可能です。

商工会と一緒に事業計画書を作成する必要があり、計画書の事前承認が商工会から得られなければ申請ができないため留意しましょう。

まとめ

サーバー構築費用の決定には、システム開発にかかる工程数や内容が大きく関わります。自社の目的や使用用途に応じたものを導入すると、コスト削減につなげられるため重要です。

サーバー構築を考えていても、どこの会社に依頼すればいいかわからず悩まれることもあるでしょう。比較ビズでは、サーバー構築が得意な開発会社が数多く在籍しています。

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監修者のコメント
株式会社GeNEE
代表取締役 日向野卓也

東京工業大学環境・社会理工学院卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。MBA(経営学修士)取得。国内最大手SIerの株式会社NTTデータで大手法人領域(大手流通企業、大手小売企業)の事業開発、事業企画等の業務に従事。米国スタンフォード大学への研修留学を経て、システム/モバイルアプリ開発会社の株式会社GeNEEを創業。

サーバ構築の前に、以下の5つのポイントを押さえる必要があります。まず、「目的」を明確にし、適切なサーバを選定することが重要です。

コストだけでなく、性能も考慮し、将来の事業拡大に備える必要があります。セキュリティ性も重要な要素で、サイバー攻撃への対策が必要です。サーバ提供会社のサポート内容も確認し、信頼性の高い業者を選ぶことが大切となります。

また、容量や性能を適切に確保することで、サーバの安定性を保ち、クライアントの信頼を損なわずに済みます。以上のポイントを考慮して、計画的にサーバ構築に臨みましょう。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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