【個人向け】オウンドメディアの収益化方法と成功のコツ|作成手順から解説

最終更新日:2024年01月22日
株式会社ラクティブ
監修者
代表取締役 村木薫
【個人向け】オウンドメディアの収益化方法と成功のコツ|作成手順から解説
この記事で解決できるお悩み
  • オウンドメディアを収益化する効果的な方法とは?
  • オウンドメディアの具体的な作成工程とは?
  • 個人でもオウンドメディアを成功させるコツとは?

「個人でオウンドメディアの立ち上げや運営は可能?」とお悩みの方、必見です。オウンドメディアの立ち上げ・運営は個人でも可能です。個人事業の集客チャンネルとしてだけではなく、広告モデルを導入すれば新たな収益の柱としても活用できます。

この記事では、オウンドメディア作成手順や収益化する方法を解説します。最後まで読むことで、オウンドメディアの運営を成功させるコツがわかるでしょう。

オウンドメディアの成功事例も紹介するため、初心者の方はぜひ参考にしてください。

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オウンドメディアとは

オウンドメディア(Owned Media)とは幅広い意味を持つ言葉であり、媒体についての明確な定義はありませんが、主に「自分で所有している媒体」を指します。

広義では、Webマガジンやホームページ、メルマガ、ブログ、SNSなどを指します。一方、狭義ではWebサイトやブログといったWeb記事媒体を指します。

オウンドメディアは個人や企業、サービスについての情報を発信するために活用します。日記や単なる感想を綴る個人ブログはオウンドメディアと呼ばない点を覚えておきましょう。

個人でオウンドメディアを運営する4つのメリット

個人でオウンドメディアを運営する4つのメリット

見込み顧客を獲得できる

オウンドメディアは強力な集客ツールの1つです。SEO施策を行ってターゲットとなるユーザーが検索しそうなキーワードで記事を上位表示させることで、多くの見込み顧客を集客できます

SEOとは

「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」。GoogleやYahoo!といった検索エンジンにおいて、特定のキーワードで記事やサイトを上位表示させること。

ユーザーに購入や問い合わせ、サブスクリプション登録といったアクションを起こしてもらうには、ただ記事に集客するだけでは不十分です。「納得できる」「ためになる」と思ってもらえる記事を作成しましょう。

広告費用を抑えながらマーケティングできる

WordPressで簡単なメディアを立ち上げる場合に必要な費用はドメイン代とサーバー代のみで、年間数千円もあれば十分でしょう。さらにSEO対策をすれば集客コストはほとんどかかりません。

広告やチラシは即効性があり効果的な集客方法ですが、アクセスをお金で買っているとも言えます。大企業と比較して資金力に乏しい個人で実施するのはリスクも高い方法です。

Webマーケティングスキルが身につく

オウンドメディアを持っていても、闇雲に記事を作成し公開しているだけでは成果を得られません。データを分析しながら「もっと上位表示させるにはどうすればよいのか」「どんな施策を打てばコンバージョンが増えるか」といった改善が必要です。

知識やノウハウを学んだり自分で考えたりしながら改善施策を繰り返せば、集客やセールスといったWebマーケティングスキルが身につきます。オウンドメディア運営で得たスキル・ノウハウを活かしてWebマーケティングコンサルを行えば、新たな収益源を作ることも可能です。

収益の柱になる

オウンドメディアは収益の柱になります。具体的には下記のような方法です。

  • 本業の集客チャネルとして活用する
  • 記事内に広告を掲載し、本業とは別の売上を立てる

個人で生計を立てるうえではリスク分散が欠かせません。オウンドメディアを活用すれば、売上の柱を増やし収益を安定させられます

オウンドメディアを個人で収益化する2つの方法

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オウンドメディアを個人で収益化する方法は「広告掲載」と「自社商品販売」の2つです

広告を掲載する

メリット ・自分の商品がなくても始められる
・参入できるジャンルが幅広い
デメリット ・収益が広告主に依存する

オウンドメディアに他社の広告を掲載することで収益化できます。一般的に用いられるのは下記のような手法です。

手法 概要
アドセンス広告 Googleの広告ネットワークにサイトの一部を貸し出し、ユーザーが広告をクリックするごとに収益を得る手法
純広告 特定の広告主に、サイトの一部を広告枠として販売する手法
アフィリエイト広告 商品やサービスの広告を掲載し、その広告経由での購入や問い合わせに対して成果報酬を得る手法

自分で商品を持っていなくても開始できるため、参入障壁が低い手法です。特にアドセンス広告は広告を自動で表示してくれるという特性から初心者でも始めやすい一方、ライバルが多く収益性は高くないため注意しましょう。

自社商品を販売する

メリット ・自由度が高く売上を伸ばしやすい
・本業とのシナジーを期待できる
デメリット ・商品を持っていない場合に参入障壁が高い
・決済手段の整備が必要

コンテンツ販売や有料セミナー、コンサルティングが自社商品の代表例でしょう。個人事業主であれば本業への問い合わせも含みます。

商品の内容や値段などを自由に設定できるため、売上の最大化を目指しやすい点が最大のメリットです。逆に自社商品がない方にとっては商品や決済手段の準備から始める必要があり、広告モデルと比較すると参入は容易ではありません。

オウンドメディアの作成手順

  1. メディアの目的を決める
  2. メディアのコンセプトを決める
  3. SEOの知識を身につける
  4. サイトの構造を決める
  5. WordPressでサイトを立ち上げる
  6. 記事コンテンツを作成する
  7. データを分析し改善する

メディアの目的を決める

メディアのコンセプトや記事の内容は、目指している収益化方法に依存します。コスメ商品のアフィリエイトで収益化するメディアと水道修理の問い合わせで収益化するメディアとでコンセプトや記事が異なるのは、言うまでもないでしょう。

まずは目的を定めることで、以降のステップですべきことも明確になります。

一度決めた目的は動かさないようにしましょう。中身がブレてしまい、何を伝えたいメディアなのかが伝わりにくくなってしまうためです。

メディアのコンセプトを決める

次に「誰にどんな情報を届けるのか」というメディアのコンセプトを決めます。「誰=自分が売りたいもののペルソナ」に「どんな情報=そのペルソナが欲している情報」を届けるといった考え方です

ペルソナとは

サービスや商品を利用するユーザー像のこと。年齢や性別だけでなく、悩みや欲求までリアルに想像する。

Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトを利用すると、ペルソナの悩みをより具体的に把握できます。

SEOの知識を身につける

サイトの目的やコンセプトを固めるのと同時並行で、SEOの知識を身につけます。

メディアにアクセスを集めるには検索エンジンでの上位表示が必要であり、検索エンジンでの上位表示にはSEOの知識・スキルが必要です。SEOという武器がないまま闇雲に記事を投稿しても、基本的にはアクセスを集められず収益化もできません。

入門書レベルの基礎からSEOの知識・スキルを身につけて実践しましょう。サイトの拡大とともにSEOのスキルレベルを上げていくのがおすすめです。

サイトの構造を決める

目的とコンセプトに合わせて、サイトの構造を決めます。

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サイトの構造とはどのようにサイトを拡大していくかという設計図です。カテゴリーや狙うキーワードを決め、それをもとに記事を投稿していきます。

カテゴリーやキーワードの選定はSEOに大きな影響を持つため、丁寧に行いましょう。キーワード選定にはキーワードプランナーラッコキーワードといったツールが有用です。

コンバージョン獲得の導線もあわせて設計しましょう。悩みを解決する記事で集客し、商品やサービスの紹介記事で教育し、ランディングページで販売するという流れが一般的です。

WordPressでサイトを立ち上げる

メディアの目指すべき形が決まったら、WordPressを用いてサイトを立ち上げます。

オウンドメディアの運営自体はnoteやはてなブログなどの無料ブログでも可能です。しかし自由度の高さやSEO対策のしやすさといった理由から、収益化を目指すのであればWordPressでの運営をおすすめします。

WordPressでサイトを立ち上げる手順は下記の5ステップです

  1. レンタルサーバーを契約する
  2. ドメインを取得する
  3. サーバーとドメインを紐付ける
  4. サーバーの管理画面で、ドメインにWordPressをインストールする
  5. サイト名やカテゴリー、タグ、デザインなどを設定する

初めのうちはスペックの高くないレンタルサーバーでも十分です。まずはXservermixhostの低価格プランを契約し、アクセス数が増えてサーバーのスペックが足りなくなったらグレードアップしましょう。

ドメインやサイトやブランドの名前に関連したものがおすすめです。たとえばコスメレビューサイトのアットコスメは「cosme.net」というドメインを利用しています。

記事コンテンツを作成する

サイトの立ち上げが完了したら、サイト構造に合わせて記事コンテンツを作成・公開していきます。

新しいサイトは記事を公開してもすぐに上位表示されません。定期的に記事の作成・公開を続け、まずはサイトに評価をためていくことを意識しましょう

実際の記事作成にあたっては「PREP法」のような手法を用いましょう。

PREP法とは

Point(要点・結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(要点・結論)の順で文章を構成する手法。説明がわかりやすくなる。

記事を読んだユーザーの納得感が強くなり、サイトの評価向上や売上アップにつながります。

データを分析し改善する

投稿した記事のアクセスやコンバージョンといったデータを分析し、改善方法を模索・実行します。

個別の記事でもサイト全体でも、初めから完璧なものは作れません。分析と改善を繰り返し、地道なブラッシュアップを続けることが重要です

具体的には下記のような方法で改善を行います。

状況 改善施策
記事のSEO順位が低い 該当記事のリライト
コンバージョンを期待できるキーワードで自社記事が表示されない 新規記事の追加
ランディングページへのアクセスが少ない コンバージョン導線の再設計
コンバージョン率が低い ランディングページの見直し

個人でオウンドメディアを成功させるコツ

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個人でオウンドメディアを成功させるコツはブルーオーシャンを狙うことです

金融のようなレッドオーシャンは売上のトップラインが高い一方、人材や資金が豊富でノウハウも持っている企業が運営するメディアが競い合っています。個人メディアが後発で参入して勝てる見込みは大きくありません。

下記がブルーオーシャンの具体例です。

  • 売上規模が小さく、企業が参入しないジャンルやキーワード
  • 概念として新しく、ライバルが少ないジャンルやキーワード

ライバルが少ないブルーオーシャンで戦うことで、個人運営のオウンドメディアでも効率的にアクセスを集めて収益化できます。

オウンドメディアの成功事例4選

成功しているオウンドメディアを4つ紹介します。4つとも企業が運営主体ですが、オウンドメディアの成功事例を知るという意味で有用です。

サイボウズ式

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引用:サイボウズ式

「サイボウズ式」は株式会社サイボウズが運営するオウンドメディアで、オウンドメディアの代表的な成功例です。働き方やキャリア、組織運営についてのコラムを定期的に発信しています。

メディアの運営目的は新卒採用・キャリア採用のためのブランディングです。 読者のために書く記事にこだわり、独自の価値観を提供することで、サイボウズ株式会社はブランディングに成功しています。

歯医者が教える歯のブログ

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引用:歯医者が教える歯のブログ

「歯医者が教える歯のブログ」はおかざき歯科クリニックが運営するオウンドメディアです。歯科医という専門的な立場から、歯に関する情報を幅広く提供している点に特徴があります。

歯の悩みについての記事で集客し、記事の最後にクリニックの情報を掲載することで集客につなげる仕組みです。

専門家ならではの権威性を利用したコンテンツと、悩みの解決とほぼ同義であるコンバージョン設定という導線設計は、特に個人事業を営んでいる方の個人メディアで活用できます。

北欧、暮らしの道具店

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引用:北欧、暮らしの道具店

家具やキッチン用品、アパレルアイテムなどを販売するECサイト「北欧、暮らしの道具店」が運営するオウンドメディアです。ただ商品を紹介するのではなく、使い方や家事のヒントといった関連情報を発信することで見込み顧客の獲得に成功しました。

ECサイトとメディアを同じサイトで運営することで、情報収集から購入までの距離が短くなる・世界観を統一しやすいといったメリットがあると考えられます。

THE BAKE MAGAZINE

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引用:THE BAKE MAGAZINE

「THE BAKE MAGAZINE」は株式会社BAKEが「製菓業界を変えるオウンドメディア」をコンセプトに立ち上げたオウンドメディアです。 自社商品にこだわらず、製菓業界の現状や競合他社のお菓子なども紹介する視点の柔軟さが特徴と言えます。

業界全体の底上げを目指すコンセプトは、個人メディアとして現実的ではありません。他社の商品も紹介するユーザーファーストな姿勢をぜひ参考にしてください。

まとめ|個人のオウンドメディアは目的設定が重要

この記事では個人でオウンドメディアを成功させるための手順やコツを紹介しました。

個人メディアでは、明確な目標設定とそれに合った適切なコンセプト設定が重要です。初めにメディアが目指すゴールを定め、ゴールから逆算してサイトを構築しましょう。

オウンドメディアは効果の実感まで時間がかかりますが、強力な集客施策の1つです。個人でもオウンドメディアを上手に活用して売上アップを狙いましょう。

監修者の一言

オウンドメディアの立ち上げ自体は、低コストでかつ比較的簡単で、WEBマーケティングの観点からもメリットが多くあるため、個人事業主も積極的に活用する事は良いかと思います。個人事業主がオウンドメディアを運営する際に、ネックとなってくるのは、配信する記事コンテンツの用意になるかと思います。

組織的に運営しているオウンドメディアでは、配信する記事コンテンツの更新頻度も高く、様々な記事コンテンツを配信している傾向があります。個人事業主は日々の業務もありますので、そこまでリソースをオウンドメディアの記事作成に割く事ができません。

しかし個人事業主の有利な点は、携わる業務に対し、深い知識を持っている事になります。そこで記事作成方法のひとつとしてオススメするのは、携わる業務に関する書籍を1冊執筆するイメージで、原稿を用意する事です。

書籍のタイトルを考え、書籍の目次に相当する見出しを仮に30個作るとして、原稿を用意したら、最終的にはその見出しが記事コンテンツのタイトルとなる30本の原稿が完成する事になります。完成した1冊の書籍は、電子書籍化して個人事業の活動に役立てる事も可能です。

組織的なオウンドメディアより高品質な記事を配信し、そのオウンドメディアの価値を高める事が個人事業主のオウンドメディアの成功のポイントとなります。

株式会社ラクティブ
代表取締役 村木薫
監修者

趣味は筋トレ。週3回のジム通いで汗を流す。大手外資広告代理店でウェブメディアのプロデューサーを経て複数のテレビ局でウェブサイト構築のPMを担当する。その後株式会社ラクティブの代表取締役に就任。出版社など様々な企業に対して、オンラインメディアの構築やコンサルティング、収益化支援を行い、メディア運用開始から1年で100万PVを超えるサイトを複数立ち上げるなどの実績を持つ。現在は中小企業を中心にWEBマーケティングを支援。

比較ビズ編集部
執筆者
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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