Python(パイソン)でどんなWebアプリが作成できる?注目のプログラミング言語を徹底解説

更新日:2020年07月03日 発注カテゴリ: Web制作会社・システム開発会社
Python(パイソン)でどんなWebアプリが作成できる?注目のプログラミング言語を徹底解説

プログラミング言語Python(パイソン)は多くのIT系メディアで、これから学びたい注目の言語として紹介されています。実際に普及も進んでおり、基本情報技術者試験のプログラミング言語として選択されたり、文科省により高校生が授業で学ぶプログラミング言語としても選ばれそうになったりと、各方面で積極的に利用が進んでいます。それではPythonはどのような特徴を持ち、何が優れているのでしょうか。また、Webアプリ作成ではどのような利用方法が考えられるのでしょうか。本記事では、Pythonの概要、特徴、Webアプリでの利用、そしてPythonで実現される先進機能についてご紹介いたします。

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Pythonとは?どんなプログラミング言語?

Pythonの台頭はつい最近のように感じますが、実は歴史のあるプログラミング言語です。その誕生は1991年、JavaやPHPの誕生(公開)が1995年であることを考えても、相当昔からあることになります。しかしながら、その人気が出始めたのは少し時間が経ってから、2000年の2.0というバージョンが出てからです。この2.0でPythonはガベージコレクション、Unicode、リストといった要素を導入し、他のプログラミング言語と遜色ない機能を獲得したのです。その後、紆余曲折をへて2020年現在は3.X系が最新バージョンとなっています。

Pythonは多くのプラットフォームで動かせる環境が構築できること、そして言語の汎用性から多目的に利用されています。代表的な用途は下記のようなものがあげられます。

  • Webアプリケーション

 多くのフレームワークが提供されているおり、開発がしやすい

  • データサイエンスへの利用

 充実したライブラリとプログラマのとりつきやすさ、汎用性の高さによる応用のしやすさ、比較的計算速度の速い利点が活かされる

  • システム管理用スクリプト

 スクリプト言語の特性を活かせる

  • 教育用

 シンプルで分かりやすい言語のため

Pythonの特徴

多くの環境で利用されているPython。なぜPythonが選ばれるのか、その特徴を見てみましょう。

洗練された言語

Pythonの優れた特徴として真っ先に上がるのがシンプルな文法です。プログラミング言語は手続きを複雑に表しがちなのですが、Pythonは可読性を重要視して設計されているため、スッキリ見やすい記述となっています。プログラミング言語学習のとりかかりとして採用されてきているのも、見やすさ、分かりやすさが大きな要因です。

多くの実行環境をサポートしている

Pythonは多くのOSやハードウェアに対応しており、利用者はプログラミング言語に環境を合わせる必要がありません。またプラットフォームをあまり選ばないため、IoT機器向けのプログラミング言語としても活用されています。

充実したライブラリ、フレームワーク

Pythonの中心となる本体の部分は必要最小限の構成で作られています。その一方、標準ライブラリやサードパーティ製のライブラリ、関数、Webアプリケーションフレームワークなどプログラミングを拡張するための材料が豊富に用意されているところも、Pythonの大きな特徴です。多くがインターネット上で無料で配布されているため、利用者は自らのPythonの利用目的に合わせた環境を自由に拡張していくことが可能です。

PythonのWebフレームワークで有名なものでは、下記があげられます。いずれもインターネット上から入手可能で、開発情報も豊富なため利用しやすいフレームワークとなっています。

  • Django(ジャンゴ)

 mvcモデルを採用したフレームワーク。様々なWebサイトの構築が可能

  • Flask(フラスク)

 軽量なフレームワーク。小規模開発に向いている

無料で提供される開発環境

Pythonの実装であるCPythonはフリーかつオープンソースのソフトウェアで、非営利団体であるPythonソフトウェア財団によって管理されています。Pythonの実行環境、開発環境や標準ライブラリ、外部ライブラリ、関数、フレームワークなどのほとんどは無料でインターネット上から入手し、商用としても利用することができます。

PythonとWebアプリ

いまやあらゆる業種、業界で利用されれているWebサイト。PythonはWebサイトを作ることができると先にご紹介しましたが、実際にはどのような物が作れるのでしょうか?

PythonではどんなWebアプリケーションが作れる?

Pythonは汎用性の高い言語で、Webアプリケーションの分野でも多く活躍しています。できることは他のプログラミング言語でできることはほぼすべて実現できるといっても間違いがないほどです。企業のホームページや業務システム、Web上へのSNSやブログ、掲示板の作成といったWebページ、Webサービスを作成することができます。さらに、DjangoやFlaskといったフレームワークを利用することで効率的に開発することが可能です。ただし、WebアプリケーションにおいてはHTML/CSS、Javascriptなど他の技術と組み合わせて利用することが一般的です。

また、HTTP通信を利用するという意味ではWeb上からデータを抽出するWebスクレイピングにもPythonは利用可能です。専用のライブラリも開発されており、ネット上でスクレイピングプログラム作成のための情報が提供されています。

Pythonを利用したWebアプリケーションの具体例

PythonでWebアプリケーションが作れる、多くのことに柔軟に対応できるといわれてもピンとこないかも知れません。以下に具体的にPythonで実装されているWebアプリケーションをあげてみます。世界規模で普及しているWebアプリケーションも多いため、PythonによってあらゆるWebアプリケーションが作成可能なことを実感いただけるでしょう。

  • Youtube

 世界最大の動画共有サービス。「最小限の開発者で迅速にメンテナンスが容易な機能を作るため」、Pythonを使って作成されています。

  • Instagram

 FaceBookの提供する写真共有SNSサービス。国内での利用者数3000万人を越えるInstagramもPythonで作られています。

  • Dropbox

 オンラインストレージの世界的なサービス、DropboxもPythonにより作られています。400万行を越えるプログラムで構成されているそうです。

  • Google

 GmailやGoogle Mapsのバックエンド処理にPythonを利用しています。

Pythonを使って実現する先進技術

さて、Webアプリケーションとも相性が良く、IoT機器でも動かせるなど強みのあるPython。それに加えて、先進技術のベースとしても利用されており、その導入のためにも今後重要性が増していくことが予想されています。

一つはデータサイエンスの分野でPythonの採用率が高いことです。データを収集、蓄積し、その解析から有益な情報を得るデータサイエンスはビッグデータ、データマイニングといったキーワードとともにこれから、Pythonを使ったプログラムとともにより普及が進んでいくでしょう。

またAI(人工知能)とそれを支える機械学習分野、ディープラーニングでも、ライブラリの充実等の条件が揃っているため利用が進んでいます。AI開発の必須言語とも言われており、AI部分をPythonで作り、他の言語で作られたシステムと連携させて利用される使われ方もあるようです。

PythonはWebやIoTとも組み合わせやすいため、その将来性も大きく広がっているといえそうです。

Pythonでアプリ・サービスを構築する場合のメリット・デメリット

Pythonでアプリ・サービスを構築する場合のメリット

コードの簡潔さ

 Pythonのシンプルさを追求したソースコードは可読性を向上させ、運用性能を高めます。またPythonの記法は学習コストが低い点も魅力的です。

ライブラリやフレームワークの充実

 無料で使用できる標準ライブラリ、外部ライブラリ、フレームワークなどが充実しているため、開発に取り掛かりやすい環境が整っています。開発者が増え続けている言語のため、開発のための情報が増え続けているのもメリットとなります。

汎用性の高さ

 PythonはWebアプリ、ゲームやデスクトップアプリ、スマホアプリ、スクレイピングソフト、IoT向けアプリも開発可能な汎用性の高さを誇ります。一つの言語を習得することにより、そのスキルが転用可能となるのです。

人工知能、機械学習との相性の良さ

 AIや機械学習、データ解析などの分野で多く利用されていることも、Pythonでアプリ、サービス構築する際のメリットの一つです。例えば、PythonでWebアプリケーションを作成した場合、拡張してAIやデータ解析の仕組みと結合しやすいのです。

Pythonでアプリ・サービスを構築する場合のデメリット

実行速度が遅い

 Pythonはインタプリタ型であり、実行速度が遅いのはその宿命ともいえます。対処方法もありますが、速度を求められる処理に適用するには厳しいところがあります。小規模なシステム開発では問題とならないことも多いのですが、大規模なシステムの速度を要求される処理では別言語と組み合わせてい利用するなどの工夫が必要となります。

総括

Pythonは日本の市場でも利用者、利用プロジェクトが増加しているため注目の言語です。AIの分野など、利用用途によっては必須となる場合もあります。Webアプリケーションも、AIやデータサイエンス分野と組み合わせたサービスが今後普及すると予想されます。また、現在は国内より海外での普及度高いですが、有用な分野との相性が高いため、今後は国内での利用も進む傾向にあります。

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