システム開発の費用相場と初心者でもわかる費用計算法を解説してみた

最終更新日:2025年10月07日
システム開発の費用相場と初心者でもわかる費用計算法を解説してみた
この記事で解決できるお悩み
  • 種類別のシステム開発の費用相場はどれくらい?
  • 料金が変動する要因は?
  • システム開発費用を抑えるポイントは?

システム開発の費用は、システムの種類や規模・実装する機能の数によって大きく変動します。システム開発を依頼する際は、まず大まかな相場や開発会社の考え方を知って、本当に欲しいシステムをなるべく価格を抑えて依頼できるように準備することが大切です。

この記事では「相場が分からなくて騙されないか心配」とお悩みの方に向けて、システム開発の種類別(業務システム、アプリ等)の目安費用に加えて、費用が変動する要因を詳しく解説。最後まで読めば、システム開発会社から提示された見積りが適正価格であるかを判断できるようになります。

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AOIS Consulting株式会社
監修者
AOIS Consulting株式会社 代表取締役 青井真吾

大学卒業後はIT企業に入社。システムエンジニアとして大手企業向けのERPシステム開発を経験。その後は、フリーのITコンサルタントとして、人材派遣会社の基幹システムの開発、不動産会社の商業施設での販促システムの導入、自動車メーカーでコネクティッドカー開発のプロジェクト管理、SIerでのSalesforceの導入、ファッション業界の企業でSalesforceと連携する周辺システムの導入を経験。現在は法人化し主に企業のシステム開発プロジェクトを支援。

システム開発費用は「機能数×品質レベル」で決まる

システム開発の費用の約8割は人件費(人月×工数)です。工数は主に機能数と品質レベル、および周辺条件から算出されます。つまり「必要な機能をどこまで搭載するか」と「品質をどの水準で担保するか」を先に固めると、費用のブレを抑えられます。

  • 機能数:実装する機能の個数(例:予約枠管理、決済、通知など)
  • 品質レベル:速さ・安定性・長期運用のしやすさ・使いやすさ・セキュリティなどの水準

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費用の精度を高めるには、どの機能を入れるか、品質レベルをどこに置くかを先に決めておきましょう。

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各システム開発の早見表

以下は機能数=中、品質=中、フルスクラッチを前提にした種類別の相場目安です。

  • 機能数:中(一般的な機能が一通り揃うレベル)
  • 品質:中(一般的な品質を担保)
  • 開発:フルスクラッチ(独自開発)

Webシステム

Webシステムの種類 費用相場 搭載機能例
マッチングシステム 200万〜330万円 マッチング、ユーザ/業者管理、メッセージ、通知、デザイン など
予約管理システム 200万~390万円 予約/枠管理、ユーザ管理、メール通知、店舗管理、デザイン など
ECシステム 200万〜350万円 商品/顧客/履歴管理、決済、デザイン など
Q&Aシステム 120万〜200万円 質問/回答管理、ユーザ管理、デザイン など
会員情報システム 100万〜190万円 会員情報/コンテンツ管理、メール通知、デザイン など
CMS(コンテンツ管理) 150万〜250万円 ページ/メニュー/デザイン/画像管理 など

業務システム

業務システムの種類 相場 搭載機能例
顧客管理(CRM) 600万~900万円 顧客/履歴管理、メール配信、分析、マーケ支援 など
販売管理 650万~1,000万円 受注、商品、顧客、在庫、売上分析、POS連動 など
営業管理 600万~900万円 顧客/履歴管理、メール配信、日報、営業分析 など
在庫管理 1,200万~1,800万円 在庫/入出庫/検品/返品管理、在庫分析 など
総務管理 500万~800万円 経費、勤怠、給与計算 など
グループウェア 400万~700万円 スタッフ、メール配信、スケジュール、タスク管理 など

スマホアプリ

スマホアプリは、同等機能でもWebシステムより1.5~2.5倍高くなりやすい傾向があります(iOS/Androidで実装が分かれるため)。ハイブリッドアプリ(大部分がWebシステムで構成されるアプリ)を採用すれば費用を抑えられますが、端末機能の自由度は下がる場合があります。

アプリの種類 相場 搭載機能例
ECアプリ 400万〜800万円 商品/顧客/履歴管理、決済、デザイン など
企業公式アプリ 300万〜600万円 会員管理、情報配信、プッシュ通知、クーポン、デザイン など
予約管理アプリ 400万〜800万円 予約/枠管理、ユーザ、プッシュ通知、店舗管理、デザイン など
マッチングアプリ 500万〜1,000万円 マッチング、ユーザ/業者管理、メッセージ、通知、デザイン など
教育・学習系 400万〜800万円 会員管理、学習コンテンツ、プッシュ通知、デザイン など
ゲーム(カジュアル) 500万〜1,000万円 ゲームシステム、ステージ管理、アイテム課金、デザイン など

なぜ機能数で費用が変わるのか?機能数の考え方

機能数が増えるほど開発工数が増え、人件費が上がります。たとえば「予約システム」と一口に言っても、予約枠管理・顧客管理・通知・決済・外部連携・店舗管理などの機能が必要か否かで見積りは大きく変わります。

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開発会社に「予約システムを作ってほしい」とだけ伝えると、各社がこれまでの経験から「この機能も必要だろう」「これもあると便利だろう」と想定して機能を考えます。

その結果、発注者と開発会社の間で想定する機能が食い違い、機能数のズレ → 工数のズレ → 人件費のズレ → 見積金額のズレに繋がり、大きな金額差が生じてしまいます。

予約システム開発の例

同じ予約システムでも、搭載する機能次第で費用差が生じます。以下はレベル別の構成例と概算です。

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各レベルの説明(例:予約システムの場合)

【低レベル】

  • 予約機能のみ

「とりあえず最低限の機能が使えればよい」という要望であれば十分なレベルです。ユーザはオンライン上で完結するため予約が楽になり、店舗・社内側も予約状況の確認などができて管理がしやすくなります。初期投資を抑えつつ効果を検証したい場合に向いています。

【中レベル】

  • 予約機能
  • メール通知(CRM要素の一部)
  • スタッフ状況を加味した運用

「ある程度必要な要素を網羅したい」という要望に応えるレベルです。スタッフ状況なども加味しながら、ある程度自由に運用したい場合に適しています。

【高レベル】

  • 予約管理機能の充実
  • 他サービスとの連携
  • 店舗管理や決済機能
  • 複数店舗・大規模顧客対応

「必要機能を包括的に取り込みたい」という要望に応えるレベルです。フル機能に近い形で、大規模な運営に適しています。

適正価格を知るには必要機能の洗い出しから

同じ「予約システム」でも、各機能の構成やレベル次第で100万~550万円と最大5倍の差が生じる可能性があります。この事態を防ぐには必要な機能をしっかり洗い出すことが重要です。

精度の高い見積りをもらうためには「必要な機能」「あったら良い機能」を事前に仕分けましょう。自社での仕分けが難しい場合は「やりたいこと」をベースに、開発会社と相談しながら必要機能を洗い出すこともおすすめです。

  • 機能数の増減で見積りは大きく変動
  • 先に必要機能を整理すると見積精度が上がる
  • 難しい場合はプロと一緒に洗い出し

なぜ品質で費用が変わるのか?品質の定義と考え方

良いシステムとは一般的に以下のことを指します。

  • 動きが早い(=処理速度が速い)
  • バグが無い(=信頼性が高い)
  • 長く使える(=拡張性、メンテナンス性が高い)
  • 使いやすい(=UIUXが良い)

システム開発における品質改善とは、上記のシステムに近づけることを指します。 しかし品質を高めるほど設計・実装・テストの工数が増え、費用も比例して上がります。システム開発の費用を最適化するには、用途や規模に応じて必要十分な品質基準を設定しましょう。

信頼性

システムにおける信頼性とは「例外的な操作や高負荷など多様な条件でも正しく動作するか」を指します。信頼性を高めようとする際は網羅的なテストが必要になり、テスト量に比例して工数=費用が増えます。

筆者コメント

例えば予約管理システムであれば「直近の予約は問題ないが、10年後の予約を取った場合に本当に正常に動くのか?」「予約対応予定だった担当者が辞めた場合の予約はどうなるのか?」「1分間で1000件の予約があっても正常に動くのか?」など、突き詰めれば様々なケースを考えなければなりません。これらの問題点を解消するには様々な角度から様々なケースでテストを実施することが必要になります

保守性

システム開発における保守性はメンテナンスのしやすさを指し、システムに問題が起こった際の復旧のしやすさにも関わります。

ドキュメントの充実、読みやすいソース、拡張しやすい設計などが指標にあたり、この品質を上げることで将来の改修コストが下がり、長く使うほど投資対効果が高まります。

  • 拡張/メンテのしやすさ=長期の運用コストに直結
  • 長期利用を想定するなら保守性を重視する必要あり
筆者コメント

メンテナンス性を考えずに作られたシステムでは他人が読み解くのは難しく、A社で開発したシステムをB社に改修を依頼した場合に、「0から読み解くぐらいなら最初から作り直した方が安上がり」となってしまうケースも少なくありません。また「予約システムを最低限レベルで作成したけど、店舗管理機能を追加したい」という場合も、ある程度最初からその可能性を加味して拡張性を持たせておくことで、追加機能の開発コストを抑えることが可能です。

処理速度

処理速度とは、システムの動作や読み込みの速さを指し、ユーザ規模が大きいほど重要度が上がります。

システムを快適に使えるようにするためには無駄な処理を省き、システムやデータベースをチューニングして、負荷が高い状況でも安定して動くように調整する必要があります。

大量のユーザ訪問や大量データを扱うことが想定される場合には、処理速度のパフォーマンスを重視しましょう。

ユーザ数が増えたり大量のデータを扱ったりする場合には、処理速度のパフォーマンスを重視しましょう。

  • 処理速度=動作や読み込みの速さ
  • ユーザ数・データ量が多い場合は必須要件

利便性(UI/UX)

利便性とは、システムの使いやすさを指します。システムは、社内でも顧客向けでも「誰かに使ってもらう」ことで初めて価値が生まれるため、利用者にとって使いやすい設計であることが欠かせません。

例えば予約システムでは、カレンダー機能が分かりづらいと利用者が不便に感じ、結果的に利用率の低下につながります。

「どのようなデザインや配置なら分かりやすいか?」「機能が多すぎて複雑になっていないか?」といった視点からUI/UXを検討し、利便性にどれだけこだわるかが、システム成功の鍵となります。

セキュリティ

脆弱性評価やセキュリティテストを実施し、外部脅威から保護することがセキュリティの品質管理にあたります。カード情報や詳細な個人情報などを扱うシステムでは必要不可欠な品質要素として考えておきましょう。

品質レベル別の目安

品質レベル 説明 価格変動率
低レベル 最低限のテストと設計で短期運用を想定。検証目的に有効。 ×50~70%
中レベル 信頼性・保守性・速度を基本範囲でカバー。多くの案件で妥当。 ×100~150%
高レベル 設計段階から高品質を網羅。大規模・長期・停止不可の案件向け。 ×200~400%

品質レベルの決め方

システムの各品質レベルによって開発費用は大きく変わりますが、「どのぐらいの品質レベルに設定すれば良いか?」「信頼性をどのぐらい担保すべきか?」「処理速度はどのぐらいこだわるべきか?」などを発注者自身が判断することは簡単ではありません。

まずは以下の項目を中心に、システム開発に関する大まかな方針を決めるとよいでしょう。

  • 最低限のレベルで開発して後々リプレイスするかどうか
  • 絶対に止められないシステムかどうか
  • 多少の処理速度や使いづらさは許容できるかどうか
  • ユーザ数はどのくらいを想定しているか

システムの方針を決めることで、開発会社から最適な品質レベルの提案を受けられます。

その他の変動要素

パッケージ・オープンソースの利用

システムを0から作らず、パッケージやオープンソースをベースにカスタマイズすると費用を40~60%抑えられる場合があります。

費用が抑えられる分自由度も下がるため、要件と合うかどうかを事前に確認しましょう。

  • パッケージ/OSS活用で価格圧縮が可能(目安40~60%)
  • パッケージ費用+カスタマイズ費用の総額で比較

納期・開発期間

短納期は外注や残業が増え原価上昇に直結します。余裕のあるスケジュールは価格交渉に繋がるケースもあるため、コスト最適化に有利です。

企業規模

大企業にシステム開発を依頼すると、費用は高くなる傾向があります。主な理由は以下の2点です。

  1. 品質基準が高く工数が増える
  2. 人件費が高く人月単価が上がる

大企業では「最低限」とされる品質レベルが高めに設定されており、その分工数や費用が膨らみやすくなります。一定以上の品質を担保できる一方で、融通が利かず必要以上に高額になる場合もあります。

また大規模企業はエンジニアの人件費や販管費が高いため、中小に比べ人月単価が1.3〜1.5倍程度になることがあります。ただし、体制が厚くトラブル対応力に優れているのも強みです。

重要データを扱うシステムや絶対に止められないシステム、ユーザ数が数百万規模などである場合は、高レベルでの開発が可能な大規模開発会社を検討しましょう。

「機能数×品質レベル」で予算の精度を上げる

システム開発の費用は多くの要素で変動しますが、「機能数×品質レベル」を基準にすると大枠の予算感をつかみやすくなります。下記は同じ「予約システム」でも、機能と品質の前提が違う場合の概算例です。

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開発初期は要件があいまいなため、開発会社は赤字リスクを避けるために見積りにバッファ(余裕枠)を含めるのが一般的です。しかし、必要な機能と品質を明確化しておけば、不要なバッファを削り、見積りの精度を高められます。

  • 費用は「機能数×品質レベル」で大枠を予測できる
  • 要件を明確にすれば、余計なバッファを抑えられる
  • 整理が難しい場合は、専門の開発会社に相談するのが安心

システム開発・構築費用を抑える5つのポイント

開発費を抑えるコツは次の5点です。

  1. 目的・要件を明確化する(KPIと必須機能を定義)
  2. 最低限の機能でスモールスタート(MVP)
  3. クラウド/パッケージを活用し、必要部分だけカスタマイズ
  4. 活用できる補助金を検討する

目的・要件を明確化する(KPIと必須機能を定義)

開発したいシステムの目的・要件を明確にして、システムに実装する機能や規模を把握しましょう。「システムを開発したい」と漠然とした要望では、どの機能をどれだけ実装したらいいか明確ではありません。

要件定義でシステムの目的や必要な機能を明確にすることで、システム開発会社とイメージを共有しやすくなり無駄な工数が発生せず費用を抑えられます。

要件定義に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

最低限の機能でスモールスタート

システム開発では、最初から大規模なシステムを開発・構築しても充分な成果を得られるとは限りません。実装したけれど使われない機能があった場合、開発費用が無駄になってしまいます。

まずはシステムとして成立する最低限の機能に限定して開発するといいでしょう。将来的に追加したい機能を想定し、システム開発会社にあらかじめ共有しておくとスムーズです。

コア機能のみに絞り込むだけではなく、機能を簡単に追加できる柔軟なシステムを低価格で開発・構築できる可能性が高まります。

クラウドサービスやパッケージを利用する

オリジナルのシステムを開発するのではなく、既存のクラウドサービスやパッケージを利用してカスタマイズすることで、費用を抑えられます。

クラウドサービスやパッケージは汎用的な機能しかないため、導入には自社の業務フローをシステムに対応させることが必要です。カスタマイズ可能なサービス・製品であれば、開発費用を抑えながら自社の業務フローにあわせたシステムを開発できます。

システム開発に利用できる補助金を活用する

補助金制度を活用することでも、システム開発の費用を抑えられます。利用できる補助金は主に以下の4つです。

補助金名 補助金額 補助率 採択率
IT導入補助金 5万〜450万円 1/2(通常枠) 45〜55%
ものづくり補助金 100万〜1,250万円 1/2(通常枠)/2/3(回復型賃上げ・雇用拡大枠) 45〜55%
小規模事業者持続化補助金 50万円 2/3(通常枠) 60〜65%
事業再構築補助金 100万〜8,000万円 1/2(中小)/1/3(中堅) 45〜50%

利用できる補助金は、1つのプロジェクトに対して原則1つまでです。各補助金の内容や金額を把握し、状況に合わせて最適な補助金制度を選択することが重要です。

まとめ

システム開発費用は「機能数×品質レベル」で大枠が決まります。まずは目的・必須機能・品質方針・予算を1枚に整理し、同条件で複数社に見積依頼するのが近道です。

システム開発におけるすべての条件を自力で決めるには限界があるため、大まかな方針が決まったら迷わずプロに相談するのがおすすめ。

「比較ビズ」では、必要事項を入力する2分程度の手間で、システム開発に詳しい専門家をスピーディーに探せます。どの専門家に相談すべきなのか迷うようなことがあれば、ぜひ利用してみてください。

よくある質問とその回答

  • システム開発の費用が会社によって異なるのはなぜ?

    開発費用の8割となる人件費は人月単価を用いて計算します。大規模企業や首都圏の企業は人月単価が高くなる傾向があります。

    開発会社ごとに開発方法は異なり、ニーズに適したパッケージを提供する場合もあれば、完全にオリジナルの開発する場合もあります。開発方法により開発期間が変わるため、見積り費用が大きく変わります。

  • 開発費用を抑える方法とは?

    開発費用を抑えるためには、どのような機能が必要かを整理(要件定義)することです。

    要件が明確ではない場合、システム開発会社からすると「後からこれもしたいと言われて、当初の想定より工数が増えて費用がかかるかもしれない」との見積書の金額に費用を加算する可能性があります。

    また、成功するかわからない段階で、高機能なシステムを作ると無駄なコストがかかるため、最低限必要な機能をそろえることで、費用を抑えられます。

監修者のコメント
AOIS Consulting株式会社
代表取締役 青井真吾

大学卒業後はIT企業に入社。システムエンジニアとして大手企業向けのERPシステム開発を経験。その後は、フリーのITコンサルタントとして、人材派遣会社の基幹システムの開発、不動産会社の商業施設での販促システムの導入、自動車メーカーでコネクティッドカー開発のプロジェクト管理、SIerでのSalesforceの導入、ファッション業界の企業でSalesforceと連携する周辺システムの導入を経験。現在は法人化し主に企業のシステム開発プロジェクトを支援。

システム開発費用の相場は多くのサイトで説明されていますが、あくまでも参考程度と考えるべきでしょう。

特に特殊な要件のある場合や、スコープが広範囲にわたる場合、多くの機能を実装する予定の場合など、プロジェクトによっては相場とはかけ離れた金額になることも多いです。

プロジェクトを失敗させないためにも、開発するシステムの全体像が見えてきた時や、要件変更が発生した場合など、適切なタイミングで見積りを行いできるだけ正確な費用を把握し続けることが推奨されます。

そうすることで、仮に費用が予算オーバーの見込みとなった場合でも対策を打つことが可能です。

例えば、一般的な方法で言えば、実装する機能に優先順位を付ける、他のシステム会社にも見積りを依頼してみる、システム開発ではなくクラウドサービスの導入など他の代替手段が無いか調査してみる、などの選択肢があります。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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