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企業カウンセリング・産業カウンセラーに依頼する流れ

企業カウンセリング・産業カウンセラーに依頼する流れは、以下のとおりです。

企業の方針・特色にあったカウンセラーを選ぶ
どのような形で従業員に関わるか相談する
依頼の内容にあわせて見積もりを取る
具体的な計画案を提案してもらう
カウンセリングを実施してもらう

1. 企業の方針・特色にあったカウンセラーを選ぶ

まずは、自社の方針や従業員の構成に合ったカウンセラーを選びましょう。業種・社風・従業員の年齢層によっても、相性のいいカウンセラーは異なります。企業に寄り添った対応ができる専門家かどうか、見極めることが大切です。

2. どのような形で従業員に関わるか相談する

次に、カウンセラーがどのような形で従業員と関わるかを相談します。対面カウンセリング・オンライン対応・グループワーク・管理職向けセミナーなど、目的に応じて対応方法はさまざまです。自社の希望や課題に適した関わり方を、カウンセラーに相談しましょう。

3. 依頼の内容にあわせて見積もりを取る

対応方法が決まったら、具体的な依頼内容に基づいて見積もりを出してもらいます。継続的なサポートかスポット対応か、対応人数や頻度によっても費用は異なるため、事前にしっかりと確認しましょう。

複数のカウンセラーや事業者から見積もりを取り、比較することも大切です。

4. 具体的な計画案を提案してもらう

見積もりとあわせて、導入後のスケジュールや実施内容、運用体制などを記載した計画案を提案してもらいます。従業員への告知方法やプライバシーの配慮など、実務面での対応もしっかり確認しておくことが重要です。

5. カウンセリングを実施してもらう

最終的に合意が取れたら、いよいよカウンセリングの実施です。従業員が気軽に利用できるよう、利用方法や予約の流れを社内に周知しましょう。実施後は効果のフィードバックを受けたり、必要に応じて内容の見直しを図ったりすることも検討してください。

カウンセリングを依頼するメリット3つ

カウンセリングを依頼するメリットは、以下の3つです。

従業員のメンタル不調を予防・早期発見できる
生産性やパフォーマンスが向上する
休職者の復職をサポートできる

1. 従業員のメンタル不調を予防・早期発見できる

カウンセリングを定期的に実施することで、従業員のストレスや精神的不調を未然に防いだり、早期に気付いたりできるようになります。話を聞いてもらえる安心感は従業員のストレス緩和にもつながるため、メンタルの不調が深刻化する前に対応しやすくなるでしょう。

2. 生産性やパフォーマンスが向上する

心の不調は、集中力や判断力の低下を招き、生産性の低下にもつながるため注意が必要です。定期的なカウンセリングにより、従業員が安心して業務に取り組める環境を整えることで、業務効率やモチベーションの向上が期待できます。

3. 休職者の復職をサポートできる

1度メンタル不調で休職した従業員が復職するためには、心理的なサポートや職場との橋渡しが重要です。カウンセリングを通じて、復職に向けた段階的な支援や不安の軽減を図ることで、スムーズな職場復帰を促せるでしょう。

コンサルタントへの依頼にかかる費用相場

コンサルタントへの依頼にかかる費用相場は、契約形態によって異なります。種類別の費用相場は、以下のとおりです。

顧問契約型	月20万〜50万円
時間契約型	1時間あたり5,000〜10万円
成果報酬型	成果の度合いによる
プロジェクト型	プロジェクトの規模・契約内容による
職種特化型	月3万〜10万円
業種特化型	飲食業の場合は30〜40％が成果報酬

カウンセラーに依頼する場合、常駐してもらうのか、訪問してもらうのか、訪問であれば頻度などによっても費用が異なります。事前に複数社から見積もりを取り、比較・検討することが重要です。以下の記事では、コンサルタントへの依頼にかかる費用相場を解説しています。参考にしてください。

コンサルタントの報酬の決め方は？6つの契約型と費用相場を紹介

産業コンサルタントを選ぶときのポイント2つ

産業コンサルタントを選ぶときのポイントは、以下の2つです。

自社の経営課題に適したサービスを提供している
コンサルタントとの相性がいい

1. 自社の経営課題に適したサービスを提供している

コンサルタントを選ぶ際には、自社が抱える課題に適したサービスを提供しているか確認することが重要です。自社のニーズに適した専門性を持つコンサルタントであれば、より的確なアドバイスと効果的なサポートが期待できます。

2. コンサルタントとの相性がいい

コンサルタントとの信頼関係や、コミュニケーションの相性も選ぶときの重要なポイントです。どんなに優秀なコンサルタントでも、意思疎通がうまくいかないと本来の力を発揮できません。

面談や初回相談のときに、コンサルタントがどのような人物かよく見極めると、長期的なパートナーとして助けてもらえるでしょう。

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産業カウンセラーの一覧

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