未来のアセスメント　＜（同）百万頓　＞

婦人向けアパレル、アクセサリーなどを扱う小売企業様からのご依頼で「未来のアセスメント」を実施しました。これまで人材アセスメント研修に取り組まれたことはない企業様でしたが、若手社員への成長期待が大きい社長の一声で実施が急遽、決定となりました。

約1~2年間の勤務を経た若手社員の方々の、マネジメントスキルの現状把握と今後の育成課題の見極めを目的に「未来のアセスメント・遊動版」を実施しました。
・インバスケット演習
・グループディスカッション
・面談演習
受講者には上記3種類の演習に取り組んでいただき、14のマネジメントスキルの確認と評価を進めました。また、研修の締めくくりとしてアセッサーと受講者とのフィードバック面談を設定することで、より深い振り返りを進めることが可能となりました。

実施を決定された社長の思惑通りの評価結果にならなかったことについては、ご不満があるように映りましたが、受講者6名の特性や特徴については納得できる評価結果となり一安心でした。受講者6名の方の評価の差が想定以上に大きく、今後の育成課題もバラエティに富みましたが、フィードバック面談の実施によって、6名とも正しく認識され、この先の自主的な取り組みを約束されていた点も好印象でした。

＜受講者の方ではなく、人事ご担当者より一言をいただきました＞
今回の取組みは初めてのことであり、「未来のアセスメント」さんのご担当者のアドバイスを重視して実施させていただきました。また、これまでに聞いていた人材アセスメント研修の費用の高さに比較すると、受講者1人あたり約4万円、合計で約24万円というリーズナブルな費用は驚きであり、この費用でここまでやっていただけるとは思ってもみませんでした。

このように、「受講者（社員）のマネジメントスキルの差が想定以上に大きくなる」「予想していた高評価の社員と実際に高評価の社員が全く異なる」などは人材アセスメント研修では日常的であり、特に驚くようなことでもありませんが、社内のことであれば万能感を持たれる経営トップにとっては少々、刺激が強かったのではと考えます。このような場合、そのギャップについてシンプルに良し悪しを論じるのではなく、ギャップそのものに焦点をあてて育成、あるいは採用などを検証することがポイントとなります。