SNSを使った営業をしよう！社労士の営業に活用するためのポイントとは？

社労士が営業のためにSNSを使うことのメリット

SNS利用にどんなメリットがあるのかを知り、営業への導入を検討する動機付けとすることができます。また、SNSの良いところを知り、その特徴を生かした効果的な利用方法を分析する助けともなります。

導入コストがほぼかからない

ほとんどのSNSメディアは初期費用がかからないというメリットがあります。アカウントを作るにあたって初期費用はかかりませんし、更新なども特別なサービスを付け加えない限りは無料で行えます。

もちろん、SNSを運営するためにスタッフを雇うということであれば、そのための人件費はかかりますし、SNSにアップするための写真や素材を購入する場合にもかかります。しかし、こうした費用はかなり小さいものですし、自分でSNS更新をすれば人件費もかかりません。

手間がかからず気軽に使える

SNSのもう一つの利点は、手間がかからないということです。WEBサイトの作成などとは違って、すでにプラットフォームができていますので、ページ作りの手間は一切かかりません。

更新する場合も、写真と文章をアップするだけですので、短時間で誰でも行うことができます。本来業務に大きな支障を与えることなく、多くの人にアピールできる営業手段を持てるというのもうれしいところです。

多くの人にアピールできる

SNSは他の営業手法よりも多くの人の目に触れる可能性があります。もちろんフォロワーが増えるまでは、そう多くの人に見てもらえない状態が続きますが、努力を続ければたくさんの人に見てもらえるようになります。

多くのSNSはシェアなどの機能が付いていますので、思わぬところから訪問者やフォロワーが増えたりすることもあります。一気に見込み客への浸透が広がる可能性もありますので、大きな力となりえます。

見込み客とのコミュニケーションが取れる

SNSの良いところは、双方向のコミュニケーションができるということです。WEBサイトやダイレクトメールなどでは、社労士側から一方的に情報を伝えるだけです。

しかし、SNSでは訪問者からのコメントや「いいね」などの反応があり、関係性を培いやすいというメリットがあります。より気軽に相談、依頼してもらえる下地を作れます。

社労士がSNSで営業するためのポイント

闇雲にSNSアカウントを作って情報を流せば、すぐに顧客が増えるというわけではありません。SNSを成功させるためのポイントを押さえて、上手に運用していくことが重要です。

ターゲットと利用するSNSを決める

日本で主に利用されているSNSにはいくつかの種類があり、それぞれに目的や主に利用する層が異なります。そのため、まずはどの層にアピールしたいのかというターゲットの絞り込みを行い、それに合わせた適切な媒体を使う必要があります。

営業方法として便利なFacebook

社労士が営業手法として使うSNSで効果的なのはFacebookです。Facebookは全体的に利用者の年齢層が高めで、社労士が関係する情報を求める確率が高いからです。

また、Facebookには予約機能などのイベントサービスがあり、効率的な営業手段としても優れています。

気軽に使えるTwitter

Twitterも営業方法として優れています。タイムリーなトピックをすぐに出せるということで、最新情報の更新に向いているからです。

また、自分の感想や見解など、個人的なコメントをつぶやくことが多くなりますので、より社労士としての人柄や資質を強調できるというのもポイントです。見込み客とのコミュニケーションが取りやすく、関係性を作るのに適した媒体なのです。

さらに、Twitterは短文投稿ですし、写真などのアップも不要でスマホを使って瞬時に更新できます。そのため、労力がかからず気軽に運用できる手段としても優れているのです。

社労士個人としての売り込みもする

SNSを使う際には、事務所のサービスなど営業情報だけでなく、社労士個人を知ってもらう情報もアップしましょう。社労士としての制度改正や昨今の事情についてのコメントや分析を載せることによって、個人的な見解や人柄を知ってもらえます。

最新情報をタイムリーに発信する

SNSの強みは、スピーディーに情報をアップできるということです。その強みを生かして、最新情報をタイムリーに掲載するようにしましょう。

制度改正が実施されることが分かったら、その場で速報を出したり、自治体で助成金などの制度を新たに始めたら、すぐに情報を流したりすることもできます。すでに知っている情報だけでなく、初めて聞いて役に立つという情報をフォロワーに提供することによって、より信頼が深まります。

反応にはこまめに対応する

SNSでは「いいね」をしてくれたり、コメントを出してくれたりする訪問者がいます。こうした反応が見られた時には、すぐに返信するなどの対応を取りましょう。

双方向のコミュニケーションがしっかりと取れていると、SNSはより盛り上がり営業効果も上がります。こまめに投稿したものについてチェックして、訪問者からの反応に敏感であるようにしましょう。

SNSで営業をする際の注意点

SNSは非常に有効な営業手法ですが、リスクを伴うこともあります。注意を怠らず利用することが肝心です。

投稿前に一考する

より多くの反応を得るために、つい過激な言動をしたりあやふやな情報を確認もせずにアップしたりしてしまう人がいます。こうした投稿は炎上を生む原因となり、リスキーです。

投稿前に一考して、問題のない情報かどうかを確認してからアップしましょう。

自サイトとの連動

SNS単体の営業では目立った効果は出ません。自サイトのURLを載せるなどして、サイトへの誘導を心がけましょう。

二つの媒体が上手に組み合わさった時に、しっかりとした成果につながります。

まとめ

コストも手間もかからない、多くの人にアピールできるということで、SNSは社労士の営業手法としてとても優れています。その効果をより上げるために、社労士の資質や人柄を伝えるコメントを上げるなどして、上手にSNSを使いましょう。

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