【必見】アクセス数を増やす方法14選！施策別の具体例や増えない原因を解説

サイトのアクセス数を増やす方法は3つ

サイトの集客方法を増やすことで、アクセス数を向上させることができます。集客方法の増加はユーザーのサイト閲覧機会を増やすため、特に効果があります。集客方法を漁にたとえると、網（集客方法）が多いほど獲れる魚（アクセス数）が増えるイメージです。

サイトのアクセス数を増やす方法は、以下の3つです。併用してアクセス数の増加につなげましょう。それぞれの具体的な方法を以下から解説します。

流入経路を追加してアクセス数を増加させる方法7選

新たな流入経路を設けることで、既存のユーザー以外にも新規ユーザーがサイトにアクセスする機会が生まれます。

新たな広告チャネルとしてSNS上で広告を出稿した場合、興味を持ったユーザーは広告をクリックしてサイトに訪れるでしょう。流入経路を追加してアクセス数を増加させる具体的な方法を7つ紹介します。

1. Web広告を配信する

新たな流入経路としてWeb広告を配信することが一般的です。Web広告はインターネット上のメディアに掲載される広告全般を指します。広告出稿費用を支払い、一定期間中にサイトに表示されることで宣伝効果を生み出します。

広告の種類は目的やターゲットに応じて検討する必要があるでしょう。アクセス数を増やす目的のWeb広告を表にまとめました。費用対効果や予算を考慮したうえで、さまざまなWeb広告のなかから自社に適した広告を選び、具体的な内容を決めていきましょう。

2. SNSで拡散する

SNSを活用したサイトの拡散は、アクセス数の増加につながります。SNSやインターネット上で多くの人から注目を浴びることは「バズる」と呼ばれています。バズは一過性のため、安定したアクセスを得るにはユーザーとの長期的な関係構築が必要です。

SNSごとにユーザーや特徴が異なるため、目的とターゲットに応じて適切なSNSを選びましょう。たとえばTwitterでは、リツイートによって拡散されることでたくさんの人の目に触れてアクセス数が増加するでしょう。

参照：総務省

参照：LINE forBusiness

3. メールマガジンを配信する

メールマガジンは、新商品やサービスの告知をメールでおこなう手法です。サイトの記事からメールマガジンを作成し、URLを添えることでサイト訪問が期待できます。

メールマガジンで、アクセス数増加を狙うためには継続しての配信や、HTML形式のメールで視覚的な魅力から興味を引くなどが挙げられます。

4. 他社メディアに外部リンクを張る

他社メディアに、自社サイトへのリンクを貼ってもらう方法が効果的です。外部サイトから自分のWebサイトへ向けられたリンクは「被リンク」「バックリンク」とも呼ばれています。知らないユーザーでも興味を持てば訪問することがメリットです。

掲載先メディアのアクセス数が多ければ、自社サイトへのアクセス数も増加します。ターゲットがずれている場合は大きな効果につながらないため注意が必要です。掲載先メディアを選ぶ際は慎重に検討しましょう。

外部リンクの方法には、以下の手段があります。

5. 販促物・資料にサイトURLを記載する

販促物や資料にサイトのURLを記載することで、アクセス流入が期待できます。オンラインの場合、ホワイトペーパー上にURLを掲載して、ユーザーにアクセスを促しましょう。オフラインの場合も、パンフレットやチラシなどの販促物にURLを記載すると効果的です。

オフラインの場合は、QRコードを活用することでスマートフォンからのアクセスがスムーズになります。オフラインでの情報伝達も効果的におこないましょう。

6. ウェビナーやイベントで告知する

ウェビナーやカンファレンスの開催時にサイトの告知をしてください。参加者の多くは企業の情報に興味を持っているため、事前の情報収集としてサイトへアクセスする可能性が高いです。

7. インフルエンサーとコラボする

インフルエンサーとは、特定のジャンルに大きな影響力を持つ人物です。同業種のインフルエンサーとのコラボや起用もアクセス数増加に効果的です。

SNSのフォロワー数が多いため自社サイトの認知度アップも期待できるでしょう。

コンテンツを増やしてアクセス数を増やす方法3選

新たにコンテンツを増やすことで、Webサイトが対応できるキーワードの幅が広がり、ユーザーの検索クエリに対する情報提供が増えます。

Webサイトが料理に関するコンテンツを増やした場合、レシピや料理の技術、食材の情報などさまざまなキーワードに対応します。料理に関連したキーワードで検索したユーザーが、Webサイトに訪れる可能性が高まるでしょう。

コンテンツを増やしてアクセス数を増やす具体的な方法を下記の3つです。

1. ユーザーニーズにあわせたコンテンツを提供する

アクセス数のアップを図るためには、ユーザーニーズを満たすコンテンツを提供することが重要です。ユーザーニーズとは、顧客（ユーザー）の現状と理想のギャップを埋めたい願望を指します。

Webサイトの内容が有益で品質が高くても、ユーザーにとって必要性がなければアクセス数は増えません。

コンテンツを増やす際には、ユーザーファーストなコンテンツであることが必要です。ひとりよがりなコンテンツでは、アクセス数の増加にはつながりません。コンテンツを増やしてアクセス数を増やす方法は以下のとおりです。

検索ニーズを把握し、キーワード対策を行う

コンテンツを作成する場合、ユーザーが求める情報に応えることが重要です。ユーザーの悩みを解決できなければ、すぐにWebサイトから離脱してしまいます。離脱を避けるためには、コンテンツの序盤に結論を示すことが効果的です。

多くのユーザーが求める情報をコンテンツに含めることが必要です。コンテンツの品質が向上して、上位表示が実現することで多くのアクセスを見込めるでしょう。

ユーザーの興味関心にあわせた情報を提供する

ユーザーの目に留まるためには、興味を引くコンテンツの提供が必要です。どのような投稿がよいかを調査し、意識する必要があります。

たとえば、短くわかりやすい言葉で、具体例を交えて伝えると効果的です。コンテンツを新しく作成する際には、魅力的なコンテンツ制作を心がけてください。

2. コンテンツのオリジナリティを高める

アクセス数を向上させるためには、コンテンツのオリジナリティに焦点を当てることが重要です。競合のWebページを参考にすることは一般的ですが、書籍やアンケート、経験をもとにして制作したコンテンツはオリジナリティに富みます。

オリジナル要素の強いコンテンツは代替が難しいため、ユーザーニーズを満たし、Googleで高く評価される傾向にあります。差別化されたコンテンツを提供し、結果的にアクセス数を増やすためには以下の2つのポイントが重要です。

独自の視点や情報を盛り込む

独自の視点や情報を盛り込むことで、ユーザーは新たな知見を得られコンテンツの情報価値が高まるでしょう。他のコンテンツと差別化されることは多くの人々の興味を促し、コンテンツの評価やシェア、アクセス数の増加を向上します。

他のサイトが取り上げていない観点や、新しい切り口で情報を提供して他のコンテンツと差別化しましょう。

他と差別化できる付加価値を提供する

他のサイトと差別化できる付加価値を提供することが、ユーザーにとって魅力的な要素を楽しむことにつながります。独自の情報や専門知識、ユーザー体験の共有、豊富なメディアコンテンツを発信して、サイトの付加価値を向上させましょう。

3. 定期的なコンテンツ発信を行う

新しいコンテンツを追加すると、ユーザーが再訪しリピーターになる可能性が高まります。コンテンツを増やすことでサイト内の情報の厚みが増すでしょう。同一テーマのページが増えるほど、サイトの専門性が高まります。

専門性の向上はWebサイトやページの評価向上につながり、アクセス数の増加が期待できます。

頻繁な更新や新しい情報の提供

頻繁な更新と新しい情報提供は、読者の興味を引き続けて信頼性を高めます。新しい情報や記事が更新されると、ユーザーはサイトに戻り新しい情報を確認することで、リピーターになる可能性が高まるでしょう。

コンテンツに対して、コメントやシェアなどのエンゲージメントが増加することも、知名度が向上や口コミによるアクセス増加につながります。

読者の期待に応える信頼性の高い情報発信

定期的なコンテンツの更新は、検索エンジンから信頼性のある情報源として認識される傾向が強いです。信頼性を高めることで多くのユーザーが訪れるようになります。信頼性を高めるためには、常に最新の情報を提供し、ユーザーにとってのニーズを満たすことが必要です。

検索エンジンは、サイトにおけるコンテンツの更新頻度や新規性も評価基準の1つとしています。頻繁な更新と新しい情報提供はサイトの評価が高まり、検索結果の上位に表示される可能性が高まり、アクセス数のアップにつながります。

既存のコンテンツを利用してアクセス数を増やす方法4選

既存のコンテンツの再利用は、効率的にアクセス数を増やす方法として有効です。たとえば、過去に人気だった記事に関連するトピックを更新して再投稿すると、以前のユーザーだけではなく新たなユーザーの関心を促進します。

既存のコンテンツにSEO施策を施すことで、検索エンジンからのアクセスも増加するでしょう。既存のコンテンツはすでにサイトに存在しており、新たに作成する手間や時間を省けるメリットがあるからです。リソースを最大限に活かし、短期間でアクセス数を増加させましょう。

既存のコンテンツを利用してアクセス数を増やす方法は以下の4つです。

1. タイトルとアイキャッチ画像を改善して関心を引く

改善したタイトルとアイキャッチ画像は、既存のコンテンツに新たな魅力と興味を与えてくれます。ユーザーの目を引くことが期待でき、再利用したコンテンツのリーチやシェア、アクセス数の増加につながる可能性が高まります。

具体的には、以下の2つの流れでアクセス数増加を促しましょう。

魅力的なタイトルと目を引く画像を使用する

タイトルはユーザーがページにアクセスするかどうかの基準の1つです。検索順位にも影響を与えるため、検索キーワードや内容に関連する文言をタイトルに含めましょう。

タイトルには、問いかけを含めることで読者の好奇心を刺激したり、数字や具体的な情報を盛り込んで内容の魅力を強調したりすることが重要です。

アイキャッチ画像も、ページを開いた際に最初に目に入る画像として重要な役割を果たします。魅力的なアイキャッチ画像は本文の閲覧率を高め、SNSへの拡散の可能性を高めます。

ソーシャルメディアでのシェアを促す

ソーシャルメディア上でコンテンツがシェアされると、シェアしたユーザーのフォロワーにもコンテンツが表示されます。リーチが広がることで、多くの人々にコンテンツが見られる機会が生まれるでしょう。

シェアされたコンテンツには、元のページにアクセスするリンクが含まれています。コンテンツに興味を持ったユーザーが、リンクを辿り元のページにアクセスすることでアクセス数が増加する可能性があります。

2. ページエクスペリエンスを最適化する

コンテンツのページエクスペリエンスを最適化することは、アクセス数増加につながります。ページエクスペリエンスとは、Googleの検索ランキングに影響を及ぼす要素として知られています。ページの読み込み速度やレスポンシブデザインが計測され、Webページの利便性の指標のことです。

ページエクスペリエンスの最適化によりGoogleからの高評価につながるため、ユーザーにとってわかりやすく、魅力的なコンテンツを提供することが重要です。ページエクスペリエンスを最適化する際に気を付けるポイントは、以下のとおりです。

Googleの「Core Web Vitals」に注意する

Googleは2021年6月から段階的に、ページエクスペリエンス指標「Core Web Vitals」をランキングアルゴリズムに導入しています。Web Core Vitalsは下記3つの指標から成り立ち、スコアの値が小さいほどよいとされます。

モバイルフレンドリーなデザインにする

モバイルフレンドリーに対応することで、ページエクスペリエンスが最適化されます。モバイルフレンドリーは、Googleの検索アルゴリズムの1つです。モバイル端末で閲覧可能なサイトが上位表示されます。2015年以降、モバイル検索がPC検索と逆転したことを受けて導入されました。

現在のWebサイト運営において、モバイルフレンドリーに対応していることは必須です。

3. ユーザーエクスペリエンスを向上させる

ユーザーエクスペリエンスを最適化することで、アクセス数増加や満足度向上が期待できるでしょう。ユーザーエクスペリエンスとは、わかりやすいナビゲーションやシンプルなデザイン、素早い読み込み速度などWebサイトの使いやすさを指す指標です。

ユーザーエクスペリエンスの重要性は今後も高まると考えられており、Webサイトにおいては必須の要素といえます。ユーザーの満足度を向上させるためには、以下の2つが効果的です。

• 正確な文章や視覚的要素を利用する
• ソーシャルシェアボタンを設置する

正確な文章や視覚的な要素を利用する

誤字脱字や不適切な文法は、読みにくさを招くためユーザーエクスペリエンスが低下します。Googleは誤字を検知する力があるため、スペルや文法の誤りがあると品質が低いとみなされます。検索順位に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

ソーシャルシェアボタンを設置する

ソーシャルシェアボタンの設定は、アクセス数の増加に影響を与えます。ソーシャルシェアボタンはSNSなどでサイトURLの拡散を促すボタンのことです。多くはページ下部に設置されます。

コンテンツがシェアしやすくなるため、ユーザーの使い勝手が向上し、満足したユーザーのアクションを促します。

4. 内部リンクを最適化する

内部リンクはアクセス数の増加に効果的です。内部リンクは、Webサイト内の別のコンテンツのリンクをページ内に設置することを指します。内部リンクが多いWebサイトは、充実したコンテンツがあると評価され、SEO施策に有効とされています。

ユーザーが内部リンクで別ページに移動することで、滞在時間が長くなりサイトへのロイヤリティが高まるでしょう。コンバージョンにつながるチャンスが増えるため、積極的に内部リンクを設置することをおすすめします。

内部リンクの最適化には以下3つの方法が効果的です。

• アンカーテキストにキーワードを使用する
• 関連するページへのリンクを設置する
• パンくずリストやサイトマップの作成する

アンカーテキストにキーワードを使用する

アンカーテキストを工夫することで、Webサイトの利便性と信頼性を向上できます。アンカーテキストは、他のページへのリンクが貼られた文章のことです。一般的には、言及している内容に関連したページへのリンクを設置します。

SEO施策の効果やユーザビリティが向上します。アンカーテキストを設定する際、遷移先ページのキーワードを含めて、ページ内容に関連した文言にするとSEO施策の効果が高まります。

関連するページへのリンクを設置する

関連ページへのリンクを通じてユーザーニーズを満たすことで内部リンクの最適化につながります。1つのWebページ内ですべてを網羅できない場合、詳細に解説している記事のリンクを貼りましょう。

パンくずリストやサイトマップの作成

パンくずリストの導入は、サイトのユーザビリティとSEO施策に有益な影響を及ぼします。パンくずリストとは、Webサイト内で現在のページの位置を階層構造で示すリストのことです。ユーザーは、閲覧しているページを把握しやすくなり、サイト内の移動が便利になります。

アクセス数が増えないよくある原因2選

アクセス数が増えない場合、Web解析ツールを使用してサイトのアクセス数やユーザー行動を詳細に分析し、アクセス数低下の原因を特定しましょう。アクセス数の増加は時間を要する場合もあるため、継続的な改善とモニタリングが重要です。

アクセス数が増えないよくある主な原因には以下の2つがあります。

• 施策や戦略が適切ではない
• ユーザーの認知度が低い

施策や戦略が適切ではない

集客施策や戦略が適切ではないと、アクセス数の向上につながりません。集客施策や戦略が適切ではない例として下記のケースが挙げられます。

• SEO施策でアクセス数増加を狙い大手キーワードにこだわる
• YouTubeに需要のない内容の動画を公開する
• SNSで自社宣伝に終始しユーザーとの対話を怠る

自社サイトの集客課題を把握し、集客手法のなかから自社サイトに最適なものを選択しましょう。戦略の判断は自社では気づきにくいため、客観的な分析が必要です。難しい場合は専門家のコンサルティングも検討しましょう。

ユーザーの認知度が低い

アクセス数が増えない原因として、ユーザーの認知が低いケースも考えられます。最適な施策を行っても、サービスを知られていなければ比較対象には選ばれず、ユーザーはサイトに訪れません。

認知を得られると恩恵は大きく、特に新規事業・サービスの場合は顕著です。サイト運用を継続しながら認知の拡大も図りましょう。

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まとめ

サイトのアクセス数が増えない原因として、施策や戦略が間違っている、ユーザーの認知度が低いことが挙げられます。自社サイトの強みや集客課題を洗い出し、適した施策を実施することで、サイトのアクセス数を増やせます。

「比較ビズ」では、必要事項を入力すると2分程度で、目的や用途に合わせたアクセス調査や分析を専門とした企業がスピーディーに探せます。ぜひ利用してみてください。

監修者のコメント

株式会社エイト

代表者 大野 隼

1996年10月大阪府生まれ。2019年より個人事業主として開業。多数のメディア事業を運営し、2020年12月に株式会社エイトを設立。現在はメディア事業以外にデジタルマーケティング支援事業を展開する。運営メディア「キャットフード教授」「電話占い未来」「占いWeb」「THE Leader」「シャンプー執事」その他多数。

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Webサイトの集客強化は、ホームページの運営にとって重要なポイントとなります。集客数を示す検索数やアクセス数を高めるには、ターゲットとなるユーザーの明確化や理解が必要となり、ペルソナの設定は必須です。

またWebサイトは常にアップデートを要します。Webサイトを作ったからといってそこで終わりではなく、より良質なコンテンツを継続して運営するためには、外からの評価だけではなく、内部情報のリライトが大切です。

良質なコンテンツとは、ユーザーに必要な情報を提供することで、悩みや疑問を解決し、満足度を感じさせるものです。ユーザーの満足度は、検索エンジンでの上位表示に繋がるので、定期的なリライトや情報のアップデートを行いましょう。

外部からの評価は常に流動的なもの。SNSやメルマガといった発信力、Web広告などを利用するのもいいでしょう。しかし発信力に気を取られて、本来のWebサイトの目的を外れてしまうとユーザーの共感を得られなくなってしまいます。話題性やメジャー性にとらわれず目的をもったWebサイトを運営しましょう。

執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。