SEO対策会社に一括で提案を貰って費用を比較してみた「比較ビズ」

SEO対策会社に一括で提案を貰って費用を比較してみた

更新日:2019年01月10日 発注カテゴリ: SEO対策(検索エンジン最適化)
SEO対策会社に一括で提案を貰って費用を比較してみた

実際に見積もりを取ってみたシリーズの第3弾はSEO対策会社に一括で提案を貰って費用を比較してみました。比較ビズ出展者様のご協力のもと作成してるため、あくまで見積もりを取られる際の参考として楽しんで頂ければ幸いです。

こんな感じで提案依頼をしてみた

依頼内容

東京都限定で美容室のポータルサイトを運営している。 一昨年からスタートし、23区ごとにページを作成しており、掲載している美容室は500社。 ページ数は600ページほどだが、「23区名+美容室」で3ページ目に位置しており、アクセス数が全く増えていない状態。そのため、1年以内に1ページ以内に入ることを目標として、SEO業者にお願いしたい。

上記の内容で、比較ビズに掲載しているSEO対策会社様に、今回の趣旨を伝えた上で提案依頼をお願いしました。提案を一部公開してもOKという企業様にご協力頂いております。

SEO対策会社の提案内容

まず前提として、実際のサイトのURLがわからないと、どこに問題点があるのか把握できないため、詳細な提案は出せないようです。 今回は架空の案件だったので、大雑把な、一般的な提案書をSEO会社から貰うようにしました。

今回は3社から提案を貰いましたが、どこの会社もSEOに対する基本的な理論は同じで、ページの中身を正しくGoogleに伝える「内部施策」が一番重要とのことでした。

「内部施策」はtitleタグ・metaタグ・hタグの見直し、URLの正規化、ページネーションの設定、パラメータの正規化、XMLサイトマップの送信、www有り無しの統一などが挙げられます。詳しくは「SEO対策の提案書・見積書の読み方を解説します」をご覧ください。

下記に、各社の料金体系や提案内容・特色などをまとめました。

A社B社C社
料金体系初期10万円+月額20万円〜月額30万円〜成果報酬で順位により変動
提案内容内部施策中心内部施策+コンテンツ作成内部施策+外部リンク
提案特色クローラーがページを巡回しやすいように設計の見直しユーザの役に立つコンテンツ作成関連性のあるサイトからの外部リンク増
最低契約期間6ヵ月12ヵ月3ヵ月

それでは各社の費用例とともに、SEOに対しての見解、施策内容の特徴をみていきましょう。

A社の提案内容

料金体系

料金体系初期+月額費用(成果報酬なし)
金額初期10万円、月額20万円〜
最低契約期間6ヵ月

SEOに対する捉え方

内部施策とコンテンツ作成が大切。
特に内部施策をしっかり行わないと、いくらコンテンツを作成しても本来の効果を発揮できないとのこと。

施策内容の特徴

ポータルサイトは低品質なページを量産しがちなので、掲載数が低いページのnoindex化や、一覧ページや掲載ページ(美容室の紹介ページ)の情報量強化、ユーザが回遊しやすくするための設計の見直しなど、内部施策を中心に行うだけで、ある程度の結果を見込めるとのこと。

情報量の強化は競合との文章量を比較しながら、23区の一覧ページや掲載ページに文章を追加していくことで、1ページ目に表示させることが可能とのこと。

半年間見てもらわないと結果が見えてこないため、最低契約期間を半年にしている。内部施策で重要なことは、適切な内部リンクの設計であって、無闇に増やすのではなく、あくまでユーザが回遊しやすいように設計してあげるのが重要とのこと。またコンテンツの作成はユーザの検索意図を理解し、オリジナル性の内容にすれば結果が出るとのこと。

A社のまとめ

内部施策を重要視するSEO会社。

今回は架空案件だったこともあり、具体的な提案が出来ないようだったので、今回と同じような依頼に対しての対策案を教えてもらいました。ポータルサイトやマッチングサイトは、ページの質をコントロールすることが難しいため、いかにそれらのページの質を保つか、という所に重きを置いているようでした。

クローラーがページを巡回しやすい構成にすることによって、サイト内に適切な内部リンクが集まり、それによりSEOの効果があると教えてもらいました。

結果が出るのは早くて3ヵ月目で、1ページ目に表示されるようになるまでに6ヶ月は掛かるとのことでした。

B社の提案内容

料金体系

料金体系月額費用(成果報酬も可)
金額月額30万円〜
最低契約期間12ヵ月

SEOに対する捉え方

内部施策とユーザの役に立つコンテンツを作成することが大切。
役立つコンテンツを作成することにより、ユーザの回遊率が増え、直帰率が下がり、外部サイトから被リンクを受ける(外部リンクの)機会が増え、結果的に検索順位の上昇が期待できる。

施策内容の特徴

内部施策を先に行った上で、美容業に特化したコンテンツを作成し続けることにより、Googleから正しく評価され、全体的な検索順位の上昇が見込めるとのこと。作成するコンテンツは上位獲得したいワードのサジェストを網羅していることが重要で、「渋谷 美容室」であれば、「人気、安い、パーマ、メンズ」がサジェストワードになる。(以下、実際のサジェストワード)

そのため「渋谷のメンズにオススメな美容室10選」といった記事を作成して「渋谷 美容室」の一覧ページへ紐付けることにより、紐付けた先の23区の一覧ページの順位上昇が期待できるとのこと。

特定のワードで対策したり、被リンクを増やすといった施策だけではGoogleのアルゴリズムに左右されるため、いつ順位が下落するかわからない。

そのためサイト全体の評価を高めていくためには、クローラーが回遊しやすいサイト設計にすること(内部施策)が重要で、その上で定期的に良質なコンテンツを配信し続けることが重要とのこと。

良質なコンテンツを作るためにはサジェストワードから記事案を考えるべき。ただホットペッパーなどの競合が強い分野でもあるので、1年後には1ページ目が可能でも、1位を狙っていくのは相当厳しいとのこと。

B社のまとめ

内部施策とコンテンツ作成を重要視するSEO会社。

内部施策を行っただけでは順位上昇が難しいので、コンテンツを作成することによって、外部リンクを増やしていくことが重要。コンテンツ作成のノウハウを多数保有しており、ポータルサイト特有のSEO手法があるようで、グルメサイトを例にコンテンツの展開の仕方を解説してくれました。B社はコンテンツを簡単に追加できるWordpressの導入支援やUI・UXの改善支援も行っています。

C社の提案内容

料金体系

料金体系保証金+成果報酬
保証金10万円(解約時に全額返金)
1〜5位の成果報酬額32,400円/月
6〜10位の成果報酬額21,600円/月
11位〜の成果報酬額0円
最低契約期間3ヵ月

SEOに対する捉え方

内部施策と、外部リンク(被リンク)を増やすことが重要。
Googleは評価軸を度々変えており、コンテンツの質が重要だと言われているが、そもそも外部リンクの数がないとドメインパワーが弱いため、何をしても順位が上がって来ないとのこと。

施策内容の特徴

外部リンクを増やすために、関連サイトを複数立上げ、そこからリンクをするとのこと。またC社が保持している複数のサイトからもリンクをしてくれる。外部リンク対策は一歩間違えると危険な施策だが、リンクを貼る本数を少しずつにしたり、IP・アンカーテキストの分散、関連するサイトからのみリンクといったように、しっかりとペナルティのリスクを回避している。

C社によれば、3ヵ月くらいから効果が見込めるとのこと。外部リンクの効果を最大限に発揮させるためにも、先に内部施策を行い、評価を適切に渡すための基盤が必要と考えている。関連サイトのコンテンツ作成を自社で行うことにより、金額を値下げすることが可能とのこと。

C社のまとめ

外部リンクを中心としたSEO会社。

成果報酬額は1ワードごとの料金なので、多数のワードが上位を占める場合、その分費用が高くなるので注意する必要がある。(予め上限を設定してくれる場合もある)

各社の提案を比較してみた結果

今回の依頼は架空の案件なので、詳細な提案を貰っていない状態での比較になりますが、A社は内部施策を重要視し、B社は内部施策と新しいコンテンツ作成を重要視し、C社は外部リンクを重要視しています。そこで各社のメリットとデメリットを私の主観で比較していきたいと思います。

A社に関して

ポータルサイトやマッチングサイト特有の問題点を把握し、適切な対応策を提示してくれています。金額と提案を比較した際、B社は高すぎる、C社は少し不安だったので、A社はちょうど中間の提案内容となりました。

対策案は内部施策に特化しており、それだけで結果が出るのか不安な部分がありますが、説明を聞いている限りは説得力があり、良さそうな提案内容でした。

B社に関して

月額が30万円〜、最低契約期間が1年間と一番コストが掛かるB社ですが、A社と同じくポータルサイトでの実績が多く、他社のコンテンツ作成の実例とともに、施策内容を教えてもらったので、非常に理解しやすい内容でした。

単純にアクセスアップだけでなく、クライアントの売上アップを目的としており、CVRの改善、UI・UXの改善、EFO(エントリーフォーム最適化)、LPO(ランディングページ最適化)など、SEO以外の業務も多岐に渡り提供しています。

予算があるのであれば、B社のような会社に依頼した方が良いでしょう。すぐに1ページ目が狙えると言わなかったあたり、ある意味信頼ができます。

C社に関して

成果報酬型で、各キーワードの順位に応じて月額料金が変わります。そのため上位を取れば取るほど支払金額が増える仕組みになりますが、なんといっても結果が出るまでは一切費用が掛からないというメリットがあります。

とはいっても、外部リンクを貼ってもらう施策なので、本当に大丈夫なんだろうか...という不安は残ります。予算がなく、すぐに結果を出したい企業には良いかもしれませんが、あくまで自己責任でお願いします。

外部リンクはまだ効果があるのか?

2010年頃は外部リンクを増やすだけで簡単に順位上昇が可能だったため、SEO会社が乱立していました。しかしここ数年で、PageRankを操作する意図のある、悪質なリンクや質の低いリンクがある場合はペナルティ対象となり、SEO会社の数は非常に少なくなりました。

最近では、Googleはよりコンテンツの質を重要視する傾向になり、サイト評価アルゴリズムにRankBrain(人工知能)を活用したりと、小手先の技術だけでは上位表示が難しくなっています。

大まかなSEOの流れとしては、下記のような傾向にあります。

外部リンク → コンテンツの大量生産 → ユーザーに役立つコンテンツを作る

今回C社が提案したような「外部リンクを増やす」施策は古い手法と言われているものの、まだまだ効果が見込めるとも言われています。B社も「外部リンクを増やしていかないと上位表示は難しい」と言っています。

実際に以下のようにGoogleが公式に外部リンクは評価軸に入ると明言しています。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。

出展:Google が掲げる 10 の事実

ただ、外部リンクの質が非常に厳しくなっており、そもそも検索順位を上げる目的でのリンクは禁止されているので注意が必要です。比較ビズでも、以前までは外部リンクの販売をメインに行うSEO会社が多数いましたが、現在は減少傾向にあります。その代わり、コンテンツを作成して外部から被リンクを獲得していこうという方針の会社が目立ちます。

まとめ

SEO対策会社によって提案内容が様々で、施策の優先度も異なっています。基本的に業者を選ぶときは、同業種でどれだけ実績があるのかを見ることが大切だと言われています。

低リスクでやりたいからといって成果報酬型の業者を選ぶというのは少し危険かもしれません。発注をする時は相見積もりをして、業者を比較することの大切さを思い知らされます。

SEO対策会社に一括で提案を貰って費用を比較してみた

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