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ホームページ制作会社にリニューアルの一括見積もりを取ってみた【第7弾】

更新日:2019年03月11日 発注カテゴリ: ホームページ更新・管理
ホームページ制作会社にリニューアルの一括見積もりを取ってみた【第7弾】

実際に見積もりを取ってみたシリーズも第7弾となりました。今回は制作会社に弊社ホームページのリニューアルの一括見積もりをしてみました。比較ビズ出展者様のご協力のもと作成してるため、あくまで見積もりを取られる際の参考として楽しんで頂ければ幸いです。

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こんな感じで見積もり依頼をしてみた

目的既存ホームページのリニューアル
具体的な内容デザインが陳腐化してきており、現状ページの更新を毎回制作会社に依頼しているので、社内で簡単に更新できるようにしたい。またスマートフォンに対応していないので、スマホに最適化したい。
ページ数20ページ
対象URLhttp://onesmind.co.jp/
ターゲット層法人企業
動的コンテンツの有無
画像修正の有無

上記の内容で、比較ビズに掲載しているホームページ制作会社様に、今回の趣旨を伝えた上で見積もり依頼をお願いしました。(対象URLは既にスマホ対応していますが、これをリニューアルする場合と仮定して見積もりを貰いました。)

見積もりしてみた結果

各社の見積もり金額と提案内容

A社B社C社
見積金額78万円46万円114万円
制作期間(納期)1.5カ月〜2.5カ月1カ月2〜3カ月
所在地東京都渋谷区京都府京都市東京都中央区
従業員数10名5名25名

A社(渋谷区:78万円)

東京都渋谷区にある従業員数10名の制作会社。78万円でお見積りを頂きました。

A社の見積書

A社の見積書の内訳
項目名単価金額
ディレクション100,0001100,000
TOPページデザイン100,0001100,000
下層ページデザイン20,00019380,000
お問合せフォーム10,000110,000
コーディング10,00020200,000
CMS(更新システム各種設定)30000130,000
SEO(内部対策)50,000150,000
SNS各種リンク5,00015,000
HP更新レクチャー5,00015,000
特別調整割引-100,0001-100,000
小計(税別)780,000

A社の特徴・メリット

  • 繁忙期に入る前なら特別割引で10万円値引いてくれる
  • リニューアルの案を積極的に提案をしてくれた
  • 納期は1.5カ月〜2.5カ月
  • 今年で10年目と長年の実績がある企業

A社の所感

同社はHP更新レクチャーやSEO対策、SNS各種リンクといった項目を見積書の中に書いてくれており、納品後のフォローなども安心感がありそうな印象を受けました。(他社は見積もりに書いてないのでどうなのかわかりませんが。またこのSEO対策というのは内部施策を中心とした施策で、記事を作ってくれたりはしてくれないようです。)

ちなみにCMS(更新システム)はWordpressを想定しているようです。Wordpressは昨今、非常に浸透しており、各社CMSでの構築=Wordpressというくらい、メジャーになっています。

Wordpressとは?費用・料金相場まとめ

リニューアルに際して、こちらの要望だけでなく、先方からこういったポイントを訴求した方が良い、といった提案やこのページとこのページは統合しても良いんじゃないか、というような積極的な提案を頂いたので、言われたことだけをやる会社ではなく、クライアントの結果にこだわった制作会社という印象を受けました。

B社(京都市:46万円)

京都市にある従業員数5名の制作会社。46万円でお見積りを頂きました。

B社の見積書

B社の見積書の内訳
項目名単価金額
TOPページデザイン(3案)150,0001150,000
下層ページデザイン5,0001995,000
TOPコーディング50,000150,000
下層ページコーディング5,00029145,000
Wordpress設置費用20,000120,000
小計(税別)460,000

B社の特徴・メリット

  • 一番安い見積額を提示してくれた(見積書の単価も非常に安い)
  • 納期が1カ月と非常に短い
  • 会社が少数(5名)なのでサポートや品質に不安あり

B社の所感

TOPと下層ページがデザインとコーディングでそれぞれわかれており、どれくらいの費用が掛かっているかわかりやすいものの、A社と比較すると見積書の項目が少なく、Wordpressの操作方法などのレクチャーがあるのか心配になります。また見積書にディレクション費や企画構成費などの費用が含まれていない点が少し気になります。

不安な点が多いものの、見積額が46万円と非常に安いので、実績がたくさんあるようだったら検討の余地がある、といったところでしょうか。

C社(中央区:114万円)

東京都中央区にある従業員数25名の制作会社。114万円でお見積りを頂きました。

C社の見積書

C社の見積書の内訳
項目名単価金額
企画・構成100,0001100,000
PC_TOPページ制作175,0001175,000
PC_下層ページ制作25,00014350,000
SP_TOPページ制作75,000175,000
SP_下層ページ制作15,00014210,000
CMSインストール費50,000150,000
CMSカスタマイズ費150,0001150,000
お問合せフォーム構築費30,000130,000
小計(税別)1,140,000

C社の特徴・メリット

  • 制作実績が豊富で今年で15年目の制作会社
  • 納期は2カ月〜3カ月と3社の中で一番長い
  • IT導入支援事業者で補助金の提案をしてくれた
  • パソコン用サイトとスマホ用サイトを別々で制作する見積書となっている

C社の所感

見積書と一緒にディレクトリマップ(現状どんな階層になっているかの一覧表)や納品までの流れをまとめた資料を頂きました。

現状整理と契約後の流れを見積もり段階で丁寧に頂くことができ、見積もりは3社の中で一番高額ですが、対応も早かったので良い印象を抱きました。 ただ見積書がPCとSP(スマホ)でわかれており、スマホ用サイトを別に作成するという提案でしたが、Googleはレスポンシブサイトを推奨していると聞いたことがあるので、少し心配です。

3社の内この会社のみ、IT導入補助金の提案をしてくれました。IT導入補助金は比較的最近始まった制度ですが、導入費用の1/2以内(最低15万円〜最高50万円)が補助されるので、ぜひとも申請しておきたい補助金です。この補助金を申請するには発注先がIT導入支援事業者として認定されている必要があります。(公募期間があるので年中申請できるわけではありません)

IT導入補助金に関して詳しくは「IT導入補助金でホームページ作成ができる制作会社8選」で解説しておりますので、参考にしてください。

ホームページのリニューアルを依頼する前にやっておきたいこと

ホームページのリニューアルを制作会社に発注する前に、予め準備しておきたいことをまとめました。しっかりと資料を作っておくことにより、正確な見積もりがすぐに貰えるだけでなく、先方の業務負担を減らせることができ、ディレクション費や企画構成費を削減できる可能性があります。

ディレクトリマップを作る

制作会社側はリニューアルの相談を受けた際、どこに何のページがどのくらいあるのか、というのを詳しく調査することになります。これを調査しないと、どのくらいのボリュームがあるかわからない状態だと見積もりができない点と、知らないページが残っていてリニューアルできていなかったりとトラブルが発生する可能性があるためです。

ディレクトリマップとは、色々な種類やフォーマットがあるのですが、Excelでまとめておくと親切かと思います。ホームページは「階層」という概念があり、このページの親階層は何か、子階層は何かという情報が重要になります。

よくある例として、「会社概要」というメニューがあり、クリックすると「代表者の声」「沿革」「所在地」があったとします。これらのページは下記のように構成されている場合がほとんどかと思います。

会社概要(/company/)
├ 代表者の声(/company/voice/)
├ 沿革(/company/history/)
└ 所在地(/company/map/)

この場合、「会社概要」が第一階層、「代表者の声」「沿革」「所在地」は第二階層となります。このような形で階層ごとにリニューアル前のページを全てまとめておくと、見積もりが非常にスムーズになります。Excelでまとめる際には、第一階層、第二階層...のページのタイトルと、URLを記載するようにしましょう。

リニューアルする目的を明確に

自社のホームページをリニューアルするということは何らかの目的があるはずです。よくある例として、デザインが陳腐化してきたから刷新したい、ホームページ経由のお問い合わせ件数をもっと増やしたい、ページを自社で簡単に更新できるようにしたい、採用をもっと強化したい、セキュリティ上の管理をしっかりしたい等が挙げられます。

それらの目的がしっかりしていないと、制作会社側はどういう形でリニューアルしたら良いかわからないので、どんなホームページにリニューアルしたいのかをしっかり伝えるようにしましょう。

【失敗しないために】ホームページのリニューアルを徹底解説

まとめ

今回リニューアルの見積書を貰いましたが、78万円、46万円、114万円と会社によって金額が非常にばらける結果となりました。しかし見積書の項目を見ていると、それぞれ業務範囲が異なったりしており、会社の規模感などから何故安いのか、高いのかをある程度推測することができます。

安いからダメ、高いからダメとすぐに判断せずに、なぜこの金額なのかを推測し、それぞれ一長一短を把握した上で発注先を選定することを意識すれば、良い発注先探しができるかと思います。

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