従来の人事評価制度が廃止されている?新しい人事評価制度のメリット・デメリットを解説

最終更新日:2023年11月09日
従来の人事評価制度が廃止されている?新しい人事評価制度のメリット・デメリットを解説
この記事で解決できるお悩み
  • 人事評価制度を廃止する理由とは
  • ノーレイティング制度とは?

「今までの人事評価制度は時代遅れ?」「新しい評価制度はどういうもの?」とお悩みの人事担当者の方、必見です。人事評価制度は、従業員の評価を点数やランキングで表さないノーレイティング制度が注目されています。

この記事では、人事評価制度について知りたい方向けに、人事評価制度が廃止されている理由・ノーレイティング制度を解説します。

記事を読み終わった頃には、自社にあう評価制度を見つけられるでしょう。

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  • 社員のモチベーション維持について悩む
  • 適切な評価基準の設定が難しい
  • 人事制度導入の影響をどう評価するか

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人事評価制度を廃止する企業が増えている3つの理由

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人事評価制度は、従業員の仕事ぶりを評価できる反面、主観的な評価により従業員の反感を買うことがデメリットです。 人事評価制度を廃止する企業が増えている3つの理由を解説します。

  1. 公平・公正な評価が難しい
  2. 従業員の意欲低下の原因になるおそれがある
  3. 多様化されている働き方に対応しきれない

1. 公平・公正な評価が難しい

人事評価制度は、評価者の主観的な意見に基づいて従業員のパフォーマンスを評価します。主観性にはバイアスや偏見が含まれるため、公平な評価を下すことは難しいです。

評価者の主観や評価基準の不一致が評価の不公平さをもたらし、不満や不平等感を引き起こす可能性があります。客観的な評価方法や透明性のある評価基準を導入し、主観的な要素を減らす対策が必要です。

2. 従業員の意欲低下の原因になるおそれがある

従業員に定期的に評価やランキングを付けることは、ストレスや不安を引き起こす可能性が高いです。成果によって給与やキャリアに影響を及ぼす場合、従業員は過度なプレッシャーや競争心に苦しむことがあります。

評価内容が不明瞭で低い評価をつけられた場合、社員のモチベーション・モラルが低下し、組織全体の雰囲気が悪化する可能性があるでしょう。

3. 多様化されている働き方に対応しきれない

現代は、フレックスタイムやリモートワークなど多様な働き方が広まっています。伝統的な評価制度は、新しい働き方に適応しきれない場合があります。

オフィスでの勤務態度が評価の指標である場合、普段の働きぶりが確認しにくいため、成果に至るまでのプロセスを評価することが難しいです。

多くの組織は、適切な評価方法・成果主義の重視・能力の正確な評価に注力し、モチベーションを向上させる方法を模索しています。

ノーレイティング制度とは

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ノーレイティング制度は、従業員に対する順位付けを行わず、個人の目標や成績を評価します。上司と部下の1対1で業績や勤務態度のフィードバックを行います。個人の成長に焦点を当て、協力と協調を促進しストレスを軽減するでしょう。

柔軟性と適応性があり、従業員の成長と変化に対応できるため、従業員の満足度とモチベーション向上を期待できます。従業員は自分で目標を設定し、成長したいというモチベーションを高めるでしょう。

ノーレイティング制度の3つのメリット

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ノーレイティング制度を導入することで、従業員と組織の双方に多くの利点をもたらすため、注目されています。メリットを3つ紹介します。

  1. 個人にあわせた柔軟な目標設定ができる
  2. 社員のモチベーション向上が見込める
  3. 時短勤務や在宅勤務などの多様な働き方に対応できる

ノーレイティング制度は、伝統的な評価やランクづけに代わる新しいアプローチで、従業員の自己成長とパフォーマンス向上に焦点を当てます。

1. 個人にあわせた柔軟な目標設定ができる

ノーレイティング制度は、柔軟な目標設定が可能です。社員の評価は対話・具体的な成果と行動・360度フィードバック・自己評価・途中評価などを通じて行われます。

以上のアプローチは従業員の成長と組織の目標達成を促進し、個人の強みや改善点を強調するでしょう。評価は数値的なランクよりも具体的な業績と行動に焦点を当て、従業員の自己成長を支援します。

2. 社員のモチベーション向上が見込める

ノーレイティング制度では、従来の評価制度よりも頻繁に面談やフィードバックが行われます。フィードバックにより、従業員は自分の業績や成長領域に対する洞察を得られ、モチベーションが向上するでしょう。

従業員は自己評価と上司からの評価を統合し、成長に焦点を当てられます。

3. 時短勤務や在宅勤務などの多様な働き方に対応できる

ノーレイティング制度は、具体的な目標の達成が評価の中心のため、従業員はどの方法で成果を達成するかに焦点を当てます。適切な業務遂行方法を選択し、時短勤務や在宅勤務などの多様な働き方に対応できるでしょう。

ワークライフバランスの向上や、特定の状況に応じた柔軟な労働条件を提供するために役立ちます。

ノーレイティング制度の2つのデメリット

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ノーレイティング制度を導入することで公平性が向上する反面、デメリットも生じます。 以下にデメリットを3つ紹介します。

  1. フィードバックに伴う評価者の負担が大きくなる
  2. 評価者と被評価者の信頼関係が必要になる

以上のデメリットは、ノーレイティング制度を導入する際に考慮すべき課題です。上司から従業員へスキルトレーニング・コーチング・キャリアプランニング・業務プロセスの理解などのトレーニングを行いましょう。評価者と被評価者のコミュニケーションや信頼関係を強化する努力が必要です。

評価者の負担を軽減するためのリソースやツールの提供も検討すべきでしょう。

1. フィードバックに伴う評価者の負担が大きくなる

ノーレイティング制度では、定期的なフィードバックと対話が重要であり、評価者は対話を行う責任があります。評価者は従業員の業績や成長に対するフィードバックを提供し、支援する役割を果たします。

フィードバックは時間とエネルギーを必要とし、評価者の負担が増加するでしょう。大規模な組織や多くの従業員がいる場合、評価者の負担が大きな課題となる可能性があります。

2. 評価者と被評価者の信頼関係が必要になる

ノーレイティング制度において、評価者と被評価者の信頼関係が非常に重要です。従業員は自己評価を行い、評価者からのフィードバックを受け入れる必要があります。信頼関係が希薄である場合、従業員は評価を受け入れづらく、フィードバックが効果的ではなくなる可能性があります。

公平かつ公正な評価を行い評価プロセスの品質を保つために、被評価者との信頼関係が重要です。

まとめ

従業員が不公平感を抱いてしまうため、従来の順位付けを伴う人事評価制度を廃止し、ノーレイティング制度を導入する企業が増えています。評価制度を見直す際は、従業員・組織双方にいい効果をもたらすノーレイティング制度の導入を検討してみてください。

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比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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