社会保険労務士法人CWM総研

以下のような経営者のニーズに合わせて、就業規則の全体的な見直しと社員説明会、過去の未払い分は発生していないことへの社員の合意手続き
■企業の成長に合わせて社内規定を整えたい
社員が増えてきてもこれまでの良い社風が維持できるよう、ルールを明確にして、きちんと働く人が安心できる環境を整えたい
■未払残業代を請求されたことをきっかけに曖昧になっている残業代や手当項目の整理をしたい
■過去の未払残業が発生していないことについて社員の合意を得たい

１．就業規則の見直し
「現行法令順守」「労務リスクへの対策」「自社で運用可能な基準」という視点で、規則全体を経営者と話し合いながら見直した。
経営者には、条文の根拠法令や考えられるトラブルなどを解説しながら作成した。
特に「給与規程」については、あいまいだった手当項目を残業代の基礎に含むものと、外して良いものに整理して、未払リスクが発生しないように組み替えた。

２．社員説明会
営業所ごとに社員を集めて、制度見直しに至った経営者の想いを語っていただき、制度のポイントを当社から解説。

３．新しい給与手当と過去の未払残業が発生していないことへの合意文書作成
一番の懸念事項である「過去の未払残業代」について、社員一人一人に労働契約書（合意書）を作成して、経営者より説明し、全員に合意署名をもらった。

1．最新の法令にあった就業規則の作成と労基署への届出
２．経営者の社員への想いを反映した「新ルール」の導入
３．過去の未払残業代についてのリスク回避

社員が増えてきて、この先さらに会社が大きくなった時に、働きやすい環境づくりが必要です。その一歩として、ずっと気になっていた賃金手当の不安がなくなって良かったです。

厚生労働省などが配布するひな型就業規則では、どの部分が法律で定められていて、どの部分が会社で任意に決めて良いかがわかりません。
何年も見直しが出来ていなかった就業規則を自社の事情に合わせて作成しました。経営者の方には、条文の内容をよくご理解いただきながら、今後の労務管理に活かしていただく土台作りをお手伝いするという視点で取り組みました。