LP作成の無料ツールを徹底比較!選び方のポイント6つとは?

クーミル株式会社
監修者
クーミル株式会社 代表取締役 馬鳥亮佑
最終更新日:2024年01月09日
LP作成の無料ツールを徹底比較!選び方のポイント6つとは?
この記事で解決できるお悩み
  • LP作成の無料ツールには何がある?
  • LP作成の無料ツールを比較して選ぶポイントは?
  • 無料ツールを使ってLPを作る方法は?

LP作成の無料ツールを使う場合、複数のツールを比較することが非常に重要です。「それぞれどんな機能があるの?」「どのツールが自分にあっているの?」などの疑問を解消できるでしょう。

この記事では、無料ツールを使ったLP作成のメリットやデメリットに加え、作成する手順について詳しく解説します。これからLPを作ろうと考えている方はぜひ参考にしてください。

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LP作成の無料ツール5つを比較

LPを作成できる無料ツールのなかでおすすめなのは以下の5つです。

  無料プラン 有料プラン料金 アクセス解析 その他の機能
ペライチ あり 1,465/月〜 あり 決済機能、なんでもマーケット
ジンドゥー あり 9ドル/月〜 あり 質問に答えるだけのAIビルダープラン
STUDIO あり 980円/月〜 あり チームで共同編集可能
MOSH あり 手数料の8% なし きめ細やかなチャットサポート
WordPress あり 有料レンタルサーバーの料金が別途必要 あり 世界最大の利用者数

1. ペライチ

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参照:ペライチ

LP作成の知識がほとんどなくて不安な方は「ペライチ」を利用するのがおすすめです。日本製のLP作成ツールであるため、日本人に使いやすい仕様になっており、直感的な操作ができるのが魅力的です。

デザインを選択して内容を作成したあとは公開をするだけで完成となるため、簡単にLPが作成できます。デザインテンプレートは400種類以上あり、どの業種でも対応できる豊富なラインナップです。

有料プランではLPだけではなく、Web予約やオンライン決済、メルマガ配信にも対応できるため、ECサイトを運営したい方にもぴったりのツールといえます。

2. ジンドゥー

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参照:ジンドゥー

LP作成の実績が豊富な無料ツールを利用したい方は、世界中で利用されている「ジンドゥー」を選びましょう。世界中で3,200万以上のサイトがジンドゥーで作成されており、安全性や操作性の高さは保証されています。

簡単に作成できることはもちろん、自分ですぐに更新できる点も高評価のポイントです。初心者がLPを作りやすいだけではなく、上級者も満足できるクオリティになっています。3年から5年ジンドゥーを使い続ける人も多く、なかには8年以上ジンドゥーでLPを運用している方もいるほどです。

3. STUDIO

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参照:STUDIO

LPを複数人で管理・編集することを想定している方は「STUDIO」がおすすめです。ノーコードでLP作成できる点が大きな特徴で、テンプレートを使わず自分がイメージしたデザインを自由にLPに反映できます。共同編集が行えるため、チームでLPを運営できます。

もちろんテンプレートやおしゃれな文字フォントも備わっているため、デザインを1から考えるのが難しい方も安心です。ただし、LPをスマホ対応にするために少し手間がかかることは覚えておきましょう。

4. MOSH

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参照:MOSH

「MOSH」はスマートフォンで簡単にLPが作成できる無料ツールです。アカウント名、基本情報、サービスページの公開ですぐにLP作成が完了です。決済機能やサブスク機能、顧客管理など、うれしい機能が満載であるため、初心者の方も安心してLPを作れます。

使い方がわからないかもしれないと不安であっても、チャットサポートで相談可能です。サポート対応満足度96.4%を誇ります。さまざまな業種のクリエイターが活用しているため、実績も十分です。

5. WordPress

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参照:WordPress

「WordPress」は、世界最大の利用者数を誇るWebサイト構築システムで、ブログやECサイトはもちろん、LPも作成可能です。無料でLPを作成できるのはもちろん、導入や運用、更新が非常に簡単で、初心者でも操作がしやすいメリットがあります。

プラグインやテンプレートが非常に豊富で、自分のイメージや業種にあったLP作成が可能です。コーディングの知識がある方であればさらに細かいカスタマイズも行えます。複数人で共同編集することもできるため、より効果的なLP作成が行えるでしょう。

LP作成無料ツールの選び方ポイント6つ

ポイント_!

LP作成無料ツールにはさまざまな種類がありますが、以下の6つのポイントを意識して選ぶべきです。

  1. SEO対策は行えるか
  2. 求める機能は揃っているか
  3. 操作性は高いか
  4. アフターサービスが充実しているか
  5. 費用は高額すぎないか
  6. 他のツールとの連携は可能か

1. SEO対策は行えるか

LP作成無料ツールを選ぶ際に重視すべきポイントの1つは、SEO対策の有無です。SEO対策が成功すると、特定のキーワードが検索された際に上位表示され、訪問者が増加します。LPは画像が多く文字情報が少ないため、SEOではレベルの低いページと判断されがちです。

LPのSEO対策ができる無料ツールを選ぶことで、検索順位を上げることが可能です。最上位に表示される記事と5位の記事では閲覧回数が数倍になることもあり、より多くの訪問者を獲得するうえで重要です。

2. 求める機能は揃っているか

LP作成無料ツールを選ぶ際には、求める機能がすべてそろっているか確認すべきです。無料ツールは特定の機能を無料で利用できますが、機能によっては有料プランへの加入が求められます。使えると思っていた機能が利用できない事態にならないよう、必要な機能がすべて使えるのか確認しましょう。

無料ツールによって、無料で利用できる機能が異なる点に注意が必要です。LPが簡単に作成できるかどうかは重要ですが、決済機能やSNSとの連携、SEO対策など、自社にあった機能を備えている無料ツールを選ばなければなりません。

3. 操作性は高いか

LPの無料ツールを比較し、操作性の高い製品を選ぶことも重要です。操作性が低い場合、LPの作成や修正、更新が難しく途中で挫折するおそれがあります。LPは作成後に運用することが主な目的であるため、できるだけ操作性が高く短時間でLPを作成できるツールを選びましょう。

日本製の無料ツールの場合、日本人の習慣や特性にあった操作性を実現しているため、操作性が比較的高いのが特徴的です。一方、海外製品は日本語に対応していない、画面が見にくいなどの不具合を感じることもあります。

多くのツールは無料で利用できるため、複数のツールを比較しながら選ぶのもいいでしょう。

4. アフターサービスが充実しているか

LP作成の無料ツール選びでは、アフターサービスが充実しているかを比較しなければなりません。LPを作成して修正やサポートがまったく必要ないケースは極めてまれです。ほとんどの場合、更新や修正、アップデートによってLPをブラッシュアップする必要があります。

アフターサービスが充実している無料ツールは電話やメールでの問い合わせを受け付けており、質問にていねいに答えてくれるでしょう。LP作成の部分だけを比較するのではなく、総合的なサービス内容を含めて検討する必要があります。

5. 費用は高額すぎないか

LP作成の無料ツールは費用がかかりませんが、有料オプションを付ける場合には費用感を検討しましょう。自社に必要な機能が有料の場合、毎月もしくは毎年一定の費用を支払い続けられるかどうか考慮しなければなりません。

無料ツールを利用することでLPは作成できますが、最大限の効果を得るために有料オプションも検討しましょう。無料プランで操作性やデザイン性を確認し、有料プランや有料オプションを利用するのがおすすめです。

6. 他のツールとの連携は可能か

LP作成の無料ツールとすでに社内にある他のツールとの連携も考慮に入れなければなりません。LPから成約できた場合、カスタマーサービスや営業担当者、クレーム処理担当などとの連携は不可欠です。

すでに社内で利用しているツールと互換性があれば、入力フォームから入手した情報をそのままデータとして活用できます。スムーズな顧客対応につなげるため、既存のツールと連携できるか検討しましょう。

LP作成無料ツールを使うメリット3つ

ビジネス_パソコン

LP作成無料ツールを使うメリットは以下の3つです。

  1. 初心者でも本格的なLPが作成できる
  2. 外注よりも低コストでLPが作成できる
  3. 自分の好きなタイミングで更新できる

1. 初心者でも本格的なLPが作成できる

LP作成無料ツールを使用する大きなメリットの1つは、初心者でも本格的なLPが作成可能である点です。以前はデザインやコーディングの知識がなければLPを作成が困難で、専門的な知識を持つデザイナーやコーダーだけがLPを作成することができました。

LP作成無料ツールがリリースされた後は、テンプレートやプラグインを使用してWebサイトやLPが作れるようになっています。無料ツールによってシンプルなデザインや凝ったデザインがあるため、比較しながら自社にあったツールを選ぶことがポイントです。

2. 外注よりも低コストでLPが作成できる

LP作成の無料ツールによって、低コストでLPが作成できる点も大きなメリットといえます。制作会社にLP作成を依頼すると、通常30万円〜60万円の初期費用がかかり、作成後に運用・保守点検を依頼するケースでは、毎月ランニングコストがかかります。

無料ツールを利用することで、初期費用やランニングコストを最小限に抑えられるのは大きな魅力です。効果があるかわからないLPに数十万円の料金を支払うのはリスキーですが、無料ツールを利用して低リスクでLPを運用できます。

3. 自分の好きなタイミングで更新できる

LP作成の無料ツールを使えば、好きなタイミングで更新が行えます。LPを運用しているなかで、内容や価格を変更したいと感じることは少なくありません。効果を測定した結果、大幅な変更が必要な場合もあるでしょう。

制作会社にLPの作成を依頼すると、依頼から変更・更新までタイムラグが生じる可能性もあります。急な変更でも自身で柔軟に対応が可能なため、LPを常に最新の状態に保てます。

LP作成無料ツールを使うデメリット2つ

LP作成無料ツールを使うことはとても便利ですが、以下のデメリットがあります。

  1. 他サイトとの差別化が難しい
  2. ツールのサポートが終了するおそれがある

1. 他サイトとの差別化が難しい

LPの無料ツールを使うと、他サイトとの差別化が難しくなります。多くの無料ツールではテンプレートを使ってLPを作成するため、同じテンプレートを使用しているLP同士はどうしても似たデザインになるでしょう。

デザインが被ることに加え、他のLPと機能が類似する点もデメリットです。似たデザイン・機能のLPが複数ある場合、ユーザーが分散して訪問者が減るおそれがあります。

2. ツールのサポートが終了するおそれがある

LP作成の無料ツールは、急にサポートを終了するおそれがあります。サポートが終了すると、せっかく作成したLPが使えなくなる場合もあります。長期間使い続けられる保証がない点は、無料ツールの大きなデメリットといえます。

とくに、海外製の無料ツールには要注意です。日本製の無料ツールに押されて需要が少ないと判断されてしまうと、日本国内からの撤退も考えられます。最初は無料ツールを利用し、必要に応じて有料オプション・有料ツールを利用すると安心です。

無料ツールを使ったLP作成7ステップ

ビジネス_ステップ

無料ツールは、以下の7ステップでLP作成を行います。

  1. LPの目的を設定する
  2. ターゲットを設定する
  3. 構成を作成する
  4. コンテンツを準備する
  5. デザインを検討する
  6. コーディングする
  7. 公開し効果測定する

1. LPの目的を設定する

LP作成最初のステップは、目的の設定です。目的が明確になっていないと、効果的なLPのデザインやキャッチコピーを決められません。具体的な数値目標を設定することで、LPの方向性をある程度決められます。

LPで設定できる目的は「成約率を前年比で20%増やす」「売り上げを前年の1.5倍にする」などが挙げられます。ぼんやりとした目的を設定しても具体的な方向性は見えてこないため、できるだけ細かく最終目標と中間目標を設定すべきです。

2. ターゲットを設定する

LPの目的とともに重要なのが、ターゲットの設定です。目的と同様、できるだけ細かく具体的に想定するのがポイントとなります。ターゲットの設定が甘いと、どのような層に向けてデザインを考えればいいのかが定まりません。

ターゲットの設定で検討できるのは以下の要素です。

  • 年齢
  • 性別
  • 居住地域
  • 家族構成
  • 職業
  • 役職
  • 年収
  • 趣味
  • 悩み
  • 情報収集方法
  • 価値観

3. 構成を作成する

LP作成では、設定したターゲットに訴える構成を考えることも重要なステップの1つです。どの情報をどのような順番で伝えるのか、どの方法がもっとも効果的なのか検討しなければなりません。

LPの大きなメリットは、必要な情報を運営者側の決めたとおりに提供できる点です。他のページに移動できる通常のホームページとは異なり、ユーザーはLPの上部から下部に移動していくため、コンバージョンにいたる可能性を高める順番で情報を配置しましょう。

4. コンテンツを準備する

LPの構成を作成したあと、必要なコンテンツを準備する作業に移ります。LPのコンテンツには、キャチコピーや画像、文章が含まれ、ユーザーの興味を引く情報を盛り込まなければなりません。

インパクトのある短いキャチコピー、商品・サービスの画像、内容を説明する文章をバランスよく準備するのがポイントです。とくに重要なのは「商品を購入することで自分にメリットがある」とユーザーに思ってもらえるコンテンツにすることです。

5. デザインを検討する

LPの構成やコンテンツの完成後、デザインを検討します。デザインの検討で重要になる点が、想定したターゲットです。ターゲットにあわせた文字サイズ、フォント、色使いにする必要があります。

たとえば、20代女性をターゲットにしたLPと40代男性に向けたLPでは、色使いやフォントに違いが出ます。スマホユーザーをターゲットにしている場合、1つの文章を短くしてスクロールせずに全文を読めるようにすることで、ストレスなく閲覧できるLPにすることが可能です。

6. コーディングする

LP作成では、コーディングで画像や文章を配置します。コーディングは専門的な知識が必要になるため、初心者にはかなり難しい作業です。

無料ツールを使用することで、コーディングせずにLPを作成できる点が非常に大きなメリットです。専門的な知識がない、LPを作るのが初めての方であっても、スムーズに本格的なページが作れます。

7. 公開し効果測定する

LPの作成が完了したあと、いよいよページを公開します。ただし、LPを公開しても作業が続く点に注意が必要です。効果的なLPかどうかを測定し、測定結果にあわせて改善策を講じていくべきです。

成約数が想定よりも低い場合、ターゲットの想定がずれている、デザインやコンテンツがユーザーに合致していないなどの理由が考えられます。スマートフォンからアクセスするユーザーが多いケースでは、SNSとの連携を検討すると成約率が高まる可能性があるでしょう。

まとめ

LP作成の無料ツールにはさまざまなツールがあるため、複数のツールを比較しながら最適な製品を選ばなければなりません。

無料ツールによって決済機能やSNSとの連携、SEO対策の有無が異なる点に注意が必要です。LPを作ったことがない方も、無料ツールを賢く利用することで本格的なLPが手に入るでしょう。

比較ビズは、無料ツールだけではなくより専門的なLPの作成が可能な制作会社を条件ごとに比較できる便利なWebサイトです。得意分野やこれまでの実績などを加味して、最適な制作会社選びが行えます。

自社だけのオリジナリティあふれるLPを作成したいと考えている方は、ぜひ一度比較ビズを利用してみてください。

監修者のコメント
クーミル株式会社
代表取締役 馬鳥亮佑

マーケティング、広告運用、YouTube、SEO対策を駆使し、2年で売上1億円強かつ利益率40%強の会社へとグロースさせ、M&A。 YouTubeチャンネルのプロデュース・原稿制作・出演・撮影・編集の全てを自ら行い、運営10ヶ月で登録者数1万人突破させる(現在3万人越え)。 IT業界だけでなく実店舗経営の知見を活かし、クライアント様の課題の本質を捉えて、「結果が出るマーケティング施策」を提案。 サイトを公開後も運用を引き受けており、サイトだけでなく「事業規模の拡大を目指す」ことをモットーとしている。

ランディングページ(LP)はテストマーケティングや、新規集客を行う上で非常に強力なツールとなります。しかし、LP制作したしたものの効果がイマイチで集客ができなかったという声をよく耳にします。

LPは制作して終わりではなく、運用後ヒートマップ分析などを活用し、ユーザー行動を分析LPO(LP改善)を繰り返す必要があります。費用対効果を最大化する場合は、自分で行うのはもちろん、広告運用が得意な会社に依頼するのも一つの手段です。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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