「ここでいい」を「ここがいい」へ。発注先探しなら比較ビズで

コンテナ輸送の種類とメリット・デメリットを解説

公開日:2021年07月15日 最終更新日:2021年07月15日
コンテナ輸送の種類とメリット・デメリットを解説

最近は海外のものが簡単に手に入るようになっていますが、その理由の一つに輸送手段の多様化があります。特に海上輸送が発達したことによって、以前よりも安く、早く、そして確実に輸出や輸入ができるようになりました。特に日本は周りを海に囲まれた島国なので海上輸送は効率的であるとともに必要な輸送手段ですが、コンテナ輸送には一体どんなメリットがあるのでしょうか。輸送に携わる人はぜひ知っておきたい事柄です。

コンテナ輸送とは何か

コンテナ輸送とはコンテナを使った輸送のことです。コンテナとはかなりの強度を持つ大型の輸送用の容器全般を指して用いられる言葉です。

そのため、広い意味では段ボール箱もコンテナの一つですが、輸入や輸出などで用いられる輸送コンテナと言えば鉄でできた大型のものを指します。よく港や貨物電車で目にするかもしれません。

海上用のコンテナは直方体の形をしており、基本的に世界で同じ規格のものを用います。長さが20フィート(約6メートル)のものと40フィート(約12メートル)のものが用いられます。

航空用のコンテナは飛行機に積みやすいように設計されています。飛行機の機体のカーブに沿うような、台形を逆にした形になっています。

海上輸送で使うコンテナの種類

海上輸送では大型のコンテナが用いられますが、そのメリットは輸送コストを削減できることです。また、強度のあるコンテナを用いることで、積み荷へのダメージを抑える上でもメリットのある輸送方法です。積み荷の種類によって使用するコンテナも変わりますが、どのような種類のコンテナがあるのでしょうか。

ドライコンテナ

ドライコンテナとは私たちがよく目にする、一般的なコンテナのことです。強度のある鉄でできたコンテナで、世界的な規格が主に二つあります。直方体の形をしており、その全長が20フィートのものと40フィートの二種類です。

ドライコンテナは常温輸送できるものに用いられます。身近な生活用品、日用品や雑貨、さらに工業製品などの輸送に用いられます。

リーファーコンテナ

リーファーコンテナとは冷蔵や冷凍の機能が付いているコンテナのことを言います。設定できる温度の幅も広く、マイナス30度から0.1度単位で設定できるようなコンテナもあります。

リーファーコンテナは食品などの輸送によく用いられますが、特に生鮮品や冷凍食品などの輸送に向いています。しかし、リーファーコンテナは食品だけでなく、定温で輸送することが必要となる精密機械や医薬品などのためにも用いられます。

冷蔵や冷凍の機能が付随しているため、定期的なメンテナンスなどのケアが必要になります。そのため、コンテナのレンタル業者などを利用している会社も多くあります。

タンクコンテナ

タンクコンテナとは文字通りタンクを擁するコンテナのことです。気体や液体などを収納できるタンクの周りにフレームが取り付けられており、一般的なコンテナと同じサイズになるようにデザインされています。

このように、コンテナといってもその種類は幅広く、輸送したいものに合わせてさまざまなタイプのものを選ぶことができます。

中には生鮮食品の鮮度を保つことができるように設計されているものや、屋根が開くタイプ、フラットタイプのコンテナなどもあります。屋根が開くオープントップタイプやフラットタイプのコンテナであれば木材や鋼材などの大きなものも輸送することができます。

コンテナと一口に言ってもその種類は多くあります。特殊な形をしたコンテナもあるため、輸送したいものに合わせてコンテナを選ぶことができるのもコンテナ輸送のメリットの一つです。

コンテナで輸送する方法

コンテナ輸送では主に二つの方法が取られています。一つはFCLと呼ばれる方法、そしてもう一つはLCLと呼ばれる方法です。それぞれに特徴があり、メリットとデメリットの両方があります。では、この二つの方法にはどのような違いがあるのでしょうか。

FCLとは何か

FCLとはFull Container Loadの略で、日本語では「コンテナ輸送」とそのまま訳します。Full Containerなのでコンテナを丸ごと一つ利用する方法です。一人の荷主で一つのコンテナ全てを使用します。

FCLによるコンテナ輸送のメリット

FCLでコンテナ輸送をする場合、一人の荷主が一つのコンテナを独占することができます。そのため、積み荷へのダメージが少ないというメリットがあります。

コンテナを独占していない場合は他の荷主の荷物も混載されているため、積み下ろしや出し入れの際に荷物へのダメージが起こる可能性がありますが、FCLであればそのような懸念はありません。

別のメリットとして、荷物の積み下ろしにかかる時間が早いということもあります。中身の確認がしやすいことからヤードでの滞在時間が比較的短くなるため、コンテナ輸送全体でかかる時間の短縮につながります。

FCLのメリットは貨物へのダメージが少ないことと輸送のスピードが速いことです。貨物へのダメージを気にしたり、なるべく早く荷物を送りたい荷主にお勧めのコンテナ輸送の方法です。

LCLとは何か

LCLとはLess than Container Loadの略で「混載輸送」と訳すことができます。荷主が一つのコンテナを独占することのできるFCLとは異なり、複数の荷主で一つのコンテナを共有する輸送方法のことを言います。

LCLによるコンテナ輸送のメリット

LCLによるコンテナ輸送の最大のメリットは価格の安さです。他の荷主との混載になるので、コンテナの使用分だけの料金で輸送をすることができます。

デメリットとしては貨物へのダメージが発生しやすいということやヤードでの確認に時間がかかるということがあります。

しかし、荷主が利用したいだけの量を利用することができること、そしてそのキャパシティの広さはそれを補って余りあるメリットと言えるかもしれません。

LCLのメリットは必要な分だけ利用できる手軽さと、それゆえに価格を抑えてコンテナ輸送を活用できることです。なるべく安く荷物を送りたい荷主にお勧めのコンテナ輸送の方法です。

まとめ

日本では多くの利用があるコンテナ輸送ですが、その種類もいろいろなものがあります。送りたい荷物に合わせてコンテナの種類を変えることができるため、基本的にどのような種類の荷物であっても利用することができるのは大きなメリットの一つでしょう。

また、輸送の方法もFCLとLCLと大きく分けて二つの方法があります。FCLのメリットは貨物へのダメージが少ないこと、そして輸送スピードが速いことです。一方、LCLのメリットはコストが低いことです。輸送の方法も荷主のニーズに合わせて選択することができるのもコンテナ輸送の大きな特徴です。

運送・配送・輸送を一括見積もりで発注先を楽に探す
運送・配送・輸送を一括見積もりで発注先を楽に探す
比較ビズへ掲載しませんか?

一括見積もりで発注先を探す