通関手続きの日数はどれくらいかかる?【短くするコツ】

更新日:2021年07月15日 発注カテゴリ: 物流・運送会社
通関手続きの日数はどれくらいかかる?【短くするコツ】

今は輸入や輸出を個人でも行うことができるようになっていますが、手続きに不安を抱える人も多くおられます。特に通関手続きについては、準備しなければならない書類も多く、またそれにかかる時間などもよくわからないという人がおられます。しかし、個人間の輸入や輸出であっても、通関手続きは必ず行わなければなりません。では、通関手続きにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。

通関手続きにかかる日数

輸入や輸出をする際に通関でかかる日数はそれぞれ異なります。また、航空貨物なのか海上貨物なのかによってもかかる日数が変わります。

通関手続きで必要な日数は決められていません。そのため、手続きにかかる平均的な日数から時間を概算して考えます。手続きをする時期や貨物の内容などによっては平均的よりも多くかかることがあるので注意しましょう。

輸入の際に通関手続きでかかる日数

海上貨物の通関手続き

海上貨物の輸入では通関手続きでおよそ1〜3日かかります。

輸入の際に必要となる手続きは、輸入に使われる船が日本に到着してから実際に貨物の輸入許可が下りるまでの期間が含まれます。平均して1日半から3日程度の時間がかかります。

海上貨物の通関手続きに時間がかかる一つの要因として、保税地域まで荷物を運ばなければならないということがあります。海上貨物の多くはコンテナに入れて運ばれます。

コンテナは一つ当たりのサイズがとても大きいことに加えて、大型の船舶に載せられているコンテナの数はとても多いです。そのため、コンテナを降ろして運ぶために時間がかかってしまいます。

輸入の申告から許可までの手続きに関してはそこまで時間はかかりません。つまり、海上貨物の輸入の場合は物理的な作業のためにかかる時間が多くあるため、トータルで1〜3日ほどの日数が必要になります。

航空貨物の通関手続き

航空貨物の輸入では通関手続きでおよそ1日かかります。

航空貨物の場合は海上貨物と比べて早く手続きが完了します。輸入に使われる飛行機が日本に到着してから輸入許可が下りるまでの平均的な時間は1日です。

海上貨物に比べて航空貨物の手続きがスピーディーに行われるのは、海上貨物に比べて貨物の量が少ないことが挙げられます。そのため、飛行機が到着してから貨物が保税地域に運ばれるまでにかかる時間が短くて済みます。

海上貨物と同様に輸入の申告から許可までの手続きに関してはそこまで時間はかかりません。そのため航空貨物の輸入の場合は貨物の運搬にそこまでの時間が必要ないため、トータルでも1日以内でほとんどの手続きが終わります。

輸出の際に通関手続きでかかる日数

海上貨物の通関手続き

海上貨物の輸出では通関手続きでおよそ3〜5日かかります。

輸入の際には貨物が積み込まれる前に保税地域での手続きが行われますが、実際に船に貨物を積み込む日の何日前までに貨物の準備を済ませておかなければならないという時間が決められています。

基本的に船に積み込む前の日までには準備がなされていなければなりません。そのため、船の出発日に応じて日数が変わります。

またFCL(コンテナを一人の荷主で独占している)かLCL(混載コンテナを利用している)かによってもかかる時間が異なることも覚えておきましょう。LCLを利用する場合はFCLに比べて1〜2日ほど多くの日数を要します。

貨物の搬入から輸出の許可が下りるまでに1〜2日、そして貨物が準備できている状態で船に積み込むために待っている日が1日(前日とした場合)そして実際に荷物が積み込まれる日が1日とすると、トータルで4〜5日ほどの日数が必要になります。

海上貨物を輸出する場合は船への積み込みの日から逆算して計算することを忘れないようにしましょう。積み込み前までに手続きを済ましておかなければ予定している日に積み込むことはできずにさらに時間がかかってしまいます。

航空貨物の通関手続き

航空貨物の輸出では通関手続きでおよそ1〜2日かかります。

航空貨物の場合も貨物が積み込まれる前に保税地域での手続きが行われますが、実際に飛行機に貨物を積み込む前までに貨物の準備を済ませておかなければなりません。

海上貨物とは違い、航空貨物の場合は実際に飛行機に積み込む2〜3時間前までに準備ができていれば問題ないとされています。そのため、海上貨物に比べてトータルでかかる日数は少ないです。

手続きにかかる日数が増えてしまうケースに注意

通関手続きにかかる日数は上記で説明した通りですが、注意しなければならないのは土日をはさむ場合です。通関手続きは税関検査と関係があるため、税関がお休みの時には基本的に行われません。

税関の基本的な営業時間は平日の朝8時半から夕方5時15分までとなっています。土日と祝祭日はお休みです。

しかし全ての税関が同じスケジュールで動いているわけではなく、中には24時間で営業しているところもあります。また、事前に税関にリクエストをすることで通常の営業時間以外にも仕事をしてくれるケースもあります。しかしその場合には時間外手数料が生じることも併せて覚えておきましょう。

ちなみに、EMSやFedexなどの国際郵便や貨物などは土日でも通関を行っています。それはこれらのサービスがスピードを重視したものであるため、通関の休みで輸送日数がかかってしまうことがないためです。

通関手続きにかかる日数は海上貨物なのか、航空貨物なのかによって異なります。また、輸入と輸出によっても変わってきます。土日や祝祭日を挟む場合は利用する税関が休みかどうかを確認することも忘れないようにしましょう。

通関手続きにかかる日数を短くするために

通関手続きの予備申告を行う

予備申告とは必要な手続きの一部を事前にしておくことです。

本申告の予定日と同じ為替レートが発表され、貨物の証券が発行された時点で予備申告を提出することができます。為替レートは税関のホームページで確認することができます。

ホットデリバリーを利用する

ホットデリバリーとは個別搬入のことです。通常は船に積まれているコンテナ全てが降ろされてから一括で搬入情報が入力されます。

しかしそれだと時間がかかってしまうため、コンテナごとに情報入力を行い、搬入をすることで時間を短縮することができます。

通関手続きを短くするためには予備申告やホットデリバリー、もしくはその両方を活用することができます。

まとめ

通関手続きにはそれなりの日数がかかります。利用する貨物の種類や運送手段によってかかる日数は異なります。通関手続きを短くするためには予備申告やホットデリバリーを活用することができるでしょう。いずれにしても、良い計画と準備をすることでスムーズに通関手続きを行うことができます。

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