ハウスメーカーの保証・アフターサービス|比較のポイント・主要企業の特徴を解説!

最終更新日:2023年03月24日
ハウスメーカーの保証・アフターサービス|比較のポイント・主要企業の特徴を解説!
この記事で解決できるお悩み
  • ハウスメーカーによって保証やアフターサービスは違う?
  • ハウスメーカーはどんな保証やアフターサービスをしてくれる?
  • 住宅を新築するにあたってハウスメーカーの保証・アフターサービスを比較したい

住宅は建てることではなく住むことが目的。住宅新築をどのハウスメーカーに依頼するのかは非常に重要な要素ですが、長く住むうちに経年トラブルは必ず発生します。

新築した住宅に安心して住み続けるためにも、依頼先の検討材料にするためにも、ハウスメーカーの保証・アフターサービスを比較したいと考える方は少なくないはずです。

そこで本記事では、ハウスメーカーはどのような保証・アフターサービスを用意しているのか、比較検討すべきポイントはなにか、主要ハウスメーカーの特徴とともに解説!各社の保証・アフターサービスを比較できる早見表も掲載しています。

新築住宅の「建物の主要な構造部分」「雨漏り」は10年間保証

ハウスメーカーとひとことにいっても、企業規模や得意分野・特徴はさまざま。しかし、新築住宅を建てる場合、どこのハウスメーカーに依頼しても「建物の建物の主要な構造部分になる部分」「雨漏りに影響する部分」に関しては、完成引渡後10年間、保証による無償対応が得られます。

これは、2000年4月1日から施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって、ハウスメーカーの瑕疵担保責任が義務化されたためです。保証の対象となるのは、

  • 構造耐力上主要な部分
  • 雨水の侵入を防止する部分

であり、住宅を購入した側は、ハウスメーカーに対し「修補請求」「損害賠償請求」「修補不能な場合の売買契約解除」を請求できます。

構造耐力上主要な部分 住宅の自重、積載荷重、積雪、風圧、土圧、水圧、地震、衝撃を支える部分
雨水の侵入を防止する部分 住宅の屋根・外壁、開口部の戸・枠などの建具、排水管など

出典:国土交通省「住宅の品質確保の促進等に関する法律」

万一の場合も「保険」「供託」で保証される

ハウスメーカーの資力が乏しく保証が難しい、依頼先が倒産してしまったなど、万一の場合でも「保険」「供託」で、住宅を購入した側の利益は保護されます。

これは、2009年10月1日に施行された「住宅庇護担保履行法」によって、住宅を販売するハウスメーカー側に「保証するための資力確保」が義務付けられたからです。

出典:国土交通省「住宅庇護担保履行法」

これら2つの法律によって、ハウスメーカーの規模・資力に係らず、新築住宅の「建物の建物の主要な構造部分になる部分」「雨漏りに影響する部分」については、10年間の保証が確約されるようになったのです。

ハウスメーカーの保証・アフターサービス

ただし、建物の主要な構造部分・雨漏り以外の保証に関しては、法律で義務化されているわけではありません。内装や設備の不具合はどうしたらいいのか?そもそも建物の主要な構造部分・雨漏りの保証は10年で大丈夫なのか?不安を感じる施主も少なくないかもしれません。

こうした施主のニーズに対応する形で、ハウスメーカー各社は独自の保証制度・アフターサービスプログラムを用意しているのです。各社の保証・アフターサービスを比較する前に、どのような保証が得られるのか?ハウスメーカーが用意する一般的なプログラムを紹介していきましょう。

初期保証

ハウスメーカー各社のベースとなる保証が「初期保証」です。具体的には、住宅の品質確保の促進に関する法律に準じた「建物の建物の主要な構造部分と雨漏り」に対する保証であり、ハウスメーカーの義務とされている10年間を基本に、各社が独自の保証期間を設定しています。

初期保証の対象となる建物の主要な構造部分・雨漏りに関しては、原則として無償対応となり、20年、30年など、長期に渡る初期保証を確約するハウスメーカーも少なくありません。

最長保証期間

初期保証の期間終了後も、ほとんどのハウスメーカーが「延長保証」を可能としていますが、何年間まで延長できるか?延長可能な期間を設定したものが「最長保証期間」です。ハウスメーカーによっては60年、あるいは建物が存続する限り永年といった最長保証期間を設定している場合もあります。

ただし、住宅購入者の任意となる延長保証に関しては、有償対応となるパターンが基本。具体的には、ハウスメーカーの提案する補修・メンテナンスを有償で実施することで、5年、10年といった延長保証が付帯される場合がほとんどです。

シロアリ保証

住宅の大敵であるシロアリに関しては、瑕疵担保責任の範囲外となりますが、ハウスメーカー独自に「シロアリ保証」を設定する場合も少なくありません。

多くのハウスメーカーは、シロアリ保証を5年から10年程度に設定していますが、最長保証期間同様、ハウスメーカーの提案する補修・メンテナンスを有償実施することで、シロアリ保証を延長できる場合もあります。

住宅内装・設備保証

床・壁などの住宅内装、キッチン・トイレまわりなどの住宅設備も、瑕疵担保責任の範囲外です。そのため、住宅内装・設備保証を設定するハウスメーカーでも、保証期間は比較的短くなりがちです。キッチン・トイレ・洗面台等の設備は、設備メーカーの保証期間に準じる場合も多いようです。

ただし、大手ハウスメーカーなどでは5年、10年といった保証を導入し、他社との差別化を図っている場合もあります。

定期点検・メンテナンス

初期保証・最長保証期間の大前提として、住宅の定期点検・メンテナンスといったアフターサービスを提供するハウスメーカーがほとんどです。定期点検・メンテナンスの時期・タイミングはハウスメーカーによって異なりますが、初期保証終了後、定期点検によって判明した不具合に関しては有償でのメンテナンス・補修になる場合が多いようです。

ハウスメーカー保証・アフターサービスの比較ポイント

どのような保証・アフターサービスが用意されているのかは、施主にとってハウスメーカーを選定する際の重要な要素となり得ます。

それでは、最適なハウスメーカーを選定するうえで、各社の保証・アフターサービスをどのような観点で比較検討すればいいのか?施主の方なら知っておきたい、比較ポイントを以下から紹介していきます。

延長保証・最長保証期間の条件

多くのハウスメーカーが設定している延長保証・最長保証期間ですが、まずチェックしておきたいのは、

  • 保証を延長できるのは最長何年までなのか?
  • 保証を延長するための条件はなにか?

ということです。上述したように、初期保証終了後の延長保証に関しては、多くのハウスメーカーが「提案する補修・メンテナンスを有償で実施すること」を条件に挙げています。

しかし、築10年を過ぎた住宅の補修・メンテナンス費用は安くありません。外壁・屋根の塗装をやり直すだけでも100万円からの費用が必要です。ハウスメーカーによって異なる保証の条件を比較検討することがポイントです。

保証・アフターサービスの内容

他社との差別化を図るため、ハウスメーカーは独自の保証・アフターサービスを用意していますが、それぞれの保証・アフターサービスの内容をしっかり確認して比較検討することもポイントです。

たとえば、初期保証を20年、30年と長めに設定するハウスメーカーは少なくありませんが、寒冷地・豪雪地帯などでは保証期間が異なる場合もあります。

シロアリ保証に関しても、シロアリ駆除・対策は無償対応になる一方、シロアリ被害による住宅の補修は有償になるハウスメーカーも。同じ「保証」でも、ハウスメーカーによって内容が異なることを覚えておかなければなりません。

主要ハウスメーカーの保証・アフターサービス比較

それでは、ハウスメーカーの保証・アフターサービスの実態はどうなのか?以下から、主要ハウスメーカーの保証・アフターサービスを比較検討できるよう、各社のサービス内容を簡単に紹介していきましょう。

パナソニックホームズ株式会社

出典:パナソニックホームズ株式会社

パナソニックホームズ株式会社は、大阪府豊中市に本社を構え、住宅新築・リフォームなどの建築請負事業、不動産仲介・賃貸管理などの不動産事業、住宅システム部材販売事業を手掛けるハウスメーカーです。

沖縄地区を除く、初期保証35年(基本構造35年、雨漏り30年)が用意され、有償メンテナンス工事を実施することで、最長60年までの延長保証が可能。対象商品であれば、地震の際の建て替え・補修を5,000万円まで保証する地震あんしん保証を適用できるほか、24時間365日の相談窓口も用意されています。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
パナソニックホーム株式会社 35年(基本構造35年、雨漏り30年)沖縄地区は20年 60年 初期保証終了時点での保証延長工事 対象商品の地震あんしん保証

ミサワホーム株式会社

出典:ミサワホーム株式会社

ミサワホーム株式会社は、東京都新宿区に本社を構えるハウスメーカーです。基本構造35年、雨漏り30年の初期保証は、保証終了時の耐久性診断・必要な耐久工事を有償実施することで、建物が存続する限りの保証延長が可能です。

10年のシロアリ保証も、診断・工事によって無償保証を30年まで延長できるほか、それ以降の保証延長も可能です。2年までの仕上げ付属部品保証、5年までの設備保証など、その他のプログラムが充実しているのもポイントです。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
ミサワホーム株式会社 35年(基本構造35年、雨漏り30年)北海道地区は除く 建物が存続する限り永年 初期保証終了時点での耐久性診断・耐久工事の実施 シロアリ保証10年、仕上げ付属部品保証2年、設部保証5年など

積水ハウス株式会社

出典:積水ハウス株式会社

積水ハウス株式会社は、大阪市北区に本社を構え、戸建住宅、不動産事業、都市開発事業等を幅広く手掛けるハウスメーカーです。基本構造・雨漏りを含め、30年間の初期保証を確約するほか、必要な有料点検・工事を実施することで、建物が存続する限り永年保証する「ユートラスシステム」を用意しています。

特筆すべきは、初期保証が終了し、保証が切れている状態であっても、有料点検・工事を実施することで10年間の延長保証を得られること。メンテナンス情報を蓄積・保管する「いえろぐ」、24時間365日対応の「カスタマーズセンター」など、アフターサービスも充実しています。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
積水ハウス株式会社 建物の主要な構造部分構造・雨漏り30年 建物が存続する限り永年 保証が切れていても有料点検・工事を実施すれば10年間の延長保証が可能 いえろぐ、カスタマーズセンター

大和ハウス工業株式会社

出典:大和ハウス工業株式会社

大和ハウス工業株式会社は、大阪市北区に本社を構え、住宅を含む建築事業、都市開発事業、海外事業等を幅広く展開するハウスメーカーです。商品によってやや異なりますが、基本構造・雨漏りに関する初期保証は30年です。

有料メンテナンス工事を実施することにより、保証期間を15年延長 × 2で最長60年までの保証に対応するほか、施主の希望があれば60年以降の保証も可能です。延長可能な初期保証10年のシロアリ保証、10年間の設備機器保証も適用され、24時間365日のサポート体制とともに手厚いプログラムが用意されています。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
大和ハウス工業株式会社 建物の主要な構造部分構造・雨漏り30年 60年、それ以降の延長も可 有料メンテナンス工事の実施 シロアリ保証10年、設備機器保証10年

住友林業株式会社

出典:住友林業株式会社

住友林業株式会社は、東京都千代田区に本社を構え、住宅・建築事業、木材建材事業、資源環境事業、海外住宅・不動産事業等を展開するハウスメーカーです。基本構造・雨漏りに関する30年の初期保証、有料メンテナンス工事による10年ごとの保証延長で、最大60年までの保証に対応しています。

60年目までの計12回にわたる無料点検を実施してくれるのは、耐久性が自慢の自社部材を活用できるからです。もちろん、住まいに関する困りごとに24時間365日対応するコールセンターも設置。リフォーム・外構を気軽に相談できるのも走者の特徴です。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
住友林業株式会社 建物の主要な構造部分構造・雨漏り30年 60年 有料メンテナンス工事の実施 60年目まで12回の無料点検、コールセンター

セキスイハイム

出典:セキスイハイム

セキスイハイムは、東京・大阪に本社を構える積水化学工業株式会社のグループ企業として、住宅・不動産事業を展開するハウスメーカーです。

建設エリア、商品に応じて期間に若干の違いはあるものの、引渡後2年目まで3回の定期点検、5年目以降5年ごとの定期診断を無償で提供しており、適切な補修・メンテナンスを実施することで30年の保証を約束しています。また、同社の磁器タイルを使った外壁であれば、こちらも30年間の保証が可能。24時間365日対応のサポート体制も万全です。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
セキスイハイム 30年(エリア・商品・部位によって異なる場合あり) 記載なし(60年までの無料定期点検・定期診断を提供) 必要な補修・メンテナンスの実施で30年保証 磁器タイルの外壁保証30年、コールセンター

三井ホーム株式会社

出典:三井ホーム株式会社

三井ホーム株式会社は、東京都新宿区に本社を構え、三井不動産グループの関連企業として住宅建築事業、建築資材・設備機器製造販売事業などを展開するハウスメーカーです。同社では、60年間の長期保証を前提とした保証制度「キープウェル60」を用意しています。

10年目以降の10年ごとの定期点検(30年目まで無料)を実施し、必要な有料メンテナンス工事を行うことで、建物の主要な構造部分構造を最長60年間保証する内容です。雨漏り・シロアリ保証に関しては、10年ごとの必要なメンテナンス工事・処理を実施することで無制限の保証も得られます。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
三井ホーム株式会社 10年 基本構造保証最長60年、雨漏り・シロアリ保証無制限 必要な有料メンテナンス工事の実施 コールセンター

株式会社一条工務店

出典:株式会社一条工務店

株式会社一条工務店は、東京都江東区・静岡県浜松市の本社のほか、沖縄・高知を除く全国500の拠点を持つハウスメーカーです。同社では10年目、15年目、20年目の無償定期点検を実施しており、必要だと認められた有料メンテナンス工事を行うことにより、基本構造30年の長期保証を提供しています。

インターネット回線で太陽光発電の状況を見守るモニタリングシステム、発電量のリアルタイムチェック、修理依頼のできるアプリを用意しているのは同社ならではの特徴。迅速に対応できる体制を整えた「アフターサポートセンター」も心強い存在です。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
株式会社一条工務店 10年 基本構造保証最長30年 必要な有料メンテナンス工事の実施 アフターサポートセンター、モバイルアプリ

タマホーム株式会社

出典:タマホーム株式会社

タマホーム株式会社は、東京都港区に本社を構え、建設・設計・不動産業・保険代理業などの事業を展開するハウスメーカーです。同社では初期保証の10年間に加え、15年目以降5年ごと60年目までの点検を無償で提供しており、10年目以降、必要な有償工事を実施することで最長60年までの保証延長が可能です。

基本構造・雨漏りに加え、シロアリに関しても延長保証の対象。土台にヒノキ材を利用するなど、シロアリに強い家作りに自信を持つ同社ならではの保証内容だといえるでしょう。10年間の地盤保証制度も付帯しています。

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
タマホーム株式会社 10年 基本構造・雨漏り・シロアリ保証最長60年 必要な有料工事の実施 地盤保証10年

ハウスメーカーの保証・アフターサービス比較表

初期保証 最長保証期間 延長保証の条件 その他
パナソニックホーム株式会社 35年(基本構造35年、雨漏り30年)沖縄地区は20年 60年 初期保証終了時点での保証延長工事 対象商品の地震あんしん保証
ミサワホーム株式会社 35年(基本構造35年、雨漏り30年)北海道地区は除く 建物が存続する限り永年 初期保証終了時点での耐久性診断・耐久工事の実施 シロアリ保証10年、仕上げ付属部品保証2年、設部保証5年など
積水ハウス株式会社 建物の主要な構造部分構造・雨漏り30年 建物が存続する限り永年 保証が切れていても有料点検・工事を実施すれば10年間の延長保証が可能 いえろぐ、カスタマーズセンター
大和ハウス工業株式会社 建物の主要な構造部分構造・雨漏り30年 60年、それ以降の延長も可 有料メンテナンス工事の実施 シロアリ保証10年、設備機器保証10年
住友林業株式会社 建物の主要な構造部分構造・雨漏り30年 60年 有料メンテナンス工事の実施 60年目まで12回の無料点検、コールセンター
セキスイハイム 30年(エリア・商品・部位によって異なる場合あり) 記載なし(60年までの無料定期点検・定期診断を提供) 必要な補修・メンテナンスの実施で30年保証 磁器タイルの外壁保証30年、コールセンター
三井ホーム株式会社 10年 基本構造保証最長60年、雨漏り・シロアリ保証無制限 必要な有料メンテナンス工事の実施 コールセンター
株式会社一条工務店 10年 基本構造保証最長30年 必要な有料メンテナンス工事の実施 アフターサポートセンター、モバイルアプリ
タマホーム株式会社 10年 基本構造・雨漏り・シロアリ保証最長60年 必要な有料工事の実施 地盤保証10年

まとめ

新築した住宅に安心して住み続けるためにも、依頼先の検討材料にするためにも、ハウスメーカーの保証・アフターサービスを比較したい、そう考えている方に向け、本記事では、ハウスメーカーにはどのような保証・アフターサービスを用意されているのか、比較検討すべきポイントはなにかを、主要ハウスメーカーの特徴とともに解説してきました。

もちろん、ハウスメーカーを選定するポイントとなるのは保証・アフターサービスだけではありません。最適なハウスメーカーを選定するためには、保証・アフターサービスはもちろん、設計・建設・コストを含めたトータルでの判断が重要です。できる限り多くのハウスメーカーに相談し、後悔のない一社を選定しなければなりません。

そんなとき「比較ビズ」なら、必要事項を入力する2分程度の手間で、保証・アフターサービスの充実した優良なハウスメーカーをスピーディーに探せます。どのハウスメーカーに相談すべきなのか?迷うようなことがあれば、是非利用してみてください。

監修者の一言

長く住み続ける住まいだからこそ、保証は長く手厚い方がよいことは間違いありません。

ただ、あくまでもハウスメーカーの付加価値サービスの一つであり、保証期間や言葉の表現だけに影響をうけることはせず、そのハウスメーカーの品質(営業品質、業務品質、施工品質、アフター品質など)を見極めることも大切です。

保証を考える前提として、住宅は経年変化するものであり、設備は消耗品であるということを理解する必要があります。保証に頼りすぎてしまい、点検や修理をおろそかにしてしまうと保証が切れた時に高額のリフォーム費用が発生する場合もあります。

住まいは購入して終わりではなく、住み始めてからがスタートになります。保証やアフターメンテナンスを上手く活用することで、長く住み続けられる住宅を維持することに繋がります。

住宅設備建材プランナー
山 正人
監修者

総合住宅設備建材メーカーでの24年の営業経験、2000棟以上の現場に携わった経験を生かして、MY SQUAREを設立。住宅設備建材プランナーという新しい切り口で、家づくり・リフォームに関わるすべての人へ、最適な提案を行う。法人企業へ、住宅設備関連のコンサルティングやアドバイザリー業務、個人の方へは家づくり、リフォーム相談、住宅設備(浴室、キッチンなど)の選び方などのサポートも行う。

比較ビズ編集部
執筆者
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。